JPS63155006A - 偏光素子 - Google Patents

偏光素子

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Publication number
JPS63155006A
JPS63155006A JP30161686A JP30161686A JPS63155006A JP S63155006 A JPS63155006 A JP S63155006A JP 30161686 A JP30161686 A JP 30161686A JP 30161686 A JP30161686 A JP 30161686A JP S63155006 A JPS63155006 A JP S63155006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
refractive index
optical axis
continuously
acts
Prior art date
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Pending
Application number
JP30161686A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Fukushima
暢洋 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63155006A publication Critical patent/JPS63155006A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 偏光素子を歪を与えたプラスチックにより構成すること
により高価な結晶物質を使用することなく安価な偏光(
分離)素子が実現される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は偏光(分離)素子に関し、特にプラスチックで
構成される偏光(分離)素子に関する。
〔従来の技術〕
従来から偏光分離素子としては、反射率の差を利用した
もの、二色性を有する結晶を用いたもの、あるいは光学
的異方性媒質による複屈折を利用したものなどがあるが
、その中でも複屈折を利用した偏光素子は消光比が高い
という利点があるため多用されている。
本発明もこの光学的異方性媒質による複屈折を利用した
偏光分離素子を対象とする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに上述の如き偏光素子は例えばロションプリズム
に代表されるように方解石やルチル等の結晶物質(プリ
ズム)から作られるが、このような結晶物質は非常に高
価なため、高価な光学装置にしか使えないという問題が
あった。また結晶物質を所定方向の光学軸を有するよう
に素材から切り出しそれを貼り合わせる必要があり製造
工程が面倒であった。
本発明の目的はこれらの問題を解決すべく安価でかつ製
造容易な偏光分離素子を提供するごとにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を実現するために本発明に係る偏光素子は連
続的に変化する一軸光学軸を有する光学的異方性を有す
る樹脂(プラスチック)により構成される。
〔作 用〕
プラスチックは安価であり、また、ひずみを加えると異
方性を示すようになる。従って、プラスチックに単に歪
を加えるだけで消光比の良好な安価な複屈折偏光分離素
子が実現される。
〔実施例〕
第3図は従来の複屈折偏光分離素子の一例としてのロシ
ョンプリズムを示す。これは主として、互いに直交する
振動面をもつ二つの直線偏光を分離して得るのに用いら
れる。方解石(あるいはルチル)から二つの直角プリズ
ム1.3をつくり、これをカナダバルサム等で接合する
。方解石を用いた場合、プリズムlと1との結晶の光学
軸2゜4は図示の如く直交関係にあり、常光線(0)は
直進し、異常光線(e)はφだけ偏って出射する。
φの大きさはθの角度によって決まる。常光線は図から
れかるようにプリズム作用を受けず、分散しない。
本発明はこれと同等の偏光素子を安価なプラスチックを
用いて作ることを特徴とするものである。
第1図は本発明の一実施例を示すものである。
プラスチックは結晶軸を有しないがこのような等方性の
物質でも歪を加えると異方性を示すようになることは良
く知られている。従って第2図と同じような屈折率分布
を得るためにはプラスチック素材に片側(上方)に曲げ
応力をかけ、それを必要に応して切り出せばよい。切り
出した後のプラスチック10は矢印13で示す如き連続
的に変化する光学軸を有する。
尚、光学軸を曲げて示したのは、第2図に示す如く局所
的に見た光学軸方位が連続的に方位を変えていることを
示し、この方位の変化は偏光素子の長さ方向!において
異なっている。
プラスチックに歪を与える方法はこれに長さ!方向に不
均一な引きのばし力を加えてもよいしあるいは圧縮力を
加えてもよい。プラスチックは好ましくは高分子樹脂、
例えばポリカーボネートが用いられる。
以上の如くプラスチック10に歪を与え光学的異方性を
付与することにより、第3図に示すロションプリズムと
同様に常光線o (ordinary ray)に対し
ては、全く等方向な物質として働き、異常光線e (e
xtraodinary ray)に対してはその屈折
率が連続的に分布し、片側(図で上側)の方が屈折率が
高い物質として働く。屈折率は従来と同様にそれ自体公
知の屈折率楕円体(法線楕円体)を用いて求めることが
できる。
こうして異常光線の光路のみが図示の如く曲がり分離さ
れる。
即ち、第4図に示すように、結晶内を伝搬する光の波面
法線ヘクトルをSとしたとき、Sに垂直な面が法線楕円
体を切る断面は楕円となり、その楕円の短軸と長軸がS
方向に伝搬する二つの先にり、1する結晶の屈折率を与
え、また短軸と長軸の方向がこれらの光の電束密度りの
振動方向を与える。
−軸結晶ではnX −nV f−02(nx +  n
y l  n、 ;主屈折率)であるので、法線楕円体
はZ軸を回転軸とする回転楕円体になる。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明によれば安価なプラスチックを用いて
これに所定方向の歪をかけるだけで簡単に偏光素子が得
られる。尚、従沫の結晶を用いる素子では光学軸が異な
る2つの結晶を貼りあわせる必要があるが、本発明によ
れば単体のプラスチックでよく製造作業が非常に簡易化
される。また、結晶の場合には光学軸(結晶軸)はその
結晶の物性として決まっており操作できないが、本発明
ではプラスチックに加える歪の方向や大きさにより任意
に制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る偏光素子の一実施例を示す図、第
2図は第1図の素子の光学軸の方位の変化を説明する図
解図、第3図は従来のロションプリズムを示す図、第4
図は屈折率を求めるための屈折率楕円体を示す図。 10・・・プラスチック、  13・・・光学軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続的に変化する一軸光学軸を有する光学的異方性樹脂
    材により構成される偏光素子。
JP30161686A 1986-12-19 1986-12-19 偏光素子 Pending JPS63155006A (ja)

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JP30161686A JPS63155006A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 偏光素子

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JP30161686A JPS63155006A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 偏光素子

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JPS63155006A true JPS63155006A (ja) 1988-06-28

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ID=17899088

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JP30161686A Pending JPS63155006A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 偏光素子

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JP (1) JPS63155006A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101782690A (zh) * 2010-02-20 2010-07-21 曲阜师范大学 单元非常折射洛匈棱镜及非常折射偏光分束方法
CN103457146A (zh) * 2013-09-05 2013-12-18 中国科学院上海光学精密机械研究所 确定钛宝石晶体晶轴朝向的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101782690A (zh) * 2010-02-20 2010-07-21 曲阜师范大学 单元非常折射洛匈棱镜及非常折射偏光分束方法
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