JPS63140023A - 転炉排ガスの熱量増量方法 - Google Patents
転炉排ガスの熱量増量方法Info
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- JPS63140023A JPS63140023A JP61288505A JP28850586A JPS63140023A JP S63140023 A JPS63140023 A JP S63140023A JP 61288505 A JP61288505 A JP 61288505A JP 28850586 A JP28850586 A JP 28850586A JP S63140023 A JPS63140023 A JP S63140023A
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Classifications
-
- Y02W30/54—
Landscapes
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、転炉排ガスの熱量増量方法に係るもので、と
くに転炉吹錬により発生する排ガスの熱量を増量する方
法に関するものである。
くに転炉吹錬により発生する排ガスの熱量を増量する方
法に関するものである。
転炉吹錬により発生する排ガスの一般的組成は、大体C
o : 70χ、 co□:15χ、 N2:15χで
あるが、c。
o : 70χ、 co□:15χ、 N2:15χで
あるが、c。
が多いので、できるだけ未燃焼で冷却回収し、燃料ガス
として利用するようにしている。
として利用するようにしている。
燃料ガスとしては、当然CO濃度の高いほど良い訳であ
るが、実際には、炉口からの浸入空気による二次燃焼で
COtが発生し、また浸入空気中のN 2 +パージ用
N2等が入るのは避けられず、結果として、前記のよう
な組成となり、ガス熱量としては約2000kcal/
N rd程度が標準となっている。
るが、実際には、炉口からの浸入空気による二次燃焼で
COtが発生し、また浸入空気中のN 2 +パージ用
N2等が入るのは避けられず、結果として、前記のよう
な組成となり、ガス熱量としては約2000kcal/
N rd程度が標準となっている。
一方、上記排ガス顕熱の利用については、高含塵ガスで
あることから、熱回収方法も難かしく、ガス冷却器等の
排水からの熱回収程度にとどまっているのが現状であり
、顕熱の利用率は17〜20%位である。
あることから、熱回収方法も難かしく、ガス冷却器等の
排水からの熱回収程度にとどまっているのが現状であり
、顕熱の利用率は17〜20%位である。
したがって、従来例では、転炉排ガスを燃料ガスとして
用いようとするとき、熱量が十分でなく、その価値が必
ずしも高くない。
用いようとするとき、熱量が十分でなく、その価値が必
ずしも高くない。
そこで、本発明は、転炉排ガスの熱量を確実に増量でき
る方法を提供することを目的としている。
る方法を提供することを目的としている。
本発明者は、前記2次燃焼によるCogをC還元する手
段として、石炭の如き固体炭素物質を転炉排ガス中に粉
体状にして吹込むと、固定炭素物質が、排ガス気流に乗
ってOG内を飛翔し、排ガスの顕熱によって排ガス中の
CO2がC還元され、CO化することを知り、その知見
にもとづいて本発明を完成したものである。
段として、石炭の如き固体炭素物質を転炉排ガス中に粉
体状にして吹込むと、固定炭素物質が、排ガス気流に乗
ってOG内を飛翔し、排ガスの顕熱によって排ガス中の
CO2がC還元され、CO化することを知り、その知見
にもとづいて本発明を完成したものである。
すなわち、本発明に係る転炉排ガスの熱量増量方法は、
転炉吹錬時に発生する排ガス中に粉体状の固体炭素物質
を吹込むことを特徴としているものである。
転炉吹錬時に発生する排ガス中に粉体状の固体炭素物質
を吹込むことを特徴としているものである。
転炉排ガス中に粉体状の固体炭素物質を吹込むと、排ガ
スの顕熱により、排ガス中のCO2は固体炭素物質のC
で還元され、CO化される。
スの顕熱により、排ガス中のCO2は固体炭素物質のC
で還元され、CO化される。
また同時に固体炭素物質として微粉炭を用いた場合には
、その間に固体炭素物質中の揮発成分が排ガスの顕熱に
よってガス化し、Ht、co等が発生する。
、その間に固体炭素物質中の揮発成分が排ガスの顕熱に
よってガス化し、Ht、co等が発生する。
上記のようにして転炉排ガス中の燃料成分の率は増大し
、燃料ガスとして熱量の高いものを得ることができる。
、燃料ガスとして熱量の高いものを得ることができる。
以下、本発明を図面に示した転炉排ガスの熱量を増量す
る装置に基づいて詳しく説明する。
る装置に基づいて詳しく説明する。
図面において、1は転炉、2は吹錬用ランス。
4はOGガス冷却器、5はベンチュリ型湿式除塵器。
6は誘引ファン、7は三方弁、8はガスホルダであり、
40Gガス冷却器入口には、ホッパー9内に貯留しであ
る微粉炭が、可変速型ロークリ・バルブ10からコンベ
ヤ型又は気流輸送型等の供給機1)を介して供給される
ようになっている。
40Gガス冷却器入口には、ホッパー9内に貯留しであ
る微粉炭が、可変速型ロークリ・バルブ10からコンベ
ヤ型又は気流輸送型等の供給機1)を介して供給される
ようになっている。
上記ガス冷却器4と湿式除塵器5とのあいだのガス流路
には、後記する目的のため、CO2濃度を計測するため
のガス流量計及びガス分析計12が配設され、その計測
値に応じて前記ロークリ・バルブ10が調整され、微粉
炭のフード内への供給量が制御されるようになっている
。
には、後記する目的のため、CO2濃度を計測するため
のガス流量計及びガス分析計12が配設され、その計測
値に応じて前記ロークリ・バルブ10が調整され、微粉
炭のフード内への供給量が制御されるようになっている
。
上記構成の装置においては、転炉吹錬時に発生する転炉
ダストを含有する排ガスは、転炉1からガス冷却器4〔
輻射部とされる〕、湿式除塵器5゜誘引ファン6、三方
弁7を経てガスホルダ8に回収され、燃料ガスとして再
生利用される。
ダストを含有する排ガスは、転炉1からガス冷却器4〔
輻射部とされる〕、湿式除塵器5゜誘引ファン6、三方
弁7を経てガスホルダ8に回収され、燃料ガスとして再
生利用される。
しかして、上記転炉吹錬時、ポツパー9に貯留しである
微粉炭をロータリ・バルブlo、供給機1)を介して供
給し、排ガス気流により、OGガス冷却器4内で飛翔さ
せると、冷却器4の出口までの間で排ガス顕熱により、
排ガス中のCO,が微粉体中のCと反応してCOへ還元
され、また同時に、その間に微粉炭中の揮発成分が排ガ
スの顕熱によってガス化し、H,、COに富む乾留ガス
が発生するので、吹錬中に発生する排ガスは、ガス成分
が高カロリー化され、回収される。なお、微粉炭のガス
化した残分は、いわゆるコークス化され、除塵器5によ
り、転炉ダストと共に回収され、再利用される。
微粉炭をロータリ・バルブlo、供給機1)を介して供
給し、排ガス気流により、OGガス冷却器4内で飛翔さ
せると、冷却器4の出口までの間で排ガス顕熱により、
排ガス中のCO,が微粉体中のCと反応してCOへ還元
され、また同時に、その間に微粉炭中の揮発成分が排ガ
スの顕熱によってガス化し、H,、COに富む乾留ガス
が発生するので、吹錬中に発生する排ガスは、ガス成分
が高カロリー化され、回収される。なお、微粉炭のガス
化した残分は、いわゆるコークス化され、除塵器5によ
り、転炉ダストと共に回収され、再利用される。
また、冷却器4の出口ではガス流量計12によってCO
□濃度が計測され、その計測値によってロータリ・バル
ブ10の回転が調整され、微粉炭の供給量が自動的に制
御される。
□濃度が計測され、その計測値によってロータリ・バル
ブ10の回転が調整され、微粉炭の供給量が自動的に制
御される。
(実施例1)
250を転炉にて、次の条件で熱量の増量を図った。
O吹錬時の排ガス量・・・平均12500ONm’/H
○排ガス中のCO2・・・15% ○微粉炭の粒度・・・1000μ以下 O微粉炭の供給量・・・100〜500 kg/分○分
粉微粉炭給時間・・・15分g/h(18分吹錬で、前
2分、後1分は不可)上記条件にて排ガスの熱量増量操
作を行ったところ、発生ガスのカロリーは増量前210
0kcal/Nm’から2350kcal/Nm3と増
大し、その時のガス組成はCo : 72.4χ、 H
z:2.8χ、 Nz:14.2χであった。cH4:
1.3χ、Cot:9.3χ (実施例2) ○吹錬時の排ガス量・・・平均12500ONm3/H
○排ガス中のCO2・・・15% Oコークス粉の粒度・・・1000μ以下○コークス粉
の供給量・・・50〜2001ur/分○コークス粉の
供給時間・・・15分g/h(18分吹錬で、前2分、
後1分は不可)上記条件にて排ガスの熱量増量操作を行
ったところ、発生ガスのカロリーは増量前2100kc
al/Nm’から2350kcal/Nm’と増大し、
その時のガス組成はCo : 76χ、 N2+ i4
.3χ、CO□:9.7χであった。
○排ガス中のCO2・・・15% ○微粉炭の粒度・・・1000μ以下 O微粉炭の供給量・・・100〜500 kg/分○分
粉微粉炭給時間・・・15分g/h(18分吹錬で、前
2分、後1分は不可)上記条件にて排ガスの熱量増量操
作を行ったところ、発生ガスのカロリーは増量前210
0kcal/Nm’から2350kcal/Nm3と増
大し、その時のガス組成はCo : 72.4χ、 H
z:2.8χ、 Nz:14.2χであった。cH4:
1.3χ、Cot:9.3χ (実施例2) ○吹錬時の排ガス量・・・平均12500ONm3/H
○排ガス中のCO2・・・15% Oコークス粉の粒度・・・1000μ以下○コークス粉
の供給量・・・50〜2001ur/分○コークス粉の
供給時間・・・15分g/h(18分吹錬で、前2分、
後1分は不可)上記条件にて排ガスの熱量増量操作を行
ったところ、発生ガスのカロリーは増量前2100kc
al/Nm’から2350kcal/Nm’と増大し、
その時のガス組成はCo : 76χ、 N2+ i4
.3χ、CO□:9.7χであった。
以上に述べたように、本発明によれば、転炉吹錬中に発
生する排ガス中に固体炭素物質を粉体にして吹込むもの
であるから、転炉排ガスの顕熱を有効に利用しつつ、排
ガスの熱量の増大を図ることができ、しかも非常に簡易
な方法で可能であることから、本発明による利益は極め
て大きい。
生する排ガス中に固体炭素物質を粉体にして吹込むもの
であるから、転炉排ガスの顕熱を有効に利用しつつ、排
ガスの熱量の増大を図ることができ、しかも非常に簡易
な方法で可能であることから、本発明による利益は極め
て大きい。
第1図は本発明方法を実施する装置の概略図である。
1・・・転炉、2・・・ランス、4・・・OGガス冷却
器、5・・・湿式除塵器、6・・・誘引ファン、7・・
・三方弁、8・・・ガスホルダ、9・・・ホッパー、1
0・・・ロータリ・バルブ、1)・・・粉体供給機、1
2・・・流量計及び分析計。
器、5・・・湿式除塵器、6・・・誘引ファン、7・・
・三方弁、8・・・ガスホルダ、9・・・ホッパー、1
0・・・ロータリ・バルブ、1)・・・粉体供給機、1
2・・・流量計及び分析計。
Claims (2)
- (1)転炉吹錬時に発生する排ガス中に固体炭素物質を
吹込むことを特徴とする転炉排ガスの熱量増量方法。 - (2)固体炭素物質に微粉炭あるいはコークス粉炭を用
いる特許請求の範囲第1項記載の転炉排ガスの熱量増量
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288505A JPS63140023A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 転炉排ガスの熱量増量方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288505A JPS63140023A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 転炉排ガスの熱量増量方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140023A true JPS63140023A (ja) | 1988-06-11 |
Family
ID=17731090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61288505A Pending JPS63140023A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 転炉排ガスの熱量増量方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63140023A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04136113A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-11 | Nippon Steel Corp | 含鉄冷材溶解法 |
JP2010100876A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Jfe Steel Corp | 冶金炉発生排ガスの改質・増熱方法およびその装置 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP61288505A patent/JPS63140023A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04136113A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-11 | Nippon Steel Corp | 含鉄冷材溶解法 |
JP2010100876A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Jfe Steel Corp | 冶金炉発生排ガスの改質・増熱方法およびその装置 |
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