JPS63154562A - 原反供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、グラビア印刷機等において、ロール状に巻か
れた原反ロールから原反を引き出して、印刷工程等の所
定の工程に送る原反供給装置に関する。

〔従来の技術〕

グラビア輪転印刷機においては２通常２印刷すべき紙、
フィルム等の原反がロール状で供給部にセントされ、こ
の原反ロールから原反を繰り出し、且つ適当な張力を加
えた状態で印刷部に送り、連続的に印刷が行われている
。グラビア輪転印刷機による印刷の対象となる原反とし
ては１通常の紙、プラスチックフィルム等の他、プラス
チックの重装や袋状のフィルム等もある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、従来のグラビア印刷機においては７重袋及び
袋状のポリエチレンフィルム原反の印刷時において７巻
取側での大きいピンチ狂いが生じるという問題があった
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明者等はかかる問題を解決すべく、鋭意検討の結果
、このピッチ狂いがロール原反の内部応力により生じて
おり、内部応力を一旦解消することによりピッチ狂いを
減少させることができることを見出した。即ち、原反が
ロール状で供給される場合、ロール内て原反には張力が
加わった状態に保たれ、従って内部応力が加わった状態
に保たれているが、従来はこの原反が繰り出された後も
ゆるめられることなく、印刷部に送られ印刷されるため
、印刷後内部応力により収縮し。

大きいピンチ狂いを生じている。そこで、この原反の張
力を一旦無くシ、内部応力を除去した後、印刷部に供給
して印刷を行うと、ピンチ狂いが減少することを見出し
１本発明を達成したものである。

本発明はかかる知見に基づいて為されたもので、原反ロ
ールから原反を引き出す送り出しロールと、該送り出し
ロールから送られた原反を張力のかからない状態で収容
するストレージ部と、このストレージ部にある原反を引
き出す送りロールとを有する原反供給装置を要旨とする
。

〔実施例〕

以下５図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明をグラビア印刷機の供給部に適用した実
施例を示すもので、１は重装或いは袋状のポリエチレン
フィルム等の原反を巻き取ってなる原反ロール。

２は原反ロール１から繰り出される原反、３は原反ロー
ルの保持台である。４は原反２を原反ロールから引き出
すための送り出しロール、５は送り出しロール４と原反
２とのスリップを防止する押えロール、６は送り出しロ
ール４と押えロール５から送られた原反を張力のかから
ない状態で収容するストレージ部である。

このストレージ部６にはストレージコンベア７が設けら
れており、その上面に原反２が波形に堆積されるように
なっている。ストレージコンベア７の長さは、このスト
レージコンベア７上に蓄えられる原反２の量が。

原反ロール切り換え期間中、原反を印刷工程に供給する
ことを可能にする量となるように設定されている。

８はストレージコンベア７上の波形の原反２の有無を検
知する反射式光電管等のセンサ、９はストレージコンへ
アマ上に原反が波形の乗るのを助けるためのスイングロ
ールである。

１０はストレージコンベア７上から繰り出される原反２
の横方向位置を規制する位置決めロール、１１はガイド
ロール、１２は原反２を所定の速度で印刷工程に送り出
す送りロール、１３は原反２を送りロール１２に押付け
る押えロールである。

次に、上記構成になる原反供給装置の動作を説明する。

まず９通常の印刷時の動作を説明する。原反ロール１か
ら原反２が送り出しロール４によって引き出きれ。

ストレージ部６のストレージコンベア７の左端にスイン
グロール９によって振られながら供給される。この時、
ストレージコンベア７はゆっくりと右方向に移動してお
り、これにより、原反２はストレージコンベア７上に波
形にストックされる。原反２がストレージコンベア７上
にストックされ奴状態で□は、原反の張力が解除されて
おり、従ってロール状に秀きとられていた原反め□内部
応力が除去される。ストレージコンベア７上に波形にス
トックされた原反２は、ストレージコンベア７の右端か
ら１位置決めロール１０．ガイドロール１１を経て送り
ロール１２によって一定速所で繰り出され、印刷部に送
り出される。ここで、ストレージ部６の前の送り出しロ
ール４による原反供給速度と。

後ろの送りロール１２による原反繰出速度とは等しく設
定されており、従って常に、一定一の原反がストレージ
コンベアフ上にストックされている。豆トレージ部６、
内部応力を除、あれ、イ。後印刷部：ｉ、ゎて印−１１
された原反は、収縮量が少なく、印刷のビ・７チ狂いが
極めて減少している。

次に、原反ロール１が残り少なくなり２次の新しい原反
ロールに切り換える動作を説明する。前記したように、
ストレージ部６には一定量の原反が波形にストックされ
ている。この状態で送り出しロール４の運転を停止し、
原反ロールを新たなものと切り換′え、新たな原反ロー
ルからの原反を送り出しロール４に掛かっている原反に
接続する。この動作の間にも印刷は継続して行われてお
り、送りロール１２はストレージコンベア７上の原反を
ｍａして繰り出す。従って、ストレージコンベア７上に
波形にストックされた原反量は減少する。ストックされ
た波形の原反が減少し、波形の原反の後端がセンサ８の
位置になると、センサ８がそれを検知し、送り出しロー
ル４の運転を開始し。

新しい原反ロールからの原反引き出し、ストレージコン
ベア７への供給を開始する。なお、この時の送り出しロ
ール４による供給速度及びストレージコンベア７の移動
速度は２通常の印刷時の速度よりも早く設定されており
、これによって、送りロール１２によって一定速度で原
反２の繰り出しを行っているにもかかわらず、ストレー
ジコンへアマ上には波形の原反が徐々に蓄積されてくる
。このスｌ−ツク量が５次の原反ロール切り換えに必要
なストック量に達すると、送り出しロール４及びストレ
ージコンへア７を通常の速度に戻す。以上の操作により
、印刷を停止することなく、原反ロールの切り換えが行
われる。

なお、上記実施例の説明では９通常の印刷時には。

送り出しロール４の原反供給速度と送りロール１２の原
反繰出速度とを等しくシ、ストレージコンベア７上に常
時一定量の原反が波形にス１−ツクされるものとしてい
るが、この代りに送り出しロール４によるストレージコ
ンへア７への原反供給速度を常に大きくシ。

ストレージコンへアマ上の原反ストック量が少なくなれ
ば送り出しロール４を運転し、原反ストック量が多くな
れば送り出しロール４の運転を停止するという動作を繰
り返すようにしてもよい。また、上記実施例では、スト
レージ部６に、原反ロールの切り換え時に印刷部に繰り
出すに必要な原反をストックし、印刷を停止することな
（原反ロールの切り換えを行うことができるように構成
したが１本発明は必ずしもこの構成に限定されるもので
なく、ストレージ部６には原反ロールからの原反が張力
を与えない状態で一時的にストックできればよく、スト
ック量を少なくしてもよい。

〔発明の効果〕

以上に説明したように９本発明は原反ロールから引き出
した原反を、印刷部に供給する前に２　ストレージ部に
おいてその張力を一旦解除するように構成しているので
、ロール原反の内部応力を除去し、良好な印刷物を得る
ことができ、特にピンチ狂いを生じゃずい型袋、或いは
袋状のポリエチレンフィルム原反のグラビア印刷におい
てもピンチ狂いを減少させ、良好な印刷を行うことがで
きるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略側面図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原反ロールから原反を引き出す送り出しロールと
   、該送り出しロールから送られた原反を張力のかからな
   い状態で収容するストレージ部と、このストレージ部に
   ある原反を引き出す送りロールとを有する原反供給装置
   。
2. （２）前記ストレージ部が、原反を保持して移動するス
   トレージコンベアを有することを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の原反供給装置。