JPS63161966A - ホルムアルデヒドによる燻蒸方法 - Google Patents
ホルムアルデヒドによる燻蒸方法Info
- Publication number
- JPS63161966A JPS63161966A JP61315016A JP31501686A JPS63161966A JP S63161966 A JPS63161966 A JP S63161966A JP 61315016 A JP61315016 A JP 61315016A JP 31501686 A JP31501686 A JP 31501686A JP S63161966 A JPS63161966 A JP S63161966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formaldehyde
- formalin
- powder
- gas
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- WSFSSNUMVMOOMR-UHFFFAOYSA-N Formaldehyde Chemical compound O=C WSFSSNUMVMOOMR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 78
- 238000003958 fumigation Methods 0.000 title claims description 7
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- WSFSSNUMVMOOMR-NJFSPNSNSA-N methanone Chemical compound O=[14CH2] WSFSSNUMVMOOMR-NJFSPNSNSA-N 0.000 claims description 4
- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 2
- ZKQDCIXGCQPQNV-UHFFFAOYSA-N Calcium hypochlorite Chemical compound [Ca+2].Cl[O-].Cl[O-] ZKQDCIXGCQPQNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 239000007844 bleaching agent Substances 0.000 description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 3
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 3
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 2
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000007800 oxidant agent Substances 0.000 description 2
- 239000012286 potassium permanganate Substances 0.000 description 2
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 2
- YRIZYWQGELRKNT-UHFFFAOYSA-N 1,3,5-trichloro-1,3,5-triazinane-2,4,6-trione Chemical compound ClN1C(=O)N(Cl)C(=O)N(Cl)C1=O YRIZYWQGELRKNT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000255789 Bombyx mori Species 0.000 description 1
- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical compound [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 Calcium chlorite gold Chemical compound 0.000 description 1
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010015946 Eye irritation Diseases 0.000 description 1
- PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N Manganese Chemical compound [Mn] PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000005374 Poisoning Diseases 0.000 description 1
- 239000004480 active ingredient Substances 0.000 description 1
- 150000001447 alkali salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 1
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- CEJLBZWIKQJOAT-UHFFFAOYSA-N dichloroisocyanuric acid Chemical compound ClN1C(=O)NC(=O)N(Cl)C1=O CEJLBZWIKQJOAT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 231100000013 eye irritation Toxicity 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000003898 horticulture Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 244000144972 livestock Species 0.000 description 1
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011572 manganese Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 231100000572 poisoning Toxicity 0.000 description 1
- 230000000607 poisoning effect Effects 0.000 description 1
- 244000144977 poultry Species 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 229950009390 symclosene Drugs 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ホルムアルデヒドによる消毒に関するのもで
あり、ホルムアルデヒドガスによる燻蒸方法である。
あり、ホルムアルデヒドガスによる燻蒸方法である。
従来技術
従来からホルムアルデヒドは、病室、畜舎、鶏舎、蚕室
、農園芸用温室等或いは被覆、毛布、羽毛、皮革、器具
等の種々の消毒に使用させており、ホルムアルデヒドの
水溶液（ホルマリン）を散布し或いはホルマリンを加熱
してホルムアルデヒドガスを発生させる燻蒸方法が広く
採用されている。
、農園芸用温室等或いは被覆、毛布、羽毛、皮革、器具
等の種々の消毒に使用させており、ホルムアルデヒドの
水溶液（ホルマリン）を散布し或いはホルマリンを加熱
してホルムアルデヒドガスを発生させる燻蒸方法が広く
採用されている。
ホルマリンを加熱する方法としては古くから酸化剤であ
る過マンガン酸カリとホルマリンを接触させて酸化反応
により発熱させる方法が行なわれているが、反応が激し
く又使用後に有害なマンガンが排出される欠点がある。
る過マンガン酸カリとホルマリンを接触させて酸化反応
により発熱させる方法が行なわれているが、反応が激し
く又使用後に有害なマンガンが排出される欠点がある。
従って、近年、酸化剤として粒状乃至粉状の晒粉を使用
することが開発された。
することが開発された。
発明が解決しようとする問題点
然しなから、粒状乃至粉状の晒粉による場合も、反応が
激しく晒粉とホルマリンを接触させると数秒後に激しく
ホルムアルデヒドガスが発生し、作業者が該ガスを吸収
し或いは眼の刺激を受ける危険がある。特に被消毒容積
が太き（多数個の燻蒸方法を行う場合、作業者が多数個
について全ての作業を終了する間がなく、吸入による中
毒の危険すらある。
激しく晒粉とホルマリンを接触させると数秒後に激しく
ホルムアルデヒドガスが発生し、作業者が該ガスを吸収
し或いは眼の刺激を受ける危険がある。特に被消毒容積
が太き（多数個の燻蒸方法を行う場合、作業者が多数個
について全ての作業を終了する間がなく、吸入による中
毒の危険すらある。
本発明は、斯かる欠点を改良するものであり、更にホル
マリンに利用効率を高めるものである。
マリンに利用効率を高めるものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、ホルマリンと１個が５グラム（ｇ）乃至５０
０ｇの塊状の晒粉とを接触させることを特徴とするホル
ムアルデヒドによる燻蒸方法である。
０ｇの塊状の晒粉とを接触させることを特徴とするホル
ムアルデヒドによる燻蒸方法である。
本発明で使用されるホルマリンとは、ホルムアルデヒド
の水溶液であり、通常ホルムアルデヒドを３５〜３８％
含有するものが使用され、ホルムアルデヒドの重合を防
止するためにアルコールを１０〜１５％含有する市販の
ものが使用できる。
の水溶液であり、通常ホルムアルデヒドを３５〜３８％
含有するものが使用され、ホルムアルデヒドの重合を防
止するためにアルコールを１０〜１５％含有する市販の
ものが使用できる。
塊状の晒粉とは、有効塩素含有量が５０〜７５％程度の
塊状に成形した晒粉であって、１個が５ｇ乃至５００ｇ
好ましくは１５ｇ乃至２００ｇのものが使用され、有効
成分が次亜塩素酸カルシウムの中性塩が望ましいが、塩
基性塩も使用することが出来、又、トリクロロイソシア
ヌール酸或いはジクロロイソシアヌール酸を有効成分と
する有機晒粉も使用できる。
塊状に成形した晒粉であって、１個が５ｇ乃至５００ｇ
好ましくは１５ｇ乃至２００ｇのものが使用され、有効
成分が次亜塩素酸カルシウムの中性塩が望ましいが、塩
基性塩も使用することが出来、又、トリクロロイソシア
ヌール酸或いはジクロロイソシアヌール酸を有効成分と
する有機晒粉も使用できる。
晒粉の塊状の形状は、錠剤、棒状、ドーナツ状、球状等
種々のものが採用でき、特に形状には限定されないが、
取扱中に容易に形状が壊れない程度に強固に成形された
ものが好ましい。
種々のものが採用でき、特に形状には限定されないが、
取扱中に容易に形状が壊れない程度に強固に成形された
ものが好ましい。
ホルマリンと塊状の晒粉の使用比率はホルマリン１リツ
トル当たり３００ｇ〜７００ｇ好ましくは４００ｇ〜６
００ｇであり、これより晒粉が少ないとホルマリンが残
留し又多いと晒粉が残留する傾向があり望ましくない。
トル当たり３００ｇ〜７００ｇ好ましくは４００ｇ〜６
００ｇであり、これより晒粉が少ないとホルマリンが残
留し又多いと晒粉が残留する傾向があり望ましくない。
本発明を実施するに当たっては、従来の晒粉或いは過マ
ンガン酸カリうを使用する燻蒸方法に準じて行うことが
出来、被消毒室或いは被消毒物の存在する空間に容器を
置き、通常は晒粉を所定量入れその後所定量のホルマリ
ンを容器内に注入する。
ンガン酸カリうを使用する燻蒸方法に準じて行うことが
出来、被消毒室或いは被消毒物の存在する空間に容器を
置き、通常は晒粉を所定量入れその後所定量のホルマリ
ンを容器内に注入する。
注入後、数分間具体的には晒粉に塊状の大きさにもよる
が２〜８分間はホルマリンからのホルムアルデヒドガス
の発生は実質的に殆どない。使用する塊の大きさが大き
くなるとガス発生までの時間が長くなり、又ガス発生の
時間が長くなる。ガス発生の時間は通常１０分〜４０分
程度である。
が２〜８分間はホルマリンからのホルムアルデヒドガス
の発生は実質的に殆どない。使用する塊の大きさが大き
くなるとガス発生までの時間が長くなり、又ガス発生の
時間が長くなる。ガス発生の時間は通常１０分〜４０分
程度である。
本発明に於いては、晒粉がゆっくり反応して発熱し、ホ
ルマリンの温度は最高１３０℃程度まで上昇する場合も
あるが通常１１０℃迄であり、ホルマリンの分解或いは
重合が防止され、ホルムアルデヒドガスの発生効率及び
濃度が上昇する。
ルマリンの温度は最高１３０℃程度まで上昇する場合も
あるが通常１１０℃迄であり、ホルマリンの分解或いは
重合が防止され、ホルムアルデヒドガスの発生効率及び
濃度が上昇する。
次に実施例をあげて説明するが本発明はこれに限定され
ない。
ない。
実施例１〜６
縦３．０ｍ、横２．２ｍ、高さ２．０ｍの内容積が１３
ｎ？のビニールコートされた鉄板製室（出入り口辺外は
密閉）の床の中心に、底が直径１６ｃｍ高さ２５０の約
５、リットルの鉄板製缶を置き、所定量の塊状の晒粉を
入れ、ホルマリン（３７％のホルムアルデヒド水溶液）
５２０ｍｌを注入した。
ｎ？のビニールコートされた鉄板製室（出入り口辺外は
密閉）の床の中心に、底が直径１６ｃｍ高さ２５０の約
５、リットルの鉄板製缶を置き、所定量の塊状の晒粉を
入れ、ホルマリン（３７％のホルムアルデヒド水溶液）
５２０ｍｌを注入した。
室内のホルムアルデヒドの最高到達濃度（ガス濃度）、
ホルムアルデヒドの発生が肉眼で観察される迄の時間（
開始時間）、ガスの発生が継続する時間（継続時間）、
鉄板製缶内のホルマリン中心部の温度（温度）及び反応
状況（状況）を観察した。
ホルムアルデヒドの発生が肉眼で観察される迄の時間（
開始時間）、ガスの発生が継続する時間（継続時間）、
鉄板製缶内のホルマリン中心部の温度（温度）及び反応
状況（状況）を観察した。
結果を第１表に記載する。
第１表
３：２〜３ｍｍＮ胡晶
４：１５０メツシユ以下で有効塩素６０％の次亜塩素酸
カルシウムを含も１８分カルシウムを含ｔＪ１酎九 ５：１０〜２０メツシユで有効塩素７０％の次亜塩素酸
カルシウムを金色１酬６：壁面の上中下の３点で頷１淀
しその平Ｐ１１！！発明の効果 本発明の方法は、ホルマリンの注入からホルムアルデヒ
ドガスの発生迄の時間が数分と長く、よって作業が容易
で且つ安全である。又ホルムアルデヒドの濃度が高く且
つ継続時間が長く消毒がより完全である。更に反応温度
が低くホルマリンの重合・分解が防止でき、有効に使用
できる。
カルシウムを含も１８分カルシウムを含ｔＪ１酎九 ５：１０〜２０メツシユで有効塩素７０％の次亜塩素酸
カルシウムを金色１酬６：壁面の上中下の３点で頷１淀
しその平Ｐ１１！！発明の効果 本発明の方法は、ホルマリンの注入からホルムアルデヒ
ドガスの発生迄の時間が数分と長く、よって作業が容易
で且つ安全である。又ホルムアルデヒドの濃度が高く且
つ継続時間が長く消毒がより完全である。更に反応温度
が低くホルマリンの重合・分解が防止でき、有効に使用
できる。
Claims (1)
- ホルマリンと１個が５グラム乃至５００グラムの塊状の
晒粉とを接触させることを特徴とするホルムアルデヒド
による燻蒸方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61315016A JPS63161966A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | ホルムアルデヒドによる燻蒸方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61315016A JPS63161966A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | ホルムアルデヒドによる燻蒸方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63161966A true JPS63161966A (ja) | 1988-07-05 |
Family
ID=18060408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61315016A Pending JPS63161966A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | ホルムアルデヒドによる燻蒸方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63161966A (ja) |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP61315016A patent/JPS63161966A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ES2265645T3 (es) | Composiciones biocidas transparentes de liberacion prolongada. | |
| JP3756527B2 (ja) | 徐放性殺生物粉末 | |
| KR102008823B1 (ko) | 서방형 이산화염소 발생제형 및 이를 이용한 서방형 이산화염소 발생팩 | |
| JP2994199B2 (ja) | 二酸化塩素発生ポリマー包装フィルム | |
| JP2009524572A (ja) | 二酸化塩素を含有する増粘流体組成物 | |
| JPS60103003A (ja) | 二酸化塩素を遊離させるための乾燥組成物 | |
| JP6196939B2 (ja) | 燻蒸剤 | |
| JP6304239B2 (ja) | 二酸化塩素の溶液を調製するための錠剤 | |
| JP4109165B2 (ja) | 二酸化塩素ガスの発生方法 | |
| CA2415159A1 (en) | Antimicrobial composition useful for the treatment of bovine mastitis | |
| CA2581265C (en) | Calcium hypochlorite composition | |
| KR102149117B1 (ko) | 이산화염소 훈증소독 키트 | |
| WO2020016728A1 (en) | Gas releasing composition and process of preparation thereof | |
| KR102306864B1 (ko) | 이산화염소 훈증소독용 키트 | |
| JP5872607B2 (ja) | 二酸化塩素ガスの発生方法 | |
| JPS58161904A (ja) | 二酸化塩素ガスを緩慢に発生する組成物 | |
| CA2280375C (en) | Sterilant effervescent formulation | |
| JPS63161966A (ja) | ホルムアルデヒドによる燻蒸方法 | |
| JP7536101B2 (ja) | 二酸化塩素薫蒸消毒用キットおよび使用方法 | |
| CN101147493A (zh) | 一元包装高效消毒粉及其制备方法 | |
| JPH026401A (ja) | ホルムアルデヒドによる燻蒸法及び塊状晒粉 | |
| JPH03109069A (ja) | 燻蒸消毒法 | |
| TWI842746B (zh) | 二氧化氯產生裝置 | |
| CN114618402A (zh) | 一种鞋柜除味防霉剂凝胶及其制备方法 | |
| CN109392919A (zh) | 一种具有漂白功能的消毒灭菌剂 |