JPS6314942Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314942Y2 JPS6314942Y2 JP19374981U JP19374981U JPS6314942Y2 JP S6314942 Y2 JPS6314942 Y2 JP S6314942Y2 JP 19374981 U JP19374981 U JP 19374981U JP 19374981 U JP19374981 U JP 19374981U JP S6314942 Y2 JPS6314942 Y2 JP S6314942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trommel
- pitch
- hole
- holes
- circumferential direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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- 238000007873 sieving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は都市ゴミをその大きさに応じてふるい
分けるためのトロンメルに関する。
分けるためのトロンメルに関する。
第１図に図解的に示したように、表面に多数の
孔１を設けた円筒２（トロンメル）を回転させな
がら、この円筒２の中に被選別物質を１方の端か
ら供給し、形状の小さなものは孔１より落下さ
せ、大きなものは他方の端から取り出すようにし
た回転ふるいは、その操作の簡易性と構造単純性
から各分野で使用されているが、このトロンメル
を都市ゴミの選別に利用する場合は、孔１の目詰
りが頻繁に生じその選別効率が著しく低下する。
これは都市ゴミ中に、針金、電線コード類、プラ
スチツクフイルム類、下着類、パンスト類などの
各種の長手のゴミ（ひも状ゴミ）が混在し、これ
が孔１にまたがつてぶら下つたり、巻き付いたり
して孔を部分的に塞ぐ現象が生ずるからである。
第２図に示したように、ひも状ゴミが孔１にぶら
下つて係止すると、トロンメル２の回転によつて
若干は孔から外れるが、大部分はさらに巻き付く
ような現象が生ずる。
孔１を設けた円筒２（トロンメル）を回転させな
がら、この円筒２の中に被選別物質を１方の端か
ら供給し、形状の小さなものは孔１より落下さ
せ、大きなものは他方の端から取り出すようにし
た回転ふるいは、その操作の簡易性と構造単純性
から各分野で使用されているが、このトロンメル
を都市ゴミの選別に利用する場合は、孔１の目詰
りが頻繁に生じその選別効率が著しく低下する。
これは都市ゴミ中に、針金、電線コード類、プラ
スチツクフイルム類、下着類、パンスト類などの
各種の長手のゴミ（ひも状ゴミ）が混在し、これ
が孔１にまたがつてぶら下つたり、巻き付いたり
して孔を部分的に塞ぐ現象が生ずるからである。
第２図に示したように、ひも状ゴミが孔１にぶら
下つて係止すると、トロンメル２の回転によつて
若干は孔から外れるが、大部分はさらに巻き付く
ような現象が生ずる。
本考案は、この問題の解決を目的としてなされ
たもので、本考案者らは都市ゴミに対し、トロン
メルの回転数、孔の大きさ、配置形体などを変え
て実験検討をくり返した結果、一般の都市ゴミに
対しては、円周方向の孔のピツチ（第１図のｌ）
を400mm以上とすることが、前記のぶら下り現象
や巻き付きを防止する上で非常に効果があること
が判明した。しかし、軸方向の孔のピツチ（第１
図のｗ）は任意であつてもほとんど影響を及ぼさ
ない。
たもので、本考案者らは都市ゴミに対し、トロン
メルの回転数、孔の大きさ、配置形体などを変え
て実験検討をくり返した結果、一般の都市ゴミに
対しては、円周方向の孔のピツチ（第１図のｌ）
を400mm以上とすることが、前記のぶら下り現象
や巻き付きを防止する上で非常に効果があること
が判明した。しかし、軸方向の孔のピツチ（第１
図のｗ）は任意であつてもほとんど影響を及ぼさ
ない。
ぶら下り現象や巻き付きを起すものは、都市ゴ
ミ中に混在するアンダーシヤツ類やパンスト類な
どの衣類もしくはポリエチレンフイルム類などに
多く見られる。これらは投入時には塊状となつて
いてもトロンメル内でひも状に伸びる。トロンメ
ルの選別効率を上げるために開口率をできるだけ
大きくしようとすると、ピツチはいきおい短くな
るが、軸方向のピツチは短くてもよいが円周方向
のピツチが短いと目詰りが激しくなる。この円周
方向のピツチを400mm以上とすると目詰りは著し
く低下させることができる。これは、第３図に示
すように、衣類などのひも状ゴミが孔の１部から
突出しても回転によつて重心が移動してトロンメ
ル内に再び落下することになるからである。すな
わち、円周方向のピツチが400mmより長いと、第
３図ａ→ｃ、またはイ→ハのように、孔からたれ
下つた部分の重量はトロンメル内に残つている部
分の重量よりも一般に小さくなるから、トロンメ
ルが回転しているうちに自重によつてトロンメル
内に再び落下し、ぶらさがり現象、巻付き現象が
防止できる。
ミ中に混在するアンダーシヤツ類やパンスト類な
どの衣類もしくはポリエチレンフイルム類などに
多く見られる。これらは投入時には塊状となつて
いてもトロンメル内でひも状に伸びる。トロンメ
ルの選別効率を上げるために開口率をできるだけ
大きくしようとすると、ピツチはいきおい短くな
るが、軸方向のピツチは短くてもよいが円周方向
のピツチが短いと目詰りが激しくなる。この円周
方向のピツチを400mm以上とすると目詰りは著し
く低下させることができる。これは、第３図に示
すように、衣類などのひも状ゴミが孔の１部から
突出しても回転によつて重心が移動してトロンメ
ル内に再び落下することになるからである。すな
わち、円周方向のピツチが400mmより長いと、第
３図ａ→ｃ、またはイ→ハのように、孔からたれ
下つた部分の重量はトロンメル内に残つている部
分の重量よりも一般に小さくなるから、トロンメ
ルが回転しているうちに自重によつてトロンメル
内に再び落下し、ぶらさがり現象、巻付き現象が
防止できる。
なお、このようなぶら下り現象や巻き付きを防
止する効果は、円周方向のピツチを400mm以上と
さえすれば、孔の径が通常のふるい分け等級の範
囲（例えば孔径20mm〜200mmの範囲）で異なつて
いても同等に奏される。
止する効果は、円周方向のピツチを400mm以上と
さえすれば、孔の径が通常のふるい分け等級の範
囲（例えば孔径20mm〜200mmの範囲）で異なつて
いても同等に奏される。
本発明のトロンメルはゴミ破砕機の後に設置し
て使用するのが実際的である。都市ゴミを対象と
した破砕機は処理能力や消費動力の関係から衝撃
式破砕機である場合が多く、このような破砕機で
例えば20mm、50mm、100mm、200mmといつた所望の
サイズとなるように破砕するのであるが、針金、
電線コード類、プラスチツクスフイルム類、下着
類などの各種の長手の紐状のゴミ類は破砕され難
いのが通常である。本発明のトロンメルをこのよ
うな破砕機で破砕されたゴミを対象として使用す
る場合、その破砕の程度（通常は20mm〜200mmの
範囲）に応じた20mm〜200mmの孔径のものを使用
し、そのさいの円周方向のピツチを400mm以上と
したものを使用すればよい。
て使用するのが実際的である。都市ゴミを対象と
した破砕機は処理能力や消費動力の関係から衝撃
式破砕機である場合が多く、このような破砕機で
例えば20mm、50mm、100mm、200mmといつた所望の
サイズとなるように破砕するのであるが、針金、
電線コード類、プラスチツクスフイルム類、下着
類などの各種の長手の紐状のゴミ類は破砕され難
いのが通常である。本発明のトロンメルをこのよ
うな破砕機で破砕されたゴミを対象として使用す
る場合、その破砕の程度（通常は20mm〜200mmの
範囲）に応じた20mm〜200mmの孔径のものを使用
し、そのさいの円周方向のピツチを400mm以上と
したものを使用すればよい。
第４図は本考案のトロンメルの効果を一層高め
たもので、トロンメル２の外側の各孔に対応する
位置に、板バネ３を、トロンメルの回転の接線方
向に近接して設置し、開口部の外に出張つた部分
をトロンメル内部に押し戻すようにしたものであ
り、ぶらさがり現象や巻付き現象は効果的に防止
される。
たもので、トロンメル２の外側の各孔に対応する
位置に、板バネ３を、トロンメルの回転の接線方
向に近接して設置し、開口部の外に出張つた部分
をトロンメル内部に押し戻すようにしたものであ
り、ぶらさがり現象や巻付き現象は効果的に防止
される。
このようにして、本考案によると、都市ゴミの
如きひも状物質が混在する処理物に対してもトロ
ンメルによつて選別処理が能率よく行なえること
になり、都市ゴミ処理設備の一環として有用に機
能し得る選別装置が提供される。
如きひも状物質が混在する処理物に対してもトロ
ンメルによつて選別処理が能率よく行なえること
になり、都市ゴミ処理設備の一環として有用に機
能し得る選別装置が提供される。
第１図はトロンメルの斜視図、第２図はトロン
メルの使用状態を示す断面図、第３図は本考案の
トロンメルによるゴミ移動状態を示す断面図、第
４図は本考案のトロンメルの断面略図である。 １……孔、２……トロンメル、３……板バネ、
ｌ……円周方向の孔のピツチ。
メルの使用状態を示す断面図、第３図は本考案の
トロンメルによるゴミ移動状態を示す断面図、第
４図は本考案のトロンメルの断面略図である。 １……孔、２……トロンメル、３……板バネ、
ｌ……円周方向の孔のピツチ。
Claims (1)
- 孔径20mm〜200mmの孔を円周面に多数設けた都
市ゴミふるい分け用トロンメルであつて、円周方
向に少なくとも400mm以上のピツチをもつて該孔
を配設したことを特徴とする都市ゴミ用トロンメ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19374981U JPS58102504U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 都市ゴミ用トロンメル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19374981U JPS58102504U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 都市ゴミ用トロンメル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58102504U JPS58102504U (ja) | 1983-07-12 |
| JPS6314942Y2 true JPS6314942Y2 (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=30107094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19374981U Granted JPS58102504U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 都市ゴミ用トロンメル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58102504U (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19374981U patent/JPS58102504U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58102504U (ja) | 1983-07-12 |
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