JPS63138070A - コンクリ−ト製既存建物の増築装置 - Google Patents

コンクリ−ト製既存建物の増築装置

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JPS63138070A
JPS63138070A JP28509486A JP28509486A JPS63138070A JP S63138070 A JPS63138070 A JP S63138070A JP 28509486 A JP28509486 A JP 28509486A JP 28509486 A JP28509486 A JP 28509486A JP S63138070 A JPS63138070 A JP S63138070A
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JP
Japan
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roof
roof slab
concrete building
existing concrete
slab
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Pending
Application number
JP28509486A
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English (en)
Inventor
邦夫 三宅
石原 邦哉
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DAIICHI HOME KK
Original Assignee
DAIICHI HOME KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フンクリート製既存建物の屋根スラブ上に槽
室な行うコンクリート製既存建物の増築装置に関する。
(背景技術) 例えば沖縄地域では、特に台風の進路に当ることから、
コンクリート製(RClALC)建物が圧倒的に多く、
これらが住宅として用いられているとき、これを平家か
ら2階建としたりその槽室によって居住又は収納用スペ
ースを拡大するには、同じくコンクリート製に依ること
が多く、このため一部の建物では、これを予定して継手
用柱を屋根スラブ上に備えている。
しかし、コンクリート製の増築は工事価格が高く特にR
Cの場合、その工期が長く煩雑である欠点があり、また
、増築後の建物の外観も箱型でデザイン的にも画一化さ
れることが避は難かった。
なお、本発明者らは、既存の木造軸組構造家屋の旧屋根
部分を撤去し、これに、内側に居住用又は収納用のスペ
ースを備えた新屋根を設置する既設軸組構造家屋の改装
屋根を発明し、特願昭61−159107号等により特
許出願中であるが、本発明は、コンクリート製既存建物
に、同様な居住用又は収納用スペースを増築するもので
ある。
(発明の目的) 本発明は、かかる地域においても、木造により比較的安
価、簡易に強度に優れた増築を可能とすることを目的と
する。
(発明の構成) 本発明は、この目的に添い、既存のコンクリート製建物
の屋根スラブ上に、特に木造枠組壁工法の嵩高三角屋根
を強固に固定して設け、その内側に居住用又は収納用の
スペースを設けるとともに、その下端外形寸法を屋根ス
ラブ面内に納めるか、又はこれと略同等に規制する構成
を含むものとし、即ち1本発明は特許請求の範囲記載の
とおり、コンクリート製既存建物の屋根スラブ周辺部平
坦面上面に定規モルタル又はスヘーサーを設置して、こ
れら上部に、木材製台輪を載置して、該台輪と屋根スラ
ブとを固着金具で所定間隔毎に直接一体内に結合せしめ
、該台輪上に、内側に居住用又は収納用のスペースを備
えた木造枠組壁構造よりなる嵩高三角屋根を設けるとと
もに、該屋根の下部外形寸法を屋根スラブ面内に収める
か、又はこれと略同等に規制してなることを特徴とする
コンクリート製既存建物の増築装置を要旨とするもので
ある。
以下実施例を示す図面に従って本発明を説明すれば、1
は嵩高の三角屋根で、この三角屋根1は、木造枠組壁工
法の構造で、2×4インチ又はその倍数のランパー材及
び構造用合板等を用いて更にこれらの寸法を約0.3m
の倍数として構成されており、水平多数の床根太11・
・・の両端部と中央上方の棟木12間両側に、床根太1
1、11間隔(91011m)毎に多数のタル木13・
・・を45°傾斜で架設固定するとともに、床根太11
.11間、タル木13.13間に多数の転び止め14・
・・を介装固定し、これらに構造用合板15・・・を張
設釘止めして夫々屋根16及び床17を構成し、且つ、
同様にタル木13.13と根太11間の多数の縦材1B
IC転び止め14を介装固定して、これと構造用合板1
5とにより両妻側か構成されてなる。
この三角屋根1の内側には、居住用又は収納用のスペー
ス19が設けられ、その用途に応じて、このまま又は所
定の内装を施して用いられる。また、屋根表面には適宜
の外装材が設けられることはいうまでもない。
なお、図中20は、ガゼツトプレートを示し、図示され
ないが、必要に応じて、根太11端部近傍とタル木13
下方には更に垂直束な設けて、その結合強度を上げるこ
とができる。また、21は、図示されない屋根外装材固
定用の桟木、22は鼻隠しを夫々示す。
一方、4は、コンクリート製の特にRC構造の既存建物
で、この既存建物4は、屋根スラブ5を建物4上部に環
状に設けた例を示す。この場合、図示されないが、この
環状屋根スラブ5上には、風除は障壁(コンクリートブ
ーツクを数段積上げ状に設置したもの)が設けられ、こ
の風除は障壁の内側に、これと同高以下の低屋根が設け
られて、環状屋根スラブ5内側が閉塞されていたが、こ
れら屋根スラブ5上の既存建物4の突出部を除去して、
この環状屋根スラブ5周辺を平坦面とするとともに、そ
の内側をITtL坦而より面くした状態を示す。
このように予め、突出部を全て除去された屋根スラブ5
上面には、定規モルタル6が部分的又は連続的に設置さ
れている。そして、この定規モルタル6上には直接、木
材製台輪3が載置されてなる。
この台輪3は、上記三角屋根1と同様にランバー材が用
いられ、環状屋根スラブ5の周辺に添う四角形状に枠組
みされるとともに、中間に補強部31を介してなる。
載置されたこの台輪3は、環状屋根スラブ5と固着金具
で所定間隔(91(n)毎t′c直接一体的に結合され
ている。固着金具は、この結合位置を既存建物4の壁面
上としたときは、第2.3図に示されるようにホールイ
ンアンカー7が用いられ、この部分以外としたときは、
第4図に示されるとおり、通しポルト8又はホールイン
アンカー7が用いられるのが望ましいが、いわゆる第2
図端部に示されるいわゆるネイルアンカー9を補助的に
又は台風等の影響の少い地域では用いることができる。
台輪3を屋根スラブ5こ結合した後、上記嵩高三角屋根
1が設けられ、台輪3と床根太11とが固定用プレート
23等を用いて釘止めされる。なお、このとき嵩高三角
屋根1は予め工場で組み立てられたものを運搬して載置
固定しても、台輪3上に現場施工によって組み上げても
よい。
ところで、嵩高三角屋根1の下部は図示したものは、屋
根スラブ5外端縁より屋根側で最大限度に近い20cI
n、妻側で数(1)夫々突出するものとされて、その外
形寸法が屋根スラブと略同等の大きさに規制されてなる
本発明の一実施例は以上のとおりであるが、本発明は更
に、当然環状屋根スラブではなく、通常の面一な屋根ス
ラブにも実施し得る。
この場合、屋根スラブは、単に初めから而−であるもの
はもとよりそのままでよいが、これにパラペットや増築
のための継手用柱が上方に向けて突出して設けられてい
るときは、これら突出部を同様に除去することによって
、全面に亘り平坦面とする二とが必要である。
また、前記定規モルタルは通常屋根スラブが傾斜して設
けられたり、ミクロ的に見て凹凸が存在することによる
水平出しのために設けられるが、この定規モルタルに代
えて、例えばくさび状2枚の木片の傾斜面を対向させて
これらの位置によってその高さを決めるスペーサー或い
は他の装置によるスペーサーを用いることができ、現場
の状況に応じて適宜選定し得る。
台輪は本発明において必須とされるが、この台輪は、必
要に応じて、上下2つのフレームを連結してその高さを
調整することも可能であり、単一の木材の高さに限るこ
とはない。
台輪と屋根スラブとを直接一体内に結合する固着金具は
前記のとおりのものが用いられるが、アンカーボルトは
これを立設するに必要な穿設孔の設置やその挿入におい
て、屋根スラブのコンクリート面にクラックを生じたり
することが多いため、この点についての改善を行わずに
これを用いるのは問題を残すことになり兼ねないので留
意を要する。
また、嵩高三角屋@における傾斜角度は略35°以上6
0°以下程度として、傾斜角度を同−又は変化させるこ
とが可能であるが45°とするのが外観的、強度上、部
材の共通化上望ましい。
一方、嵩高三角屋根の下部外形寸法は可能であれば、屋
根スラブ面内に収められるように規制すべきであるが、
これが、例えば、嵩高三角屋根の材料の規格化等により
個別コンクリート製既存建物への対応上、これより突出
したりすることがあるが、この場合も屋根スラブと略同
等に規制して、その突出幅を最小に抑えるべきである。
この限度は、大略2ocIn程度とされるべきである。
これ以上の突出幅のとき、台風時の吹上げ風圧により、
屋根スラブと三角屋根の結合部分に過大な集中力を受け
ることが避は難い。
なお、本発明による嵩高三角屋根は居住用又は収納用の
スペースを有するので望ましくは、階下と、床面に設け
た出入口を連通させるのがよく、このとき屋根スラブ1
こ必要があれば透孔が穿設されることは当然である。
本発明は以上のとおり、面記実施例に限られることなく
様々に実施でき、従って、発明の要旨に反しない限り、
各具体的構造、材質、使用部品等は様々に変更し、且つ
、既存建物の状況に対応することができる。
(発明の効果) 本発明は、内側に居住用又は収納用のスペースを備えた
木造枠組構造よりなる嵩高三角屋根を用いるので、屋根
スラブ上にあって、風圧を効果的に分散させ、木造であ
り乍ら、過度な荷重を受けることを防止できる。また更
に、嵩高三角屋根の下部外形寸法を屋根スラブ面内に納
めるか又はこれと略同等としたので、三角屋根による軒
天ななくするか又はこれを小さくすることができるので
、この部分に吹上げ力が作用して、結果、一体内に結合
した固着金具に過度な集中力が掛るのを避は得る。
また、屋根スラブ周辺に定規モルタル又はスペーサーを
設置して、台輪を水平としてこれに嵩高三角屋根を設け
ることとしたので、その水平設置が容易で三角屋根部分
でそのための措置を要せず、この規格化を進めることが
可能であり、既設木造住宅の屋根部撤去後設置用の三角
屋根との大幅な共通化が図れる。
本発明はこのように比較的簡易安価に強度に優れたコン
クリート製既存建物の増築を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は屋根スラブ、台輪
、嵩高三角屋根の関係を示す分解斜視図、第2図、第3
図は、夫々屋根下部、妻側部の屋根スラブとの結合状態
を示すとともに、補助台輪を設けた状態を示す拡大断面
図、第4図は1通しボルトによる結合状態を示す部分断
面図を示す。 1・・・嵩高三角屋根  6・・・定規モルタル3・・
・台 輪       7・・・ホールインアンカー4
・・・既存建物    8・・・通しボルト5・・・屋
根スラブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート製既存建物の屋根スラブ周辺平坦面
    上面に定規モルタル又はスペーサーを設置して、これら
    上部に木材製台輪を載置して、該台輪と屋根スラブとを
    固着金具で所定間隔毎に直接一体的に結合せしめ、該台
    輪上に、内側に居住用又は収納用のスペースを備えた木
    造枠組壁構造よりなる嵩高三角屋根を設けるとともに、
    該屋根の下部外形寸法を屋根スラブ面内に納めるか、又
    は、これと略同等に規制してなることを特徴とするコン
    クリート製既存建物の増築装置。
  2. (2)屋根スラブ面上のパラペット、継手用柱等の突出
    部を除去して、屋根スラブ全面を平坦面としてなる特許
    請求の範囲第1項記載のコンクリート製既存建物の増築
    装置。
  3. (3)環状屋根スラブ上に風除け障壁とその内側に低屋
    根を設けてなる既存建物のこれら突出部を除去して、環
    状屋根スラブ周辺部を平坦面とするとともに、環状屋根
    スラブ内側を平坦面より低くしてなる特許請求の範囲第
    1項記載のコンクリート製既存建物の増築装置。
  4. (4)固着金具がホールインアンカー又は通しボルトで
    ある特許請求の範囲第1項乃至第3項記載のコンクリー
    ト製既存建物の増築装置。
JP28509486A 1986-11-29 1986-11-29 コンクリ−ト製既存建物の増築装置 Pending JPS63138070A (ja)

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JP28509486A Pending JPS63138070A (ja) 1986-11-29 1986-11-29 コンクリ−ト製既存建物の増築装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005098035A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Gantan Beauty Ind Co Ltd 建築物の改修構造
JP2007224626A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Sekisui Chem Co Ltd 陸屋根建物の屋根改修構造及びその構築方法

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JPS53148824A (en) * 1977-05-31 1978-12-25 Nat Jutaku Kenzai Method of additionally building
JPS5471824A (en) * 1977-11-21 1979-06-08 Nat Jutaku Kenzai Extension method

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