JPS63151394A - 厨芥処理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は厨芥を乾燥、燃焼させて処理する厨芥処理機に
関するものである。

従来の技術 一般に欧米では家庭用の厨芥処理機としては、ディスポ
ーザが多く使用されているが、我国では下水処理設備が
充実していないため下水道がつまったりして下水処理が
できなくなったりするので、欧米タイプのディスポーザ
の使用が禁止されている（使用禁止の行政指導が行なわ
れている）のが実情である。

そのために一般家庭では厨芥を流し台の付属篭。

流し台隅の三角コーナ篭又は台所のプラスチック容器に
収容しているのが現状である。

発明が解決しようとする問題点 上記のように厨芥を流し台の付属箱、流し台隅の三角コ
ーナ篭又は台所のプラスチック容器に収容するものであ
れば、厨芥によって生じる悪臭。

汚れ、かさばり等になやまされる欠点があり、又厨芥を
入れ替えたり移し替えたりして移動させる際に汚水がこ
ぼれる欠点があった。

本発明は上記のような欠点を除去したもので、その目的
とする処は厨芥によって生じる悪臭、汚れ、かさばり等
になやまされることがなく、又厨芥よりの汚水のこぼれ
も生じず、しかも厨芥の処理が容易に行なえ、その上下
水道がつまったりすることのない厨芥処理機を提供する
ことにある。

問題点を解決するだめの手段 本発明は厨芥Ａを乾燥させる乾燥用ヒータ６と、該乾燥
用ヒータ６にて乾燥させた厨芥ＡｖＣ点火する点火用ヒ
ータ８と、該点火用ヒータ８にて点火して燃焼させた厨
芥Ａより発生する排気ガスを直接燃焼させる２次燃焼室
１２とを備えてなる構成にしたものである。

作用 厨芥Ａを乾燥用ヒータ６にて乾燥させ、該乾燥用ヒータ
６にて乾燥させた厨芥Ａに点火用ヒータ８にて点火して
燃焼させ、該燃焼させた厨芥Ａより発生した排気ガスを
２次燃焼室１２で直接燃焼させて厨芥の処理を行なうも
のである。

実施例 以下本発明の厨芥処理機の一実施例を図面とともに説明
する。

第１図は本発明の厨芥処理機の一実施例を示す要部断面
図である。

第１図において、１は本体、１ａは空気の吸込口、２は
野菜屑等の厨芥Ａを投入する投入口を覆う投入口蓋、３
は厨芥Ａを燃焼させる燃焼室、４は厨芥Ａが落ちない大
きさの穴４ａが多数おいている燃焼室３の下部に設けた
ロスドル、５は外部に取り出せるようになっているロス
ドル４の下部に設けた灰受は箱、６は使用しない時は側
壁に付いている（上部の一点鎖線で表示した位置）が、
使用する際は任意の位置に倒し上下して取り出せるよう
になっている燃焼室３に設けた厨芥Ａの乾燥用ヒータ、
７は乾燥用ヒータ６に取付けられて一諸に動くようにな
っている反射板、８は乾燥用ヒータ６にて乾燥された厨
芥ＡＶｔＣ点火する点火用ヒータ、９は乾燥用ヒータ６
の加熱によって厨芥Ａの水分がなく寿って乾燥１〜燃焼
室３内の温度が上昇してくると点火用ヒータ８に通電す
るサーモスタット、１０は点火用ヒータ８によって厨芥
Ａが燃焼し出して燃焼室３内の温度が更に上昇すると乾
燥用ヒータ６の通電をＯＦＦ　（遮断）にするサーモス
タット、１１は排気ガスの出口の２次燃焼室１２に設け
たフィルタ、１３は排気ガスの出口の２次燃焼室１２の
筒内周に設けた排気ガスを７００度Ｃ〜８００度Ｃで２
次燃焼させる直接燃焼用ヒータ、１４は該ヒータ１３の
断熱用外周壁、１５は排気ガスの排出する速度を落とし
て２次燃焼室１２での排気ガスを直接燃焼しやすくする
２次燃焼室１２に設けた複数の遮蔽板、１６は直接燃焼
用ヒータ１３の熱によって加熱される排気ガスの煙り、
臭い等をとる触媒燃焼装置、１６ａは触媒燃焼装置１６
を着脱自在に取付け、取外しできるようにした触媒燃焼
装置１６の蓋、１７は排気口、Ｉ９は排気口１７に設け
た吸気用のファン、１８は吸気用のファン１９を駆動す
る吸気用のモータ、２０は吸気用のモータＩ８の受は台
である。

第２図は本発明の厨芥処理機の一実施例を示す電気回路
図である。

第２図において、６は乾燥用ヒータ、８は点火用ヒータ
、９は点火用ヒータ８に通電するサーモスタット、１０
は乾燥用ヒータ６の通電をＯＦＦにするサーモスタット
、１３は直接燃焼（２次燃焼）用ヒータ、Ｉ８はファン
１９を駆動するモータ、２１は安全を計る温度ヒユーズ
、２２は通電を表示する通電表示ランプである。

機の動作状態を説明する。

まず、野菜屑等の厨芥Ａを投入口蓋２を開いてロスドル
４の上に投入し、乾燥用ヒータ６と反射板７を所定位置
に動かせ、厨芥Ａに接触させて乾燥用ヒータ６．直接燃
焼用ヒータ１３．吸気用モータ１８に通電する。すると
厨芥Ａは乾燥用ヒータ６の熱によって乾燥する。厨芥Ａ
が乾燥して燃焼室３内の温度が上昇してくるとサーモス
タット９が働いて点火用ヒータ８に通電する。通電され
た点火用ヒータ８は赤熱して乾燥している厨芥Ａに点火
して厨芥Ａを燃焼させる。厨芥Ａが燃焼して燃焼室３の
温度が更に上昇するとサーモスタット１０が働いて乾燥
用ヒータ６の通電をＯＦＦにする。この場合、乾燥用ピ
ー４６０通電がＯＦＦになれば乾燥用ヒータ６を側壁の
位置に戻すとよい。

乾燥時及び燃焼時に出る排気ガスはフィルタ１１で比較
的大きな煤等が除かれ、２次燃焼室１２で遮蔽板１５に
よって流速を落としつつ直接燃焼させ、更に触媒燃焼装
置１６を通って浄化され、排気口１７から外部に排出さ
れる。

厨芥Ａが燃焼して灰になると、ロスドル４の穴４ａより
下の灰受は箱５の中に落ちる。灰受は箱５の中が灰で一
杯になると灰受は箱５を取り出して灰を外部に捨てる。

以上の動作にて厨芥の処理を行なう。

第３図は本発明の厨芥処理機の他の実施例を示す電気回
路図であり、サーモスタット９ａは厨芥Ａが乾燥して燃
焼しやすい状態になって燃焼室３内の温度が上昇すると
点火用ヒータ８の方に切りかわるようになっている。ど
の回路構成にするとサーモスタットを一個使用するだけ
で良い。

発明の効果 本発明の厨芥処理機は上記のような構成であるから、厨
芥によって生じる悪臭、汚れ、かさばり等になやまされ
ることがなく、又厨芥よりの汚水のこぼれが生じず、し
かも厨芥を乾燥して燃焼させるので完全燃焼させて処理
することができ、厨芥の処理を比較的短時間で容易に行
なうことができ、その上下水道へ厨芥の粉砕屑を流さ々
いので下水道がつまったりすることがなく、更に排気ガ
スを浄化して排出するので大気汚染の心配がない等の利
点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の厨芥処理機の一実施例を示す要部断面
図、第２図は本発明の厨芥処理機の一実施例を示す電気
回路図、第３図は本発明の厨芥処理機の他の実施例を示
す電気回路図である。 図面中、６は乾燥用ヒータ、８は点火用ヒータ、１２は
２次燃焼室、Ａは厨芥を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、厨芥を乾燥、燃焼させて処理する厨芥処理機におい
   て、該厨芥を乾燥させる乾燥用ヒータと、該乾燥用ヒー
   タにて乾燥させた厨芥に点火する点火用ヒータと、該点
   火用ヒータにて点火して燃焼させた厨芥より発生する排
   気ガスを直接燃焼させる２次燃焼室とを備えてなること
   を特徴とする厨芥処理機。