JPS63141244A - 投写形ブラウン管 - Google Patents
投写形ブラウン管Info
- Publication number
- JPS63141244A JPS63141244A JP61286327A JP28632786A JPS63141244A JP S63141244 A JPS63141244 A JP S63141244A JP 61286327 A JP61286327 A JP 61286327A JP 28632786 A JP28632786 A JP 28632786A JP S63141244 A JPS63141244 A JP S63141244A
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- JP
- Japan
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- face plate
- ray tube
- plate
- phosphor
- transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N Magnesium oxide Chemical compound [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 26
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Landscapes
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はプロジエクシロンTVに用いる投写形ブラウン
管に関するものである。
管に関するものである。
従来の技術
第2図は従来の投写形ブラウン管の一例の構成断面図で
ある。
ある。
前面フェイスプレート21は、ロート状のファンネル部
22と接合部23で融着あるいは接着されている。また
、前面フェイスプレート21の内面には蛍光体24が一
様に塗布されており、その上にメタルバック25が被覆
されてた構成になっている。
22と接合部23で融着あるいは接着されている。また
、前面フェイスプレート21の内面には蛍光体24が一
様に塗布されており、その上にメタルバック25が被覆
されてた構成になっている。
ブラウン管動作時、ネック部26に収納されている電子
銃(図省略)から飛び出した電子がメタルバック25を
通して蛍光体24に衝突することにより光が発生する。
銃(図省略)から飛び出した電子がメタルバック25を
通して蛍光体24に衝突することにより光が発生する。
この光と同時に熱も発生する。従来の、フェイスプレー
トの前方に金属放熱板およびガラス板を接着剤で固定し
て形成した密閉空間に対流し易い透明液体を充てんした
プラウ7iF(り、!:tlf、実公昭59−7731
号公¥TA )では、フェイスプレートでの発生熱は、
透明液体の対流により金属放熱板に伝導し、その表面か
ら外部に放散する構造になっている。
トの前方に金属放熱板およびガラス板を接着剤で固定し
て形成した密閉空間に対流し易い透明液体を充てんした
プラウ7iF(り、!:tlf、実公昭59−7731
号公¥TA )では、フェイスプレートでの発生熱は、
透明液体の対流により金属放熱板に伝導し、その表面か
ら外部に放散する構造になっている。
発明が解決しようとする問題点
プロジエクシッンTVでは、大画面の画像を得るために
、ブラウン管に映し出される画像をレンズによりスクリ
ーン上に拡大投写する方法が用いられており、スクリー
ン上に映し出される画像はできるだけ明るいことが望ま
しく、そのためには蛍光体に生じさせる、拡大以前の画
像が非常に明るいことが要求され、ブラウン管をできる
限り高輝度で発光させることが必要である。
、ブラウン管に映し出される画像をレンズによりスクリ
ーン上に拡大投写する方法が用いられており、スクリー
ン上に映し出される画像はできるだけ明るいことが望ま
しく、そのためには蛍光体に生じさせる、拡大以前の画
像が非常に明るいことが要求され、ブラウン管をできる
限り高輝度で発光させることが必要である。
しかし、従来の構成の投写形ブラウン管では、蛍光体の
発熱すなわち、前面フェイスプレートガラスの温度上昇
が著しくなり、ガラスで構成されているフェイスプレー
トやファンネル部の破壊の原因となる。これはガラスの
熱伝導率が金属やセラミックスに比べて、1〜2桁小さ
く、蛍光体の上昇温度を熱放散により降下し得なくなる
ためである。すなわち、発光輝度を上げるためには蛍光
体単位面積あたりに入射する電子ビームの電力(ビーム
電流×加速電圧)を大きくしなければならず、そのため
蛍光体の温度上昇も大きくなってしまう。逆にフェイス
プレートガラスの温度上昇をおさえると輝度を上げられ
ない欠点があり、ガラス破壊および寿命に対する信頼性
の点で問題があり、かつ発光輝度を上げるための電子ビ
ーム入力電力に限界があった。
発熱すなわち、前面フェイスプレートガラスの温度上昇
が著しくなり、ガラスで構成されているフェイスプレー
トやファンネル部の破壊の原因となる。これはガラスの
熱伝導率が金属やセラミックスに比べて、1〜2桁小さ
く、蛍光体の上昇温度を熱放散により降下し得なくなる
ためである。すなわち、発光輝度を上げるためには蛍光
体単位面積あたりに入射する電子ビームの電力(ビーム
電流×加速電圧)を大きくしなければならず、そのため
蛍光体の温度上昇も大きくなってしまう。逆にフェイス
プレートガラスの温度上昇をおさえると輝度を上げられ
ない欠点があり、ガラス破壊および寿命に対する信頼性
の点で問題があり、かつ発光輝度を上げるための電子ビ
ーム入力電力に限界があった。
本発明の目的は前記問題点に鑑み、蛍光体前面のフェイ
スプレートの熱伝導性を向上させ、かつ系外部への熱拡
散を向上させることにより、発光輝度を上げるための蛍
光体単位面積当りの電子ビーム入力電力を増大すること
が可能となる投写形ブラウン管を提供することにある。
スプレートの熱伝導性を向上させ、かつ系外部への熱拡
散を向上させることにより、発光輝度を上げるための蛍
光体単位面積当りの電子ビーム入力電力を増大すること
が可能となる投写形ブラウン管を提供することにある。
問題点を解決するための手段
前記問題点を解決するため、本発明の投写形ブラウン管
は、透明マグネシアを材料どするフェイスプレートと、
その前方に固定されたガラス板と、両者間の密閉空間に
充てんされた透明液体と、前記密閉空間の周囲に金属製
放熱板を備えた構成からなるものである。
は、透明マグネシアを材料どするフェイスプレートと、
その前方に固定されたガラス板と、両者間の密閉空間に
充てんされた透明液体と、前記密閉空間の周囲に金属製
放熱板を備えた構成からなるものである。
作用
本発明は、従来のガラスよりも熱伝導率が約40倍大き
い値を有する透明マグネシア基板を前面フェイスプレー
トの材料として、さらにフェイスプレートとその前方に
固定されたガラス板との間の密閉空間に透明液体を充て
んしてあり、前記密閉空間の周囲に金属製放熱板を備え
た構成とし、透明マグネシア基板の熱伝導性と密閉空間
内の透明液体の対流性により蛍光体で発生する熱を系外
に放散するようにしているので、蛍光体の発熱によるフ
ェイスプレートの破壊が抑制される。そのため、蛍光体
側のフェイスプレート温度を低減した状態で電子ビーム
の入力電力を増大でき、発光輝度の向上が可能となり、
しかもフェイスプレートの熱放散性が向上することから
液冷却用液体の量を減らしてもブラウン管軸に垂直方向
の温度差を小さくできるのでフェイスプレートの破壊の
信頬性も向上する。
い値を有する透明マグネシア基板を前面フェイスプレー
トの材料として、さらにフェイスプレートとその前方に
固定されたガラス板との間の密閉空間に透明液体を充て
んしてあり、前記密閉空間の周囲に金属製放熱板を備え
た構成とし、透明マグネシア基板の熱伝導性と密閉空間
内の透明液体の対流性により蛍光体で発生する熱を系外
に放散するようにしているので、蛍光体の発熱によるフ
ェイスプレートの破壊が抑制される。そのため、蛍光体
側のフェイスプレート温度を低減した状態で電子ビーム
の入力電力を増大でき、発光輝度の向上が可能となり、
しかもフェイスプレートの熱放散性が向上することから
液冷却用液体の量を減らしてもブラウン管軸に垂直方向
の温度差を小さくできるのでフェイスプレートの破壊の
信頬性も向上する。
実施例
以下本発明の一実施例の投写形ブラウン管について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における投写形ブラウン管の
構成を示すものである。第1図において、10は冷却用
透明液体、11は前面フェイスプレートである透明マグ
ネシア基板、12はファンネル部、14は蛍光体、15
はメタルバンク、16はネック部、17は金属製放熱板
、19は前面ガラス板を示す。
構成を示すものである。第1図において、10は冷却用
透明液体、11は前面フェイスプレートである透明マグ
ネシア基板、12はファンネル部、14は蛍光体、15
はメタルバンク、16はネック部、17は金属製放熱板
、19は前面ガラス板を示す。
前面フェイスプレート11は、純度99.99%のMg
O(マグネシア)に0.5重量%のLiF(フン化リチ
ウム)を添加し、真空中(10(’″5Torr、)8
50℃で5時間焼成した後、水素ガス雰囲気中で130
0℃、2時間焼成し、作製したマグネシア焼結体を用い
たもので、透過率は可視光領域で少なくとも75%を示
した。
O(マグネシア)に0.5重量%のLiF(フン化リチ
ウム)を添加し、真空中(10(’″5Torr、)8
50℃で5時間焼成した後、水素ガス雰囲気中で130
0℃、2時間焼成し、作製したマグネシア焼結体を用い
たもので、透過率は可視光領域で少なくとも75%を示
した。
この前面フェイスプレート11とファンネル部12は、
接合部13でMgOとAj1203 (アルミナ)を主
成分とした低融点ガラス接着剤により融着した。また、
フェイスプレート11と、冷却管10および放熱板17
、前面ガラス板19とは弾性率に富む接着剤、たとえば
シリコーンゴムを用いて接着した。
接合部13でMgOとAj1203 (アルミナ)を主
成分とした低融点ガラス接着剤により融着した。また、
フェイスプレート11と、冷却管10および放熱板17
、前面ガラス板19とは弾性率に富む接着剤、たとえば
シリコーンゴムを用いて接着した。
以上の構成により、ブラウン管の動作時において蛍光体
14から発生する熱は、透明マグネシア基板を通して放
熱され、しかも冷却管内の透明液体、たとえばエチレン
グリコール水溶液の対流により放熱板を介して系外へ放
熱される。
14から発生する熱は、透明マグネシア基板を通して放
熱され、しかも冷却管内の透明液体、たとえばエチレン
グリコール水溶液の対流により放熱板を介して系外へ放
熱される。
現行ブラウン管のガラスの熱伝導率が、2.23X10
4ca1/cm・℃・seeであるのに対して、本発明
に用いたマグネシア基板では109X10’caj!/
口・℃・3eCであり、熱放散性は顕著に向上する。
4ca1/cm・℃・seeであるのに対して、本発明
に用いたマグネシア基板では109X10’caj!/
口・℃・3eCであり、熱放散性は顕著に向上する。
表1に、7型投写形ブラウン管を用いた場合の蛍光面に
おける電子ビーム入力電力とフェイスプレート外面の温
度を直接熱電対を用いて測定した結果を示した。
おける電子ビーム入力電力とフェイスプレート外面の温
度を直接熱電対を用いて測定した結果を示した。
表1
表1から、熱放散媒体のないフェイスプレートガラスの
みのブラウン管では、フェイスプレート外面温度が10
0℃以上にも達するので、この従来の構成では系外への
放熱抵抗が大きくなり、電子ビームの入力電力は最も低
くなり、これ以上の電力を入力するとプレートガラスが
破壊した。前記従来例において、フェイスプレートガラ
ス前方に冷却用液体を充てんした冷却管を設けたブラウ
ン管では、プレート外面の温度上昇は85℃まで低減で
き、しかも入力電力を上げることができるが、ガラスの
熱伝導率の低いことにより蛍光体側の温度上昇は低減す
ることができず、同様に輝度向上のために入力電力を上
げるとフェイスプレートの破壊をまねく。
みのブラウン管では、フェイスプレート外面温度が10
0℃以上にも達するので、この従来の構成では系外への
放熱抵抗が大きくなり、電子ビームの入力電力は最も低
くなり、これ以上の電力を入力するとプレートガラスが
破壊した。前記従来例において、フェイスプレートガラ
ス前方に冷却用液体を充てんした冷却管を設けたブラウ
ン管では、プレート外面の温度上昇は85℃まで低減で
き、しかも入力電力を上げることができるが、ガラスの
熱伝導率の低いことにより蛍光体側の温度上昇は低減す
ることができず、同様に輝度向上のために入力電力を上
げるとフェイスプレートの破壊をまねく。
しかしながら、本発明の一実施例のブラウン管では、熱
伝導率の1桁大きいマグネシアをフェイスプレート材料
として用いているので、フェイスプレート外面温度を前
記の例と同様に低い状態で入力電力を増大することがで
き、しかもその際にはフェイスプレートの破壊が生じる
ことなく、従来例の約2倍の入力電力の増大が可能であ
り、高輝度化を図ることができた。
伝導率の1桁大きいマグネシアをフェイスプレート材料
として用いているので、フェイスプレート外面温度を前
記の例と同様に低い状態で入力電力を増大することがで
き、しかもその際にはフェイスプレートの破壊が生じる
ことなく、従来例の約2倍の入力電力の増大が可能であ
り、高輝度化を図ることができた。
発明の効果
以上に述べてきたように、従来、フェイスプレートがガ
ラスであるという制約から、ブラウン管。
ラスであるという制約から、ブラウン管。
の高輝度化にとって、フェイスプレートガラスの破壊や
寿命の点で問題があったが、本発明によれば、輝度を上
げる、すなわち入力電力を増大してもフェイスプレート
自身の熱放散性がよくなり、フェイスプレート外面温度
の上昇を抑制することができ、しかもフェイスプレート
自身の熱放散性が1桁大きくなるので冷却用透明液体の
量を減らしても同様な入力電力を供給可能であり、従来
のほぼ同じフェイスプレート温度であれば、破壊が生じ
ることなく、約2倍の電子ビーム電力を入力可能となる
ので、非常に大きな効果が得られる。
寿命の点で問題があったが、本発明によれば、輝度を上
げる、すなわち入力電力を増大してもフェイスプレート
自身の熱放散性がよくなり、フェイスプレート外面温度
の上昇を抑制することができ、しかもフェイスプレート
自身の熱放散性が1桁大きくなるので冷却用透明液体の
量を減らしても同様な入力電力を供給可能であり、従来
のほぼ同じフェイスプレート温度であれば、破壊が生じ
ることなく、約2倍の電子ビーム電力を入力可能となる
ので、非常に大きな効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例における投写形ブラウン管の
構成断面図、第2図は従来の投写形ブラウン管の構成断
面図である。 10・・・・・・冷却用透明液体、11・・・・・・フ
ェイスプレート、12・・・・・・ファンネル部、14
・・・・・・蛍光体、15・・・・・・メタルバック、
16・・・・・・ネック部、17・・・・・・放熱板、
19・・・・・・前面ガラス板。
構成断面図、第2図は従来の投写形ブラウン管の構成断
面図である。 10・・・・・・冷却用透明液体、11・・・・・・フ
ェイスプレート、12・・・・・・ファンネル部、14
・・・・・・蛍光体、15・・・・・・メタルバック、
16・・・・・・ネック部、17・・・・・・放熱板、
19・・・・・・前面ガラス板。
Claims (1)
- 透明マグネシアを材料とするフェイスプレートと、その
前方に固定されたガラス板と、前記フェイスプレートと
前記ガラス板との間の密閉空間に充てんされた透明液体
と、前記密閉空間の周囲に金属製放熱板とを備えたこと
を特徴とする投写形ブラウン管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286327A JPS63141244A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 投写形ブラウン管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286327A JPS63141244A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 投写形ブラウン管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141244A true JPS63141244A (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=17702950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61286327A Pending JPS63141244A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 投写形ブラウン管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63141244A (ja) |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP61286327A patent/JPS63141244A/ja active Pending
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