JPS6314070A - 冷蔵庫の自己診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫の機能に異常を起こした際に検知し、表
示する自己診断装置に関するものである。

従来の技術 近年、冷蔵庫の制御に関し、電子技術の進出はめざまし
く、その応用は冷蔵庫の制御のみならず、冷蔵庫の機能
の異常を検知し表示する、自己診断装置への応用も進め
られている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の冷蔵庫の自己
診断装置の一例について説明する。

第３図は従来の自己診断装置のブロック図で、第４図は
従来の自己診断装置の動作フローチャートである。

１は冷蔵庫の庫内温度を検知する庫内温度センサで、演
算回路２に信号Ｓ１　を入力する。３はタイマ回路で、
演算回路２より信号Ｓ２を入力し、信号Ｓ３を表示回路
４に入力する。表示回路４は、庫内温度が異常であるこ
とを表示する。

以上の様に構成した自己診断装置について、以下その動
作について第４図の動作フローチャートを使って説明す
る。

まず、従来の自己診断装置に電源が投入されると、ステ
ップ１として、庫内温度センサ１からの信号Ｓ１　を演
算回路２に入力する。この時の庫内温度をＴ１　　とす
る。次にステップ２として、演算回路２で、庫内温度Ｔ
１　　と演算回路２にメモリされている庫内異常温度Ｔ
０を比較し、下記（１）式を満足していれば、ステップ
３へ、それ以外の場合はステップ１へと論理を進める。

Ｔ１〉Ｔｏ　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・（１）次にステップ３では、タイマ
回路３にて、演算回路２からの信号Ｓ２を入力し、タイ
マをスタートさせる。以上の様な動作をくり返し、演算
回路２からの信号Ｓ２が、Ｋ時間以上連続して出力され
た場合のみ、タイマ回路３から信号Ｓ３を表示回路４に
出力し、庫内温度が異常であることを表示する。又、演
算回路２からの信号Ｓ２かに時間以内に中断した場合に
は、タイマをリセットし、ステップ１に論理を進める。

発明が解決しようとする問題点 しかし上記の様な構成では、庫内の温度が異常であるか
、そうでないかを検知し、表示するのみにすぎず、その
原因をつきとめる為には、１つ１つチェックしてゆく必
要があシ、非常に手間がかかるという問題点を有してい
た。

本発明は、上記問題点に鑑み、４つの温度センサと２つ
の電流センサからの信号によシ、冷却システム全体の状
態を検知し、庫内の異常が、ファンモータに起因してい
ることを検知する自己診断装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための、本発明の冷蔵庫の自己診
断装置は、冷蔵庫内温度、コンデンサ温度及びエバポレ
ータ温度、そして冷蔵庫周囲の温度を検知するそれぞれ
の第一から第四のサーミスタと、エバポレータ内のファ
ンモータ及びコンプレッサへの電流を検知する第一、第
二の電流センサと前記第一から第四のサーミスタよシ検
知した温度信号を入力とし、演算処理する演算回路と前
記演算回路の結果を入力とするタイマ回路と、前記演算
回路、タイマ回路及び、第一、第二の電流センサの出力
により、庫内の異常がファンモータによるものであるか
否かを判断し表示する論理回路及び表示回路を備えたも
のである。

作　　用 本発明は、上述した構成によシ冷却システム全体の状態
を検知し、庫内の異常がファンモータによるものである
ことを検知する自己診断装置となる。

実施例 以下、本発明の１実施例の冷蔵庫の自己診断装置につい
て説明する。

第１図及び第２図は、本発明の冷蔵庫の自己診断装置の
一実施例のそれぞれ、ブロック図と動作フローチャート
である。

５は冷蔵庫のコンデンサの温度を検知するサーミスタ（
以下コンデンササーミスタという）で、６は冷蔵庫の周
囲温度を検知するサーミスタ（以下外気温サーミスタと
いう）で、７は冷蔵庫内温度を検知するサーミスタ（以
下庫内温度サーミスタという）で、８は冷蔵庫のエバポ
レータの温度を検知するサーミスタ（以下エバポレータ
サーミスタという）である。９は演算回路で前記コンデ
ンササーミスタ５と、外気温サーミスタ６と、庫内温度
サーミスタ及びエバポレータサーミスタ８からのそれぞ
れの温度信号ｓ４．ｓ６．ｓ６．ｓ７を入力する。１０
はタイマ回路で、演算回路９の出力信号Ｓ８を入力する
。１１はコンプレッサに流れる電流を検知する電流セン
ナ（以下コンプレッサ電流センサという）で、１２はエ
バポレータ内ノファンモータへ流れる電流を検知する電
流センサ（以下）７ンモータ電流センサという）である
。

１３は論理回路でタイマ回路１ｏからの出力信号Ｓ９及
び、演算回路からの出力信号＄１゜そしてコンプレッサ
電流センサからの電流信号Ｓ１１　と、ファンモータを
流センサからの電流信号Ｓ１２　を入力し、表示信号Ｓ
１３　を出力して表示回路１４へ入力する。

以上の様に構成された、本発明の冷蔵庫の自己診断装置
の一実施例について第２図の動作フローチャートを用い
て、動作を説明する。

まず、本発明の冷蔵庫の自己診断装置に電源が投入され
ると、ステップａとしてコンデンサ温度信号Ｓ４を演算
回路９に入力する。（このときのコンデンサ温度をＴ２
とする）次にステップｂで外気温度信号Ｓ５を演算回路
９に入力する。（このときの外気温度をＴ３とする。）
次にステップＣで庫内温度信号Ｓ８を演算回路９に入力
しくこのときの庫内温度をＴ４とする。）次にステップ
ｄでエバポレータ温度信号Ｓ７を演算口＃Ｉ５９に入力
する（このときのエバポレータ温度をＴ、とする）。

次にステップｅで、コンデンサ温度Ｔ２と外気温度Ｔ３
を演算回路９にて比較し、（２）式を満足していればス
テップｆへそれ以外の場合にはステップａに論理を進め
る。

Ｔ　　−Ｔ　　＜５ｏ（Ｆ）　　　　　・・・・・・・
・・・・・・・・・・・（２）次にステップｆでは、庫
内温度Ｔ４と外気温度Ｔ３を演算回路９にて比較し、（
３）式を満足していれば、演算回路９よシ出力信号Ｓ８
をタイマ回路１ｏに出力し、ステップｑへそれ以外の場
合にはステップａに論理を進める。

Ｔ　−（Ｔ−７０）１５≧４０（’Ｆ）−・・−・・・
（３）ステップｑでは、タイマ回路１０にて演算回路９
からの信号Ｓ８を入力し、タイマをスタートさせる。以
上の様な動作をくシ返し演算回路９からの出力信号Ｓ８
が、６時間連続して出力された場合のみタイマ回路１０
より出力信号Ｓ９を論理回路１３に出力し、ステップｈ
Ｋ、６時間以内に演算回路９からの出力信号Ｓ８が中断
した場合には、タイマをリセットしステップａに論理を
進める。ステップｈでは、エバポレータ温度Ｔ５と外気
温度Ｔ３とを演算回路９にて比較し、（４）式を満足し
ていれば演算回路９よシ出力信号Ｓ、。を論理回路１３
に出力しステップｉに、それ以外の場合にはステップａ
に論理を進める。

Ｔ６−τ３≦３（Ｔ）　　　　・・・・・・・・・・・
・・・・・・・（４）次にステップｌでコンプレッサ電
流信号”１１を、ステップｊでファンモータ電流信号Ｓ
１２　を入力する（このときのコンプレッサ電流１１．
）１ンモータ電流工、とする〕。

次にステップにでは、コンプレッサ電流工、を論理回路
１３に入力しコンプレッサ電流！、が３Ａ以上（３Ａは
含まない）であれば、ステップｌに、３Ａ以下であれば
ステップａに論理を進める。ステップ！では、ファンモ
ータ電流工、を論理回路１３に入力し、ファンモータ電
流工、がｓ　ｏ　ｍＡ未満であれば論理回路１３より表
示信号Ｓ１３　を表示回路１４に出力し、ファンモータ
異常を表示する。又、ファンモータ電流Ｉ２がのｍ１以
上である時には、ステップａに論理を進める。

以上の様に、本実施例によれば冷蔵庫のコンデンサの温
度、周囲の温度、庫内の温度及びエバポレータの温度を
検知するそれぞれのコンデンササーミスタ６、外気温サ
ーミスタ６、庫内温度サーミスタ７、エバポレータサー
ミスタ８とこれらのサーミスタからの信号全入力し演算
処理しタイマ回路１０に信号を出力する演算回路９と、
コンプレッサ及びファンモータに流れる電流を検知する
コンプレッサ電源センサ１１とファンモータ電流センサ
１２と、演算回路９とタイマ回路１０からの信号とを論
理回路１３に入力し、論理回路１３より表示回路１４に
信号を出力し表示回路１４にて、ファンモータの異常を
出力することにより、冷蔵庫が異常状態にあシそれがフ
ァンモータによるものであることを検知し表示すること
ができる。

発明の効果 以上の様に本発明は、冷蔵庫内温度、コンデンサ温度及
びエバポレータ温度、そして冷蔵庫周囲温度を検知する
４つのサーミスタとエバポレータ及びコンプレッサへの
電流を検知する２つの電流センサと、前記の４つのサー
ミスタからの温度信号を演算処理し、タイマ回路に入力
する演算回路と、前記演算回路とタイマ回路と２つの電
流センサの信号を入力し、冷却システム全体の状態を検
知し、冷蔵庫の異常がファンモータに起用していること
を判断し表示する論理回路及び、表示回路を設けること
により、表示で冷蔵庫の異常を知ら゛せるのみならず、
それがファンモータの異常が原因であるということまで
一目でわかり、冷蔵庫の異常原因のチェック、修理に要
する時間を大幅に短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例における冷蔵庫の自
己診断装置のブロック図と動作フローチャート、第３図
、第４図は従来の冷蔵庫の自己診断装置のブロック図と
動作フローチャートである０５・・・・・・コンデンサ
サーミスタ、６・・・・・・外気温サーミスタ、了・・
・・・・庫内温度サーミスタ、８・・・・・・エバポレ
ータサーミスタ、９・・・・・・演算回路、１ｏ・・・
・・・タイマ回路、１１・・・・・・コンプレッサ電流
センサ、１２・・・・・・ファンモータ電流センサ、１
３・・・・・・論理回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１多節　
１　図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫内の温度を検知する第一のサーミスタと、コンデ
   ンサの温度を検知する第二のサーミスタと、エバポレー
   タの温度を検知する第三のサーミスタと、冷蔵庫周囲の
   温度を検知する第四のサーミスタと、前記第一から第四
   のサーミスタより検知した温度信号を入力とし、演算処
   理する演算回路と、前記演算回路の結果を入力とするタ
   イマ回路と、コンプレッサに流れる電流を検知する第一
   の電流センサと、エバポレータ内のファンモータに流れ
   る電流を検知する第二の電流センサと、前記のタイマ回
   路、演算回路、第一の電流センサ及び第二の電流センサ
   の出力を入力とし、エバポレータ内のファンモータが、
   異常であることを検知する論理回路と、前記論理回路か
   らの記号を入力とし表示する表示回路を備えたことを特
   徴とする冷蔵庫の自己診断装置。