JPS63137842A - 輪転機排紙部における綴糊供給制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、輪転機印刷機の印刷ユニット通過後のウェブ
排紙部で絵描をウェブの所定個所に塗布し、印ら１ライ
ンにて綴じ付けられた折丁、あるいは冊子等を製造する
装置において、ウェブの適正な個所に適正な量の糊を塗
布するための絵描供給制御ｌ装置に関する。

（従来の技術） 従来の輪転機折機等の排紙部に設置した絵描塗布装賀は
、第５図に示すように、例えば、輪転機によって１６頁
の綴付けされた折丁を形成する場合、印刷後の走行する
ウェブ（１）に、フォーマ−（４）の手前のウェブ幅方
向の所定位置にノズル（３２）により絵描付けを行ない
、同時にフォーマ−（４）の内側のウェブ（１）進行方
向右側にノズル（３３）にて糊付けを行なう。そして、
該ノズル（３２）及びく３３）への糊供給は、圧空管（
２８）により圧力空気を吹き込んだ、糊貯留槽（２２〉
より、供給管（２９）を通って供給できるようになって
いる。そして、ノズルからの糊の吐出、停止は、電磁弁
＜３０＞（３１）を手動スイッチなどの切換信号により
ＯＮ、ＯＦＦさせて行なうものである。そして、前）ボ
した如く、糊の吐出力は、圧空式であり、ウェブ〈１）
の走行速度に関係なく、ノズル部では一定であり、ウェ
ブ速度の相違による付着ムラを生ずるものである。第６
図は、折丁（Ａ）が前記のように１６頁の場合について
の折丁の展開図であり、ウェブ（１）進行方向折目（Ｃ
）、ウェブ（１）進行方向と直交する方向の折目（ｄ）
、ウェブ進行方向折目＜ｅ　＞を、この順に折り曲げて
１６頁折丁を得る。そして、それぞれ折目（ｅ　）に沿
って連続的に糊を塗布し、ウェブ表側糊付部（ａ）、裏
側糊付部（ｂ）を設けるものである。しかしながら、ウ
ェブ（１）の折目（ｅ　）相当部に対して連続的に糊を
供給する場合、折目（ｄ　）と交差する糊付部（ａ　）
　　（ｂ　）の交差点において、折目（ｄ　）を折畳ん
だとき、糊付は部（ａ　）　　（ｂ　）の糊が押し拡げ
られたり、側方に拡がるために、その部分だけ糊付は幅
が拡大されて他の部分と比較して糊幅が不揃いになる傾
向がある。

また、折丁（Ａ）として、フォーマ−後の折胴（３４）
によって断裁されるウェブ部分において、糊が食み出し
、折ｆｇ４（３４）の断裁刃に糊が付着するなどの不都
合がある。

（発明の［１的） 本発明は、ウェブに糊付けを行ないながら、折丁として
折り曲げる場合、余剰の糊が折り曲げによって拡張され
て、糊付は幅にムラが出来たり、フォーマ−折りした後
の断裁胴の断裁刃に糊が付着して断裁不良や機械の故障
を発生しないようにすることを目的とするものである。

（発明の構成） 本発明は、輪転機の印刷ユニット後のコンペンセーター
ローラーを調整する調整モーター、該ローラー後のニッ
プローラー近傍にウェブ印刷面を検出するフォトセンサ
ーを設け、前記ニップローラーにエンコーダーを連結し
、フォーマ−上部ガイドローラーなど、適宜ローラーに
ウェブ速度検出器を設け、フォトセンサーでの検出信号
を受けて、エンコーダーにてウェブの印刷画像通過周期
を検出し、該検出信号に応じて、フォーマ−上方、下方
あるいは前後方向多個所に設置するノズルを動作させる
ことを特徴とする輪転機排紙部における絵描供給制御ｌ
ｌ装置である。

本発明を図面に従って詳細に説明すれば、第１図は、輪
転機における本発明装置の概略斜視図である。（１０）
は輪転機印刷機の圧胴、（１１）はウェブ（１）のガイ
ドローラー、（６）はウェブ位置調整用のコンペンセー
ターローラー、（９）は該ローラー（６）の位置を調整
でる制御モーター、（２）（３）はニップローラー、（
７）はニップローラー（２）（３）間に設けたフォトセ
ンｆ−１（８）はウェブ走行方向下流側のニップローラ
ー（３）の回転に連動する０−タリーエンコーダー、（
１４）はフォーマ−ガイドローラー、（１３）は該ロー
ラー（１４）の時間当りの回転数を検出する検出器、（
４）はフォーマ−１（５）はリードインローラーである
。例えば、フォーマ−（４）の上方にノズル（２５）を
、該フォーマ−（４）の下方内側にノズル（２６）を設
け゛、該ノズルはそれぞれ開閉電磁弁（１Ｂ＞（１９）
によって制御される。ノズル（２５＞（２６）に糊を圧
送供給するのは、ポンプモーター（２ｏ）及びポンプ（
２１）によって行なう。（１２）は中央演算制御装置で
あり、該装置には、電磁弁（１５）、糊吐出伊制御部（
１６）を備える。糊供給配管系統については糊貯留ｅｉ
ｉ（２２＞よりポンプ（２１）により供給管（３７）を
通って供給管（３９）に糊を圧送し、該供給管（３９）
には電磁弁（１７）を設け、該供給管（３９）は分岐し
゛て、一方は電磁弁＜１８＞、供給管（４０）を通って
ノズル（２５）に圧送供給し、他方は電磁弁（１９）、
供給管（４１）を通ってノズル（２６）に圧送供給する
。第４図は本発明装置の動作制御系統図であり、中央演
算制御装置（１２）に対して、コンペンセーターローラ
ー調整用制御モーター（９）の動作信号と、フォトセン
サー（７）からのウェブ（１）に印刷表示された例えば
マークなど所定印刷画像を所定周期で検出する検出信号
、及びニップローラー（３）ら回転動作に連動したロー
タリーエンコーダー（８）からのウェブ走行位相検出信
号をそれぞれ入力し、該中央演算制御装置（１２）より
、電磁弁制御部（１５）によってウェブ（１ンの所定位
相搬送タイミングに応じてノズルからの糊吐出のカット
オフ、スタートオンの制御を行なうものである。前記制
御モーター（９）の動作によっては、コンペンセーター
ローラー（６）の移動中においては、ウェブ（１）の搬
送位相周期が異なるため、電磁弁（１７）を閉鎖して糊
の吐出をカットオフすることができるようなっている。

ニップローラー（２）とニップローラー（３）との間に
設置するフォトセンサー（７）は、走行ウェブ（１）の
例えば印刷マーク（印刷幅方向側端部に印刷表示する色
標、見当マーク）など所定のマークの通過を検出するも
のである。印刷マークをフォトセンサーにて検出する毎
に中央演算制御装置（１２）に信号入力するようにして
も良いが、ウェブ（１）の走行速度が変動する時だけ、
マーク検出信号を制御装置（１２）に入力し、予め入力
しておいたウェブの印刷方向の折り長さに基いて演算し
た制御値によってノズルを動作させるようにすることが
できる。

（発明の作用） 次に本発明装置の作用を説明すれば、第３図は、本発明
装置を使用してウェブ（１）の印刷方向中央折目（Ｃ）
、及び半／２折目（ｅ　）と、幅方向折目（ｄ　）によ
る１単位１６頁折丁に糊付けされた一実施例におけるウ
ェブの平面図であり、折目（ｅ　）に沿って断続的に糊
付けを行ない、例えば、表側糊付部（ａ　）は、右側折
目（ｅ　’）に沿って、その全長の１／２をカントオフ
することにより折目（ｄ　）より下側に形成し、且つ、
折目（ｄ　）及び断裁端縁部の下端縁部より内側に糊の
カットオフ部分（ｆ　）を形成するものであり、他方の
左側折目（ｅ）に沿って、断裁端縁部の上下側端縁部及
び折目（ｄ）より内側に糊のカットオフ部分（［）を設
けて糊付部（ｂ）を形成するものである。

本発明は、上記塗布品以外に印刷進行方向に適宜位置に
塗布部を設けることは可能である。

第２図のように本発明装置によって糊付部を形成したウ
ェブ（１〉は、フォーマ−（４）にてｊ／２に折られて
リードインローラー（５）、及びニッピングローラ−（
２７）に導入後、断裁胴（３４）により断裁され、咥ｉ
！（３６）により折目（ｄ　）より折られて、ニツビン
グされながら次にチョッパー折機（３５）によって折目
（ｅ）を折り曲げられて、１６頁折丁（Ａ）が得られる
。

ここで、リードインローラー（５）、ニッピングローラ
−（２７）及び断裁１１ｉｉ（３４）の各円周外面に、
円周に沿って糊付（プ幅より広い幅に溝切部を設けるか
、あるいはウェブの糊付部が接触する部分を挾んで両側
に所定厚さを有するテープ（３４ａ）を取り付けること
によって、直接、胴周面への糊の付着を防止するもので
ある。

本発明装置は、ウェブに印刷される印刷画像配列あるい
は折り形体に応じて’ｌ　’４ｉ位置を適宜設定するこ
とができ、ニップローラー（２７）を通過後、直接ｌｆ
Ｉ′ｉ裁胴に導入して断裁した後、適宜チョッパ−（３
５）にて８頁、１６頁などの折丁を形成することができ
る。

（発明の効果） 本発明装置は、輪転走行する印刷１クエブに対し、印刷
方向に糊を塗布する場合、印刷方向と直交する方向の断
裁位置及び折り位置に応じて絵描をカットオフするとと
もに、ウェブ（１）の進行速度に応じて糊の吐出量を自
動的に調整できるようにしたもので、該装置によって糊
付けされたウェブ（１）は、印刷方向と直交する方向に
断裁及び折り加工するどきに、加工圧力による糊の食み
出しがなくなり、断裁胴あるいはチョッパーに対する糊
付部の発生が減少し、折丁に対して適正な量の糊付けが
でき、糊の食み出しがないため、折り機における汚損や
折り不良等のトラブルを防止することができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の概略斜視図、第２図は輪転機排紙
部の概略斜視図、第３図は本発明装置を使用して糊付け
したウェブを１ｔ１位折丁に加工した場合の折丁の展開
図、第４図は本発明装置の制御系統ブロック図、第５図
は従来の輪転機排紙部における絵描供給装置の概略図、
第６図は従来の絵描供給折丁の展開図である。 特　　許　　出　　願　　人 凸版印刷株式会社 代表考　　鈴　　木　　和　　夫 第−１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ウェブ通過位置にコンペンセーターローラー、エンコー
   ダーに連絡するニップローラー、印刷面を検出するフォ
   トセンサー、フオーマー等を備えた輪転機印刷機の排紙
   部において、フォーマーの上下あるいは前後の適宜個所
   に綴糊供給用ノズルを設け、前記コンペンセーターロー
   ラー、エンコーダー、フォトセンサー等からのウェブの
   印刷画像の位相位置信号により、各個所のノズルを動作
   させることを特徴とする輪転機排紙部における綴糊供給
   制御装置。