JPS63161269A - 雪降ろし方法 - Google Patents

雪降ろし方法

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JPS63161269A
JPS63161269A JP31047186A JP31047186A JPS63161269A JP S63161269 A JPS63161269 A JP S63161269A JP 31047186 A JP31047186 A JP 31047186A JP 31047186 A JP31047186 A JP 31047186A JP S63161269 A JPS63161269 A JP S63161269A
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JP
Japan
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snow
air bag
eaves
air
snow removal
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JP31047186A
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English (en)
Inventor
真下 明
新江 義夫
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Okamoto Corp
Original Assignee
Okamoto Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 降ろし方法に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、この種の雪降ろし方法は、防水性を有するシート
を屋根の傾斜面に載置せしめると共にこのシートと傾斜
面との間の適宜位置に空気袋を空気を入れない状態で設
置し、積雪時にこの空気袋に空気を充満させてこれを膨
張させ、膨張した空気袋の位置から軒側に向けて、傾斜
面の傾斜を越えるシートの勾配面を形成させ、この勾配
面により積雪が軒下側に滑り落ちるようにするか、防水
性の材質で屋根の傾斜面に相当する大きさに形成したマ
ット状の空気袋を傾斜面に載置し、これに空気を入れる
とマット表面が屋根の傾斜面の傾斜を越える勾配面を形
成し、この勾配面により積雪が軒下側に滑り落ちるよう
にしたものである。
しかし、これらの方法は屋根面に合ね艮で莫大な形状の
マットを製造しなければならないだけでなく、様々な屋
根面の大きさに適合させるために多くの種類のものを準
備する必要があり、このための大量生産が製造上困難で
あるばかりでなく、このマットを屋根面に設置する際に
も大き過ぎるな大ぎさを有する屋根面に対して、多くの
種類のものを作ることなく容易に適合させることができ
る雪降ろし方法を提供することにある。
の技術的手段は、屋根面の一部を覆う大きさを有すると
共に適宜位置に空気で膨張収縮自在な空気袋部を一体に
形成した複数の除雪用マットブロックを、屋根面仝休に
敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋部を適宜に膨張また
は収縮せしめることを特徴とし、第2の技術的手段は、
複数の上記除雪用マットブロックを、屋根面の軒側端部
を除く位置に敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋部を適
宜に膨張または収縮せしめることを特徴とし、第3の技
術的手段は、複数の上記除雪用マットブロックを、屋根
面の軒側端部に敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋部を
膨張または収縮せしめることを特徴とする。
〈作用〉 適宜時に適宜位置の空気袋部に空気を供給してこれを膨
張させることにより、この膨張部から屋根の軒側に向け
て各マットブロック表面に屋根面の傾斜より大きい傾斜
を有する勾配面が形成されると共に充気した空気袋部が
積雪をブロッキングし、これによりこの勾配面上の積雪
が軒側に滑走落下する。
この操作を適宜位置の空気袋部に対して適宜に施すこと
により、屋根面の積雪が軒下に滑走落下する。
また、積雪前に軒側端部に位置する空気袋部を空気を供
給して膨張させておき積雪後除雪時にこの空気袋部を収
縮させその後適宜位置の空気袋部を適宜に膨張収縮せし
める場合、積雪時には、あらかじめ膨張さぜた空気袋部
によって軒側最端部のマットブロック表面にこの膨張部
より軒先側に向番プで形成された傾斜角度の大きい勾配
面のために軒側最端部には積雪しにくく、たとえ一時的
に積雪しても温度、震動など種々の外的条件により軒下
に滑走落下し易い。そして除雪時にこの膨張している空
気袋部を収縮さけ、前述の如く適宜位置の空気袋部を膨
張させてマットブロックによる前記勾配面を順次適宜に
形成させると共に充気した空気袋部が積雪をブロッキン
グすることにより屋根上の積雪が軒下に滑走落下する。
〈実施例〉 本発明の雪降ろし方法には3つの方法があり、以下、そ
の各方法の実施例を図面に基づいて説明する。 〜 第1の雪降ろし方法は、 屋根面(bl)の一部を覆う大きさを有すると共に適宜
位置に空気で膨張収縮自在な空気袋部(2)を一体に形
成した複数の除雪用マットブロック(A)を、屋根面(
bl)全体に敷設し、適宜 5一 時に適宜位置の空気袋部(2)を適宜に膨張または収縮
せしめることにより屋根面(bl)の積雪(C)を取り
除くものである。
第1図は、この実施例を示すものであり、複数の除雪用
マットブロック(A)が、棟(b3)を挟んで傾斜する
一方の屋根面(bl)上に傾斜方向へ向いて位置すると
共に相互に着脱自在に連結した状態で桁行方向へ並列状
に敷設されている。
除雪用マットブロック(A)は、積雪側となる表面側を
合成ゴムで被覆したゴム引布等、防水性。
柔軟性、非通気等に優れた材質を用い、屋根面(bl)
の桁行幅(b2)の一部に相当する適宜な幅を有すると
共に一方の屋根面(bl)の絡線(b3)から軒(b4
)に渉る長ざを有する矩形状に形成したシートブロック
(1)の長手方向両端部および中間部に空気袋部(2)
を一体に設けたものである。
空気袋部(2)は、内部に空気を送り込んで膨張させる
ためのもので、シートブロック(1)の裏面に、これと
同じ材質を用いてこのシートブロック(1)の幅と略同
−の長さを有する略正方形状または矩形状に形成したシ
ート片(2a)を、その裏面側を当接させて周端部で適
宜な接着手段により接合して形成されている。
夫々の空気袋部(2)の桁行方向両側には、空気供給口
(3)がこの空気袋部(2)内に連通して外方に突設さ
れており、桁行方向に相互に隣り合う空気袋部(2)に
は第3図の如くこの供給口(3)を介して接続パイプ(
4)が接続され、これによって桁行方向の同一直線上に
隣接して位置する各マットブロック(A)の空気袋部(
2)が相互に連通状になると共に相互のマットブロック
(A>が連結されている。
桁行方向一端のマットブロック(A>の空気袋部(2)
外端側の3つの空気供給口(3)には、コンプレツサー
等の空気供給源(図示せず)に接続され建物の側壁(b
5)に沿って上方に延長された空気供給ホース(5)が
接続され、棟(b3)側。
軒(b4)側及び両習間に桁行方向へ並ぶ空気袋部(2
)に対して夫々独立して空気の充気及び排気ができるよ
うになっている。なお、桁行方向他端のマットブロック
(A>の空気袋部(2)外端側の3つの空気供給口(3
)には適宜な密栓をし、空気袋部(2)内に送り込まれ
る空気を外方へ排出しないようにしておく。
夫々のマットブロック(A>の空気袋部(2)の大きさ
は、空気を送り込んで空気袋部(2)を膨張させること
によりこの膨張部より軒(b4)側端部に渉ってシート
ブロック(1)表面に屋根面(bl)より大きい傾斜を
有する勾配面(6)を形成させる際、シートブロック(
1)表面の積雪(C)が容易に軒(b4)側に滑走落下
する上記勾配面(6)を形成させるようにシートブロッ
ク(1)の幅。
シート片(2a)の大きさ等を適宜に設定する。従って
、空気袋部(2)の大きさが大きくなる程これを膨張さ
せた時上記勾配面(6)の傾斜角度が増大し、積雪(C
)がより容易に滑走落下しやすくなる。
除雪用マットブロック(A)の棟(b3)側端部には、
このマットブロック(A)を屋根面(b+ )に取付支
持するための、取付孔(7)が複数開孔している。
又、桁行方向に並ぶ除雪用マットブロック(A)の軒(
b4)側端部には、表面側より裏面側に向けて適宜に湾
曲した保護カバー(8)が幅方向に渉って連設状に取付
けられ、除雪用マットブロック(A>を屋根面(bl)
に設置する際、軒(b4)側端部においてこの保護カバ
ー(8)が樋(b6)を上側より下側に渉って覆うよう
にしている。
隣接する2つの除雪用マットブロック(A>上面には、
相互の隣接側端部に渉り連結用シート(9)が着脱自在
に取り付けられている。
連結用シート(9)は、複数の除雪用マットブロック(
A>を並列状に一体に隣接連結せしめると共に隣接する
各マットブロック(A)間への雪の侵入を防止するため
のもので、ポリプロピレン樹脂等適宜な材料を用いて矩
形状に形成されており、この連結用シート(9)のマッ
トブロック(A>への取付は、両者(9)(A)の長辺
側端部に夫々複数の連結孔(9a)(1a)を開孔し、
この両連結孔(9a)(1a)に渉って弾性爪片(io
a)を突設した接続具(10)を着脱自在に係合させる
ことにより行なわれている。
斯くして、一方の屋根面(bl)にその全体を覆うよう
に複数の除雪用マットブロック(A)が一体状に連結さ
れた雪降ろし装置は、棟(b3)側上端に設けられた取
付孔(7)に適宜なロープ(11)を通し、スチールパ
イプ等重量のある材料で略桁行幅(b2)に渉る長さを
有する棒状に形成した引張用杆材(12)を上記ローブ
(11)で緊結固定し、棟(b3)の上端を越えて対向
するもう一方の屋根面(bl)側に、雪降ろし装置をこ
の側に引っ張る状態で設置する。
次に、除雪用マットブロック(A)を設置した屋根面(
bl)に積雪(C)があった時の除雪方法の第1実施例
について第5図乃至第11図に従って述べる。
先ず、空気袋部(2)に空気を入れない第5図の状態よ
り、第6図の如く軒(b4)と棟(b3)の中間に位置
・する空気袋部(2)において、空気供給ホース(5)
を接続した一端側の空気袋部(2)に空気供給源より空
気を送り込んでこの位置で桁行方向に並ぶ全ての空気袋
部(2)を順次膨張さゼ、この空気袋部(2)の膨張部
より軒(b4)側に向けて各シートブロック(1)面と
連結シート(9)面とが一体状になったシート面の表面
に、屋根面(bl)より適宜に大きい傾斜を右する勾配
面(6)を形成させるど共に充気した空気袋部(2)が
積雪と軒(b4)側と棟(b3)側とにブロッキングし
た後この勾配面(6)にJ:りこの勾配面(6)上にあ
る積雪(C)を上記膨張部で棟(b3)側の積雪(C)
と分離して軒(b4)下側に滑走落下させる。
次に、第7図の如く軒(b4)と棟(b3)の中間に並
ぶ空気袋部(2)を、空気供給ホース(5)を接続した
空気袋部(2)の空気を抜いて順次収縮させてから、上
述と同様にして空気供給ホース(5)を接続した棟(b
3)側の空気袋部(2)に空気を送り込んで、棟(b3
)側の桁行方向に並ぶ全ての空気袋部(2)を順次膨張
させ、この空気袋部(2)の膨張部より軒(b4)側に
向けて各シードブロック(1)面と連結シート(9)面
とが一体状になったシート面の表面に上記勾配面(6)
を形成させると共に充気した空気袋部(2)が積雪(C
)をブロッキングした後、この勾配面(6)により、屋
根面(b+ )の棟(b3)側に残された積雪(C)を
軒(b4)下側に滑走落下させる。
この実施例において各除雪用マットブロック(A)の軒
(b4)側先端に設けた保護カバー(8)は、降雪の際
の雪や、この雪降ろし装置を用いた除雪により屋根面(
bl)を滑り落ちる雪塊により樋(b6)の凹溝内に積
雪するのを防止し、樋(b6)を保護している。
この第1の雪降ろし方法における第2実施例として、軒
(b4)側端部に位置する空気袋部(2)を積雪前に常
時膨張させておく場合(第8図)について次に述べる。
この場合の積雪時における雪降ろし操作法は、先ず、膨
張している最も軒(b4)側の空気袋部(2)を、空気
供給ホース(5)を接続した一端側の空気袋部(2)よ
り空気を抜いて収縮させ、その後は第1実施例の場合と
同様にして、屋根面(bl〉傾斜方向中間部及び棟(b
3)側端部に位置して夫々桁行方向へ並ぶ空気袋部(2
)を交互に膨張させてシートブロック(1)と連結シー
ト(9)が−林状になったシート面に勾配面(6)を形
成させると共に充気した空気袋部(2)により積雪(C
)をブロッキングするものであり、この勾配面(6)に
より除雪するものである。
この第2実施例において、第8図の如く保護カバー(9
)側の空気袋部(2)を除雪時まで常時膨張させておく
ことにより、軒(b4)側堰端部のマットブロック(A
)表面に、この膨張部より軒(b4)先側に向けて傾斜
角度の大きい勾配面(6)が形成され、この勾配面(6
)によって軒(b4)側堰端部には積雪しにくく、たと
え一時的に積雪しても気温や震動等種々の外的条件によ
り軒(b4)下に落下しやすい。これにより軒(b4)
先には氷柱が発生せず、氷柱による危険を防止できる。
また、地震や気温の上昇時等、不測時に屋根面(bl)
全体の積雪(C)が雪崩状に一度に軒(b4)下に落下
する危険をも防止している。
第1の雪降ろし方法における第3実施例について次に述
べる。
これは、積雪前にすべての位置の空気袋部(2)を第9
図の如く常時膨張させておく場合である。
この場合の積雪時における雪降ろし操作は、先ず、第1
0図の如く最も軒(b4)先側の空気袋部(2)を収縮
させて屋根面(bl)傾斜方向中間部に位置する空気袋
部(2)より軒(b4)側に向けてシートブロック(1
)と連絡シート(9)が−林状になったシート表面に勾
配面(6)を形成させると共に充気した空気袋部(2)
により積雪(C)をブロッキングするものであり、この
勾配面(6)によりこの勾配面(6)上の積雪(C)が
軒(b4)側に滑走落下する。然る後第11図の如く屋
根面(bl)傾斜方向中間部に位置する空気袋部(2)
を収縮させて最も棟(b3)側に位置する空気袋部(2
)より軒(b4)先側に向(プてシートブロック(1)
と連絡シート(9)が−林状になったシート表面に勾配
面(6)を形成させると共に充気した空気袋部(2)で
積雪(C)をブロッキングさせるものであり、この勾配
面(6)により中間部の空気袋部(2)より棟(b3)
側に残った積雪(C)が軒(b4)側に滑走落下する。
また第1の雪降ろし方法において、軒(b4)側層端部
よりも棟(b3)側に位置する適宜な空気袋部(2)を
、積雪前に常時膨張させてこの膨張部より軒(b4)側
に上記勾配面(6)を形成させておくことにより積雪し
にくい状態にしておき、積雪時にはすでに膨張している
空気袋部(2)及び他の適宜位置の空気袋部(2)を適
宜に膨張または収縮させ、これを繰り返すことにより除
雪することも可能である。
本発明の第2の雪降ろし方法は、第12図乃至第14図
に示す如く複数の上記除雪用マットブロック(A)を、
屋根面(bl)の軒(b4)側端部を除く位置に敷設し
、適宜時に適宜位置の空気袋部(2)を適宜に膨張また
は収縮せしめるものである。
この方法にお【プるマットブロック(A)は、第12図
の如く、第1の雪降ろし方法において述べたマットブロ
ック(A)を軒(b4)側端部より屋根面(bl)傾斜
方向中途部に位置する空気袋部(2)近傍まで切断して
その軒(b4)先側の空気袋部(2)を除いた形状に形
成されている。
この雪降ろし方法における第1実施例は、先ず軒(b4
)側の空気袋部(2)を膨張させて軒(b4)側端部の
マットブロック(A)表面に、この膨張部より軒(b4
)側に向けて傾斜角度の大きい勾配面(6)が形成され
ると共に充気した空気袋部(2)が積雪(C)をブロッ
キングし、この勾配面(6)によってこの膨張部より軒
(b4)側の積雪(C)が軒(b4)先側に移動し、移
動した分だけ軒(b4)先の積雪(C)が軒(b4)下
に落下する。次に第13図の如くこの空気袋部(2)を
収縮させて棟(b3)側の空気袋部(2)を膨張させて
この膨張部より軒(b4)側に向けてシートブロック(
1)と連結シート(9)が−林状になったシート表面に
勾配面(6)が形成されると共に充気した空気袋部(2
)が積雪(C)とをブロッキングし、この勾配面(6)
によってこの勾配面(6)上の積雪(C)が軒(b4)
側に滑り移動し、屋根面(b+ )の軒(b4)先の積
雪(C)が棟(b3)側より押された分だけ軒(b4)
下に落下する。この操作を繰り返すことにより屋根面(
bl)の積雪(C)を取り除くものである。
次に、第2実施例について説明すると、これは第14図
の如く軒(b4)側と棟(b3)側の空気袋部(2)を
積雪前に常時膨張させておくものであり、積雪時に軒(
b4)側の空気袋部(2)を収縮させて膨張している棟
(b3)側の空気袋部(2)より軒(b4)側に向けて
シートブロック(1)と連結シート(9)が−林状にな
ったシート表面に勾配面(6)が形成されると共に充気
した空気袋部(2)が積雪(C)をブロッキングし、こ
の勾配面(6)によってこの勾配面(6)上の積雪(C
)が軒(b4)側に滑り移動し、屋根面(bl)の軒(
b4)先の積雪(C)が棟(b3)側より押された分だ
け軒(b4)下に落下する。この棟(b3)側の空気袋
部(2)の膨張収縮を練り返してこの膨張部より軒(b
4)側に向けて上記勾配面(6)を繰り返して形成させ
ると共に充気した空気袋部(2)によって積雪(C)を
ブロッキングし、これにより屋根面(bl)の積雪(C
)を徐々に軒(b4)下に落下させるものである。
なお、この第2の雪降ろし方法において、軒(b4)側
または棟(b3)側に位置する空気袋部(2)を積雪前
に常時膨張させてこの膨張部より軒(b4)側に上記勾
配面(6)を形成させておくことにより積雪しにくい状
態にしておき、積雪時にはすでに膨張している空気袋部
(2)及び他の適宜位置の空気袋部(2)を適宜に膨張
または収縮させ、これを繰り返すことにJ二り除雪する
ことも可能である。
また、第12図において軒(b4)側の空気袋部(2)
の先端にはシートブロック(1)が短い長さ分離段され
ているが、この先端部の適宜位置に棟(b3)側端部と
同様ロープ(11)を取付けて引っ張り状態で軒(b4
)先等に緊着しておいてもよい。
またシートブロック(1)は軒(b4)先まで延ばし、
その先端に前記保護カバー(8)を設けるようにしても
よい。この場合は、軒(b4)側に位置する空気袋部(
2)より軒(b4)先に渉って上記勾配面(6)が形成
されるため、除雪効率が増加する。
本発明の第3の雪降ろし方法は、複数の上記除雪用マツ
1−ブロック(A)を、屋根面(bl)の軒(b4)側
端部に敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋部(2)を膨
張または収縮せしめるものである。
この雪降ろし方法における実施例は、第15図の如く空
気袋部(2)が1つの場合であり、除雪用マットブロッ
ク(A)が第1の雪降ろし方法において述べたマットブ
ロック(A>を屋根面(bl)傾斜方向中途部の空気袋
部(2)から棟〈b3)側上端まで除いた形状に形成さ
れ、ロープ(11)が軒(b4)側まで延ばされてこの
マットブロック(A>の棟(b3)側端部に取り付けら
れている。
この実施例における雪降ろしのための操作は、積常時に
第16図の如くすべての空気袋部(2)を膨張させると
、この空気袋部(2)より軒(b4)側に向けてシート
ブロック(1)と連結シート(9)が−林状になったシ
ート表面に傾斜角度の大きい勾配面(6)が形成される
と共に充気した空気袋部(2)が積雪(C)をブロッキ
ングし、この勾配面(6)によってこの勾配面(6)上
の積雪(C)が軒(b4)下に落下する。この空気袋部
(2)の膨張収縮操作を繰り返すことにより屋根面(b
l)の積雪(C)を徐々に軒(b4)下に滑走落下させ
るものである。
また他の実施例として、略軒(b4)先に位置している
この空気袋部(2)を除雪時まで常時膨張させておくこ
と?こより、軒(b4)測量端部のマットブロック(A
)表面に、この膨張部より軒(b4)先側に向けて傾斜
角度の大きい勾配面(6)が形成され、この勾配面(6
)によって軒(b4)測量端部には積雪しにクク、また
、たとえ一時的に積雪しても気温や震動等種々の外的条
件により軒(b4)下に′落下しやすい。これにより軒
(b4)先には氷柱が発生せず氷柱による危険を防止で
きる。また地震や気温の上昇時等、不測時に屋根面(b
l)全体の積雪(C)が雪崩状に一度に軒(b4)下に
落下する危険をも防止している。その後、すべての空気
袋部(2)を収縮させると、この刺激によって軒(b4
)側に積雪が移動する。そして再び空気袋部(2)を膨
張させると、この空気袋部(2)より軒(b4)側に向
けてシートブロック(1)と連結シー1〜(9)が−林
状になったシート表面に傾斜角度の大きい勾配面(6)
が形成゛されると共に充気した空気袋部(2)が積雪(
C)をブロッキングし、この勾配面(6)によってこの
勾配面(6)上の積雪(C)が@(b+)下に落下する
。この空気袋部(2)の膨張収縮操作を繰り返すことに
より屋根面(bl)の積雪(C)を徐々に軒(b4)下
に滑走落下させるものである。
なお、この実施例における除雪用マットブロック(A)
は、シートブロック(1)を空気袋部(2)の棟(b3
 )側端部より絡線(b3)の位置まで延設するように
しもよい。
第1から第3の雪降ろし方法において、各実施例におり
る除雪操作を適宜に繰り返して行なうことにより、より
除雪が確実となる。
また各除雪用マットブロック(A>に必要に応じて所望
数の空気袋部(2)を設け、各空気袋部(2)を上述の
如く適宜に膨張・収縮させて各シートブロック(1)と
連結シート(9)とが−林状になったシート面による勾
配面(6)を順次または繰り返して形成させるようにす
ることも可能であり、この場合にはシートブロック(1
)と連結シート(9)が−林状になったシート面による
勾配面(6)を何回も形成させて積雪(C)をより小さ
い雪塊として軒(b4)下側に滑走落下さぼるため、屋
根面(b+ )上の除雪がより完全になる。
又、除雪用マットブロック(△)の長さ9幅を屋根面(
bl)の一部を覆づ所望の寸法、例えばより小さい形状
に形成することも可能である。この場合、屋根面(bl
)の傾斜方向に配置される複数のマットブロック(A)
は、前記ロニプ(11)等適宜な取付手段で連結してお
けばJ:い。
また、上記実施例はいずれも除雪用マツ1〜ブロツク(
A)を一方の屋根面(bl)に設置した場合について述
べられているが、棟(b3)を挾んで対向する両岸根面
(bl)に設置することも可能であることは勿論である
。この詩画屋根面(bl)側の各マットブロック(A)
が棟(b3)部において互いに連続する形状であっても
よい。
また各除雪用マットブロック(A)は、着脱自在に連結
されている必要はなく、連結用シート(9)を用いずに
固定状に連結していてもよい。
又、各空気袋部(2)を膨張させる際、夫々の空気袋部
(2)に独立させて空気を送るようにし所望の空気袋部
(2)を膨張させることができるようにすることも可能
である。
又、第1と第3の雪降ろし方法においては、除雪用マッ
トブロック(A)に、保護カバー(8)を設けず、シー
トブロック(1)をそのまま軒(b4)側に延設し、こ
の延設部分が樋(b6)を上面より覆う状態で軒(b4
)側に垂下するようにして−23= もよい。
〈発明の効果〉 本発明は上述の如く構成したため、積雪時に空気袋部を
適宜に膨張または収縮させる場合、各除雪用マットブロ
ック表面に屋根面より大きい適宜な傾斜を有する勾配面
が形成されると共に充気した空気袋部が積雪をブロッキ
ングし、この勾配面によって積雪が軒側に滑走落下する
。従って様々な大きさを有する屋根面に対して容易に適
用できる雪降ろし方法を提供することができる。
また、積雪前に軒側端部に位置する空気袋部を空気を供
給して膨張させておく場合、この膨張部により除雪用マ
ットブロックの軒側端部に形成される大きな勾配面によ
って軒先に積雪しにくく、従って軒先に落下等により人
体に危害を加える氷柱の生成を防止することができる。
また地震や気温の上昇時等不測時に屋根面全体の積雪が
雪崩状に一度に軒下に落下する危険性も防止できる。
依って所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図乃至第11図は第
1の雪降ろし方法、第12図乃至第14図は第2の雪降
ろし方法、第15図及び第16図は第3の雪降ろし方法
である。 第1図は平面図、第2図は第1図のII−IF線抵拡大
断面図第3図は第1図の■−■線拡線断大断面図4図は
第1図のIV−TV線断面図、第5図乃至第11図は積
雪時におりる第1図のIV−rV線断面図、第12図は
平面図、第13図及び第14図は積雪時における第12
図のX1l−xn線断面図、第15図は平面図、第16
図は積雪時におりる第15図のX1ll−E線断面図で
ある。 図中 (A):除雪用マットブロック (2):空気袋部 (b+ ):屋根面 (b+ ) :軒 手続補正書 昭和63年 3月22日 1、事件の表示 昭和61年特 許 願第310471号2、発明の名称 雪降ろし方法 3、補正をする者 事件との関係      特許出願人 氏名(名称’>     (055)オカモト株式会社
4、代理人 住所 東京都文京区白山5丁目14番7号5、補正命令
の日付く自発補正) 昭和  年  月  日 6、補正の対象 (1)明細書中の特許請求の範囲の欄 (2)明細書中の発明の詳細な説明の欄7、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)同書第6頁第11行目の1非通気等」を「非通気
性等」に補正する。 特許請求の範囲 (1)屋根面の一部を覆う大きさを有するど共に適宜位
置に空気で膨張収縮自在な空気袋部を一体に形成した複
数の除雪用マットブロックを、屋根面全体に敷設し、適
宜時に適宜位置の空気袋部を適宜に膨張または収縮ゼし
めることを特徴とする雪降ろし方法。 (2)複数の上記除雪用マットブロックを、屋根面の軒
側端部を除く位置に敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋
部を適宜に膨張または収縮せしめることを特徴とする雪
降ろし方法。 (3)複数の上記除雪用マットブロックを、屋根面の軒
側端部に敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋部を膨張ま
たは収縮せしめることを特徴とする雪降ろし゛方法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)屋根面の一部を覆う大きさを有すると共に適宜位
    置に空気で膨張収縮自在な空気袋部を一体に形成した複
    数の除雪用マットブロックを、屋根面全体に敷設し、適
    宜時に適宜位置の空気袋部を適宜に膨張または収縮せし
    めることを特徴とする雪降ろし方法。
  2. (2)複数の上記除雪用マットブロックを、屋根面の軒
    側端部を除く位置に敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋
    部を適宜に膨張または収縮せしめることを特徴とする除
    降ろし方法。
  3. (3)複数の上記除雪用マットブロックを、屋根面の軒
    側端部に敷設し、適宜時に適宜位置の空気袋部を膨張ま
    たは収縮せしめることを特徴とする雪降ろし方法。
JP31047186A 1986-12-24 1986-12-24 雪降ろし方法 Pending JPS63161269A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015068026A (ja) * 2013-09-28 2015-04-13 株式会社東原工業所 屋根の雪下ろし装置

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JPS6137700U (ja) * 1984-08-10 1986-03-08 株式会社村田製作所 圧電発音装置

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