JPS63159611A - 内燃機関の排気ガスからすすを除去する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内燃機関の排気ガスからすすを除去する装置
であって、該すす除去装置は排気ガス流に対する導入−
および排出小管を有する金属ケーシングと該ケーシング
中に取り付けられるフィルタ挿入体とを備え、該フィル
タ挿入体は、支持部材の中に設けられる粒子堆積体とし
て形成された非金属の耐熱性フィルタ剤を有し、この場
合フィルタケーシング中でフィルタ挿入体が未処理ガス
室を浄化済ガス室から分離し、さらに該フィルタ挿入体
はフィルタ剤に堆積されるすすの燃焼除去を制御するた
めの電源を使用するようにしたドイツ連邦共和国特許出
願筒Ｐ３６２２６２３．８号による内燃機関たとえばデ
ィーゼルエン・ジンのすすの除去装置に関する。

前述の特許出願の構成によればすすそのものが電気加熱
案内体として用いられる。表面形フィルタ（例えば網目
または織成体フィルタ）または深度形フィルタ（例えば
堆積体−ないし粒子フィルタ）が用いられる。

表面フィルタには、例えば灰成分のような燃焼残存物が
付着する欠点があ、る。これに対して粒子フィルタは、
すき間のある粒子結合体中を貫流する排気ガスにより供
給を前もって行なわないと、この種の灰成分により容積
だけが膨張してしまう。粒子フィルタは、これが実際に
通常のようにすき間のある粒子堆積体として実施されて
いるかぎり、当然通常は大きい堆積体容積を必要とする
、即ち車輌エンジンにおける使用には不利な著しい重量
を必要とする。

堆積体フィルタの大きい所要スペースの理由は、その都
度のすすを含む排気ガスを粒子中を貫流させて含有すす
に対する所定の所望の析出の割合を達成するために、著
しく長い平均行路が必要とされることに基づく。

前述の°析出用の行路長さ”は、まず最初に堆積体中の
排気ガス速度の点から見ると、粒子の粒の平均の大きさ
に直接依存する。このことは次のことと関連する、即ち
粒子の粒子の直径が増加してゆ（と、排気ガスに対する
微視的な貫通孔の平均の固自面積の増加を意味し、この
ことが最終的に析出機能の低下につながるため、この機
能低下は粒子堆積体の高さの増加（析出用行路長さの増
加に相応する）によってのみ改善されるという事実に関
連する。

ここから得られる結論は、比較的小さい直径を有する粒
子の粒の大きさをフィルタの寸法を定める時に、選定す
ることである。しかしこのことは次の限界を有する。即
ちこの結論に伴なうガス貫通速度の低減（供給損失の回
避のた・めに）を必要とするため、排気ガスを貫通させ
るふるいの面積の拡大を必要とすることである。

排気流に対する流入面積を増加しかつ粒子の粒を の直径ば減少した場合に低（なる堆積体の高さでは、車
輌での粒子堆積体フィルタの使用に対する前提条件であ
る所望の体積すなわち重量低減を生ぜさせない。

それにもかかわらず深度形フィルタの実施するために重
量の少ない堆積体構成を使用できるよ５にした解決手段
を、粒子堆積体の有利な束縛の構成が提供する。

この場合の基本思想は次のものである＝（通常の）粒子
フィルタの場合、貫通面積当りの許容体積流は実質的に
、作動中に個々の粒子の粒に作用する２つの力の比の所
定の値に依存する。

この場合、１つは、粒の表面に作用する、流速に依存す
る連行力（重力と反対方向に作用する）であり、もう１
つは重力である。この連行力はこの同じ粒子の重力と反
対方向に作用する。連行力が重力を上回わる（２つの力
の比が１を越えると）と粒子の不所望の連行が行なわれ
る。

反対に連行阻止をふるいの構成に設けると、このふるい
がさらに一層著しく高い流速をフィルタ内部に許容して
、エンジンからの排気ガス流の逆圧成分として許容され
る値にまで圧力を低下させてしまう。この種のフィルタ
を比較的わずかな所要粒子堆積体により有利に構成する
こと＆−３即ち車輌に適合させることが困難な（示され
る。　　− 発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、冒頭の形式のすすフィルタにおいて、
著しく良好に作用する作動の確実なかつ著しく簡単に粒
子堆積体の束縛が行なえて、問題点を解決するための手
段 この課題は上位概念に示された装置において本発明によ
り次のようにして解決されている。

即ち支持部材を２つの垂直にかつ同軸、に配置され第１
の円形リング室を形成するさん孔付の管体から構成し、
さらにさん孔付の管体の第１円形リング室側の表面をそ
れぞれ細かい網目のふるいとそれに隣り合う粗い網目の
ふるいでおおうようにし、さらにこのように構成された
フィルタ挿入体を排気ガスが粒子堆積体の重力の作用方
向を横切るよ５に貫流するようにし、さらに第１円形リ
ング室の粒子堆積体を圧縮するために該第１円形リング
室に続く、フィルタケーシングの上側領域に設けられる
第２の円形リンク室に圧縮空気が供給されるようにした
構成により、解決されている。

本発明により粒子体の束縛が２重の作用により達せられ
る。即ちまず第一にふるいの挿入により、第二に圧縮空
気供給により達せられる。

この場合この作用効果は、フィルタ挿入体の独特の配置
ないし構成によりならびに上述の排気ガス案内により、
一層強化される。このようにして排気ガスから形成され
る、堆積体中での圧することが阻止される。

本発明のもう１つの構成によれば、過圧は第２の円形リ
ング室へ、管路を介して通常の構成の減圧装置を用いて
吸収される。排気に当然伴なう機械振動によっであるい
は排気ガスの圧力変動によっても生ずる振動運動が、圧
縮空気供給中に粒子堆積体中のすき間の目づまり形成を
阻止するのに十分でない時は、共振するよ５に同調され
た超音波振動子を用いた解決手段を提供することができ
る。この場合この振動子は固体の振動案内管を介してフ
ィルタケーシングの底板へ取り付けられる。排気ガスの
すす−および灰の堆積がすき間をせま（してフィルタの
流れ抵抗を不所望に増加させてしまった時は、電磁弁に
より（同時に超音波振動子も始動させて）圧縮空気案内
を遮断してすき間をひろげて粒子堆積体容積の拡張を開
始することができる。

新たな圧力供給により直ちに粒子堆積体が再び圧縮され
る。この場合、短時間の成形過程の期間中は超音波振動
子を投入接続したままにする。

この過程は例えばばねに押圧される金属蛇腹圧力測定ゼ
ツクスにより制御可能である。この圧力測定ぎツクスは
、危険な排気ガス逆圧を上回わると（接点を閉じて）作
用シーケンス−圧縮空気遮断、超音波振動子の始動、圧
縮空気の再供給、超音波振動子の遮断−を作動させる。

前述の特許出願第Ｐ３６２２６２３．８号の方法による
電気すす除去のために、粒子堆積体の充てんされる第１
の円形リング空間に電圧案内用のふるい円筒体電極（目
の粗い線から成る）が設けられる。この電極は流入側の
近傍に（この場合にすす分離が最大になる）設けられ絶
縁性のスペーサ部材（例えば球）により位置固定される
。このふるい円筒電極は、ケーシング底板における絶縁
体中を導びかれる電気導体を介して給電ユニットと接続
される。この場合、板体（個々の部材から成るかまたは
唯一つの円形部材から成る）セラミックのスペーサ部材
が絶縁体の圧力低減作用を与える。

目の細かいふるいに隣り合う目の粗いふるいが、接続さ
れる電流源のアース電位のための電極作用を有利に引き
受ける。この場合、目の粗いふるいは、目の細かいふる
いへの電気力線の侵入（目の細かいふるいを破損するお
それのある）をほとんど阻止する。

本発明の別の利点が特許請求の範囲の第５項および第６
項の回路構成により得られる。この場合、パルス電流ユ
ニットの放電路に挿入接続されているノζリスタは放電
電流の時間経過が、粒子堆積体−ないし電極材料の熱に
よる破損を回避するように、形成する。

実施例の説明 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。

すすフィルタ１は、円筒状の薄板外被から成るフィルタ
ケーシング１を有する。この薄板外被はその端部におい
て、端面板２ａおよび２ｂにより終端されている。この
場合、２ａはふたを形成し、２ｂは底板な形成する。円
筒状薄板外被の内部にフィルタ挿入体が設けられている
。

このフィルタ挿入体は次のよった構成されている：垂直
に同軸に設けられせん孔された２つの管体１０および１
１が、細かい粒の粒子堆積体６を形成する。この場合こ
の堆積体（非導電性の耐熱性物質たとえば５ｉ０２）が
、管体１ｏお出を阻止するために、リング室１２と同じ
側の、さん孔された管体１０および１１の表面はそれぞ
れ、耐熱性の目の細かいふるい１３ないし１３ａにより
おおわれている。ふるいのあみ目間隔は、粒の大きさの
有限の分布範囲にもとづいて、堆積体の最小の個体も確
実に流出阻止ｆきる位の大きさに選定されている。

フィルタ挿入体の軸は粒子個体の重力に平行になるよう
に方向づけられている。このフィルタ挿入体への排気ガ
ス案内は、底板２ｂの近傍性なわれる。その目的は、す
す流の流速緩和調整のため即ち衝突するような流入を回
避するためである。そのためすすを含んだ排気ガスはら
せん状の流れに形成されて、まず最初にリング状の未処
理ガス室８を通過し１次にフィルタ挿入体５を頁流しそ
れから中央の円筒状の集気室（浄化済ガス室）を介して
ないしふた２ａに貫通された流出小管４を介して、浄化
されてフィルタから流出する（排気ガスの流れは矢印２
６により示されている）。

フィルタケーシング１の上側の領域において第１の円形
リング室１２の上方に第２の円形すング室１５が接続さ
れてい為。この第２円形リング室は、ちりの含有量が常
に増加するため、僅かながら拡張する粒子体積に対する
予備空間を形成する。この第２円形リング室１５は内側
へ伸びる円筒状の流出小管ヰと小管りング１６（さん孔
された管の支持のために用いられる）とから形成されて
いる。もう一つのさん孔された管１０は流出小管４にお
いて支持されている。

両方の管１０と１１は底板２ｂと結合されている。

第２の円形リング室１５は管路１７を介して、粒子堆積
体６の圧縮の目的で、圧縮空気が供給される。このこと
は図示されていない通常の圧力低減装置から行なわれ、
電磁弁１８を介して導通接続または遮断することが１き
る。圧縮空気供給はフィルタケーシング２の底板２ｂに
取り付けられた（同じく図示されていない）超音波振動
装置（粒子の間にすき間をつくるために用いられる）に
より駆動することが１きる。もちろん超音波振動装置だ
けを用いることもできる。

電気エネルギによるすすの直接の加熱による電気式すす
除去の目的で、第１の円形リング空間１２に目の粗いふ
るい円筒電極１９が設けられる。この電極は絶縁性のス
ペーサ部材２０を用いて位置固定される。この実施例に
おいては、ふるい円筒電極１９の半球状の凹所に当接す
る球がこのスペーサ部材である。電気導体２３が。

絶縁体２２の内部を底板２ｂを貫通して案内され電極１
９と接続されている。この電気導体を介して電気給電ユ
ニットが電極１９へ接続される。絶縁体２２へ電極１９
の圧力が作用しないようにするために、円形リング空間
の下側領域にセラミックから成るディスク状のスペーサ
部材２１が設けられる。

ふるい）へ、（内側へ）直接に目の粗いふるい円筒体１
４ないし１４ａ（網目間隔が約０．８　ｍｍ）が接続さ
れる。このふるい円筒体１４ないし１４ａは、印加され
る電源のアース電位に接続されている。この目の粗いふ
るい１４ないし１４ａは、相応の設計により、目の細か
いふるい１３への電流の導通を電位制御により遮断する
。

この目的で第２図の個別ユニットが用いられる。

第２図は、フィルタ挿入体の拡大断面図およびすす流の
流れるフィルタ表面の近傍の電気現象を示す。巨視的に
見て均質の分布ｆ析出された粒子堆積体の内部のすすに
もとづいて、第２図に示されている電流の密度分布が形
成される。

この場合に重要なことは、著しく多数の電気力線が、高
い熱負荷を加えることの１きる線１斗の表面に終端する
ことフある。もし反対に細い線の流出阻止ふるい１３に
終端するとしたら、太きすぎる熱負荷のために流出阻止
ふるい１３が破損されるおそれがある（点火路形成の際
に微視的に見た、高すぎる電気エネルギ密度／）。

網目間隔を小さく選択するほどないしふるい１専の線の
直径を大きく選択するほど、電位制御される網目１４を
貫通する”電気的干渉”のおそれがそれだけ一層低減す
る。他方、線の直径は、点火領域において必要とされる
線表面の電流密度が得られる位の値に選定される。その
ため電気力線の存在しない空間の体積が、所望のように
最小に保持されることが保証される。そのため同時に保
証されることは、電気的に始動されると当然生ずるもえ
かすが、すす流の流れ方向とは反対方向に移動して、空
間２４を流出阻止ふるい１３まｆ達し、空間におけるす
すの滞溜が除去されることである。同様にして加熱電流
分布は、排気ガス流出側のアース電位の加えられたふる
い壁１４ａの方向へ形成される。

円形リング室１２において形成されるすす析出の分布は
、その最大値が流入側において形成されるため、次のよ
うにすれば好適である、即ち電極円筒１９をその直径に
関して、流入側の円筒の半径方向の間隔を、流出側の円
筒の半径方向の間隔よりも小さく形成すると好適ｔある
。

電気式すす燃焼除去の確実な動作開始のために、第３図
の電気回路装置が用いられる。

この実施例において必要とされる一電力定流化方式によ
り動作する一電源Ｑに、・ぞルス電源が電気的に並列に
接続されている。このパルス電源は実質的にコンデンサ
Ｃから形成されている。このコンデンサＣはタイマーに
より制御されるスイッチング装置Ｓ（リレー接点または
サイリスタ）を用いて、バリスタＲ２（炭火シリコンか
ら成る電圧に依存する抵抗）を介して、粒子フィルタの
電極装置へさらに最終的にすす等価抵抗Ｒ１へ接続され
る。

減結合ダイオードＤ２を介してコンデンサＣは高電圧源
Ｈな用いて常に充電された状態に保持される。もう一つ
の減結合ダイオードＤＩが、コンデンサＣから電源Ｑへ
の不所望の放電を阻止する。コンデンサ放電のクロック
、Ｒルス列に対しては１−０．２Ｈ２が用いられる。こ
のことはタイマー設計（自励振動形のマルチバイブレー
タ）の場合に相応に考慮される。

・ぞルス電流発生器の使用目的を次に説明する：ススフ
ィルタを完全に充てんした状態から始動させるべき時は
、この状態は著しく低い値のすす等価抵抗を意味する、
例えばすすの発生が、著しく長く持続するエンジンの全
負荷時相にもとづいて行なわれる時である。

この場合に排出されるすすの質を特徴づけるものは、す
すの”乾燥度”ｆある。この”乾燥度”とは、炭化水素
から成る電気絶縁性の凝集皮膜が存在しないという意味
である。この凝集皮膜があると個々のすす粒子個体間の
接触抵抗が大きくなり高い析出密度の場合でも”湿って
いるすす”に著しく高い等価抵抗を持たせてしまうから
フある（エンジンの部分負荷状態）。

しかし前述の乾燥したすすの場合は、この接触抵抗は存
在しないため、前記の低い抵抗値が形成される。

しかし電力定流化（電流制限と同じ）方式により作動す
る電源装置Ｑは小さい電流（いわゆる６燃焼領域”の保
持のために完全に十分な）しか送出できないため、すす
抵抗のほぼ均質な空間分布内で、燃焼領域の形成を保証
するための電流密度を形成することができない。

著しく短かい時間の間に、すす堆積物に燃焼領域が形成
される位の高い電流密度を形成する補助電流−コンデン
サＣにより形成される−により、前述の問題点が十分に
回避１きる。この燃焼領域形成は、一方では点火時点前
の抵抗分布の微視的不均質性にもとづき、他方ｔはすす
の特性電気抵抗の、電流分布に関して局所的に集中する
ように作用する負の温度係数にもとづく。燃焼領域がこ
のようにしてひとたび形成されると、電極表面の間の抵
抗分布においてこの燃焼領域は著しく低抵抗の不均質個
所を形成する。この不均質個所は特性電気抵抗の負の温
度係数にもとづきなだれのように特性を拡大し、電気エ
ネルギを燃焼領域の外側の領域から全体にひろがり温度
へのエネルギ変換を最短時間のうちに次のよ５に増加す
る、即ち一前もって電流低下を行なわない時は一当該の
燃焼領域の熱による破損を考慮する必要がある位に、増
加する。

この破損を確実に除去するために、コンデンサ放電電流
の時間経過を次のように制御する：短時間接続するピー
ク電流がまず最初に燃焼領域を形成しそれに続いて直ち
Ｋこの電流を、この燃焼領域がその電流集中作用により
ちょうど保持される位の値に低下させる。しかしこのこ
とは１局所的なエネルギ変換の場合に周囲との熱的な調
和を保つ時に、保証される。

電流の零値への時間的な低下は、電源Ｑの・ぞルス送出
周波数の逆数よりも大きい持続時間により特徴づけられ
るようにする。

このようにして燃焼領域の維持が、電流発生ユニットＱ
から取り出される電流によるそこでのエネルギ発生の引
き受けの結果、保証される。

放電電流をバリスタＲ２を介して導びくことにより、ノ
クルス電流の前述の経過が強制的に行なわれる。この炭
化シリコンから成る抵抗の特性は次の点にある。即ちそ
の瞬時の抵抗値がコンデンサＣにおける瞬時の放電電圧
に依存すること、およびコンデンサの高い初期充電電圧
はＲ２の低い抵抗値すなわち高い所望め・ξルス電流を
意味すること、低くなってゆ（充電電圧は増加してゆく
抵抗を形成すること、したがって一層小さくなるがその
代り一層長（持続する電流（一定の抵抗値を有する通常
の抵抗を介しての放電と比較して）を形成することであ
る。

付加的に電流依存特性を有する燃焼領域の等価抵抗の最
終値にもとづいて、電極表面により囲まれる著しく多く
の粒子容積に対して示されていることは、点火領域の等
価抵抗が熱的に最大許容加熱電流が供給されている限り
、点火されないすす堆積物のすす等価抵抗は点火領域の
等価抵抗よりも小さい、ことである。

この種の装置において燃焼領域形成をＡルス電源を用い
ても実現ｔきないことがある、何故ならば燃焼領域を形
成すると熱による破損が考えら 慮されるからである。この場合の解決手段は、電気的に
別個の複数個の電極領域への分割１ある。これらの電極
領域は、タイマーにより制御される切換スイッチ（例え
ばリレーチェーン）を用いて迅速な顆序で時間的に順次
（何回も繰り返して）に、電源部とノξルス電流ユニッ
トから成る並列接続体へ接続されるようにする。電極面
が一層小さい等面積の部分面へ分割されるため、それに
伴なってフィルタも、電気的に並列接続される複数個の
粒子フィルタエレメントへ分割され、これらは共通のフ
ィルタケーシングに収容される。この場合、各々のフィ
ルタエレメントは、導通接続される部分電極面も形成す
る。このことは場合により成形の理由からも有利１ある
。

最後に圧縮空気遮断のもう１つの適用について最後に次
のことを指摘しておく。即ちすすの排出が著しく少ない
ことにより特徴づけられる例えばディーゼル毛ンジンの
この種の作動状態の場合は、法律の規定に照らし合わせ
てみると、ろ波作用は全く必要とされないのではないか
ということｆある。もしこの種の作動状態中に粒子にす
き間がつくられるとするならば、フィルタにおける圧力
低下が一層小さいために、所望のようにエンジンの損失
が一層少なくなる。電磁弁を介しての特性領域制御によ
り、実際に必要とされる時にだけ前記の目的でフィルタ
を作動することも１きる。

フィルタにすす流の上流の個所に、静電式凝集装置を付
加的に挿入接続することもできる。

この凝集装置において行なう塊状体の形成（最初にエン
ジンの出口から出てくるすすの粒カラ著しく直径の大き
い新しいすすの粒）により、フィルタの寸法を、粒子体
による圧力低下が一層小さくなることに対応させて、選
定することもできる。

このことは円形リング空間１２を縮少する一粒子の粒の
直径はそのままにする場合−ことによるか、または円形
リング空間体積（平均の微視的網目の孔の直径ｔより大
きくしてよい）は一定にして直径のより大きい粒子の粒
を用いることにより、実現できる。前者の構成は重量低
減の利点を有することになろう。後者の構成は目の粗い
したがって機械的に強固な流出阻止ふるい１３ないし１
３ａを形成できるであろう。

発明の効果 本発明により、フィルタ剤１ある粒子堆積体の束縛が著
しく簡単に行なえる、すすの析出度の著しく向上した排
気ガスのすす除去装置が提供される。

方向の断面図、第２図は排気ガスの通過するフィルタ表
面の近傍における電気現象を説明するための、第１図の
排気ガスの通過するフィルタ挿入体の拡太切欠図、第３
図はエネルギ供給により動作する電源を用いた電気すす
燃焼の点火開始用の制御回路の電気ブロック図を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内燃機関の排気ガスからすすを除去する装置であつ
   て、該すす除去装置は排気ガス流に対する導入−および
   排出小管を有する金属ケーシングと該ケーシング中に取
   り付けられるフイルタ挿入体とを備え、該フイルタ挿入
   体は、支持部材の中に設けられる粒子堆積体として形成
   された非金属の耐熱性フイルタ剤を有し、この場合フイ
   ルタケーシング中でフイルタ挿入体が未処理ガス室を浄
   化済ガス室から分離しさらに該フイルタ挿入体はフイル
   タ剤に堆積されるすすの燃焼除去を制御するための電源
   を使用するようにしたすすの除去装置において、支持部
   材を２つの垂直にかつ同軸に配置され第１の円形リング
   室（１２）を形成するさん孔付の管体（１０、１２）か
   ら構成し、さらにさん孔付の管体（１０、１１）の第１
   円形リング室（１２）側の表面をそれぞれ細かい網目の
   ふるい（１３、１３ａ）とそれに隣り合う粗い網目のふ
   るい（１４、１４ａ）でおおうようにし、さらにこのよ
   うに構成されたフイルタ挿入体（５）を排気ガスが粒子
   堆積体（６）の重力の作用方向を横切るように貫流する
   ようにし、さらに第１円形リング室（１２）の粒子堆積
   体を圧縮するために該第１円形リング室に続く、フイル
   タケーシング（２）の上側領域に設けられる第２の円形
   リング室（１５）に圧縮空気が供給されるようにしたこ
   とを特徴とする内燃機関の排気ガスからすすを除去する
   装置。 ２、圧縮空気供給を圧力低減装置により管路（１７）と
   弁（１８）とを介して行なうようにし、さらにフイルタ
   ケーシング（２）の底板（２ｂ）に取り付けた超音波振
   動装置と前記圧縮空気供給とが接続可能にされている特
   許請求の範囲第１項に記載のすすの除去装置。 ３、第１円形リング室（１２）の電気的すす除去のため
   にふるい円筒電極（１９）を設け、該ふるい円筒電極は
   すす流貫通壁の近傍に絶縁性のスペーサ部材（２０）を
   用いて位置固定されるようにし、さらにケーシング底板
   （２ｂ）の近傍においてセラミツク板（２１）を用いて
   ケーシング底板（２ｂ）を貫通して案内される絶縁体（
   ２２）−電極への電流リード（２３）を絶縁するための
   −に重量の圧力が低減されるようにした特許請求の範囲
   第１項に記載のすすの除去装置。 ４、目の粗いふるい（１４、１４ａ）がアース電位に対
   する電極機能を有するようにしかつ同時に目の細かいふ
   るい（１３、１３ａ）に対する電流リードを電位制御に
   より遮断するようにした特許請求の範囲第３項に記載の
   すすの除去装置。 ５、電極（１４、１４ａ、１９）と接続されている電力
   定量化方式により動作する電源（Ｑ）に、パルス電流ユ
   ニツト（２５）がダイオード（Ｄ＿１）を介して並列に
   接続されている特許請求の範囲第３項または第４項に記
   載のすすの除去装置。 ６、パルス電流ユニツト（２５）が実質的に、高電圧源
   （Ｈ）からダイオード（Ｄ＿２）を介して充電されるコ
   ンデンサ（Ｃ）から形成されるようにし、該コンデンサ
   は、タイマーにより制御されるスイツチング装置（Ｓ）
   （リレー接点またはサイリスタ）を用いてバリスタＲ＿
   ２（炭化シリコンから成る電圧に依存する抵抗）を介し
   て粒子フイルタの電極へ即ち最終的には瞬時のすす等価
   抵抗Ｒ＿１へ接続されるようにした特許請求の範囲第５
   項に記載のすすの除去装置。