JPS6315296Y2 - - Google Patents

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JPS6315296Y2
JPS6315296Y2 JP4926482U JP4926482U JPS6315296Y2 JP S6315296 Y2 JPS6315296 Y2 JP S6315296Y2 JP 4926482 U JP4926482 U JP 4926482U JP 4926482 U JP4926482 U JP 4926482U JP S6315296 Y2 JPS6315296 Y2 JP S6315296Y2
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JP
Japan
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sleeve
line
dimension
hem
clothing
Prior art date
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JP4926482U
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JPS58151631U (ja
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Publication date
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  • Details Of Garments (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は各種被服において袖付を必要とする
すべての衣裳のアームホール、袖山、袖巾および
デザインの寸法取りに利用する早見図表に関する
ものである。
袖付を必要とする各種被服類については、第1
図〜第2図に示す如く身ごろ本体1に設けた袖ぐ
りといわれる袖付部分の袖付孔2に対応する袖3
の寸法取りが必要である。この袖付孔2(本書に
おいてはアームホールという以下同じ)の寸法に
対し第2図の展開図に示す如く袖3の袖山5と袖
巾6を、どのように寸法取りするかについて従来
より一定した寸法取りの基準がなく当業界の悩み
の種となつている。すなわちアームホール2の寸
法を一定とした場合アームホールの形状を円形に
近づけるに伴い袖山5の寸法は短かくなり、袖巾
6の寸法は長寸となるので、ゆつたりした袖が形
成され肩より腕の部分にかけて運動量の多いスポ
ーツウエアとかルーズなシルエツトのデザインに
適する。これに対して楯円状の又は卵形のアーム
ホールとした場合は袖山寸法が長く袖巾寸法の短
い身体にぴつたりしたスリムなシルエツトとか背
広等フオーマルなデザインに適する袖として寸法
取りされる。しかし従来はアームホール2の寸法
と袖山5の寸法だけの基準によつて寸法取りを
し、袖巾6の寸法は従来よりの経験と感に頼つて
いたのでデザインによつて袖巾6の取り方が各人
各様で精度の高い寸法取りに多くの難点があり、
かつ面倒で危介な作業とされていた。特に最近の
衣裳や被服の傾向については既製服の種類、寸
法、デザインが多様化しユーザーの好みやニーズ
も従来とは比較にならない程変化してきている。
このような多様化、変遷に対して従来のデザイン
や寸法取り手段ではメーカー等の要求に応じるこ
とは時間がかかり面倒でかつ精度の良い寸法取り
は不可能で到底ついていけない問題となつてきて
いる。
この考案は上述の難点、悩みを解消することを
目的として出願人が当業者デザイナーとして長年
の経験と技術及研究に基づいて多様化している現
在の各種被服の袖付部分について不可欠の4要素
よりなるデザイン、アームホール、袖山、袖巾を
迅速かつ正確に寸法取りの可能な早見図表を提供
しようとするものである。
以下本願考案の適切な一実施例を図示説明す
る。第3図は主として男子(紳士)被服(一部女
子用も含む)の寸法取り早見図表でXは交点Oを
基点とする袖山の座標軸、Yは袖巾の座標軸であ
る。このXYの座標軸に対し袖山の寸法表示X′と
袖巾の寸法表示Y′を数字(センチメートル)で
表わし袖山寸法線mと袖巾寸法線wが直交するよ
うに図表を設ける。A,B,C,D,E,F,G
は交点Oより図表内に設けたデザイン線でAはタ
キシード等のフオーマルウエアのデザイン線、B
はテーラー、ジヤケツトのデザイン線、Cはワン
ピース、ツーピース等のデザイン線、Dはワイシ
ヤツのデザイン線、Eはカーデイガン、タートル
等のデザイン線、F〜GはTシヤツ等のデザイン
線である。この場合デザイン線Aは袖山寸法が最
も大きく袖巾寸法は最も小さくアームホールの形
は細くなつてスリムタイプのフオーマルウエア等
のデザインに適し、デザイン線Gに近づくに従い
袖山寸法が小さくなり逆に袖巾寸法は大きくなつ
て運動量の大きいたつぷりしたスポーツウエア、
ホームウエア等のデザインに適した寸法となる。
Zはアームホール線で図表内の袖山線、袖巾線及
びデザイン線と交叉する抛物線である。アームホ
ール線は寸法表示Z′を附し抛物線を設ける。図表
中におけるアームホール線の表出方法については
座標軸の交点OをOとするOOより距離(ワタリ
と称する)をAH−x(変数)/2の方程式により算 出する。(AHはアームホール)、変数xは袖山寸
法10cmの場合を基準としてx=2とし、袖山寸法
の増減については±2cm毎に変数xの値を±0.5
cmとして算出する、例えば袖山8cmのときは、変
数x=1.5袖山12cmの場合は変数x=2.5となる。
従つて袖山寸法2cmの場合変数x=0となる。こ
れを図表中で求めれば例えばTシヤツ、カーデガ
ンのデザイン線Eのアームホール42cmの場合ワタ
リ=42−2/2=20となり、タキシードのアームホ ールを42cmの場合ワタリ=42−3.5/2=19.75とな る。これらを連続した線として示せば図表中に抛
物線となつて表れる。
尚各被服衣裳のデザイン線については出願人の
デザイナーとしての長年の経験と技術及び図表に
対する試作と研究の成果によつて表示したもので
ある。
以上本願は上述の図表構成よりなるもので袖山
と袖巾の座標軸を基準として形成した図表内にデ
ザイン線とアームホール線を表わしこれら4つの
線の交点を図表中に求めればデザイン毎にアーム
ホール寸法、袖山寸法、袖巾寸法が即時に読み取
ることができるものである。例えば袖山13cmのワ
ンピースを成形する場合、図面は袖山にあたるX
軸の12cmと14cmの中間より線を下方に定規を当て
ワンピースのデザイン線Cとの交点を求め、これ
を袖巾の座表軸Yとアームホールの線に当てはめ
れば、袖巾は16.8cm、アームホールは45cmと定め
られる。
又ジヤケツトのアームホールを46cmと定めれば
デザイン線B(ジヤケツト)との交点より袖山X
は15.4cm、袖巾Yは14.9cmと簡単に定められる。
従つて本願考案は従来の経験と目分量で割出し
ていた計算方法や、袖付部分の4要素を無視した
単純な割出し計算と異なり、袖付部分が各被服ご
とにデザイン、アームホール、袖山、袖付の4要
素よりなることの基本認識に立ちこれを図表とし
て表示することに多くの研究と試作の繰返しによ
つて本願考案を完成したものである。従つてこれ
迄の面倒な袖付部分の型紙の寸法取りが本願図表
によつて合理的な寸法として未経験者によつても
簡単に割り出し読み取ることができる特長を備え
たものである。そして今後益々多様化、変遷する
被服衣裳について消費者やメーカーのニーズに対
応できるもので、すべての被服類の袖付部分に適
応しうる合理的な寸法取り早見表として省力的、
かつ実用性にすぐれたものでその利用価値は抜群
顕著である。尚本願考案の図表構成は婦人服、子
供服ごとにデザイン線を定め他の実施図表を作成
することができることは云う迄もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は被服の袖付部分と袖との関係を示す斜
視図、第2図は第1図の袖8の拡大展開図、第3
図は本願考案の一実施例を示す寸法取り早見図
表。 図中、Xは袖山座標軸、X′は寸法表示、Yは
袖巾の座標軸、Y′は寸法表示、Oは交点、mは
袖山寸法線、wは袖巾寸法線、A,B,C,D,
E,F,G……はデザイン線、Zはアームホール
線、Z′は寸法表示を夫夫示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交点Oを起点として横方向に設けた袖山の座標
    軸Xと縦方向に設けた袖巾の座標軸Yにおいて、
    該XY軸にそれぞれ等分の寸法表示X′,Y′を付し
    てX′よりの寸法線mとY′よりの寸法線wが直交
    するXYの図表に構成し、前記XY図表内に各被
    服の型別のデザイン線A,B,C,D,E,F,
    G……を前記交点Oより直線状に延長してXY図
    表内の袖山寸法線m、袖巾寸法線wと交叉せし
    め、更に前記交点Oよりの距離を半径とするアー
    ムホール線Zを寸法表示Z′ごとに抛物線状に設け
    前記袖山寸法線m、袖巾寸法線w及びデザイン寸
    法線A,B,C,D,E,F,G……と交叉する
    ように設けてなることを特徴とする被服類の袖付
    部分における、アームホール、袖山、袖巾及びデ
    ザインの寸法取り早見図表。
JP4926482U 1982-04-06 1982-04-06 被服類の袖付部分におけるア−ムホ−ル、袖山、袖巾及びデザインの寸法取り早見図表 Granted JPS58151631U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4926482U JPS58151631U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 被服類の袖付部分におけるア−ムホ−ル、袖山、袖巾及びデザインの寸法取り早見図表

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JP4926482U JPS58151631U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 被服類の袖付部分におけるア−ムホ−ル、袖山、袖巾及びデザインの寸法取り早見図表

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58151631U JPS58151631U (ja) 1983-10-11
JPS6315296Y2 true JPS6315296Y2 (ja) 1988-04-28

Family

ID=30060137

Family Applications (1)

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JP4926482U Granted JPS58151631U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 被服類の袖付部分におけるア−ムホ−ル、袖山、袖巾及びデザインの寸法取り早見図表

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JP (1) JPS58151631U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58151631U (ja) 1983-10-11

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