JPS63158693A - 光電式煙感知器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 こ産業上の利用分野〕 この発明は、火災報知設備に用いられる光電式煙感知器
に関する。

［従来の技術］ 煙による光の散乱あるいは透過光を検出して火災を感知
する光電式煙感知器は、一般に消費電流の低減化のため
発光素子を数秒間隔でパルス点灯するようにして用いら
れ、このような怒知器を受信機より伸びた地区線路に複
数個並列に接続して用い、作動時地区線路間を低インピ
ーダンスで短絡されるように構成されている。

一方、これら地区線路が接続される火災受信機において
は、近年誤発報防止の目的から、怒知器の動作を一旦復
旧した後、再動作あるいは再々動作したとき警報ベルな
どを鳴動するようにした、いわゆる信号蓄積型火災受信
機が用いられている。

［発明が解決しようとする問題点コ このような信号蓄積型火災受信機に従来の光電式煙感知
器を接続し、受信機からの再動作のための電圧が印加さ
れたとき、火災怒知器が正常な監視状態に復旧するまで
には数十秒を要し、正常な発報動作を行い得ないなどの
問題点があった。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、発光素子点灯用パルス発生回路と、受光素
子が接続された増巾器と、信号処理回路とから成る煙検
出器と、コンデンサ、定電圧回路を含む電源回路と、ス
イッチング回路とをそれぞれ備えた光電式煙感知器にお
いて、上記スイッチング回路の作動時、該スイッチング
回路の動作に基づいて制御されるスイッチ回路を上記電
源回路の出力部または、煙検出回路のいずれかの回路に
設けることによって、上記問題点を解決したものである
。

［実施例コ 次にこの発明の光電式煙感知器をその実施例として散乱
光式煙感知器を用いた図面をもとに詳細に説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は他
の実施例を示す図であり、各図において同一部分は同一
記号を用いて表す。

第１図において、感知器端子間にはまず２つのトランジ
スタＴｒｙ、Ｔｒ２が相補的に接続されたスイッチング
回路１と、電源回路２に有する定電圧回路４が接続され
、定電圧回路４の出力側にはダイオードＤ１．抵抗Ｒ１
を介してコンデンサＣ１が接続され、これらが電源回路
２を構成している。なお、コンデンサＣ１と抵抗Ｒ１は
、感知器端子間の監視時におけるインピーダンスを上げ
るとともに、後述するパルス発生回路７から発光素子９
への供給電流となるパルス状の発光電流をこのコンデン
サＣ１の放電々荷によってまかない平均消費電流を少な
くするとともにピーク消費電流を低下させるためのもの
である。

−Ｒに抵抗Ｒ１には数１００にΩ、コンデンサＣ１には
数１００μＦのものが用いられ、したがって電源投入後
コンデンサＣ，の電圧が正常な値に到達する迄には数十
秒要する。

また、電源回路２に接続された煙検出回路３には、発光
素子９が接続されたパルス発生回路７と、散乱光を受光
する受光素子８が接続された増巾器６と、該増巾器６の
出力を信号処理する信号処理回路５を有し、信号処理回
路５の出力はスイッチング回路１のゲートに接続されて
いる。

電源回路２と煙検出回路３との間には、アナログスイッ
チ等のスイッチ回路１０が接続され、このアナログスイ
ッチのゲート電極は逆流防止用ダイオードＤ２を介して
スイッチング回路１のトランジスタＴｒ２のコレクタ電
極に接続され、さらにゲート回路と監視時正バイアスし
ておくための抵抗Ｒ２が定電圧回路４の出力端子に接続
されている。

スイッチ回路１０としては、Ｆ　Ｅ　Ｔを用いたアナロ
グスイチあるいはトランジスタ等から成るもので、ＯＦ
Ｆ時、できるだけインピーダンスの高いものが良い。

このような構成によって、通常監視時においてはパルス
発生器７によって発光ダイオード９は数秒間隔でパルス
点灯され、このことによって平均消費−流を極力小さく
している。

煙の侵入等によって受光素子８にその散乱光が入射され
ると、受光素子８の出力は増巾器６を介１−て信号処理
回路５にパルス状の出力信号として印加され、信号処理
回路５においてはこの信号をパルス引き延ばし、あるい
はパルスカウント等を行った上、スイッチング回路１の
入力ゲートに動作信号として印加される。

スイッチング回路１が動作すると、５用層端子間を低イ
ンピーダンスで短絡し、火災受信機へ動作信号を送出す
るとともにトランジスタＴ　ｒ　２のコレクタ電極に接
続されたスイッチ回路１０のゲートも負に引き込まれ、
その結果、スイッチ回路１０はＯＦＦとなり、その結果
、このスイッチ回路１０に接続されたコンデンサＣ１の
電荷は煙検出回路３に放゛亀されることはない。したが
って、その後受信機（図示せず）より地区線路を断路あ
るいは短絡する等により感知器が復旧された後、再度端
子間に電圧が印加されたとき、コンデンサＣ１は今だ電
荷が充電された状態に保持されているため、煙検出回路
３の各部の回路は直ちに通常の監視状態となるため、煙
が継続して存在していれば、短時間で再動作信号を発生
し、スイッチング回路１をＯＮ動作させる。

第２図は他の実施例であって、パルス発生器７を構成す
るプロツキ９惰振器のトランジスタＴｒ４のベース電極
に干渉防止用ダイオードＤ３を介してスイッチ回路１０
を設けたもので、このスイッチ回路１０はトランジスタ
Ｔｒ５から成り、このベース電極はスイッチング回路１
のトランジスタＴｒ１のコレクタｔ　極に接続されてい
る。なお、このスイッチ回路１０のトランジスタＴ　ｒ
　５をスイッチング回路１のトランジスタＴｒ２と共用
して使用することもでき、その場合には、図の点線で示
すように、干渉防止用ダイオードＤ３から直接スイッチ
ング回路１のトランジスタＴｒ２のコレクタ電極に接続
すれば良い。

以上のような構成にすることによって、スイッチング回
路１の作動時、パルス発生器７の発振動作を停止させる
ことにより、コンデンサＣ１の放電を少なくしたもので
ある。すなわち、このような光電式煙感知器においては
、その消費電流の大部分が発光ダイオードって発光する
ためのパルス発生器７によるものであるため、スイッチ
ング回路１の動作に基づき、パルス発生器７の発振を停
止するだけでら容′に効果が得られるためであるなお、
この実施例においては散乱光式佇恐用層について述べた
が、透過光式煙８知器に用いても同様の効果を有する。

［発明の効果コ この発明は、火災感知器の再動作あるいは再々動作など
を検出したとき発報するいわゆる蓄積型火災受信機に接
続して用いたとき、極めて安定に再動作信号を得られ、
かつ、再動作、再々動作時により早く発報信号を得るこ
とが出来るなどの特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の光電式煙感知器の一実施例を示す回
路図、第２図は他の実施例をそれぞれ示す図である。 １・・スイッチング回路、２・・・電源回路、３・・・
煙検出回路、４・・・定電圧回路、５・・・信号処理回
路。 ６・・・増巾回路、７・・・パルス発生器、１０・・・
スイッチ回路　Ｃ，・・・コンデンサ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、発光素子点灯用パルス発生回路と、受光素子が接続
   された増巾器と、信号処理回路とから成る煙検出器と、
   コンデンサ、定電圧回路を含む電源回路と、スイッチン
   グ回路とをそれぞれ備えた光電式煙感知器において、上
   記スイッチング回路の作動時、該スイッチング回路の動
   作に基づいて制御されるスイッチ回路を上記電源回路の
   出力部または、煙検出回路のいずれかの回路に設けたこ
   とを特徴とする光電式煙感知器。 ２、スイッチ回路としてスイッチング回路のトランジス
   タを共用して用いたことを特徴とする光電式煙感知器。