JPS63146734A - カニのふ化装置 - Google Patents

カニのふ化装置

Info

Publication number
JPS63146734A
JPS63146734A JP61293186A JP29318686A JPS63146734A JP S63146734 A JPS63146734 A JP S63146734A JP 61293186 A JP61293186 A JP 61293186A JP 29318686 A JP29318686 A JP 29318686A JP S63146734 A JPS63146734 A JP S63146734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crabs
chamber
crab
inner box
fertilization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61293186A
Other languages
English (en)
Inventor
正博 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RENGE KK
Original Assignee
RENGE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RENGE KK filed Critical RENGE KK
Priority to JP61293186A priority Critical patent/JPS63146734A/ja
Publication of JPS63146734A publication Critical patent/JPS63146734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カニのふ化装置に関し、ざらに詳しく言えば
ズワイガニ等の、河口近くで産卵しその後河川に戻ると
いう習性を有するカニのふ化装置に関する。
[従来の技術] 我が国の海域に近い河川には昔からズワイガニ等の賞味
の対象となるカニがたくさん棲息していたが、近年農薬
の被害でこのズワイガニ等はあまり見られなくなってき
ている。このカニ等は濁でて食べたり、味噌汁に入れて
食べたりして非常にだしのでるおいしいカニとされ誰か
らも賞味されてきた。このカニは減少した今、稀少(i
III値の高いカニとされている。
このようなカニはその絶対量が必要とされているにもか
かわらず、このカニの習性等が十分に解明されていない
こと等のため、このカニのふ化は自然の産卵にのみたよ
っており、そのふ化装置は全く知られていない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、河口
近くで産卵しその後河川に戻るという習性を有するカニ
を周年種苗生産でき、その絶対間を効率的に増大させる
カニのふ化装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] まず本発明者はズワイガニの習性等を鋭意研究した結果
、以下のことを見出した。即ち、このズワイガニは(1
)河川に生息し産卵期になると抱卵した雌エビは河口近
くで産卵し、その後また同じ河川に戻ること、(2)潮
の香りを敏感にかぎわけて抱卵した雌カニは海水性液領
域へ移動すること、特にこの移動は穴(好ましくは三角
、長四角状等の穴)を通して行ない易いこと、(3)容
易にバーレムを組み(天然においても雄1に対し月10
0匹の割合で存在している。)、抱卵した雌ガニが移動
すること、(4)1aガニは各々の生息エリア(縄張り
)をもつこと等を見出した。
本発明者は、上記知見に基づき、本発明を完成したもの
である。
本発明のカニのふ化装置は、少なくとも1つの、海水性
液を保持する産卵用部屋と、該産卵用部屋と少なくとも
1つの隔壁を介して接する少なくとも1つの、淡水性液
を保持する受精用部屋と、該産卵用部屋と該受精用部屋
とを相互にカニが移動可能な、該隔壁の上方又は上部に
設けられた移動用空間部と、を有することを特徴とする
上記産卵用部屋は海水性液を保持するものである。この
海水性液とは、この液の香りをカニがかいで淡い水性液
側から移動できるものであって、産卵するためのもので
あればよい。これは例えば河口付近程度の液をいう。
上記受精用部屋は淡水性液を保持するものであり、上記
産卵用部屋と少なくとも1つの隔壁を介して接している
。この淡水性液としては、例えば井戸水又は脱塩素した
水道水等が用いられる。
上記受精用部屋および受精用部屋は各々1つでよいし2
以上でも良く、隔壁も1つでも2以上でもよい。しかし
通常例えば第4図、第5図又は第8図に示すように、各
部屋も隔壁3a、3b、3eも各々1つである。これは
雄ガニを1尾用いることができること、有効に部屋空間
を利用することができること等のためである。また受精
用部屋は8雌がニが縄張りを張るので産卵用部屋と比べ
て比較的太きな空間を必要とする。従って例えば第2図
、第4図〜第7図、第9図に示すふ化装置においては各
内側に形成された部屋6.6a、6b、5c15d、6
fが通常産卵用部屋となるが、この逆であってもよい。
本ふ化装置は、産卵用部屋および受精用部屋は、その一
方が外箱内に配置された内箱で区画形成され、その他方
が該外箱と該内箱の中間に区画形成され、内箱が外箱か
ら脱離可能とすることができる。また本ふ化装置では、
例えば第5図に示すように産卵用部屋6bの底部が外箱
1bに固定されているもの、さらに第8図に示すように
2つの部屋5e16eが隔壁3eで左右に区分されるも
のとすることもできる。これらの外箱および内箱の横断
面形状は、目的、カニの習性等を考慮して種々のものと
することができる。例えばこれらの箱としては、横断面
形状が4角形(第2図)、5角形、六角形、丸形(第9
図の内箱3f)、ヒトデ類似形(第9図の外箱if)等
とすることができ、外箱と内箱とは相似形状(例えば第
4図)とじてもよいし、異った形状の組み合わせ(g!
Iえば第9図)でもよい。これらのうち、例えば第2図
、第9図に示す横断面形状が好ましい。これはカニは横
に歩くこと、雌が縄張りを張ること、他の雌がニが見え
ないのが好ましいこと等の発見事実のためである。
上記移動用空間部はカニの移動可能な空間部である。こ
れは例えば海水性液と淡水性液が混合しないように隔壁
の上方又は上部に設けられる。この空間部は例えば第1
図又は第6図に示すように、内箱上部と外箱および蓋と
から構成される空間部4.4Cとすることもできるし、
第3図または第7図に示すように窓4a、4dとするこ
ともできる。なお、第7図に示す窓4dは内箱2dと蓋
9dから構成されている。カニは窓(穴)を通過すると
いう習性を本発明者は見出し、この点からは窓とするの
が好ましい。さらにこの窓の形状は丸形よりも三角形、
横長四角形、横長楕円形等がより好ましい。この点につ
いても研究したところ、カニはわき腹が衝撃に弱いので
、このわき腹が隔室に接触しないように手足をうまく使
って移動ができる形状として長方形等が好ましいことが
判明した。
上記移動用空間部の下方側にはカニの移動を補助するた
めの移動補助手段を有することができる。
この移動補助手段としては網(第10図の109)、隔
壁2hの一部に形成された貫通孔(第11図の10h)
、隔壁の表面に形成された溝、又は隔壁にテーパーを設
けること等とすることができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を説明する。
本実施例のふ化装置の平面図を第4図に、第4図に示す
ト1′断面図を第3図に、第3図に示す[−ff=断面
図を第4図に示す。このふ化装置は外箱1aと、該外箱
1a内に配置された内箱2aと、から成る二重構造をし
ている。このふ化装置は、内箱2aで区画形成された部
屋が産卵用部屋6aであり、咳内箱2aと該外箱1aの
中間に区画形成された部屋が受精用部屋5aである。こ
の内箱2aには4つの何事板部2A、2B、2G、2D
(第4図図示)から成り、その各中央に横長の長方形を
した窓4aから成る移動空間部が合計4つ形成されてい
る。また該内箱2aの底−面には砂7Bが配置され、ま
た該外箱1aの底−面にも砂7Aが配置されており、カ
ニの成育に好適な環境を与えている。さらに該外箱1a
の底面側に排水用ポンプ(図示せず)に接続するパルプ
8が設置されている。
上記ふ化装置の産卵用部屋6a内に窓の下約15cmの
水位まで海水を導入し、また受精用部屋5a内にも窓の
下約5cmの水位まで井戸水又は水道からカルキをとっ
た水を導入する。そしてこの受精用部屋5a内に雄1尾
に対し雌5尾からなるバーレムを組ませ収容し、エビを
受精させる。
この雌5尾は受精用部屋5を適当にかつなるべく相手が
見えないように離れて各々自己の生息エリア(縄張り)
を形成して生息する。
やがてこの抱卵また各雌エビは装置内で潮の香りをかぎ
わけることが出来るので、内箱2aに設けられた窓4a
まで壁をよじのぼりこの窓4aから産卵用部屋6aに入
いつ、ふ化を待ちながらこの部屋6aで生息を始める。
やがてこの産卵用部屋6aでふ化をし、ふ化を終えた雌
エビは再び上&l!窓4aから受精用部屋5aに戻る。
このように次から次に雌は受精用部屋5aで受精し抱卵
し、産卵用部屋6aで産卵しそして元に戻るくり返しを
周年行なう。そして産卵用部屋6aからふ化された稚ガ
ニを適宜取り出し放流又は所定の雄ガニ種苗用ビニール
ハウス内で畜差し、その成長ガニの絶対四を増やすこと
ができる。
上記装置の産卵用部屋を産卵期に適した空気温度(18
〜22℃、特に20℃)および水温(25〜29℃、特
に27℃)にしておくのが好ましく、このようにすると
冬でも産卵は可能となる。
この所定の温度に設定するには温度調節器をセットする
こともできるし、所定温度の水等を循環使用することも
できる。
上記装置は内箱2aと外箱1aを設置するもので極めて
簡単なため設備が安く維持費も安くかつふ化後のカニを
容易に箱ごと取り出すことができ、さらに窓4aが長方
形のため、カニはわき腹を損なうことなく移動できるの
で、カニは安全に一方から他方へ交互に移動できる。
し発明の効果〕 本発明のカニのふ化装置は、少なくとも1つの、満水性
液を保持する産卵用部屋と、該産卵用部屋と少なくとも
1つの隔壁を介して接する少なくとも1つの、淡水性液
を保持する受精用部屋と、該産卵用部屋と該受精用gA
屋とを相互にカニが移動可能な、該隔壁の上方又は上部
に設けられた移動用空間部と、を有することを特徴とす
る。
また本発明者はズワイガニ等のカニは河口近くで産卵し
その後河川に戻り、また潮の香りをかぎわけることがで
きるという目付を見出した。
本ふ化装置は、これらのカニの画性をたくみに利用した
もので、ズワイガニ等は受精用部屋で受精し抱卵し産卵
用部屋へこの移動用空間部を通して移動し、この産卵用
部屋で産卵し、また★今に戻るというくり返しを周年行
なうことができる。
従って本ふ化装置を用いれば、簡単な装置で簡単な方法
でこれらのカニのふ化を季節にかかわらず周年行なうこ
とができるので、稚ガニの絶対量を容易にふやすことが
でき、さらにこの稚ガニを人工環境下での蓄養又は放流
等によりその成長ガニの絶対間を容易に増やすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は窓を有しないふ化装置の第2図図示ニーI′縦
断面図である。第2図は第1図で示すふ化装置の平面図
である。第3図は実施例に係るふ化装置の第4図図示の
ト(′断面図である。第4図は実流例に係るふ化装置の
第3図図示のI−■′断面図である。第5図は産卵用部
屋が外箱底面に固定されているふ化装置の説明断面図で
ある。 第6図は蓋と内箱間で構成される移動用空間部を有する
ふ化装置の説明断面図である。第7図は蓋と内箱間で構
成される窓を有するふ化装置の説明断面図である。第8
図は隔壁で左右に部屋が区分されるふ化装置の説明断面
図である。第9図は内箱が断面円形で外箱が断面ヒトデ
類似形状であるふ化装置の説明断面図である。第10図
は網から成る移動補助手段を有するふ化装置の説明断面
図である。第11図は貫通孔から成る移動補助手段を有
するふ化装置の説明断面図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1つの、海水性液を保持する産卵用部
    屋と、 該産卵用部屋と少なくとも1つの隔壁を介して接する少
    なくとも1つの、淡水性液を保持する受精用部屋と、 該産卵用部屋と該受精用部屋とを相互にカニが移動可能
    な、該隔壁の上方又は上部に設けられた移動用空間部と
    、を有することを特徴とするカニのふ化装置。
  2. (2)産卵用部屋は内箱で区画形成され、受精用部屋は
    該内箱と該内箱の外側に配置された外箱との中間に区画
    形成されている特許請求の範囲第1項記載のカニのふ化
    装置。
  3. (3)移動用空間部は内箱上面と外箱上面との間に形成
    されている特許請求の範囲第2項記載のカニのふ化装置
  4. (4)移動用空間部は三角形、長方形又は横長楕円形を
    した窓である特許請求の範囲第1項記載のカニのふ化装
    置。
  5. (5)外箱および内箱の双方は横断面形状が4角形状の
    箱であり、隔壁を構成する平板部のうち4つの側平板部
    のほぼ中央に各々横長の長方形の窓から成る移動空間部
    を有する特許請求の範囲第2項記載のカニのふ化装置。
  6. (6)移動用空間部の下方側にはカニの移動を補助する
    ための移動補助手段を有する特許請求の範囲第1項記載
    のカニのふ化装置。
  7. (7)移動補助手段は隔壁の外周面の一部に配置された
    網もしくは隔壁の一部に形成された貫通孔又はその表面
    に形成された溝である特許請求の範囲第6項記載のカニ
    のふ化装置。
JP61293186A 1986-12-09 1986-12-09 カニのふ化装置 Pending JPS63146734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61293186A JPS63146734A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 カニのふ化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61293186A JPS63146734A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 カニのふ化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63146734A true JPS63146734A (ja) 1988-06-18

Family

ID=17791529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61293186A Pending JPS63146734A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 カニのふ化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63146734A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7234359B2 (en) 2002-04-12 2007-06-26 Hokuriku Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor force sensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7234359B2 (en) 2002-04-12 2007-06-26 Hokuriku Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor force sensor
US7360440B2 (en) 2002-04-12 2008-04-22 Hokuriku Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor force sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4355484A (en) Hydroponic tray and method of manufacture
Keenleyside Mate desertion in relation to adult sex ratio in the biparental cichlid fish Herotilapia multispinosa
CN105494240B (zh) 一种鳄龟的综合养殖方法
Christy The mating system of the sand fiddler crab, Uca pugilator
US4468885A (en) Hydroponic system with floating plant trays and precast concrete sidewalls
CN106035177B (zh) 鳖、鳝、鱼、莲共生种养方法
Székely Reproduction of Kentish plover Charadrius alexandrinus in grasslands and fish-ponds: the habitat mal-assessment hypothesis
US4228762A (en) Growth system for crustaceans and fish
JPS63146734A (ja) カニのふ化装置
CN214708983U (zh) 一种引鸟生态浮岛
TWI609627B (zh) 立體化海參養殖系統及其方法
Mitrus Protection of the European pond turtle Emys orbicularis (L.) in Poland
Semlitsch et al. Annual emergence of juvenile mud snakes (Farancia abacura) at aquatic habitats
US5143019A (en) Apparatus and process for farming shrimp
JPS5963124A (ja) ヤシガニの養殖法
Kennedy The ecological relationships of the dragonflies of the Bass Islands of Lake Erie
Leary Propagation of crappie and catfish
KR20100000103A (ko) 사향쥐 사육장치
Ahsan et al. Observations on Aspideretes nigricans, a semi-domesticated endemic turtle from eastern Bangladesh
Langlois The problem of efficient management of hatcheries used for the production of pond fishes
TWM517988U (zh) 立體化海參養殖系統
Chanratchakool Problems in shrimp culture during the wet season
WASAWO Some problems of Uganda swamps
Saitoh et al. A new breeding system of Oncomelania hupensis nosophora in the laboratory
Zipko Basking Behavior of Painted Turtles