JPS63135358A - 3‐第三ブチル‐ あるいは 3‐ 第三ブチル‐5‐ アルキル‐4‐ ヒドロキシフエニル‐(アルカン)‐ カルボン酸とビス‐(4‐あるは2‐ヒドロキシフエニル)‐アルカン類、‐オキシド類、‐スルフイド類および‐ スルホン類の、トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル) ‐ アルカンのおよび1,3,5‐トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル‐イソプロピリデン)‐アリーレンのオキシエチラートとのエステル、その製造方法および安定剤としてのその用途 - Google Patents

3‐第三ブチル‐ あるいは 3‐ 第三ブチル‐5‐ アルキル‐4‐ ヒドロキシフエニル‐(アルカン)‐ カルボン酸とビス‐(4‐あるは2‐ヒドロキシフエニル)‐アルカン類、‐オキシド類、‐スルフイド類および‐ スルホン類の、トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル) ‐ アルカンのおよび1,3,5‐トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル‐イソプロピリデン)‐アリーレンのオキシエチラートとのエステル、その製造方法および安定剤としてのその用途

Info

Publication number
JPS63135358A
JPS63135358A JP62290461A JP29046187A JPS63135358A JP S63135358 A JPS63135358 A JP S63135358A JP 62290461 A JP62290461 A JP 62290461A JP 29046187 A JP29046187 A JP 29046187A JP S63135358 A JPS63135358 A JP S63135358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroxyphenyl
bis
carbon atoms
group
tris
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62290461A
Other languages
English (en)
Inventor
フリードリツヒ‐ ウイルヘルム・キユツペル
ハインツ‐ ウエルネル・フオーゲス
ウエルネル・ペッツオルト
リヒアルト・シヤーフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huels AG
Original Assignee
Huels AG
Chemische Werke Huels AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huels AG, Chemische Werke Huels AG filed Critical Huels AG
Publication of JPS63135358A publication Critical patent/JPS63135358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/13Phenols; Phenolates
    • C08K5/134Phenols containing ester groups
    • C08K5/1345Carboxylic esters of phenolcarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/005Stabilisers against oxidation, heat, light, ozone

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の対象は、式I (CH,)。C0OH 〔式中、R1は−C(CH3)!であり、R2はH1炭
素原子数1〜4のアルキル基、殊に−C(C1h)!で
あり、 mはO〜4、殊に2である。] で表される3−第三プチル−あるいは3−第三プチル−
5−アルキル−4−ヒドロキシフェニル−(アルカン)
カルボン酸と 下記式Hのビス−(4−あるいは2−ヒドロキシフェニ
ル)−アルカン類、−オキシド類、スルフィド類および
一スルホン類のオキシエチラート、殊にビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−アルカン類、−オキシド類、スル
フィド類およびスルホン類のオキシエチラート、下記式
maのトリス−(4−ヒドロキフェニル)−アルカン類
のオキシエチラートまたは下記式I[[bの1.3.5
−トリス−(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピリデ
ン)−アリーレンのオキシエチラート: (u)             (I[[a)CH3
−C−CH3 OH (II[b) 〔式■、II[aおよびmb中、Aは−CRsRn−、
炭素原子数2〜12のアルカンジイル−1−〇−1−O
CHzCHJ−1−5−.5CIbCHzS−、−5O
z−1−so□cH,CHzSO,−、ビス−イソプロ
ピリデン−アリール残基(はヌ′1.4−あるいは1.
3−ビス−1−メチル−エチルアリール残基)であり、 R1、R4はH1炭素原子数1〜8アルキル基、アリー
ル基、4−((4−ヒドロキシフェニル)−イソプロピ
リデン〕−フェニル(はX゛4(1−(4−ヒドロキシ
フェニル)−1−メチルエチル]−フェニル基)、炭素
原子数5〜12のシクロアルキル基、殊にアルキル基で
あり、但しR3およびR4はR6およびR6が11であ
る場合にはCH,ではなく、 その際、R3、R4がアルキル基であればこれら置換基
は閉環して場合によってはアルキル置換された炭素原子
数12以下の環を形成してもよく(即ち、−CR,R4
−= シクロアルキリデン基)、 Rs、 RhはH1炭素原子数1〜4のアルキル基、炭
素原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1〜
4のアルコキシ基、殊にHであり、 その際R%、れが式■において11でない場合には両方
の置換基はフェノール性水酸基に対して0−あるいはO
o−位に位置してはならず、 R1はH1炭素原子数1〜8のアルキル基である、] □オキシエチレラートは最高3つのアルキレンオキサイ
ド単位、殊にエチレンオキサイド単位を含有していても
よい□との新規のエステル、その製造方法および有機系
重合体、殊にポリオレフィンおよびポリジエン、特にポ
リエチレンおよびポリプロピレンの安定化にこのエステ
ルを用いることに関する。
場合によっては官能性の基を含有するモノ−およびジ−
オレフィンを重合(または共重合)することによってま
たは適当な前駆体の重縮合□例えばジオール類とジカル
ボン酸との重縮合□によって得られる如き有機系重合体
が、熱、光または高エネルギー輻射線によって、強度、
硬度および伸び率の如き重合体の重要な工業的な性質に
害を及ぼし変化を受は得ることは公知である。この種の
害によってしばしば、測定可能な物理的な性質の明白な
変化が生じるだけでなく視覚的に認めることのできる成
形体の軟化、脆弱化および/または変色がもたらされる
。この理由から相応する重合体に加工前に安定剤が添加
される。詳細はG 、 Sco t tにより”Atm
ospheric 0xidation and An
tioxidants”、Elsveier Publ
、Co、 、アムステルダム、オックスホード、ニュー
ヨーク(1965); R,Gaechter。
11、Mueller S”Ta5chenbuch 
der Kunststoff−Additive’ 
、C0)lanser−Verlag 、 ミュンヘン
/ウィーン(1979): J、Po5pisil、“
Degradation andStabilizat
ion of Polymers“、(出版者:HlJ
ellinek) 、Elsveier、アムステルダ
ム、オックスホード、ニューヨーク(1983)、第1
93頁以降; P、P、に1en+chuk等、”Po
lymer Degradationand 5tab
ilization”、7 (1984)第131頁以
降の要約論文に記載されている。
ポリオレフィンにおいては安定剤としてフェノール性水
酸基含有化合物を用いることが有利であることおよびか
−るフェノール系誘導体の中にはフェノール性水酸基に
対して少なくとも一つのオルト位に嵩張ったアルキル基
、殊に第三ブチル基を持つ物質が特に良好な効果を示す
ことが公知である。記載された多数の安定剤(例えば、
J、C,Johnson+ ”Antioxidant
s”Noyes Data Corp、1975HM、
W、Raa+sey、、”Antioxidants−
Recent Developments”、 Noy
es Data Corp、+1979;M、T、G1
1lies、“5tabi−1izers of 5y
nthetic Re5ins”、Noyes Dat
a Corp、、 Park Ridge、ニューシャ
ーシー州、1983)の中にはエステルも認められる。
3.5−ジアルキル−4−ヒドロキシ−フェニル−(ア
ルカン)カルボン酸のエステルは、例えば米国特許第3
.681,431号明細書、同第3,330,859号
明細書、同第3,644,482号明細書、同第3,2
85,855号明細書に、4.6−ジアルキル−3−ヒ
ドロキシフェニル−(アルカン)カルボン酸のエステル
は米国特許第3.988,363号明細書、同第3,8
62.130号明細書にそして2−メチル−4−第三ブ
チル−5−ヒドロキシ−フェニルアルカン−カルボン酸
のエステルはヨーロッパ特許第48.841号明細書に
記載されている。
フェノール系安定剤の能力は、大抵は硫黄またはリンを
含有している特定の化合物を添加することによって更に
向上される。安定剤と協力剤との最適な量比は個々の場
合に常に実験的に決めることができる。安定剤にとって
もまた協力剤にとっても、これらを難無く且つ分解する
ことなく種々の重合体中に混入することおよびその中に
出来るだけ均一に分布させるのが妥当である。他方にお
いては、重合体は必要とされる高い混入温度のもとて添
加物によって変色するベキでなくまた温度−および剪断
力によって分子量が分解されるべきでない。
文献から、安定剤として用いられそして立体障害性ヒド
ロキシフェニル基の他に協力作用をする硫黄原子を同一
分子中に含有している種々の化合物が公知である(例え
ばl?、W、Layer、’NNon−5tainin
 Antioxidants’(G、5cottの”D
evelopments in Polymer 5t
abilization’ 4(1981) 、第16
3頁以降、第167頁); F、X、O°5hea、 
八dvances  Chem、  5eries’8
5  (1968)  、、  第 128頁以降: 
G、5cottの”Developments in 
Polymer 5tabilization”6(1
983)、第29頁以降参照)、殊にオルト−チオビス
フェノールの誘導体は著しく変色する傾向があり、確か
にゴム混合物の安定化にのみ用いることができる。
本発明の課題は、公知の3−第三ブチル−あるいは3−
第三ブチル−5−アルキル−4−ヒドロキシ−フェニル
(アルカン)カルボン酸あるいはその誘導体、殊に3.
5−ジー第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオ
ン酸(誘導体)から出発して、経済的に製造できる選択
されたアルコールと反応させることによってこの式(1
)の3−第三ブチル−あるいは3−第三ブチル−5−ア
ルキル−4−ヒドロキシフェニル−(アルカン)カルボ
ン酸の改善された安定剤特性のエステルを得ることおよ
びこのエステルを有機重合体、殊にポリプロピレンおよ
びポリエチレンに混入することによってこの種の重合体
を加工の際または長時間にわたって使用する際の分子量
の分解に対して良好に安定化し、その際に安定剤の添加
に起因して上記の負荷を掛ける際に言うに値する変色を
生じさせないことにある。
この課題は驚くべきことに、式■のビス−(4−あるい
は2−ヒドロキシフェニル)−アルカン類、−オキシド
類、スルフィド類および−スルホン類のオキシエチラー
ト、殊にビス−(4−ヒドロキシフェニル)−アルカン
類、−オキシド類、スルフィド類およびスルホン類のオ
キシエチラート、式maのトリス−(4−ヒドロキフェ
ニル)−アルカン類のオキシエチラートまたは式I[[
bの1.3.5−トリス−(4−ヒドロキシフェニル−
イソプロピリデン)−アリーレンの容易に入手し得るオ
キシエチラート、殊に水酸基当たりに一つのアルキレン
オキサイド単位を持つオキシエチラート、特に式■ある
いは■の化合物のそれぞれの水酸基の替わりに各一つの
2−ヒドロキシエトキシ基を持つオキシエチラートを弐
Iの3−第三プチル−あるいは3−第三ブチル−5−ア
ルキル−4−ヒドロキシフェニル−(アルカン)カルボ
ン酸のエステル、殊に3.5−ジ第三ブチルー4−ヒド
ロキシープロピオン酸のエステルに転化しそしてアルコ
ール成分として(ポリ)−オキシエチラートを含有する
このエステルを上記の重合体の安定化に用いた場合に解
決される。
課題のこの解決は、エーテル結合に隣接する第一一およ
び第ニー炭素原子に酸素が容易に攻撃することが正にア
ルキル残基含有エーテルの場合に、既に若干高い温度の
もとてしばしば分解するヒドロペルオキシドを形成しそ
してか−るヒドロペルオキシドを除く為の注意深い洗浄
をエステルの使用前に行う必要があるので(Hoube
n−Weyl、“I’1ethoden der or
gan、 Chemie”、第1V/3巻参照)、極め
て驚くべきことである。
それ故に、ビス−(4−あるいは2−ヒドロキシフェニ
ル)−アルカン類のおよびペテロ原子含有類似化合物の
あるいはトリス−(4−ヒドロキシフェニル)−アルカ
ン類のまたは1.3.5−トリス−(4−ヒドロキシフ
ェニル−イソプロピリデン)−アリーレンのオキシエチ
ラートを基礎とする本発明のエステルをポリオレフィン
加工の高温のもので混入でき、非常に有効で且つこれを
含有する重合体物質の変色が驚くほど僅かと成る安定剤
を得ることかできることは予期できなかった。このこと
は、下記式■のエーテル基含有α、ω−ビスヒドロキシ
エチル(ポリ)オキサアルカンHO(CHz)11(0
(CHz)s )、 0(CI+りL OH(m 、 
nおよびiは2であり、p≧0である。)とジアルキル
−4−ヒドロキシフェニル−アルカン−カルボン酸とよ
り成る従来技術により□例えば米国特許第3.285.
855号明細書によりm−製造できる市販されているエ
ステルがポリオレフィン中において変色をもたらし、そ
の結果この種の生成物がか−る重要な用途分野に適さな
いので、益々驚くべきことである。
一般に熱的におよび更には接触的に容易にフェノール(
類)およびアルケニル−フェノール類に分解する、高価
な合成樹脂の前駆体として使用できるビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−アルカンおよび式■および■の類似
化合物の技術的に簡単に実施できるオキシエチル化(例
えばtlllmann、“Enzyklopedie 
der Techn、 Chemie、”、第18巻(
1979)、第215頁以降参照)によって、式■のカ
ルボン酸とのエステル化反応後に□安定化すべき重合体
への混入およびそれの加工においである如き□強い熱負
荷のもとでも分解の兆候も示さないことも同様に驚くべ
きことである。更に、オキシエチル化(即ちエーテル形
成)および弐Iの特別なカルボン酸とのエステル化の両
方の簡単な化学反応によって非常に有効な安定剤かえら
れ、その能力は従来技術(011mannの上記掲載文
献、第216頁;および第8巻第19頁以降)に従う特
定の、殊に一つまたは二つの嵩張ったオルトアルキル基
を持つフェノール類を、後記の例で実証されている如く
五かに凌駕していることも驚(べきことである。特に驚
くべきことは、式■および■のオキシエチル化用ビス−
(フェノール類)およびトリス−(フェノール類)が、
フェノール性水酸基に対してオルト位にあり且つ上記の
安定剤能力の為に必要とされるアルキル基を有しておら
ずそしてそれによってオキシエチル化が非常に容易にさ
れている場合にも本発明の安定剤はその能力に害を受け
ることがないことである。式■のビス−(4−あるいは
2−ヒドロキシフェニル)−アルカンあるいはシクロア
ルカン並びに式■のトリス−(4−ヒドロキシフェニル
)−化合物は本発明においてエステル化するべきポリオ
ールの原料として特に有利である。
好ましくはポリプロピレンおよびポリエチレン中に安定
剤として添加できる本発明のエステルは、性質を融点お
よび分光分析的な実験によって後記の実施例において知
ることのできる新規の化合物である。か\る結晶質の化
合物は液状の安定剤に比較して、重合体中に均一に分散
しそしておよび必要とされる僅かな量を連続的に添加す
るのに一最に僅かな困難しか生じないので特に有利であ
る。
公知でない本発明のエステルは、式■の反応性酸あるい
はその誘導体を上記式■あるいは■の上記出発化合物の
オキシエチル化によって容易に入手し得る二官能性ある
いは多官能性アルコールと反応させることによって自体
公知の方法で製造できる。このエステルは少なくとも二
つあるいは三つのアルキレンオキサイド単位、殊にエチ
レンオキサイド単位を含有しているべきである。その際
、オキシエチル化の際に形成さざるエーテル橋は二つあ
るいは三つの異なる水酸基から出発するべきである。オ
キシエチル化の為には、式V のアルキレンオキサイドを式■または■の相応する原料
に付加させる従来技術の公知方法(例えば、M、J、5
chick、 ’Non1onic 5urfacta
nts”。
Marcel Dekker 、 ニューヨーク(19
67)、第1巻第57頁以降参照)を用いることができ
る。エチレンオキサイド(即ち、式VにおいてR=H)
の付加生成物は、3−第三ブチル−あるいは3−第三ブ
チル−5−アルキル−4−ヒドロキシフェニル−(アル
カン)−カルボン酸の本発明のエステルの原料として特
に有利である。特に非常に適している前駆体は、全ての
フェノール性水酸基がエチレンオキサイドの影響によっ
て2−ヒドロキシエチル基に転化されたビス(4−ある
いは2−ヒドロキシフェニル)−アルカン類、−キシド
類、−スルフィド類およびスルホン類のあるいはトリス
−(4−ヒドロキシフェニル)−アルカン類および−ア
リーレン類のジー(あるいはポリ−)(モノオキシエチ
ラート)である。この種のビス(4−あるいは2−ヒド
ロキシフェニル)−アルカン類、−キシド類、−スルフ
ィド類、スルホン類および一アリーレン類の式■および
■に相当する全ての化合物については以前に開示されて
いない。所望のジー(ポリ−)オールを場合によってオ
キシエチル化の際に生じる副生成物、例えばポリグリコ
ール類またはより高級のオキシエチラートから従来公知
の方法、即ち適当な溶剤(例えばアルコールまたはエー
テル)で結晶化させることによって、カラムクロマトグ
ラフィーによってまたは一特別の場合には一減圧下に蒸
留することによって分離することできる。
本発明のエステルは、式1a (C11□)lICOOH H で表される3−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキ
シフェニル−プロピオン酸と一般式■のビス(2−ヒド
ロキシフェニル)−アルカン類、−キシド類、−スルフ
ィド類およびスルホン類のオキシエチラート、殊に八が
−CR,R,−、−0−、−S−、−SO□−でありそ
してR1、R4がH,C)f、(但し、R8およびR1
はR3およびR6が水素である場合にはC11゜でない
。)、アリール基あるいは−CR3R4−が1゜1−シ
クロへキシリデン、1.l−シクロドデカンデンである
もののオキシエチラート、式maのトリス−(4−ヒド
ロキフェニル)−アルカン類のまたは弐mbの1.3.
5−1−リス−(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピ
リデン)−アリーレンのオキシエチラートとのエステル
が有利である。特に有利なのは式■および■の化合物の
水酸基の替わりにそれぞれエチレンオキサイド単位を(
2−ヒドロキシエトキシ基として)含有している弐■お
よび■の化合物のオキシエチラートとのエステルである
。更に好ましいエステルはα、α′−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−p−あるいは−m−ジイソプロピル
ベンゼンのビス−あるいはトリス−(モノオキシエチラ
ート)(即ち、1.4−あるいは1.3−ビス−〔α−
(4−ヒロキシフェニル)−イソプロピリデン〕ベンゼ
ンまたは1,3−ビス−〔1−(4−ヒロキシフェニル
)−1−メチル−えちる]−フェニレン)との、1.1
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−あるいは1.1
−ビス−(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)
−シクロヘキサンとの、1.1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−あるいは1゜1−ビス−(4−ヒドロキ
シ−3−メチルフヱニル)−あるいは1.1−ビス−(
4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)−シクロド
デカンとの、1.l−ビス=(4−ヒドロキシフェニル
)−1−フェニル−エタンとの、2.2.−ビス(4−
ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)−プロパンとの
、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−エーテルとの、
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルフィドとの、
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルホンとの、ト
リス−(44:Fo−t−ジフェニル)−メタンとの、
1,1.1− )リス−(4−ヒドロキシフェニル)−
エタンとのおよび1,3.5−トリス−(4−ヒドロキ
シフェニル−イソプロピリデン)−ベンゼンとのエステ
ルである。
本発明のエステルはの製造は、式■あるいは■の化合物
から製造できるビス−(あるいはポリ−)(モノオキシ
エチラート)を式Iの3−第三ブチル−5−アルキル−
4−ヒドロキシフェニル−(アルカン)−カルボン酸の
エステル、殊に1〜4個の炭素原子を含有する3−(3
,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニル〕−プロ
ピオン酸のエステルと易揮発性アルコールの放出除去下
にエステル交換した場合に特に簡単に製造される。エス
テル交換は一般に高温、殊に125°C以下のもとで実
施する。ジオール(あるいはポリオール)と低級アルキ
ルエステルとの直接的反応がしばしば経済的な方法であ
るが、不活性溶剤および/または放出アルコールを除く
為の共沸剤の存在下でも実施することができる。エステ
ル交換を促進する為に従来技術に従う触媒(好ましくは
塩基性または中性の触媒)、例えばナトリウム−メチラ
ート、リチウムアミド、カリウム第三ブチラード、チタ
ン−テトラブチラード、アルミニウムー トリイソプロ
ピラード等を用いる。これらは一般には、反応混合物の
重量を基準として0.1〜5重量2の量で添加し、その
際に反応速度および費用の理由で0.5〜1.5重量%
の量が特に有利である。
エステル交換は、原料あるいは反応生成物の酸化を回避
する為におよび反応混合物への熱的負荷を殊にエステル
交換触媒の存在下に少なく保持する為に不活性ガス雰囲
気でまたは減圧下に実施するのが有利である。原料の一
方を必要とされる化学量論量より10〜20モルχ過剰
に用いるのが有利である。この反応は、反応混合物の分
析によってまたは分離されらアルコールを秤量すること
によって不足量で用いた成分が充分に(あるいは完全に
)消費されたことが確認されたらただちに中止する。こ
の目的の為には触媒を不活性化しく即ち、塩基性または
中性触媒の場合には例えば当量の酸を添加することによ
って該触媒を不活性化する)、反応混合物を後処理しそ
してポリオールエステルを適当な溶剤、例えばアルコー
ル、エーテルまたは芳香族炭化水素で再結晶化処理する
ことによって精製する。次いで化合物の構造を’H−N
MR−スペクトルにて種々の信号の状態および強度によ
って確かめる。
ビス−あるいはポリ−(4−あるいは2−ヒドロキシフ
ェニル)−アルカン類、−キシド類、−スルフィド類、
スルホン類および−アリーレン類の本発明の3−第三プ
チル−あるいは3−第三プチル−5−アルキル−4−ヒ
ドロキシフェニル−(アルカン)−カルボン酸−エステ
ルは、重合体、殊にモノ−および/またはジオレフィン
の(共)重合体、特にポリプロピレンおよびポリエチレ
ンの為の存効な安定剤である。これらは加工用安定剤と
しても、長時間安定剤としても用いることができる。重
合体中への混入は、従来公知の方法に従って粉末状重合
体と安定剤または安定剤濃厚物(それぞれの重合体中に
入れられた濃厚物)と混合することによって行うことが
できる。
しかし安定剤の添加は、懸濁状態、乳化状態または溶液
状態で後処理前に重合体に混入してもよい、安定剤は一
般に、安定化するべき物質の約0.02〜3重量%の量
で用いられるが、しかし当業者によって容易に確かめる
ことのできる最適な量は安定化するべき重合体および要
求の種類に依存している。有利な範囲の安定剤添加量は
0.05〜2重量%であり、ポリオレフィンの場合には
0.1〜1重量%添加するのが特に有利である。この場
合選択的に個々のエステルまたは複数エステルの混合物
を添加することができる。
更に別の種々の添加物、例えば協力剤一本発明の安定剤
ではない□としての硫黄有機物および/またはリン含有
化合物、可塑剤、顔料、紫外線安定剤、帯電防止剤、フ
ィラーおよび/またはステアリン酸カルシウムの如き加
工助剤を重合体に追加的に混入することができる。
ポリオレフィンの場合に射出成形法あるいは押出成形法
に従って多方面に使用可能な成形体に加工することので
きる重合体の本発明に従う安定化を以下の実施例によっ
て更に詳細に説明する。
内部温度計、マグネットスタラーおよびリービッヒ冷却
器を備えたミロフラスコ中で、約0゜3モル(95g)
の市販の2.2−ビス−〔4”−(2−ヒドロキシエト
キシ)−フェニル〕−プロパン(コダック社)を約0.
64モル(187g )3−(3,5−ジー第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸−メチルエ
ステルおよび0.076モル(4,1g)のナトリウム
メチラートと混合する。不活性ガス雰囲気でこの反応混
合物を反応装置中において湿気の排除下に110°Cに
加熱する。約1時間の反応時間の後に圧力を段階的に約
0.2hPa (mbar)に減少させる。留去するメ
タノールを凝縮しそして、約4〜5時間を必要とするエ
ステル交換において達成される転化率を評価する為に秤
量する。三ロフラスコの内容物を約300 mflのト
ルエンに取り、ナトリウムメチラート触媒にはり当量の
酢酸(5%過剰)を添加しそして次いでトルエン溶液を
炭酸水素ナトリウム溶液および水にて洗浄する。濾過、
濾過物の乾燥および減圧下でのトルエンの留去の後に粘
性の藩留残留物から未反応のあるいは過剰の3−(3,
5−ジ第三−ブチルー4−ヒドロキシフェニル−(プロ
ピオン酸メチルエステル(沸点 約130℃/ 0.0
5hl’a(s+bar))を減圧下に留去する。反応
混合物の非揮発性成分は主として、2,2−ビス−〔4
°−(2”ヒドロキシエトキシ)−フェニル〕−プロパ
ンのジー3− (3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキ
シフェニル)−プロピオン酸エステルである。僅かな量
の易揮発性テトラヒドロフランを添加することによって
このエステルを結晶化させる。沈澱する粗生成物をエタ
ノールにて再結晶処理することによって融点が一定にな
るまで精製する。達成される純度はrlNクロマトグラ
フィー(TLCと略す)にて検査する。
収量: 123gのジエステル(理論値の49z)、融
点: 103.5〜105°C 純度=98χ(TCLによる) この化合物の構造は’II−NMR−スペクトルの吸収
スペクトル線の強度および状態によって確認される。(
内部標準としてのテトラメチルシラン(TMS))を含
有するCDCj2z中に本発明のエステルを溶解しての
スペクトルについて詳細に説明する第1表参照) エニル   ン、  a   −+スー 4−2−ヒ′
ロキエ キシ−エニルーイ゛ 0ロフエノール類の公知
のオキシエチル化法(例えば、MJ、5chickの既
に掲載した文献参照)に従って、1.l−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン(ぼりビスフェ
ノールZと同じ:例2)、α、α°−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−ジイソプロピルベンゼン(はりビス
フェノールDと同じ:例3) 、1.1−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−1−フェニル−エタン(例4)
、ビス−(2−ヒドロキシ−3−シクロへキシル−5−
メチル−フェニル)−メタン(例5) 、1.1−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロドデカン(例6
)、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−エーテル(例
7)、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルフィド
(例8)、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルホ
ン(例9)、トリス−(4−ヒドロキシフェニル)−メ
タン(は奮′ロイコオーリン(Laukoaurin)
に同じ:例10)および1.3.5− )リス−(4−
ヒドロキシフェニル−イソプロピリデン)−ベンゼン(
例11)を触媒量の水酸化ナトリウムの存在下にエチレ
ンオキサイドと反応させる。この場合ビス−あるいはト
リス−(4−あるいは2−ヒドロキシフェニル)−化合
物をジエチレングリコールジメチルエーテルに溶解した
溶液を、出発化合物の1モルの水酸基当たり各1モルの
エチレンオキサイドが吸収されるまで加圧下にエチレン
オキサイドと反応させる。冷却、用いた触媒の当量の酢
酸での中和および溶剤の全部または一部の除去の後に、
□場合によっては0°Cで長時間放置した後に□結晶沈
澱物が生じる。この粗生成物を適当な溶剤、一般にメタ
ノール、エタノールまたはエーテルで再結晶処理する。
多くの場合、第■表に融点を記載した無色の結晶が得ら
れる。第■表には収量および溶剤についても記載しであ
る。これらの個々の化合物は未知の化合物であり、その
構造および純度は使用する前に’H−NMR−スペクト
ルで検査する。
班肥ユ災音貫と 一ビスー 4′−2′−ヒ゛ロキシエ キシ−フェニル
 −シクロヘキサンのビス−3−(3゜例1に記載の方
法に従って、例2に従って製造された1、1−ビス−(
4’−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル〕−シク
ロヘキサン0.25モル(89,1g)をナトリウムメ
チラート0.044モル(2゜35g)の存在下に3−
(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニル)−
プロピオン酸メチルエステル0.53モル(155g)
にて6.5時間の間に110°Cでエステル交換する。
後処理および未反応のあるいは過剰の原料の減圧下での
除去の後にガラス様残渣が得られる。ブタノールでの再
結晶処理によって本発明のビス−エステルが生じる。
牧@: 156.6gのビスエステル(理論値の71.
4χ)融点=128〜131°C 純度:約95χ(NMRによる) この化合物の構造は’H−NMR−スペクトルの吸収ス
ペクトル線の状態および強度によって確認される(詳し
くは第1表参照)。
■1L工実淘Iわ− 裂 、遣 例1に記載の方法に従って、例3に従って製造されたα
、α°−ビス−[4−(2’−ヒドロキシエトキシ)−
フェニルLp−ジイソプロピルベンゼン0.21モル(
91,3g)をナトリウムメチラート0.076モル(
4,1g)の存在下に3−(3,5−ジ第三ブチルー4
−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステル
0.45モル(131,6g)にて8.5時間の間11
0°Cでエステル交換する。後処理および未反応のある
いは過剰の原料の減圧下での除去の後に粘性油が得られ
る。これは、50°Cに冷却しそして僅かのエタノール
を添加することによって固化する。エタノールでの再結
晶処理によって本発明のビス−エステルが生じる。
投置: 152.4gのビスエステル(理論値の72.
8χ)融点=127〜128°C 純度:約88χ(LTCによる) この化合物の構造は’II−NMR−スペクトルの吸収
スペクトル線の状態および強度によって確認される(第
1表参照)。
例1に記載の方法に従って、例4に従って製造された1
、1−ビス−(4’−(2”−ヒドロキシエトキシ)−
フェニル〕l−フェニルエタン0.23モル(87g)
をチタンテトラブチラード0.01モル(3゜5g)の
存在下に3−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシ
フェニル)−プロピオン酸メチルエステル0.49モル
(143,3g)にて8時間の間に115°Cでエステ
ル交換する。同様な後処理にて粗生成物が生じる。この
ものから再結晶処理後に本発明のビス−エステルが得ら
れる。
+1&ffi: 183.6gのビスエステル(理論値
の88χ)融点:83〜85°C 純度:≧952(NMRニヨル) この化合物の構造は’II−NMR−スペクトルの吸収
スペクトル線の状態および強度によって確認される(第
1表参照)。
遣 例5に従って製造されたビス−(2−(2”−ヒドロキ
シエトキシ)−3−シクロへキシル−5−メチルフェニ
ル〕−メタン0.2モル(94,9g)をナトリウムメ
チラート0.076モル(4,1g)の存在下に3−(
3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロピオン酸メチルエステル0.43モル(125,7g
)にて例1に記載の方法に従ってエステル交換する。同
様な後処理(および未反応のあるいは過剰の原料の除去
)の後に粘性物質が得られる。
これから長時間後に結晶質の粗生成物が分離される。メ
タノールでの再結晶処理によって本発明の純粋なビス−
エステルが生じる。
投置: 141.1g (理論値の71.7χ)融点:
113〜117°C 純度:96χ(LTCによる) このビス−エステルの構造は’II−NMR−スペクト
ルの吸収スペクトル線の状態および強度によって確認さ
れる(第1表参照)。
例1に記載の方法に従って、例6(本発明に属さない)
に従って製造された1、1−ビス−〔4゛−(2−ヒド
ロキシエトキシ)−フェニル〕−シクロドデカン0.2
1モル(95,5g)をチタンテトラブチラード0.0
1モル(3,5g)の添加下に3−(3,5−ジ第三ブ
チルー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸メチル
エステル0.45モル(131,6g)にて7.5時間
の間に125°Cでエステル交換する。同様な後処理お
よび減圧下での未反応のあるいは過剰の原料の除去後に
粘性の生成物が生じる。
このものは冷却した際に固化する。このガラス様残渣は
本発明のビス−エステルより成る。
’!kl: 194.8gのビスエステル(理論値の9
5χ)純度:≧95χ(’H−NMRによる)融点=7
2〜78°に の化合物の構造は’ H−NMR−スペクトルのシグナ
ルの状態および強度によって確認される(第1表参照)
例7に従って得られたビス−(4−(2’−ヒドロキシ
エトキシ)−フェニル〕−エーテル0.45モル(12
9,3g)をナトリウムメチラート0.076モル(4
゜Ig)の添加下に3−(3,5−ジ第三ブチルー4−
ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステル0
.72モル(210,5g)にて110°Cで6時間に
渡って例1に記載の方法に従ってエステル交換する。
同様な後処理にて、未反応のあるいは過剰の原料を減圧
下で除いた後粘性油が生じる。20″Cで長時間放置し
そして若干のメチル−第三ブチル−エーテルを添加した
後に、メタノールで再結晶させそして本発明のビス−エ
ステルである結晶が得られる。このものの構造は’H−
NMR−スペクトルによって実証される(第1表参照)
投置: 104.3g (理論値の35.7χ)融点:
80〜81°C 純度: 97.5Z(LTCニヨル) −エスールの一11′@ 例8に従って製造されたビス−(4−(2’−ヒドロキ
シエトキシ)−フェニル〕−スルフィド0.24モル(
73,5g)をナトリウムメチラート0.076モル(
4,1g)の存在下に3−(3,5−ジ第三ブチルー4
−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステル
0.51モル(149,1g)にて115°Cで5.7
5時間に渡って例1に記載の方法に従ってエステル交換
する。同様な後処理および減圧下での未反応原料の除去
後にガラス様残留物が得られる。この粗生成物をトルエ
ンで再結晶処理した後に本発明のビスエステルが生じる
投置: 169.5g (理論値の85.4χ)融点=
80〜82°C 純度:92χ(LTCによる) 本発明のこのビス−エステルの構造は’H−NMR−ス
ペクトルの吸収スペクトル線の状態および強度によって
確認される(詳しくは第1表参照)。
ル −スルホンのビス−3−35−シアー、三ブチルー
4−ヒドロキシフェニル−プロピオン例1に記載の方法
に従って、例9に従って製造されたビス−(4−(2”
−ヒドロキシエトキシ)−フェニル〕−スルホン0.2
5モル(84,6g)をナトリウムメチラート0.07
6モル(4,1g)の存在下に3−(3,5−ジ第三ブ
チルー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸メチル
エステル0.53モル(155゜6g)にて5.5時間
の間に130〜140°Cでエステル交換する。例1と
同様な後処理を減圧下での未反応のあるいは過剰の原料
の除去後に行い、油を得る。この油は若干のメタノール
の添加および20での長時間の放置の後に固化する。こ
の粗生成物からはメタノールでの再結晶処理の後に本発
明のビス−エステルが生じる。これの構造は’H−NM
R−スペクトルで実証される(第1表参照)。
軟量: 139.4g(理論値の65χ)融点:129
〜131°C 純度:91χ(TLCによる) 進運L(実jI℃ユ 本発明に属さない例10に従って得られたトリス−(4
−(2”−ヒドロキシエトキシ)−フェニルゴーメタン
0.17モル(72,2g)をチタンテトラブチラード
0.01モル(3,5g)の存在下に3−(3,5−ジ
第三ブチルー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸
メチルエステル0.54モル(157,9g)にて12
0°Cで5時間に渡って例1に記載の方法に従ってエス
テル交換する。同様な後処理および減圧下での未反応の
あるいは過剰の原料の除去後にガラス様物質が得られる
。このものからイソプロパツールでの再結晶後に所望の
トリス−エステルが純粋な形で分離される。このものの
構造は’II−NMR−スペクトルによって実証される
(第1表参照)。
牧童: 145.8g (理論値の71χ)融点:53
〜56°C 純度:≧952(NMRニよる) 例11に従って製造された1、3.5−1−リス−〔1
−メチル−H4’−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェ
ニル)−エチル〕−ベンゼン0.15モル(91,92
g)をチタンテトラブチラー) 0.01モル(3,5
g)の存在下に3−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒド
ロキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステル0.4
8モル(131,5g)にて10時間に渡って例1に記
載の方法に従ってエステル交換する。後処理および減圧
下での未反応のあるいは過剰の原料の除去後に粘性の油
がが得られる。このものは冷却すると固化する。この粉
末化可能なガラス様物質は本発明のトリス−エステルで
ある。このものの構造は’H−NMR−スペクトルによ
って実証される(詳細には第1表参照)。
牧童: 193g (理論値の92.3χ)融点=58
〜61”C 純度:約95χ(’H−NMRによる)貫録二η 2kgのポリプロピレン粉末を第■表に挙げた量の安定
剤(例22〜27の本発明のエステルあるいは例28〜
32(比較例)の従来技術の安定剤)、加工助剤として
のステアリン酸カルシウム0゜1重量χ並びにビス−(
オクタデシル)−チオジプロピオン酸エステルおよび場
合によってはトリス−(2,4−ジ第三ブチルフェニル
)−ホスフィツトと混合しそして混合装置(例えばPa
penmeier社の流動式混合機)において室温で短
時間(約1分)混合する。得られる粉末混合物を100
回転ノ分で最高230°Cで押出機で押出成形しくTr
oester社、直径3(1mm、長さ直径の20倍)
、次いで顆粒化する。この顆粒を1lIIIlの厚さの
板状物にプレス成形し、そしてI X 10 X 10
0nueの寸法のこのポリオレフィン板状物から打抜く
。これを適当な装置で145°Cの温度で空気導入下に
空気循環式乾燥器において、生じる脆弱化の証拠として
試験体の粉々な崩壊あるいは試験体のヒビ割れ形成が観
察できるまでの間装置貯蔵する。
第■表に結果を示す。
145°Cで測定される安定化ポリプロピレン試料の安
定性については、本発明に従い混入するエステルの効果
は、従来技術に従う安定剤を添加した場合の試料水準に
達しているかまたはそれを凌駕していることが判る。
例22〜27に従って製造される本発明の安定剤および
場合によっては他の添加物を含有するポリプロピレン顆
粒のそれぞれを4 X 10 X 100an+の寸法
の板状物に210°Cでプレス成形する。これを100
°Cで4週間貯蔵した後に場合によって生じる変色に関
して熱負荷を掛けてない試料と比較しそして本発明の安
定剤(例37〜39)を含有する同様に100°Cで老
化処理した試料と比較評価する。後記の第■表に視覚的
に測定した色濃度を示しである。それらの試料はペンタ
エリスリットの(例38:例31に従って製造されたも
の”) 、2.2−ビス−〔4”−(2″−ヒドロキシ
エトキシ)−フェニル〕−プロパンの(例37:例28
に従って製造されたもの)あるいは千オシエタノールの
(例39:例32に従って製造されたもの)テトラ−あ
るいはジー[3−(3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロ
キシフェニル)−プロピオン酸〕−エステルを含有する
同様に老化処理した比較用試料を用いる。
第■表および第■表に示した試験結果から、本発明に従
って安定化することで従来技術に達していることが判る
。何故ならば、一部のものは同様な長期間安定化試験に
おいて従来技術の安定剤よりも僅かしか変色が認められ
ないからである。
、       1     ・    ゛     
      ロ  こ      t゛い例22.23
.25および27並びに28および31に従って製造し
た安定化ポリプロピレンを押出機(Brabender
社:直径19IIIIIl、長さは直径の20倍)で複
数回押出成形する(30回転/分および最高270°C
の温度)。加工安定剤として用いる安定剤の適性は、生
じる分子量分解の程度を知ることができる190°Cで
測定する■、−値によって試験する。第V表には、本発
明の安定剤(例12.13.17および19)あるいは
従来技術の二種類の安定剤−2,2−ビス−(4’−(
2”−ヒドキシエトキシ)−フェニル〕−プロパンの(
例44)およびペンタエリスリットの(例45)ビス−
あるいはテトラ−(3−(3’、5”−ジ第三ブチルー
4°−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸〕−エステ
ル□の存在下に多数回押出成形した評価を示す測定値が
記載されている。
本発明の安定剤にて多くの場合、殊に僅かな量の協力剤
を添加した場合に従来技術に達することが判る。
146〜50(48〜50は  ■に  ない例24.
26.29および31におけるのと同様にそれぞれ0.
1重量%の安定剤および0.1重量%のステアリン酸カ
ルシウム並びに場合によって追加的に0.1重量%のビ
ス−(オクタデシル)−チオジプロピオン酸エステル(
Sと略す)および0.1重量%のトリス−(2,4−ジ
第三ブチルフェニル)−ホスフィンI−(Pと略す)に
て安定化したポリプロピレン粉末を、最高270℃のも
とで押出成形試験器(Goepfert社:直径20m
a+、長さが直径の20倍、回転数30回転)分、工程
深度比(Gangtiefenverhaeltnis
) 1:3)で数回押出成形する。得られる顆粒につい
て190°Cで測定した■、−値を第■表に総括掲載す
る。
これらの一連の試験においても本発明安定剤(例15お
よび18のもの)は殊に協力剤の存在下に、(例48お
よび49で用いる)従来技術の安定剤(例48:3−(
3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロピオン酸のオクタデシルエステル、例49:ベンタエ
リスリットの同じ酸のテトラエステル)と同様にポリプ
ロピレンの良好な加工安定性をもたらす。対照試験とし
て押出成形した安定化してないポリプロピレン(例50
参照)は安定化された全ての試料よりも分子ヱ分解が著
しい。
51〜5453および54は  ■に・しない )例2
4.26.29および31と同様にして製造され且つ安
定化されたポリプロピレン試料を例33〜39と同様に
28日間の100℃での老化試験に委ねそして次いで場
合によって生じる変色の視覚的評価をすると、例24に
従う本発明に従って安定化された試料は従来技術の試料
29および31と同様に良好であると評価でき、一方硫
黄含有安定剤を含有する本発明の試料26は他の試料の
水準に全く達していない(評価については第■表参照)
h            o=    O+:、eo
C目 本略号:A・0.1重量%の安定剤添加X = 3−(
3,5−ジ第三ブチルー4−ヒドロタデシル)−チオジ
プロピオン酸エステル0.14−ジ第三ブチルーフヱニ
ル)−ホスフィツト0.1キシフエニル)−プロピオン
酸エステル■に表: toooCでポリプロピレンを4
週間老化試験した後に視覚的に測定した色濃度 型A・0.1重量%の酸化防止剤添加 率8・八と同じで且つ追加的に0.1重量%のビス−(
オクタデシル)−チオジプロピオン酸添加IC= 8と
同じで且つ追加的に0.1重量%のトリス−(2,4−
ジ第三ブチルフェノール)ホスフィト添加本本 標記は
それぞれ同じ添加物を含有する例38の比較実験を基準
としている。
評価: 0 例38の安定化と同程度に良好(+)例3
8の安定化より若干良好/若干悪い÷ 例38の安定化
より良好 +十 例38の安定化より非常に良好 (−)例3Bの安定化より若干悪い −例38の安定化より悪い −例38の安定化より非常に悪い 第7表の説明: 市略号:A=0.1重量%の安定剤含有B = 0.1
重量2の安定剤および0.1重量%のビス−(オクタデ
シル)−チオ−。
ジプロピオン酸エステル(略号S) 含を C=t+と同じで且つ追加的に0.1重量%のトリス−
(2,4−ジ第三ブチル−フェニル)−ホスフィツト(
略号P)含 55〜60(日に しない 例2〜11と同様に1,1−ビス−(4−ヒドロキシ−
3−メチル−フェニル)−シクロドデカン(例55) 
、1.1−ビス−(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフ
ェニル)−シクロドデカン(例56) 、1.1−ビス
−(4−ヒドロキシ−3−第三プチル−フェニル)−シ
クロヘキサン(例57) 、2.2−ビス−(4−ヒド
ロキシ−3−第三ブチル−フェニル)−プロパン(例5
8)、α、α゛−ビス−(4−ヒドロキシ−フェニル)
−m=ジイソプロピルベンゼン(例59)および1.1
.1−)IJスス−4−ヒドロキシフェニル)−エタン
(例60)をオキシエチル化によって相応するビス−あ
るいはトリス−(モノオキシエチラート)□即ち、ビス
−あるいはトリス−(4−(2”−ヒドロキシエトキシ
)−フェニル化合物−に転化する。これらのニーあるい
は三官能性アルコールの構造は’H−NMR−スペクト
ルの共鳴スペクトル線の状態および強さによって確かめ
られる。
これらの化合物は場合によってはエタノールで再結晶処
理した後に次の融点を示す: 例55: 168〜170 ’C例58: 122〜1
24°C例56: 189〜190°C例59: 76
〜77.5  °C例57:  63〜67℃ 例60
: 106〜108℃例1並びに12〜21で用いた方
法によって、例55〜60で製造された多価アルコール
をチタン−テトラブチラードの存在下に120°C程度
の温度のもとて過剰の3−(3,5−ジ第三ブチルー4
−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステル
にてエステル交換する。反応時間は5〜10時間である
。後処理および未反応のあるいは過剰の原料の除去を前
述の例と同様に行う。ここで得られた未知のエステルの
構造も適当な溶剤で再結晶処理した後に’H−NMR−
スペクトルのシグナルの状態および強さによって確かめ
られる。
■旦 1.1−ビス−(4−(2’−ヒドロキシエトキシ−)
3−メチル−フェニル)−シクロドデカンのビスエステ
ル 収率:理論値の71χ 融点:99〜102°C(エタノールで処理)胆 1.1−ビス−(4−(2’−ヒドロキシエトキシ−)
3−第三ブチルフェニル)−シクロドデカンのビスエス
テル 収率:理論値の54.1χ 融点:86〜90°C(石油エーテルで処理)純度:≧
95χ(’H−NMRによる)梱 1.1−ビス−(4−(2’−ヒドロキシエトキシ)−
3−第三ブチル−フェニル)−シクロヘキサンのビスエ
ステル 収率:理論値の85χ 融点=42〜50℃ 純度:≧90χ(’H−NMRによる)■且 2.2−ビス−(4−(2”−ヒドロキシエトキシ)−
3−第三ブチル−フェニル)−プロパンのビスエステル
牧率:理論値の48χ 融点:113〜115℃(エタノールで処理)純度:≧
95χ(’H−NMRによる)皿匝 α、α°−ビス−(4−(2’−ヒドロキシエトキシ)
−フェニル〕−−−ジイソプロピルベンゼンのビスエス
テル 収率:理論値の82.8χ 融点:53〜57゛C 純度: ≧95Z (’H−NMRニよる)■銭 1、1.1−トリス−(4−(2“−ヒドロキシエトキ
シ)−フェニル)−エタンのトリスエステル 牧率:理論値の76χ 融点:58〜65°C 純度:約90χ(’H−NMRによる)開立ヒビは 本発明の安定剤(例67〜70)にておよび従来技術の
安定剤(例71:比較例)にてポリプロピレンを安定化
する。
例22〜32と同様の方法で、ポリプロピレン粉末を例
14.16.20および21に従って製造された本発明
の安定剤0.1重量%あるいは従来技術の安定剤□ペン
タエリスリットのテトラ−〔3−(3,5−ジ第三ブチ
ルー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオン酸〕−エス
テル□とそして加工助剤としてステアリン酸カルシウム
0.1重量%並びに場合によっては追加的にビス−(オ
クタデシル)−チオジプロピオン酸エステル(Sと略す
)0゜1重Iχおよびトリス−(2,4−ジ第三ブチル
フェニル)−ホスフィツト(Pと略す)0.1重量%と
混合する。この粉末混合物から得られるプレス成形板状
物を、145°Cでの空気循環式乾燥器における老化試
験に委ねるポリオレフィン帯状物を製造する為に利用す
る。第4表に結果を示す。
安定化したポリプロピレン試料の145℃で測定した安
定性についてz本発明に従って混入したエステルの能力
は、従来技術の安定剤を利用した試料の水準に達してい
るかまたはそれを凌駕していることが判る。
例14.1G、20および21に従って製造された本発
明の安定剤0.1重itx <例72〜75)あるいは
比較例71でも用いた(従来技術)の安定剤0.1重量
2並びにステアリン酸カルシウム0.1重量%をポリエ
チレン粉末に混入しそしてこれらから製造さた顆粒を2
10℃でプレス成形して4×10 X 100+aa+
の寸法の板を得る。これらについて100℃で四週間の
老化試験をした後に視覚的に確認できる変色を評価する
試験結果は、本発明に従って安定化さポリエチレン板(
例72〜75)が、従来技術に従って安定化されたもの
(例76:比較例)よりも強く変色することがないこと
を示している。変色の程度は全ての試料が僅かであった
L 例67〜71に従って製造された安定化ポリプロピレン
粉末を例46〜50と同様に最高270°Cで押出検査
器(Goefert社製:直径20+nn+ 、長さは
直径の20倍、回転数30回転/分、工程深度比l:3
)で多数回押出成形する。得られた顆粒について190
°Cで測定される■、−値(MFI)を第4表に掲載す
る。
例77〜80で用いた(例14.16.20および21
で製造された)本発明の安定剤では殊に協力剤の存在下
にポリプロピレンを、(例81で代表され゛る)従来技
術によるのと同等に良好に安定化することが判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は−C(CH_3)_3であり、 R_2はH、炭素原子数1〜4のアルキル基、 殊に−C(CH_3)_3であり、 mは0〜4、殊に2である。〕 で表される3−第三ブチル−あるいは3−第三ブチル−
    5−アルキル−4−ヒドロキシフェニル−(アルカン)
    カルボン酸と 下記式IIのビス−(4−あるいは2−ヒドロキシフェニ
    ル)−アルカン類、−オキシド類、スルフィド類および
    −スルホン類のオキシエチラート、殊にビス−(4−ヒ
    ドロキシフェニル)−アルカン類、−オキシド類、スル
    フィド類およびスルホン類のオキシエチラート、下記式
    IIIaのトリス−(4−ヒドロキフェニル)−アルカン
    類のオキシエチラートまたは下記式IIIbの1,3,5
    −トリス−(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピリデ
    ン)−アリーレンのオキシエチラート: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)▲数式、化学
    式、表等があります▼(IIIa) ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb) 〔式II、IIIaおよびIIIb中、Aは−CR_3R_4−
    、炭素原子数2〜12のアルカンジイル−、−O−、−
    OCH_2CH_2O−、−S−、SCH_2CH_2
    S−、−SO_2、−SO_2CH_2CH_2SO_
    2−、ビス−イソプロピリデン−アリール残基(ほゞ1
    ,4−あるいは1,3−ビス−1−メチル−エチルアリ
    ール残基)であり、 R_3、R_4はH、炭素原子数1〜8アルキル基、ア
    リ−ル基、4−〔(4−ヒドロキシフェニル)−イソプ
    ロピリデン〕−フェニル(ほゞ4〔1−(4−ヒドロキ
    シフェニル)−1−メチルエチル〕−フェニル基)、炭
    素原子数5〜12のシクロアルキル基、殊にアルキル基
    であり、但しR_3およびR_4はR_5およびR_6
    がHである場合にはCH_3ではなく、 その際、R_3、R_4がアルキル基であればこれら置
    換基は閉環して、場合によってはアルキル置換された炭
    素原子数12以下の環を形成してもよく(即ち、−CR
    _3R_4−=シクロアルキリデン基)、 R_5、R_6はH、炭素原子数1〜4アルキル基、炭
    素原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1〜
    4のアルコキシ基、殊にHであり、 その際R_5、R_6が式IIにおいてHでない場合には
    両方の置換基はフェノ−ル性水酸基に対してo−あるい
    はo′−位に位置してはならず、 R_7はH、炭素原子数1〜8のアルキル基である。〕 −オキシエチレラートは最高3つのアルキレンオキサイ
    ド単位、殊にエチレンオキサイド単位を含有していても
    よい−とのエステル。 2)一般式 I a ▲数式、化学式、表等があります▼ I a で表される3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
    キシフェニル)−プロピオン酸と一般式IIのビス−(4
    −あるいは2−ヒドロキシフェニル)−アルカン類、−
    オキシド類、スルフィド類および−スルホン類のオキシ
    エチラート、殊にビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
    アルカン類、−オキシド類、スルフィド類およびスルホ
    ン類、特にAが−CR_3R_4−、−O−、−S−、
    −SO_2−、ビス−イソプロピリデン−フェニル残基
    でありそしてR_3、R_4がH、CH_3(但し、R
    _5、R_6はHでない)あるいは−CR_3R_4−
    が1,1−シクロヘキシリデン、1,1−シクロドデシ
    ルデシであるもののオキシエチラート、式IIIaのトリ
    ス−(4−ヒドロキフェニル)−アルカン類の、殊にR
    _5がHであるもののオキシエチラートまたは式IIIb
    の1,3,5−トリス−(4−ヒドロキシフェニル−イ
    ソプロピリデン)−アリーレンのオキシエチラートとの
    エステルで、その際オキシエチラートが最高三つのアル
    キレンオキサイド単位、殊にエチレンオキサイド単位を
    含有している特許請求の範囲第1項記載のエステル。 3)特に好ましくは(2−ヒドロキシエトキシ基として
    )エチレンオキサイド単位を式IIあるいはIIIの化合物
    の水酸基の替わりに含有している、式IIあるいはIIIa
    のビス−あるいはトリス−(4−ヒドロキシフェニル)
    −アルカン類、−オキシド類、スルフィド類およびスル
    ホン類並びに式IIIbの1,3,5−トリス−(4−ヒ
    ドロキシフェニル−イソプロピリデン)−アリーレンの
    オキシエチラートとの特許請求の範囲第1項または第2
    項記載のエステル。 4)α,α′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p
    −あるいは−m−ジイソプロピルベンゼンの、1,1−
    ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサンの
    、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロ
    ドデカンの、1,1−ビス−(4−ヒドロキシ−3−フ
    ェニル)−シクロドデカンの、1,1−ビス−(4−ヒ
    ドロキシ−3−第三ブチルフェニル)−シクロドデカン
    の、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1−
    フェニルエタンの、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−
    3−第三ブチルフェニル)−プロパンの、ビス−(2−
    ヒドロキシ−3−シクロヘキシル−5−メチルフェニル
    )−メタンの、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−エ
    ーテルの、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルフ
    ィドの、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルホン
    のビス−(モノオキシエチラート)とのおよびトリス−
    (4−ヒドロキシフェニル)−メタンの、1,1,1−
    トリス−(4−ヒドロキシフェニル)−エタンのおよび
    1,3,5−トリス−(4−ヒドロキシフェニル−イソ
    プロピリデン)−ベンゼンのトリス−(モノオキシエチ
    ラート)との特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    エステル。 5)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は−C(CH_3)_3であり、R_2
    はH、炭素原子数1〜4のアルキル基、殊に−C(CH
    _3)_3であり、 mは0〜4、殊に2である。〕 で表される3−第三ブチル−あるいは3−第三ブチル−
    5−アルキル−4−ヒドロキシフェニル−(アルカン)
    カルボン酸と下記式IIのビス−(4−あるいは2−ヒド
    ロキシフェニル)−アルカン類、−オキシド類、スルフ
    ィド類および−スルホン類のオキシエチラート、殊にビ
    ス−(4−ヒドロキシフェニル)−アルカン類、−オキ
    シド類、スルフィド類およびスルホン類のオキシエチラ
    ート、下記式IIIaのトリス−(4−ヒドロキフェニル
    )−アルカン類のオキシエチラートまたは下記式IIIb
    の1,3,5−トリス−(4−ヒドロキシフェニル−イ
    ソプロピリデン)−アリーレンのオキシエチラート: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)▲数式、化学
    式、表等があります▼(IIIa) ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb) 〔式II、IIIaおよびIIIb中、Aは−CR_3R_4−
    、炭素原子数2〜12のアルカンジイル−、−O−、−
    OCH_2CH_2O−、−S−、SCH_2CH_2
    S−、−SO_2−、−SO_2CH_2CH_2SO
    _2、ビス−イソプロピリデン−アリール残基(ほゞ1
    ,4−あるいは1,3−ビス−1−メチル−エチルアリ
    ール残基)であり、 R_3、R_4はH、炭素原子数1〜8アルキル基、ア
    リール基、4−〔(4−ヒドロキシフェニル)−イソプ
    ロピリデン〕−フェニル(ほゞ4〔1−(4−ヒドロキ
    シフェニル)−1−メチルエチル〕−フェニル基)、炭
    素原子数5〜12のシクロアルキル基、殊にアルキル基
    であり、但しR_3およびR_4はR_5およびR_6
    がHである場合にはCH_3ではなく、その際、R_3
    、R_4がアルキル基であればこれら置換基は閉環して
    場合によってはアルキル置換された炭素原子数12以下
    の環を形成してもよく(即ち、−CR_3R_4−=シ
    クロアルキリデン基)、 R_5、R_6はH、炭素原子数1〜4のアルキル基、
    炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1
    〜4のアルコキシ基、殊にHであり、 その際R_5、R_6が式IIにおいてHでない場合には
    両方の置換基はフェノール性水酸基に対してo−あるい
    はo′−位に位置してはならず、 R_7はH、炭素原子数1〜8のアルキル基である。〕 −オキシエチレラートは最高3つのアルキレンオキサイ
    ド単位、殊にエチレンオキサイド単位を含有していても
    よい−とのエステルを製造するに当たって、3−第三ブ
    チル−あるいは3−第三ブチル−5−アルキル−4−ヒ
    ドロキシフェニル−(アルカン)−カルボン酸あるいは
    その誘導体とビス−(4−あるいは2−ヒドロキシフェ
    ニル)−アルカン類、−オキシド類、−スルフィド類お
    よび−スルホン類の並びにトリス−(4−ヒドロキシフ
    ェニル)−アルカン類のおよび1,3,5−トリス−(
    4−ヒドロキシフェニル−イソプロピリデン)−アリー
    レンのオキシエチラートと、公知の触媒、殊に塩基性ま
    たは中性の触媒の存在下にエステル化あるいはエステル
    交換することを特徴とする、上記エステルの製造方法。 6)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は−C(CH_3)_3であり、 R_2はH、炭素原子数1〜4のアルキル基、 殊に−C(CH_3)_3であり、 mは0〜4、殊に2である。〕 で表される3−第三ブチル−あるいは3−第三ブチル−
    5−アルキル−4−ヒドロキシフェニル−(アルカン)
    カルボン酸と下記式IIのビス−(4−あるいは2−ヒド
    ロキシフェニル)−アルカン類、−オキシド類、スルフ
    ィド類および−スルホン類のオキシエチラート、殊にビ
    ス−(4−ヒドロキシフェニル)−アルカン類、−オキ
    シド類、スルフィド類およびスルホン類のオキシエチラ
    ート、下記式IIIaのトリス−(4−ヒドロキフェニル
    )−アルカン類のオキシエチラートまたは下記式IIIb
    の1,3,5−トリス−(4−ヒドロキシフェニル−イ
    ソプロピリデン)−アリーレンのオキシエチラート: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)▲数式、化学
    式、表等があります▼(IIIa) ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb) 〔式II、IIIaおよびIIIb中、Aは−CR_3R_4−
    、炭素原子数2〜12のアルカンジイル−、−O−、−
    OCH_2CH_2O−、−S−、SCH_2CH_2
    S−、−SO_2−、−SO_2CH_2CH_2SO
    _2−、ビス−イソプロピリデン−アリール残基(ほゞ
    1,4−あるいは1,3−ビス−1−メチル−エチルア
    リール残基)であり、 R_3、R_4はH、炭素原子数1〜8アルキル基、ア
    リール基、4−〔(4−ヒドロキシフェニル)−イソプ
    ロピリデン]−フェニル(ほゞ4〔1−(4−ヒドロキ
    シフェニル)−1−メチルエチル〕−フェニル基)、炭
    素原子数5〜12のシクロアルキル基、殊にアルキル基
    であり、但しR_3およびR_4はR_5およびR_6
    がHである場合にはCH_3ではなく、 その際、R_3、R_4がアルキル基であればこれら置
    換基は閉環して場合によってはアルキル置換された炭素
    原子数12以下の環を形成してもよく(即ち、−CR_
    3R_4−=シクロアルキリデン基)、 R_5、R_6はH、炭素原子数1〜4のアルキル基、
    炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1
    〜4のアルコキシ基、殊にHであり、 その際R_5、R_6が式IIにおいてHでない場合には
    両方の置換基はフェノール性水酸基に対してo−あるい
    はo′−位に位置してはならず、 R_7はH、炭素原子数1〜8のアルキル基である。〕 −オキシエチレラートは最高3つのアルキレンオキサイ
    ド単位、殊にエチレンオキサイド単位を含有していても
    よい−とのエステルより成る、重合体用安定剤。 7)重合体がポリオレフィンである特許請求の範囲第6
    項記載の安定剤。 8)ポリオレフィンがポリエチレンおよびポリプロピレ
    ンである特許請求の範囲第7項記載の安定剤。 9)重合体を基準として0.02〜3重量%、殊に0.
    05〜2重量%の濃度で用いる特許請求の範囲第6項記
    載の安定剤。
JP62290461A 1986-11-18 1987-11-17 3‐第三ブチル‐ あるいは 3‐ 第三ブチル‐5‐ アルキル‐4‐ ヒドロキシフエニル‐(アルカン)‐ カルボン酸とビス‐(4‐あるは2‐ヒドロキシフエニル)‐アルカン類、‐オキシド類、‐スルフイド類および‐ スルホン類の、トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル) ‐ アルカンのおよび1,3,5‐トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル‐イソプロピリデン)‐アリーレンのオキシエチラートとのエステル、その製造方法および安定剤としてのその用途 Pending JPS63135358A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19863639374 DE3639374A1 (de) 1986-11-18 1986-11-18 Ester von 3-tert.-butyl- bzw. 3-tert.-butyl-5-alkyl-4-hydroxyphenyl-(alkan)-carbonsaeuren mit oxethylaten von bis-(4- bzw. 2-hydroxyphenyl)-alkanen, -oxiden, -sulfiden und -sulfonen von tris-(4-hydroxyphenyl)-alkanen und von 1,3,5-tris-(4-hydroxyphenyl-isopropyliden)-arylen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als stabilisatoren
DE3639374.6 1986-11-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63135358A true JPS63135358A (ja) 1988-06-07

Family

ID=6314203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62290461A Pending JPS63135358A (ja) 1986-11-18 1987-11-17 3‐第三ブチル‐ あるいは 3‐ 第三ブチル‐5‐ アルキル‐4‐ ヒドロキシフエニル‐(アルカン)‐ カルボン酸とビス‐(4‐あるは2‐ヒドロキシフエニル)‐アルカン類、‐オキシド類、‐スルフイド類および‐ スルホン類の、トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル) ‐ アルカンのおよび1,3,5‐トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル‐イソプロピリデン)‐アリーレンのオキシエチラートとのエステル、その製造方法および安定剤としてのその用途

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4912249A (ja)
EP (1) EP0271649B1 (ja)
JP (1) JPS63135358A (ja)
DE (2) DE3639374A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020537018A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company ロイコ化合物およびロイコ化合物を含む組成物
JP2020537011A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company ロイコ着色剤および組成物
JP2020537008A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company トリアリールメタンロイコ化合物およびロイコ化合物を含む組成物

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5168812B2 (ja) * 2006-04-13 2013-03-27 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 熱可塑性樹脂組成物および樹脂成形品
EP2323975B1 (en) * 2008-07-21 2019-04-24 SI Group, Inc. Multi-ring antioxidants with antiwear properties

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH549407A (de) * 1970-07-06 1974-05-31 Ciba Geigy Ag Verwendung sterisch gehinderter phenolestern von glykolen als stabilisatoren.
GB2145414B (en) * 1983-08-24 1987-04-15 Ciba Geigy O-linked polyphenols
US4594444A (en) * 1983-12-22 1986-06-10 Ciba-Geigy Corporation Process for the preparation of sterically hindered hydroxyphenylcarboxylic acid esters
IT1177022B (it) * 1984-10-24 1987-08-26 Anic Spa Composizione stabilizzanti per polimeri organici e composizioni polimeriche stabilizzate che li contengono
US4598113A (en) * 1985-08-15 1986-07-01 Ici Americas Inc. Hindered hydroxyphenylalkanoates of ethoxylated bisphenol A and stabilized compositions

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020537018A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company ロイコ化合物およびロイコ化合物を含む組成物
JP2020537011A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company ロイコ着色剤および組成物
JP2020537008A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company トリアリールメタンロイコ化合物およびロイコ化合物を含む組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0271649A2 (de) 1988-06-22
EP0271649A3 (en) 1989-05-31
DE3639374A1 (de) 1988-05-19
EP0271649B1 (de) 1991-10-16
DE3773865D1 (de) 1991-11-21
US4912249A (en) 1990-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2680726A (en) Antimony mercaptoesters and chlorinated organic compounds stabilized therewith
US4080364A (en) Stabilization of polyolefins against degradative deterioration as a result of exposure to light and air at elevated temperatures
US4298520A (en) Phenolic ester synthetic resin stabilizers
KR100282621B1 (ko) 액체 페놀성 산화방지제
US3779945A (en) Mixtures of 3-(3,5-dialkyl-4-hydroxyphenyl)-propionic acid esters of alkanediols
US4960863A (en) Polycarbonate cross-linked resin
JPS63135358A (ja) 3‐第三ブチル‐ あるいは 3‐ 第三ブチル‐5‐ アルキル‐4‐ ヒドロキシフエニル‐(アルカン)‐ カルボン酸とビス‐(4‐あるは2‐ヒドロキシフエニル)‐アルカン類、‐オキシド類、‐スルフイド類および‐ スルホン類の、トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル) ‐ アルカンのおよび1,3,5‐トリス‐(4‐ヒドロキシフエニル‐イソプロピリデン)‐アリーレンのオキシエチラートとのエステル、その製造方法および安定剤としてのその用途
US4105629A (en) Synthetic resin stabilizer comprising a thioether ester and hindered phenolic carbonate
JPS6191235A (ja) 新規の有機スルフィド化合物
CA1047523A (en) Processes for preparing phenolic diesters
US4104217A (en) Carbonate ester stabilizers for polymers
CA1053254A (en) Bis(hydroxy-di-tert-butylphenyl)-alkanoic acid esters
JPH04500807A (ja) 環状ホスファイト及び安定化高分子組成物
US3756983A (en) Phenylene bis (amino substituted benzoate) uv absorbers for polymers
US4960839A (en) Method of making a polycarbonate cross-linked resin
US4107136A (en) Synthetic resin stabilizer comprising an organic phosphite and a carbonate
US4093592A (en) Novel phenolic antioxidants, their preparation and their use
US3354118A (en) Stabilization of polyolefins
US4229382A (en) Glycerol phosphites esterified with phenolcarboxylic acids
US4906775A (en) Esters of 3-tert-butyl- and 3-tert-butyl-5-alkyl-4-hydroxyphenyl (alkane) carboxylic acids with oxyethylates of polythiols
JPS63135357A (ja) 3‐第三ブチル‐ あるいは 3‐第三ブチル‐5‐ アルキル‐4‐ ヒドロキシフエニル‐(アルカン)カルボン酸とポリヒドロキシ‐芳香族化合物のオキシエチラートとのエステル、その製造方法および安定剤としてその用途
US4293472A (en) Stabilized synthetic resin composition
US4645853A (en) Hindered phenolic oxamide compounds and stabilized compositions
JPH0625664A (ja) 有機環状りん化合物系安定剤
EP0705870A2 (de) Stabilisatoren für organische Materialien