JPS63147514A - 空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は使用者がフィルター、集塵部等のメンテナンス
を行なうことが必要な空気清浄機に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の空気清浄について１第３図、第４図を参
照しながらその一般的な構成を説明する。

第３図および第４図において１本体１の前面には吸気口
２と排気口３を設け、この間は本体内部の空気流路で連
通され、流路の途中にフィルター４と電動送風機を配置
している。フィルター４は本体に取出し自在に設けられ
、電動送風機によって吸気口２から吸入された空気中の
塵埃を吸着しその後の空気を排気口３より本体外に放出
する。

５は吸気口２に開けられた窓で、本体外よりフィルター
４の一部が見えるように設け１窓の近傍に貼付した色見
本６，７又はフィルター４の近傍に貼付しだ色見本８．
９と窓６より見えるフィルター４の色を使用者が比較判
断し、フィルター４の交換時期を判断するものである。

ここでフィルター４は、集塵用フィルター４−１と脱臭
用フィルター４−２を重ね合わせたもので、窓６から見
えるのは集塵用フィルター４−１である。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の空気清浄機では、使用者が常時フィル
ターの色に気を配りながら交換時期を判断せねばならず
、使用者の精神的な負担が大きかった。また、色見本６
へ９は、一般的な空気によって汚れたフィルターの色を
代表値的に利用したものであるため、実際に全く同じ色
になるとは限らない。加えて、フィルター４の寿命は集
塵用フィルター４−１の汚れだけでなく、脱臭フィルタ
ー４−２の脱臭能力の低下も考えられ、視覚的な判断だ
けではあまりに正確とは言えない。

つまり、放置しておくだけでは集塵フィルター４−１の
色は汚れが優性しにくいので変りニ＜＜。

それに比べて脱臭フィルター４二２の能力の低下は大き
なものがある。

本発明はこのような問題点を解決するもので、使用者に
フィルターの交換又はメンテナンス時期を明確な方法で
報知し、使用性の高い空気清浄機を提供することを目的
としている。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため空気清浄機において
運転時間、又は運転時間に他の要因の重みを加えた形の
計数を積算する演算回路又はタイマーと、前記演算回路
又はタイマーの出力に応じてフィルター又は集塵部のメ
ンテナンス時期を報知する手段とを有し、この報知手段
は機体の実稼動の頻度に応じて、前記演算回路又はタイ
マーの出力に対応する報知手段の動作点を変更する切替
スイッチを設けてなるものである。

作用 本発明は上記した構成により、空気清浄機が放置されて
いる状態でも低下する脱臭性能に対して、使用者が実稼
動時間の設定を行なうだけで、フィルターの交換時期又
は集塵部のメンテナンス時期を適切に使用者に報知する
ことができると共に、使用者が交換又はメンテナンス時
期に対して使用実感に応じた調整を加えることができる
。

実施例 以下、その実施例について図面を参照しながら説明する
。

第１図において、本体１０の前面には吸気口１１が設け
られ、本体１０の上部に設けた排気口１２と連通した空
気流路中にフィルター１３を着脱自在に装着している。

フィルター１３に対して空気流路の後方に配した電動送
風機（図示せず）によって気流を発生させるものである
。本体１ｏの上部に着脱自在に取付けたリモコン１５は
前記電動送風機を制御するもので、運転スイッチ１６と
表示灯１７，１８．１９及びタイマースイッチ２０と表
示灯２１．２２．２３を具備し、さらにガスセンサー２
４を配してなるものであり、内部には制御回路を有して
いる。２６は電源コードである。

また２７はフィルター１３の交換時期を点滅により使用
者に報知する表示灯、２８は表示灯２７０点灯時期を機
体の実稼動時間によって切り替える点灯切替えスイッチ
である。

上記構成において動作を説明する。第２図に使用日数と
フィルターの使用率（）、イルターの寿命まで使用して
交換が必要な時点を１００％とする）を示すが１ば１日
に８時間実稼動させた場合、２は１日に４時間実稼動さ
せた場合で、イは脱臭能力の低下度合を、口はタイマー
による使用時間の積算値である。すなわち、フィルター
１３の脱臭能力は機体を稼動させなくても周囲の雰囲気
を浄化することにより低下するため、１日の実　動時間
に比例するほど大きく影響されないが、フィルター１３
の実使用時間を算出する制御回路２５中のタイマーの積
算値は、実稼動時間しかタイマーが加算されないとすれ
ば、実稼動時間に比例し、タイマーの積算値が図中の■
点まで達した時に表示灯２７を点滅させていてはフィル
ター１３の脱臭能力を加味したフィルター１３を交換す
る時期の報知はできない。そこで前記点灯切替えスイッ
チをα側にすればβ側にした時■に比べて、タイマーの
積算値が半分の時点ので表示灯２了が点滅するよう制御
回路２５中の比較器を切替えるものである。

つまり、フィルター１３の機能として、集塵能力と脱臭
能力のうち、放置状態においても低下する脱臭能力を１
日の平均実稼動時間を設定することにより、放置分まで
換算した状況で交換時期を報知することができるのであ
る。ここでは交換時期をタイマーで算出したが、時間に
ガスセンサー２４の出力によって汚れ度合を判別して得
た係数を重み付けとして掛は合せたものを積算してもよ
く、切替えスイッチは２段以上、又は、ボリューム的な
スイッチでもよい。

更に、機体内部に蓄電池を有し、一時の実稼動時間を判
別して内部に設けた切替スイッチを自動的に切り替える
ことも容易に実現できるものである。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、実稼動時間を設定す
る切替スイッチを設け、フィルターの使用時間を積算す
る計時回路の出力をフィルター又は集塵部のメンテナン
ス時期を報知する手段に対応させる比較器を切替えるこ
とにより、脱臭能力の放置による低下分も含めた形での
フィルター等のメンテナンス時期を使用者に報知できる
使用性の高い空気清浄機を提供できるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気清浄機の外観斜視
図、第２図は同動作説明用グラフ、第３図は従来の空気
清浄機の外観斜視図、第４図は同下面図である。 １３・・・・・・フィルター、２７・・・・・・表示灯
、２８・・・・・・切替スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１３
−　　フィルター η−表示灯 第　２　図 ０２４６ｆ！Ｉθ ｆ史用回秋

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）運転時間、又は運転時間に他の要因の重みを加え
   た形の計数を積算する演算回路又はタイマーと、前記演
   算回路又はタイマーの出力によつてフィルターのメンテ
   ナンス時期を報知する手段とを有し、この報知手段は、
   機体の実稼動の頻度に応じて、前記演算回路又はタイマ
   ーの出力に対応する報知手段の動作点を変更できる切替
   スイッチを設けてなる空気清浄機。
2. （２）切替スイッチは、実稼動の頻度が低ければ、演算
   回路又はタイマーの積算値の低い時点で報知手段を動作
   させ、高ければ高い時点まで動作させないように比較レ
   ベルを切替え可能とした特許請求の範囲第１項記載の空
   気清浄機。