JPS6316233A - 二次電子増倍管駆動装置 - Google Patents
二次電子増倍管駆動装置Info
- Publication number
- JPS6316233A JPS6316233A JP15986786A JP15986786A JPS6316233A JP S6316233 A JPS6316233 A JP S6316233A JP 15986786 A JP15986786 A JP 15986786A JP 15986786 A JP15986786 A JP 15986786A JP S6316233 A JPS6316233 A JP S6316233A
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- JP
- Japan
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- output
- secondary electron
- voltage
- input
- electron multiplier
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- Pending
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二次電子増倍管を駆動する1こめの操作回路に
関するものである。
関するものである。
二次電子増倍管は複数段の二次電子放出電極を用いて、
光電子流その他の微弱な電子流を増倍するもので、一段
当たりの増倍度は例えば4倍程度、段数は数段ないし士
数段程度、また1段当たりの電圧は100V程度である
。従って段数を10段とすると入力電子流を10@倍程
度に増大し得るが、最大出力電流は電極の構造大きさ等
で制限されて通常は数十マイクロアンペア程度である。
光電子流その他の微弱な電子流を増倍するもので、一段
当たりの増倍度は例えば4倍程度、段数は数段ないし士
数段程度、また1段当たりの電圧は100V程度である
。従って段数を10段とすると入力電子流を10@倍程
度に増大し得るが、最大出力電流は電極の構造大きさ等
で制限されて通常は数十マイクロアンペア程度である。
このため入力電子流が広範囲に亙って変化する場合に、
その最大入力の状態における出力か数十マイクロアンペ
アとなるように駆動電圧を設定すると、測定しようとす
る最小入力に対する出力電流か、ノイズレベル以下とな
って検出不可能になる。まfこ駆動電圧を高くして最小
入力に対してちノ′イズしヘルより充分大きい出力電流
が得られるようにすると、最大入力に対する出力電流か
数ミリアンペア以上に達して、電極が破壊される。本発
明はこのような欠点を除去して、駆動電圧の切り替え等
を必要とすることなく、広範囲に変化する入力電子流を
増倍し得ると共に各レベルの入力を充分扁いS−N比を
もって検出し得るようにしたものである。
その最大入力の状態における出力か数十マイクロアンペ
アとなるように駆動電圧を設定すると、測定しようとす
る最小入力に対する出力電流か、ノイズレベル以下とな
って検出不可能になる。まfこ駆動電圧を高くして最小
入力に対してちノ′イズしヘルより充分大きい出力電流
が得られるようにすると、最大入力に対する出力電流か
数ミリアンペア以上に達して、電極が破壊される。本発
明はこのような欠点を除去して、駆動電圧の切り替え等
を必要とすることなく、広範囲に変化する入力電子流を
増倍し得ると共に各レベルの入力を充分扁いS−N比を
もって検出し得るようにしたものである。
すなわち、本発明は二次電子増倍管の出力に応じて、こ
の出力が増大すると上記増倍管の駆動電圧か低くなるよ
うに、その駆動電圧源を制御する回路を設けたものであ
る。従って入力電子流か小さく、これに伴って出力も小
さい状態ては増倍管に比較的高い駆動電圧か加イつって
、高い増倍度が得られる。しかし入力電子流が大きくな
るにしたかって駆動電圧が低下し、増倍度も低くなるた
めに出力電流が比較的小さい値となって、二次電子増倍
管における出力端に近い電極の損傷が防止される。この
ように本発明の装置は入力電子流が小さい場合は、これ
を充分高い倍率で増倍するから比較的大きい出力並びに
高いS−N比が得られる。
の出力が増大すると上記増倍管の駆動電圧か低くなるよ
うに、その駆動電圧源を制御する回路を設けたものであ
る。従って入力電子流か小さく、これに伴って出力も小
さい状態ては増倍管に比較的高い駆動電圧か加イつって
、高い増倍度が得られる。しかし入力電子流が大きくな
るにしたかって駆動電圧が低下し、増倍度も低くなるた
めに出力電流が比較的小さい値となって、二次電子増倍
管における出力端に近い電極の損傷が防止される。この
ように本発明の装置は入力電子流が小さい場合は、これ
を充分高い倍率で増倍するから比較的大きい出力並びに
高いS−N比が得られる。
しかも入力電子流が大きくなるに従って増倍度が低下す
るから、出力電子流が著しく大きくなって出力端の電極
が損傷するようなおそれが除かれるものである。
るから、出力電子流が著しく大きくなって出力端の電極
が損傷するようなおそれが除かれるものである。
第1図は本発明実施例の構成図で、装置1はその一端に
光電面2を有する二次電子増倍管および分圧回路よりな
るもので、点線のように光入力Iか入射するとその強度
に対応した光電子流が発生して、この光電子流が初段の
二次電子増倍電極に入射する。また二次電子増倍電極は
通常数段ないし士数段設けられて、その各段に例えば1
00V程度の電圧を加えであるから、初段の電極で発生
した二次電子が各段でそれぞれ数倍光順次増倍さオて出
力電極から電流として送出されるもので、装置lはこの
ための分圧回路を具備する。その出力Omが対数増幅器
3で増幅されて、この出力0が測定される。かつ上記出
力Oと一定のバイアス人力Vrとの和によって駆動電圧
源4を制御するようにしである。この電圧源4は上記分
圧回路によって二次電子増倍管の各段の電極間にそれぞ
れ数十ないし百ボルト程度が加わるような出力電圧vh
を送出するもので、前記出力Omの増大によって出力0
が上昇すると、これに伴って上記出力電圧Vhが逆に低
下するようにしである。
光電面2を有する二次電子増倍管および分圧回路よりな
るもので、点線のように光入力Iか入射するとその強度
に対応した光電子流が発生して、この光電子流が初段の
二次電子増倍電極に入射する。また二次電子増倍電極は
通常数段ないし士数段設けられて、その各段に例えば1
00V程度の電圧を加えであるから、初段の電極で発生
した二次電子が各段でそれぞれ数倍光順次増倍さオて出
力電極から電流として送出されるもので、装置lはこの
ための分圧回路を具備する。その出力Omが対数増幅器
3で増幅されて、この出力0が測定される。かつ上記出
力Oと一定のバイアス人力Vrとの和によって駆動電圧
源4を制御するようにしである。この電圧源4は上記分
圧回路によって二次電子増倍管の各段の電極間にそれぞ
れ数十ないし百ボルト程度が加わるような出力電圧vh
を送出するもので、前記出力Omの増大によって出力0
が上昇すると、これに伴って上記出力電圧Vhが逆に低
下するようにしである。
従って対数増幅器3の利得をGo、二次電子増倍管の利
得係数をα、また駆動電圧源4における制御入力と出力
電圧との間の変換係数をkとすると、0=1ogG、I
=αVh =1ogGol +ak (0+ Vr)が成立して、 0 = (logl−I−akVr+ logGo)
/ (1−αk)が得られる。
得係数をα、また駆動電圧源4における制御入力と出力
電圧との間の変換係数をkとすると、0=1ogG、I
=αVh =1ogGol +ak (0+ Vr)が成立して、 0 = (logl−I−akVr+ logGo)
/ (1−αk)が得られる。
すなわち二次電子増倍管の利得係数α、従って電流増幅
度は第2図に示したように管電圧Eの増大に伴って指数
関数的に大きくなる。しかしこの二次電子増倍管の出力
Omを、上記実施例のように例えば対数増幅器で増幅し
て、その出力で上記二次電子増倍管の駆動電圧源4を制
御することにより、出力の増大に伴って管電圧vh、従
って分圧された電極間電圧が低下するようにしである。
度は第2図に示したように管電圧Eの増大に伴って指数
関数的に大きくなる。しかしこの二次電子増倍管の出力
Omを、上記実施例のように例えば対数増幅器で増幅し
て、その出力で上記二次電子増倍管の駆動電圧源4を制
御することにより、出力の増大に伴って管電圧vh、従
って分圧された電極間電圧が低下するようにしである。
このように入力Iの増大に伴って二次電子増倍管の利得
が低下し、その人カニと対数増幅器3の出力0、との間
に例えば第3図に示したような対数関係が得られる。従
って上記実施例の装置においては、入力■が例えばlか
ら106に及ぶ範囲で変化した場合に、二次電子増倍管
の出力Omは1から103の範囲で変化し、更に対数増
幅器3の出力0は1から−2の範囲で変化する。
が低下し、その人カニと対数増幅器3の出力0、との間
に例えば第3図に示したような対数関係が得られる。従
って上記実施例の装置においては、入力■が例えばlか
ら106に及ぶ範囲で変化した場合に、二次電子増倍管
の出力Omは1から103の範囲で変化し、更に対数増
幅器3の出力0は1から−2の範囲で変化する。
上述のように本発明は二次電子増倍管の入力が増大する
に伴って管電圧を変化することにより、入力の変化割合
より出力の変化割合が小さくなるようにしたものである
。従って出力の異状増大による二次電子面の損傷を防止
して、入力の広範囲に亘る変化を回路切換等の必要なく
、連続的に観測し得ると共にSN比の異状低下等をも防
止することができる。
に伴って管電圧を変化することにより、入力の変化割合
より出力の変化割合が小さくなるようにしたものである
。従って出力の異状増大による二次電子面の損傷を防止
して、入力の広範囲に亘る変化を回路切換等の必要なく
、連続的に観測し得ると共にSN比の異状低下等をも防
止することができる。
第1図は本発明実施例の構成を示した図、第2図は二次
電子増倍管の管電圧Eと電流増幅度Gの関係を示した線
図、第3図は本発明実施例の装置における二次電子増倍
管の入力Iと装置の出力Oとの関係を示した図である。 なお図において、Omは二次電子増倍管の出力、Yrは
バイアス人力、■hは管電圧である。
電子増倍管の管電圧Eと電流増幅度Gの関係を示した線
図、第3図は本発明実施例の装置における二次電子増倍
管の入力Iと装置の出力Oとの関係を示した図である。 なお図において、Omは二次電子増倍管の出力、Yrは
バイアス人力、■hは管電圧である。
Claims (1)
- 二次電子増倍管の出力が増大するに伴って上記二次電子
増倍管の駆動電圧が低下するように、その駆動電圧源を
制御する回路を具備したことを特徴とする二次電子増倍
管駆動装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15986786A JPS6316233A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 二次電子増倍管駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15986786A JPS6316233A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 二次電子増倍管駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6316233A true JPS6316233A (ja) | 1988-01-23 |
Family
ID=15702947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15986786A Pending JPS6316233A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 二次電子増倍管駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316233A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0364843A (ja) * | 1989-06-16 | 1991-03-20 | Alcatel Cit | 電子増倍管により受信される信号の処理回路 |
JP2008505456A (ja) * | 2004-07-01 | 2008-02-21 | ヴァーミリオン インコーポレイテッド | 質量分析装置における非線形増幅器およびその使用 |
JP2022166330A (ja) * | 2017-06-02 | 2022-11-01 | アダプタス ソリューションズ プロプライエタリー リミテッド | 改良された荷電粒子検出器 |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP15986786A patent/JPS6316233A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0364843A (ja) * | 1989-06-16 | 1991-03-20 | Alcatel Cit | 電子増倍管により受信される信号の処理回路 |
JP2008505456A (ja) * | 2004-07-01 | 2008-02-21 | ヴァーミリオン インコーポレイテッド | 質量分析装置における非線形増幅器およびその使用 |
JP2022166330A (ja) * | 2017-06-02 | 2022-11-01 | アダプタス ソリューションズ プロプライエタリー リミテッド | 改良された荷電粒子検出器 |
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