JPS63167760A - 不飽和脂肪酸クロレラ含有栄養素食品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は飲用に適する温湯又は常温水、冷水中にも、任
意の割合にて凝コウすることなく分散させることができ
、何人にも飲用し易い不定形の力粒伏の粗大粒子に結合
形成し、これが飲用分散液液中に任意の割合にて不飽和
脂肪酸、クロレラ微粉末、１０種類のエキス末を、飲用
者の必要に応する程度に稀釈分散することができ、飲用
者の滋養、栄養等に好適なる状態とし、取扱容易なる不
定形力粒子を多量に混合する粉粒状態として移搬、携帯
を便にし、随時、随所にて飲用、服用を便にぜんとする
にある。

本発明にては、水に分散せる状態の分散液を、噴霧器に
て微細小粒状の霧液とし、この霧液を連続して減圧、低
温、乾燥室内に噴射する。該乾燥室は市販の減圧凍結乾
燥機を使用する。

上記乾燥室内の温度は一３０℃程度の低温に保持し、内
部の気圧は殆ど真空に近く１トオル（１トオル（ｔｏｒ
ｒ）は１／７６０気圧程度）に減圧する。よって上記乾
燥室内に、１０種類のエキス末の分散液を微細小粒の霧
状にて噴射するとき、乾燥室内にて、微細小粒の蕾は、
集積してたがいに付着、結合し、水分を蒸発揮散して粗
大粒状に形成される。この粗大粒子の大きさは、１６０
ないし２１０メツシュ程度の微細小粒状体が１５メツシ
ュ程度の粗大なる不定形の力位状に形成されるものであ
る。

しかしてこの粗大粒に形成されるためには、まず減圧低
温のため、水分が凍結し、微細小粒の１０種頚のエキス
末を分離し、減圧によって水分を蒸散させ、エキス末の
みを残溜させることが必要である。このとき同時に、乾
燥室内に不飽和脂肪酸を含有する、例えば大豆油、胡麻
油の如き油脂中にクロレラ藻体の微粉末の小量を、例え
ば２５〜３５分の１量程度の割合にて分散した液状体を
露状にして噴射し、両者の霧状体を混和させる。

クロレラ藻体粉末を、分散せる不飽和脂肪酸含有油脂液
を、エキス末のみを分散せる水の霧状中に、同様霧状体
として減圧、低温加除、乾燥室中に噴射するとき、低温
、減圧のため、エキス末を分赦せる水分のみが、分離し
、凍結して蒸発揮散する。このエキス末のみに不飽和脂
肪酸を付着したがいに結合することを連続して反覆する
ので粗大粒を形成するものと観察される。

実施例 常温程度の水Ｉ　Ｑ　′？Ｚ中に、エキス末１．３　ｋ
ｇを投入し、十分撹ハンしつつ噴霧器により、市販の減
圧凍結乾燥機の乾燥室内に霧状として噴射する。

該乾燥室内を１トオル程度の真空状態に近い程度に減圧
し、−３０℃程度の低温に冷却しておく。

さらに別に大豆油１８　ｉ’Ｚ中に、クロレラ藻体の微
粉末１８０ｇを分赦せる不飽和脂肪酸含有油脂液１８￥
λ程度を、噴霧器により霧状として噴射する。よって該
乾燥室の下底にａａせるタレ−上面に、１０メツシュ程
度の不定形力積状体を粗粒子とし、１３０メツシュ程度
の細小粒子を混合する乾燥固形粒体１．６　ｋｇ量を得
る。

本発明においては、エキス粉末の分散液を、霧状を成し
て凍結乾燥室内に分散するとき、該霧状体の一粒子を観
察すれば、微細小粒体は水分を多く含み、これが水中に
エキス粉末の微細小粒がコロイド状に分散しているもの
と解される。又不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸よりも医学上
高血圧その他の症状に有効なことが報告されている。さ
らに不飽和脂肪酸は植物性油脂類に多く含まれ、又飽和
脂肪酸は固形状の動物性油脂類に多く含まれていること
も公知である。

しかして脂肪酸類が水中に溶解し難い物質であることは
常識である。これがためコロイド状の安定した状態にて
分散、解コウさせるためには、特殊の解コウ剤を必要と
する。

しかし本発明にては、単に霧状にて両液体を各別に噴霧
させ、水分は固形エキス粉末体より分離させて凍結し、
蒸発揮散させ、さらにこの分離されたエキス粉末体の外
面に不飽和脂肪酸を付着し、該不飽和脂肪酸の外面に固
形エキス末の粉末体を付着するなどの連続付着作用が反
覆することにより、微細小粒状より漸次粗大粒子化への
現象が行われることにより、特に解コウ剤を要すること
なく、エキス粉末体の水中分散が容易、迅速に行われる
ものである。すなわち粗大粒子の一個につき観察すれば
、エキス粉末体の外面及びその形成につき、エキス粉末
体の外面に不飽和脂肪酸がクロレラ微粉末と共に、あた
かも膜状にて付着し、さらに該膜状の外面にエキス粉末
体が膜状に付着するなどの作用を反覆して不定形なる薄
膜層状の力位状粗大粒子に結合形成されるものと思考さ
れ、故にエキス末の粗大粒子は、これを温湯水又は常温
程度の冷水中に分散させることは、薄膜層状に形成され
たエキス粉末体の崩壊分散作用を容易にし、かつ迅速に
するものである。したがってエキス粉末と不飽和脂肪酸
及びクロレラとの各混合割合は、不飽和脂肪酸の量を調
整してエキス粉末分散液の霧中に対し噴射させることに
より定めることができ、又粗大粒子の大きさは、乾燥室
内の高度を調整して行うことができる。

本発明は以上のように、きわめて微細小粒状のエキス末
の分散液の霧状中に、所定割合となるよう大豆油、胡麻
油のような不飽和脂肪酸を含有する油脂液中に、所定量
のクロレラ藻体の微粉末を分散して成る液体を、同様霧
状体として噴射し、凍結乾燥室内にてたがいに結合させ
て、不定形の力位状である粗大形に形成させることによ
り１．これが粗粒子は不定形なる力位状に形成されて携
帯や袋中に溶結して、飲用者が温湯や常温程度の水中に
投入したときも、分散を容易にし、凝コウさせることな
く解コウさせて、飲用を容易にし、かつ分散を速やかに
することができる長所がある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水中に分散せる１０種類の栄養エキス末（キャロットパ
   ウダー、椎茸エキス末、ガーリックパウダー、大豆タン
   パク、大豆レシチン、粉末霊芝、粉末ローヤルゼリー、
   ＣＧＦ（クロレラエキス末）、ビタミンＣ、ビタミンＥ
   ）の分散液を、微細小粒の霧状態にて減圧、冷凍乾燥室
   中に射出し、該室中にて集合させつつ、別にクロレラ藻
   体の微粉末を分散せる不飽和脂肪酸を含有する油脂液の
   微細小粒状の霧滴を、上記霧状の１０種類のエキス微粉
   末の外面に膜状を成して付着させることを連続反復して
   、エキス微粉末の固形状粗粒子に形成することを特徴と
   する不飽和脂肪酸、クロレラ含有栄養素食品の製造方法
   。