JPS63145601A - 発電装置を具えた履物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は履物に生じるエネルギを利用した発電装置を有
する靴、下駄、スリッパ等の履物に係るものである。

（従来の技術）及び（発明が解決しようとする問題点） 人が歩行する際に使用する履物には走行時に作用する圧
縮力１曲げ力等のエネルギが繰返し起っているにもかか
わらず、従来このエネルギは同等利用されることなく看
過されていた。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、履物の一部に、同履物の着用者の体重に起因す
る圧力を起電力に変換する発電部、及び同発電部におけ
る発生電力の蓄電部並に同蓄電部に接続された電気取出
部を配設してなることを特徴とする発電装置を具えた履
物に係るものである。

（作用） 本発明に係る履物は前記したように構成されているので
、同履物に加えられる使用者の体重による圧縮力、曲げ
力等のエネルギが、履物に配設された発電部によって起
電力に変換され、同発電部で発生した起電力が前記履物
に配設された蓄電部に蓄電され、更に同履物に配設され
た電気取出部より電気として取出されるものである。

（発明の効果） このように本発明によれば履物の一部に配設された前記
発電部及び蓄電部によって、履物の使用者の体重がかか
ることに起因する圧力が電力に変換されて蓄電され、前
記履物の一部に配設された電気取出部より取出され、種
々や電気装置を作動させ、従来看過されていた履物に生
じる使用者の体重によるエネルギを有効に利用しうるも
のである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

（１）は靴で、その踵部（２）に設けた中空部に、靴の
使用者の体重による圧縮歪みを直接電気に変換する圧電
素子、或いは歪みを一度機械的回転として取出し、発電
器を回転させて電気を起こす機械装置等より構成され、
圧縮力を電気に変換する発電部（３）と、同発電部（３
）で発生した電力を蓄電する小型バッテリ等より構成さ
れた蓄電部（４）とが内蔵されている。

更に同蓄電部（４）は、靴（１）の背部に設けた電気取
出部（５）に接続されている。

図示の実施例は前記したように構成されているので、靴
（１１の使用者の歩行時に生じる圧縮力が前記発電部（
３）によって起電力に変換されて蓄電部（４）に蓄電さ
れ、電気取出部（５）より取出され種々の電気装置を作
動させることができる。

このように前記実施例によれば靴（１）を利用して安価
な電気が供給され、携帯ラジオ等の補助電源。

電気マツサージ用の電源、靴自体の内部の加温、冷却、
換気のための電源、更には夜間歩行者の交通安全のため
の発光表示器用電源等に利用されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る発電装置を具えた履物の一実施例
を示す縦断面図である。 （１）−靴、　　　　　　　（２）−踵。 （３）−発電部、　　　　（４）−蓄電部。 （５）−電気取出部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 履物の一部に、同履物の着用者の体重に起因する圧力を
   起電力に変換する発電部、及び同発電部における発生電
   力の蓄電部並に同蓄電部に接続された電気取出部を配設
   してなることを特徴とする発電装置を具えた履物。