JPS63163818A - 発光型表示装置の反射光低減方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、発光型表示装置の表示面で反射する外部光を
低減する方法に関する。

「従来技術およびその問題点」 点、線または桁の順次走査により、表示面を発光させて
表示を行なう発光型表示装置には、ブラウン管（以下、
ＣＲＴという）、プラズマディスプレイパネル、ＥＬ表
示素子、発光ダイオード等がある。このような発光型表
示装置のうち、例えばＣＲＴは、電子ヒ゛−ムを小ざい
点（こ集束させて表示面の内面に塗布された蛍光体にぶ
つけることにより発光させ、この発光した点を順次走査
線上に高速走査することにより、表示面に表示する。こ
の場合、蛍光体は、発光する色調や、残光時間が異なっ
ている。そして、蛍光体で発光した点の高速走査と電子
ビームの強弱を変化させることによって、視角的には表
示面全面か明Ｍ％もっで発光しでいるように視認される
。

このようなＣＩ’ｌＴは、通常、表示面かガラスで形成
され、表示面の内面に蛍光体か塗布されでいて光反射率
か高いので、外部光か表示面に入射したとき、ガラスや
蛍光体で反射し、この反射光のために、表示光との輝度
差か小さくなり、表示コントラストの低下を招いている
。

このため、従来ては、表示面の外側に光透過率の低いフ
ィルタを設けたり、表示面の材質自体に光透過率の低い
ものを使用し、表示面での外部光の反射光強度を相対的
に小ざくする試みがなされている。しかし、いずれの方
法も、発光点の走査位置とは無開係に表示面全面をフィ
ルタで覆うため、表示面での表示輝度そのものを低下さ
せでしまう問題点か生しでいる。

「発明の目的」 本発明は、発光型表示装置の表示輝度を高め、表示コン
トラストを向上させることを目的としでいる。

「発明の構成」 上記目的を達成するため、本発明による発光型表示装置
の反射光低減方法では、点、線または桁毎に順次走査す
る発光型表示装置の表示面に、複数の電極を分割形成し
でなる液晶パネルをその分割した電極が走査点、線また
は桁と対応するように配冒し、上記点、線または桁毎の
順次走査のタイミングと同期してこの走査位置に対応す
る液晶を選択的に駆動させ、上記液晶パネルにて、上記
発光型表示装置の発光部分たけを透過させ、非発光部分
への外部光の入射を遮断することを特徴とする。

上記の反射光低減方法によれば、分割された各電極は発
光型表示装置の各走査線と対応して配置されでおり、し
かも各電極の電圧の印加が各走査線の順次走査のタイミ
ングと同期してなされるので、液晶パネルの液晶の駆動
は、その同期のタイミングによって選択的に行なわれる
。したがって、表示光が成る走査点、線または桁上から
放射されでいるときには、当該走査点、線または桁１こ
対応する液晶パネルの電極に電圧が印加され、その部分
にある液晶だ１すが立ち上がつ、旋光能が消失するので
、当該走査線の表示光だけか透過する。また、他の走査
線に対応する電極には電圧が印加されでいないので、そ
の部分の液晶１は旋光し、外部光を遮断して表示面には
入射させない。

そして、液晶パネルの各電極は、走査線の垂直走査に常
に同期してｊ順次電圧が印加されるので、表示面では表
示輝度が高くなり、表示コントラストが向上する。

「発明の実施例」 以下に、本発明による反射光低減方法の一実施例を図面
に基いて説明する。

図中１１は、発光型表示装置の一例としてのＣＲＴで、
電子＠１０から放出された電子と−ム１２が点に集束さ
れて表示面１３の裏面に形成された蛍光体１４に衝突し
、その部分においで表示光としで発光する。電子ビーム
１２は、例えばＭ２図に示すように、水平方向の走査線
１５上に順次点走査され、この走査線１５は順次垂直方
向に移動する。　ＣＲＴでは、この順次走査が高速で行
なわれるため、視角的には点表示が表示面１３全体に現
われる。

一方、ＣＲＴＩ＋の表示面１３には液晶フィルタ２０が
配置される。この液晶フィルタ２０は、常法に従って形
成されるのもであるが、電圧を印加する一対の１１１極
、すなわち表示電極と対向電極とが複数の電極部分に分
割され、第３図に示すように、第一分割電極２１ａ−第
ｎ分割電極２Ｉｎとなっている。

この藁−分割電極２１ａ〜第ｎ分割電極２１ｎは走査線
１５の一本または櫂数本と対応しており、走査線１５の
垂直走査方向に治ってそれぞれ配置される。

そして、この第一分割電極２１ａ〜第ｎ分割電極２１ｎ
への電圧の印加は、走査線１５の垂直方向走査のタイミ
ングに同期しで行なわれるようになっている。

以下、各分極電極２１を走査線１５の一走査毎に対応さ
せた場合でのＣＲＴＩ＋表示面の反射光の低減法を説明
する。

いま、電子ヒーム１２か走査線１５上を点走査しで、走
査線１５が上から順次垂直方向走査しでいる場合、液晶
フィルタ２０における分割電極２１である第一分割電極
２１ａ−第ｎ分割電極２１ｎは、この走査線１５の垂直
方向走査に同期して順次電圧が印加される０例えば、第
４図に示すように、電子ビーム１２か上から二番目の第
二走査線＋５ｂ　％走査しでいる時、分割電極２１は、
その二番目の第二分割電極２１ｂのみに電圧が印加され
、他の部分は無印加状態となっている。すなわち、液晶
フィルタ２０内の液晶のうち、第二分割電極２１ｂに対
応する部分の液晶だけが立ち土かつてその旋光能を消失
するので、ＣＲＴＩ＋の表示光は第二分割電極２１ｂの
部分だけを透過することとなる。このとき、表示面１３
の非発光の部分、すなわち走査されでいない部分は、液
晶フィルタ２０によって隠され、かつ、外部光はその部
分を透過しないために遮光され、外部光の反射が液晶フ
ィルタ２０で抑制される。したかって、走査線１５と分
割電極２１が同期した部分においでは、表示輝度か向上
し、その他の部分では外部光が遮光されるので、表示面
１３の表示コントラストか向上する。そして、上記の電
子ビーム１２の順次走査と、この走査と同期して行なわ
れる分割電極２１の順次の電圧印加によって、視角的に
は表示面１３全体が発光しているかのごとく視認される
。

なお、上記実施例では、各分極電極２１７８、走査線１
５の一走査毎に対応させた場合を例にとって説明したが
、走査線１５の複数本に対して分割電極２１の一つをそ
れぞれ対応させ、走査線１５が順次複数垂直走査する間
に、液晶の駆動を一回行なうようにすることもできる。

また、上記の実施例は、ＣＲＴを例にとって説明したも
のであるか、これは発光型表示装置の一例としてであり
、その他の点、線または桁の順次走査を行なう、例えば
プラズマディスプレイパネル、ＥＬ表示素子、発光ダイ
オード等に適用することもできる。

また、セグメントタイプやキャラクタタイプの発光型表
示装置て、ダイナミック駆動を行なうものと組み合わせ
ることも可能である。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明方法によれば、液晶パネル
の各分割電極は、発光型表示装置の走査線の順次垂直走
査と同期して液晶を選択的に駆動させるので、走査線に
対応する液晶の駆動部分にだけ表示光が透過し、その他
の部分は外部光を遮断する。したがって、液晶パネルの
各電極か、走査線の垂直走査のタイミングに同期して順
次電圧か印加されることで、表示面では表示輝度か高く
なり、表示コントラストを向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の一実施例を示すブラウン管と液晶
パネルの耐雷断面図、第２図はブラウン管の走査線の状
態を示す概略正面図、第３図は液晶フィルタの電極分割
状態を示す概略正面図、第４図は分割電極の電圧印加部
分と走査線の関係を示す概略正面図である。 図中、１１はＣＲＴ　、＋２は電子ビーム、１３は表示
面、１５は走査線、２０は液晶フィルタ、２１は分割電
極である。 特許出願人　　　　アルプス電気株式会社同　代理人　
　　　三　浦　邦　夫 同　　　　松井　茂 第１図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）点、線または桁毎に順次走査する発光型表示装置
   の表示面に、複数の電極を分割形成してなる液晶パネル
   をその分割した電極が走査方向と対応するように配置し
   、上記点、線または桁毎の順次走査のタイミングと同期
   してこの走査位置に対応する液晶を選択的に駆動させ、
   上記液晶パネルにて、上記発光型表示装置の発光部分だ
   けを透過させ、非発光部分への外部光の入射を遮断する
   ことを特徴とする発光型表示装置の反射光低減方法。