JPS63145046A - ワイヤドツトヘツド - Google Patents

ワイヤドツトヘツド

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JPS63145046A
JPS63145046A JP29237586A JP29237586A JPS63145046A JP S63145046 A JPS63145046 A JP S63145046A JP 29237586 A JP29237586 A JP 29237586A JP 29237586 A JP29237586 A JP 29237586A JP S63145046 A JPS63145046 A JP S63145046A
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JP
Japan
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magnetic
wire
movable core
head
yoke
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Application number
JP29237586A
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English (en)
Inventor
Yoji Ara
洋治 荒
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS63145046A publication Critical patent/JPS63145046A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/27Actuators for print wires
    • B41J2/275Actuators for print wires of clapper type

Landscapes

  • Impact Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワイヤドツトヘッドに関し、詳しくは記録部材
としてのワイヤを磁力により駆動し、im記ワイヤによ
り記録媒体を打撃してドツト記録を行なうワイヤドツト
ヘッドに関する。 、[従来の技術] 第10図は、この種のワイヤドツトヘッドとして、従来
のクラッパ−型ワイヤドツトヘッドの要部の構造を示し
ている。
図において符号6はヨークであり、このヨーク6にはコ
イルコア6aが一体に設けられ、コイルコア6aにはコ
イル7が巻かれたポビン8が嵌合、固定されている。
ヨーク6上にはスペーサ12を介し補助ヨーク13が固
定されており、補助ヨーク13−ヒにはワイヤ2を先端
に結合した磁性材からなるアーマチュアレバ−15がシ
ールドフィルム14を介して設置されている。
アーマチュアレバー15は後端部をくの字形に屈曲され
、その屈曲部の近傍には穴が形成されている。アーマチ
ュアレバー15は、その穴を補助ヨーク13−ヒに植設
されたポスト13aに通し。
屈曲部の頂点を支点15bとしてシールドフィルム14
に接し、アーマチュア押えバネ22に支点15bの反対
側を押圧されて、補助ヨーク13上に揺動可能に支持さ
れている。また、アーマチュアレバー15の中央部には
可動コア16が固着されており、コイルコア6aと対向
する。また、アーマチュアレバー15はアーマチュア戻
しバネ17により、図中上方の初期位置に押し付けられ
ている。
このような構造で、記録部にはコイル7が通電され、そ
の起磁力による矢印で示す磁束Φがコイルコア6a、ヨ
ーク6、スペーサ12、補助ヨーク13、および可動コ
ア16からなる磁気回路を流れる。可動コア16、コイ
ルコア6a間に吸引力が発生し、可動コア16がコイル
コア6a側に吸引される。この吸引力によりアーマチュ
アレバー15がアーマチュア戻しバネ17のバネカに抗
して支点15bを中心にコイルコア6a側に揺動する。
これに連動してワイヤ2が第10図中下方に突進して不
図示のインクリボンを介し不図示の記録媒体を打撃し、
ドツト記録がなされるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点コ ところで、このようなワイヤドツトヘッドにおいて、高
速記録を可能にするための第1の条件は、ワイヤ駆動機
構の可動部、すなわち可動コア16、アーマチュアレバ
ー15およびワイヤ2の等価質量をなるたけ小さくする
ことである。
ところが、まず可動コア16は磁性部材として磁性体か
ら形成せねばならず、比重の大きな金属から形成せねば
ならない。またアーマチュアレバー15は可動コア16
とワイヤ2を支持し、駆動力を伝達するため剛性に優れ
た材料で、しかもワイヤ2をろう付けするには耐熱性に
優れたろう付は性のよい材料から形成せねばならず、こ
れも比重の大きな金属性にせざるを得ない。5らに、ワ
イヤ2の材料は耐摩耗性に優れたもので、タングステン
、高速度鋼あるいは超硬度鋼などに限られ、これらの比
重も少なくとも7以上と大きい。
このように、各材料の比重が大きいことから、可動部の
等価質量を小さくするには限度がある。
次に、高速記録のための第2の条件として。
ワイヤ2を駆動するために可動コア16に作用する磁力
(吸引力)をなるたけ大きくする必要がある。
ここで、可動コア16に作用する磁力をFとし、可動コ
ア16を波れる磁束をΦ、コイルコア6aに対する可動
コア16の対向面積をSとすると、 8π  S となる。
従って、磁力Fを大きくするには、対向面積Sに対して
流れる磁束Φを大きくできるように、可動コア16の材
料として、それなりの磁気特性を有するものを用いれば
よい、しかし、そのような材料はまた比重が高いものと
なってしまう。
このような事情で、ワイヤ駆動機構の可動部の等価質量
の低減が強度や磁気特性の上から困難となっており、こ
れが記録の高速化を図る上で障害となっている。
[問題点を解決するための手段] このような問題点を解決するため本発明によれば、記録
部材としてのワイヤを磁力により駆動し、前記ワイヤに
より記録媒体を打撃してドツト記録を行なうワイヤドツ
トヘッドにおいて、前記磁力によりワイヤを駆動するた
めの磁気回路の構成部材の少なくとも一部を、磁性体粉
末と樹脂を混合してなる複合材料から構成した構造を採
用した。
[作 用] 上記複合材料は比重の小さな樹脂を含むことによって比
重が小さいので、上記磁気回路の構成部材の少なくとも
一部をこの複合材料から構成することで、磁気回路が軽
量化する。このため、ヘッド全体の軽量化がはかれ、ヘ
ッド全体を左右に移動させるモータの負荷も小さくなる
ので、モータの省電力化となり、コストも下がる。そし
て磁気回路構成部材の内でワイヤが連動する可動部材の
少なくとも一部をこの複合材料から構成すれば、その軽
量化により可動部材の動作の高速化が可能となり、これ
に連動するワイヤの動作の高速化すなわち記録の高速化
が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図〜第9図は本実施例によるワイヤドツトヘッド(
以下ヘッドと略す)の全体構造を示しており、第1図〜
第4図はそれぞれヘッドの正面図、側面図、背面図、上
面図であり、第5図は第1図のA−B線による断面図、
第6図は分解斜視図、第7図および第8図はそれぞれヘ
ッドの後方から組み立て順に示す各部材の背面図、第9
図は要部の断面図である。
これらの図において全体を符号100で示すヘッドの各
構成部材を前面側から説明すると、まず符号lは前カバ
ーで、アルミダイキャストから成り、放熱フィンlbを
有し、プリンタ本体にビス止めするためのU溝1aを有
している。また前カバー1には記録部材のワイヤ2を揺
動自在に支持、案内するガイド類を設置するための凹部
lb、溝部1c、ldが設けられている。
凹部1bには先端ガイド3が、また溝部1c。
1dには中間ガイド4.5が設置されている。先端ガイ
ド3は記録品位を左右する部材で#摩耗性に優れたもの
でなければならず、木ヘッドではガラスセラミックを用
い、表面に1〜2gmの窒化チタンコーティングを施し
ている。また、本ヘッドは18ピンヘツドであるとして
、先端ガイド3にはワイヤ2のガイド穴として9個づつ
2列に千鳥配列したガイド穴3aが設けられている。こ
こではワイヤ2の径が0.25s厘であるため、ガイド
穴3aの径は0.27!Illとなっている。また、中
間ガイド4.5もガイド穴4a 、5aを介し、ワイヤ
2の挙動を安定させる機能を有し、木ヘッドではモール
ドから形成している。
なお、ワイヤ2と上記ガイド類の位置を適正に出すため
、前カバー1は平行ピン30で位置決めされ、4木のビ
ス31で後で述べるヨーク6に固定される。
次に符号10は本ヘッドに駆動電流を供給するためのフ
レキシブルケーブルであり、途中で折り曲げられ、これ
を押さえて保護するフレキシブルケーブル押え32をビ
ス11でヨーク6に固定することにより固定される。
次に、ヨーク6は後述するようにワイヤ2を駆動するた
めの磁気回路を構成するもので、例えば磁気特性に優れ
た3%ケイ素鋼からほぼカップ状に形成されており、円
筒壁6b内に18個のコイルコア6aが精密鋳造により
一体に形成されており、ヨーク6の円筒壁6bとコイル
コア6aの端面とは同一面となっている。また、ヨーク
6の外周は放熱フィンを兼ねた形状になっている。さら
にはコイルコア6aの周囲の絶縁耐圧向上と放熱性向上
のため、ヨーク6の表面は黒の電着塗装が施されており
、ヨーク6の前カバー1と接触する面、後述するスペー
サ12と接触する面およびコイルコア6aの端面は電着
塗装後研磨され、その後ニッケルメッキが施されており
、ヘッド全体の導通を図っている・ 一方、コイルコア6aにはコイル7が巻かれたポビン8
が挿入され、ポビン8には端子9が2個圧入され、この
2個の端子は板状になっており、コイル7の巻き始め、
巻き終りが半田付けされている。なお、ポビン8は例え
ば#熱性に優れた10%ガラスファイバ入りPBTから
形成される。また端子9はフレキシブルケーブルIOに
半田付けされており、フレキシブルケーブル10からコ
イル7へ電流を供給する役目を有する。
なお、ヨーク6の一部にはサーミスタ29が熱伝導率の
高いシリコン接着剤等で埋めこまれている。これはワイ
ヤドツトヘッドは温度上昇が太きので、サーミスタ29
を介して温度上昇を検出してコイル7を保護するためで
ある。
次にヨーク6の後面−ヒには、純鉄からなるスペーサ1
2が設置され、さらにその上には補助ヨーク13が設置
されている。補助ヨーク13も磁気回路を構成する部材
で、純鉄から成り、#摩耗性に優れた窒化ステンレスか
ら成るボスト13aが18水圧入されており、またモー
ルドからなるサブボディ13bがアウトサート成形によ
り一体化されている。サブボディ13bは、穴13cで
後述するアーマチュア戻しバネ17の保持を行ない、後
述するアーマチュアレバー15のカイトの機能を有する
さらに補助ヨーク13の後面側には18個のボスト13
aと嵌合する穴14aのあいたリング状のフィルムであ
るシートフィフム14が設置されており、これは耐摩耗
性に優れたポリイミドからなる。そして、このシールド
フィルム14を介して補助ヨーク13の後面上にアーマ
チュアレバー15が設置されている。
アーマチュアレバー15は、安定した動作をするように
1例えば剛性の高い磁性体のSK材から成り、後端部が
くの字形に屈曲され、その屈曲部の後端側には穴15a
が形成されている。アーマチュアレバー15の中央部に
は、可動コア16が固着されており、先端部には記録部
材のワイヤ2がろう付けなどにより固着されている。
そしてアーマチュアレバ−15は穴15aを補助ヨーク
13のボス)13aに通し、後端部の屈曲部の頂点を支
点15bとして補助ヨーク13の後面に接している。さ
らに、支点15bの反対側がストロークフィルム21を
介してアーマチュア押えバネ22により押圧されること
で、アーマチュアレバー15は支点15bを中心に揺動
可能に支持されている。また、アーマチュアレバー15
はアーマチュア戻しバネ17により後方へ押圧されてお
り、ストッパ18に当接する初期位はに押し付けられて
いる。
なお、アーマチュアレバー15に結合されたワイヤの基
端部は、サブボディ13bに形成された長円形の穴13
cによりガイドされる。またサブボディ13bの内縁部
13dは、アーマチュアレバー15と当接して、その前
進位置を規制するようになっている。
次にストッパ18は、例えばゴム製で、ストッパ金具1
9に焼き付けることにより一体化されている。なお、ヘ
ッド内部温度は0℃から120℃位まで変化するため、
ストッパ18の材質は耐熱性に優れ、またワイヤ2の動
作の安定性を左右する反発弾性の小さい弾性体が使用さ
れる。またストッパ18の反発弾性の温度依存性を極力
抑えるため、ゴム厚は薄くシて0.21a度としている
また、ストッパ金具19は、ストッパ18とアーマチュ
アレバー15との衝撃時に発生する衝撃音を抑えるため
、制振性の高い亜鉛から成っている。
一方、ワイヤ2のストロークはストッパ18の位置によ
り決定されるため、ストローク調整ワッシャ20が補助
ヨーク13のサブボディ13bとの間に介在して、0.
021!l単位で調整可能となっている。このストロー
ク調整ワッシャ20はリン青銅から成る。
また先述のようにアーマチュアレバー15の上にはスト
ロークフィルム21が設置され、さらにその上からアー
マチュア押えバネ22が圧接し、これにより支点15b
を中心にアーマチュアレバー15が揺動するようになっ
ている。アーマチュア押えバネ22はステンレス酸で、
アーマチュアレバ−15と直接接触するとアーマチュア
レバー15が摩耗するため、これを防止する機能をスト
ロークフィルム21は有する。またアーマチュアレバー
15とストッパ18とはストッパ18がゴムであるため
粘着し易く、記録不良が発生することがあるので、アー
マチュアレバー15とストッパ18との間にストローク
フィルム21を介在させて防止している。
一方、アーマチュア押えバネ22はストッパ金具19と
ダンパ23との間に介在し、ダンパ23を介してビス2
4によりサブボディ13’bに固定されている。このダ
ンパ23はアーマチュアレバー15がストッパ18との
衝撃時に発する衝撃音を抑えるため制振性の高い亜鉛等
から成っている。
さらに、ダンパ23の上にはダンパ抑えバネ25が設置
され、ダンパ23を適度な押圧力で圧接しており、木ヘ
ッドでの押圧力は約 3.8Kgで  ・ある、また、
ダンパ抑えバネ25は放熱フィン26aを有したアルミ
性のパックカバー26で押えられ、補助ヨーク13、ス
ペーサ12を介してヨーク6に4本のビス27により固
定されている。パックカバー25は放熱性を向上させる
ため黒色塗装が施されている。
なお、ヨーク6には平行ピン28が2本圧入されており
、ヨーク6のコア6aとスペーサ12、補助ヨーク13
およびパ・ンクカバー26との位置関係を正確に保って
いる。
以上の構成部材から本実施例のヘッド100が構成され
、このヘッド100においてワイヤ2を駆動するための
磁気回路がコア6a、ヨーク6、スペーサ12、補助ヨ
ーク13、アーマチュアレバー15及び可動コア16か
ら閉磁路として構成される。
なお本実施例においては、第7図に明確に示されるよう
に、コイルコア6aの断面形状、ポビン8の断面形状お
よび補助ヨーク13のコイルコア14に対応した部分に
設けられた穴13eの形状がほぼ二等辺三角形をなして
いる。このような三角形状は、コイルコア6aを中央に
集中的に実装し、小型化を図る上で有利であるが、本例
においては更にコイルコア6a、コイル7によって生み
出される磁界を効率的に使用し、しかもワイヤを無理な
く円滑に案内して摩耗を防止するため、コイルコア等の
向きと、ワイヤのガイド穴等の向きを工夫している。す
なわち、図に示されたように、はぼ二等辺三角形のコイ
ルコア6aの頂角における二等分線40に、ポビン7、
補助ヨーク13の穴13eの二等分線がそれぞれ一致し
、それらの二等分線の延長線上に長手状となるようサブ
ボディ13bのガイド穴13cが配置され、さらに中間
ガイド5の長手状ガイド穴15aも二等分線の延長線上
に長手状となるよう、また2列の円弧列となるよう設定
されている。
なお、中間ガイド4のガイド穴4aはほぼ真円状をなし
、先端ガイド3とほぼ同じ2木の直線列状に案内されて
いる。
以上のようなワイヤ2の案内構成によって、各ワイヤは
各コイルコアの頂角のほぼ二等分線上に案内され、ワイ
ヤの摺動抵抗は最小となる。また、この二等分線上にア
ーマチュアレバー15の中心線が合致しているので、コ
イルコア6aから出た磁束は最も効率的にアーマチュア
レバー15を通ることになり、コイル7の発生した磁界
を効率良く使用できる。
以上のような構造のもとに、記録時には記録データに応
じて18個のコイル7が選択的に通電される。通電され
たコイル7の起磁力による磁束がコイルコア6a、ヨー
ク6、スペーサ12、補助ヨーク13、アーマチュアレ
バー15および可動コア16からなる閉磁路を流れる。
可動コア16、コイルコア6a間に吸引力が発生し、可
動コア16がコイルコア6a側に吸引される。この吸引
力によりアーマチュアレバー15がアーマチュア戻し/
ヘネのバネ力に抗して支点15bを中心にコイルコア6
a側に揺動する。これによりワイヤ2が第5図中左方向
に突進して、不図示のインクリボンを介し不図示の記録
奴体を打撃し、ドツト記録がなされる。
打撃後にはコイル7の通電が遮断され、アーマチュアレ
バー15がアーマチュア戻しバネ17のバネ力でストッ
パ18と当接する初期位置へワイヤ2とともに押し戻さ
れる。
ところで文末では可動コア16は、例えば飽和磁束密度
が18000ガウス程度の純鉄などから形成されていた
これに対して本実施例では、可動コア16を、磁性体粉
末と樹脂を混合してなる複合材料から形成するものとす
る。磁性体粉末の磁性体として純鉄より飽和磁束密度が
高いものを用い、磁性体粉末と樹脂の混合比を適当に設
定すれば、第9図に矢印で示すように、可動コア16に
流れる磁束Φの量を同等に維持でき、かつ比重の小さな
樹脂を介して上記複合材料の比重が小さくなることによ
って可動コア16の等価質夛を小さくできる。
このような複合材料の具体例を挙げると、コバルト50
%、鉄50%のコバルト・鉄合金の粉末とポリブチレン
テレフタレート(PBT)およびガラス繊維を混合して
なるものが好ましく用いられる。すなわちコバルト50
%、鉄50%のコバルト・鉄合金の飽和磁束密度は22
000ガウス程度であって、純鉄より大幅に高く、可動
コア16全体に占める量を小さくしても必要な磁束量を
確保できる。なお、ガラス繊維を加えるのはPBTの耐
熱性を向上させるためである。
このような複合材料から可動コア16を構成することに
より、本実施例によれば、上述のように可動コア16に
流れる磁束の量を従来と同等に維持しつつ、すなわち可
動コア16に作用する磁力を同等に維持しつつ、可動コ
ア16の等価質量を小さくできる。従って可動コア16
の動作を高速化してそれに連動するワイヤ2の動作を高
速化でき、記録の高速化が図れる。
なお可動コア16に限らず、ヨーク6、コイルコア6a
、スペーサ12、補助ヨーク13など、他の磁気回路構
成部材の少なくとも一部を上述のような複合材料から形
成すれば、磁気回路全体に流れる磁束量を維持しながら
、更に磁気回路全体の軽量化を図れ、ヘッドの軽量化を
図れる。
なお、−ヒ記複合材料の磁性体粉末に用いる磁性体とし
ては、他にコバルト20%、鉄80%あるいはコバルト
35%、鉄65%のコバルト・鉄合金も高飽和磁束密度
であるので、好ましく用いられる。また、それほど強力
な磁力を必要としない場合には、従来用いられていた純
鉄の粉末を用いてもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、記録
部材としてのワイヤを磁力により駆動し、前記ワイヤに
より記録媒体を打撃してドツト記録を行なうワイヤドツ
トへ・ラドにおいて、前記磁力によりワイヤを駆動する
ための磁気回路の構成部材の少なくとも一部を、磁性体
粉末と樹脂を混合してなる複合材料から構成した構造を
採用したので、ヘッドの軽量化および記録の高速化が図
れるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図から第9図は本発明の実施例によるワイヤドツト
ヘッドの全体構造を説明するもので、第1図は△・ラド
の正面図、第2図はヘッドの側面図、第3図はヘッドの
背面図、第4図はヘッドの上面図、第5図は第1図のA
−B線による断面図、第6図はヘッドの分解斜視図、第
7図および第8図はそれぞれヘッドの後方から組立順に
示す各部材の背面図、第9図は要部の断面図、第10図
は従来のワイヤドツトヘッドの要部の断面図である。 2・・・ワイヤ     3・・・先端ガイド4.5・
・・中間ガイド 6・・・ヨーク6a・・・コア   
  7・・・コイル15・・・アーマチュア 16・・
・可動コア17・・・アーマチュア戻しバネ ヘ2.ドの旧印図 第1図 第3図 12スヘ・−1 へ、、ドのtn口 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録部材としてのワイヤを磁力により駆動し、前記
    ワイヤにより記録媒体を打撃してドット記録を行なうワ
    イヤドットヘッドにおいて、前記磁力によりワイヤを駆
    動するための磁気回路の構成部材の少なくとも一部を、
    磁性体粉末と樹脂を混合してなる複合材料から構成した
    ことを特徴とするワイヤドットヘッド。 2)前記磁気回路構成部材の内で、前記ワイヤが連動す
    る可動部材の少なくとも一部を前記複合材料から構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のワイ
    ヤドットヘッド。 3)前記磁性体粉末の磁性体として飽和磁束密度が純鉄
    よりも高い磁性体を用いたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載のワイヤドットヘッド。
JP29237586A 1986-12-10 1986-12-10 ワイヤドツトヘツド Pending JPS63145046A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5312194A (en) * 1990-11-30 1994-05-17 Citizen Watch Co., Ltd. Printing head for printer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5312194A (en) * 1990-11-30 1994-05-17 Citizen Watch Co., Ltd. Printing head for printer

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