JPS6191235A - 新規の有機スルフィド化合物 - Google Patents

新規の有機スルフィド化合物

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JPS6191235A
JPS6191235A JP60220481A JP22048185A JPS6191235A JP S6191235 A JPS6191235 A JP S6191235A JP 60220481 A JP60220481 A JP 60220481A JP 22048185 A JP22048185 A JP 22048185A JP S6191235 A JPS6191235 A JP S6191235A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 この発明は、ポリマー物質を、可視光殊又は紫外線のよ
うな化学作用のある放射線にさらすことによって生ずる
有害な作用に対して安定化する組成物及びその方法に関
する。この発明は、詳細には、ある種の有機スルフィド
化合物を単独で又はある種の芳香族ケトン若しくは芳香
族酸エステルとの相乗作用的組み合わせで混合させるこ
とにより、ポリオレフィン樹脂、特にポリエチレン、ポ
リプロピレンの紫外線によって引き起こされる分解を防
止することに関する。この発明の範囲内にはまた、新規
の紫外線安定剤の有機スルフィド化合物もある。
ポリエチレン及びポリプロピレンのようなポリオレフィ
ン樹脂は、箔、フィルム、線維及び成型品の製造に長い
間使われてきている。これらポリオレフィン樹脂の優れ
た構造上の性質、例えば引っばり強度、寸法の安定性等
のため忙、その製品は構造業界において広く使われてき
ている。しかし、屋外で使った場合、これらの物質は日
光と紫外光線に連続的にさらされ、表面の深割れ、引っ
ばり強度の低下及び退色によって明らかにされるポリオ
レフィン樹脂の著しい劣化が起こる。さまざまな有機樹
脂とプラスチックに対する化学作用のある放射線の有害
な作用を防止するいわゆる紫外線安定剤が多数知られて
いる。ポリオレフィン樹脂用の商業的に入手できる紫外
線安定剤の中に、芳香族の酸エステルとケトン、特にサ
リチル酸エステル類とベンゾフェノンとがある。これら
の紫外線安定剤は、遮蔽プロセスによって作用して、有
害な紫外光線を吸収し、エネルギーを熱とじて散逸する
。しかし、一般的に言えば、他の樹脂やプラスチックに
対して有効な安定剤がポリオレフィン樹脂への実際の利
用に充分に適合しないことがしばしばあるので、ある種
の物質がポリオレフィン樹脂用の紫外線安定剤として有
効であるかどうかを予測することは非常に困難である。
例えば、他の点では有効なある種の安定剤は、混合後に
ポリオレフィン樹脂からKじみ出たり、加工中又はその
後に蒸発したりする傾向があり、いずれの場合もこの樹
脂は光分解に対して保護が不充分なままである。
先行技術には、ある種の硫黄含有有機物質がポリオレフ
ィン樹脂用の紫外線安定剤として開示されている。例え
ば、米国特許第4645、963号には、ポリ(アルキ
レンスルフィド)が紫外線の急影響からポリオレフィン
を保護すると開示されている。このポリ(アルキレンス
ルフィド)は、2〜4個の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝鎖状のいずれかのモノマー単位よりなる。米国特許
第4、025、582号には、紫外線に対する安定化の
ためにポリオレフィン樹脂にポリ(フェニレンスルフィ
ド)を添加することが開示されている。しかしながら、
知られている限りでは、これらポリスルフィドはいずれ
も商業上いくらも使用されていない。
また、ある種の紫外線安定剤の有効性は相乗剤との併用
によって高められることも知られている。
しかしながら、ある物質が紫外線安定剤の相乗剤として
作用するからといって、必ずしもその物質がそれ自身で
何らかの紫外線安定化作用を有するということにはなら
ない。例えば米国特許第2、972.597号には、β
、β1−チオジプロピオン酸のジエステルをある種のベ
ンゾフェノン化合物との組み合わせで使用して、紫外線
によって起こる分解に対してポリ−α−オレフィン組成
物を安定化することが開示されている。この組み合わせ
kは相乗作用があると開示されている。しかしながら、
チオジプロピオン酸ジラウリル(DLTDP)やチオジ
プロピオン酸ジステアリル(DSTDP)のようなチオ
ジプロピオン酸のジエステルは単独で用いた時に紫外線
安定化作用を、たとえあるとしても、峰とんど示さない
ということが実験で示されている。それどころか、この
ような商業用の有機スルフィド相乗剤の使用は、ある種
の紫外線安定剤化合物の効果を実際は低下せしめるかも
知れない。このような理由で、有機スルフィドは一般的
に光安定化ポリオレフィン樹脂組成物には用いられない
また、米国特許第4322.705号には、2−ヒドロ
キシ−4−ベンジルオキシベンゾフェノンとチオジプロ
ピオン酸エステルとモノカルボン酸の金属塩とからなる
三成分混合物を使用し【、光分解に対してポリオレフィ
ンを安定化できると開示されている。該特許にはまた、
このようなベンゾフェノンを硫黄含有化合物(有機メル
カプタンと有機ポリスルフィドを含む)と組み合わせて
、使用した時に相乗効果が認められることも記載されて
いる。
本発明によるポリオレフィン樹脂安定化に対して単独で
又はベンゾフェノン若しくは芳香族酸工ステルとの組み
合わせで有機スルフィドを使用することは、他の可能性
として有害な因子に対して有機樹脂を安定化するための
添加物として硫黄含有有機化合物を使用することと区別
するべきである。例えば、高温での加工処理例えば圧延
、射出成形、押出などの加工中にしばしば起こる有機樹
脂の酸化分解を防止するための相乗剤として硫黄含有有
機化合物を使用することが知られている。
本出願人が所有するところの米国特許第3,652,6
80号及び第4772、246号は、シクロアルカンビ
ス(アルキルスルフィド)及び酸化防止剤相乗剤として
のそれらの使用に関する。酸化防止剤相乗剤として通常
使用されるその他の硫黄含有有機化合物は、チオシアル
カン酸のジエステル、特にDSTDPとDLTDPであ
る。例えば、ノイライター(Neureiter )ら
による「酸化に対するポリオレフィンの安定化における
フェノールとスルフィド類との間の相乗作用J (I 
& E CProductlesearch (17)
d Development 1  第1巻、第4号、
第236頁、1962年)を参照せよ。
また、米国特許第3.440.212号及び第4035
.814号には、ポリオレフィンの熱酸化防止のために
、チオジプロピオン酸ジアルキルをある種のビスフェノ
ール類とサリチル酸フェニルとの相乗作用を有する三成
分混合物として使用することが開示されている。
ポリマー安定化における酸化防止剤としての効用を有す
る硫黄含有有機化合物で他に知られているものは、4.
41−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)である。この酸化防止剤をある種の既知の紫外線安
定剤化合物と組み合わせて使用することが、米国特許第
3.370.036号に開示されている。
米国特許第3.5(11.816号には、メルカプドー
ル、メルカプタール、オルトチオエステル、オルトチオ
カルボネート、アルキリデン及びアルアルキリデンポリ
マーメルカプドール及びメルカプタールを熱安定剤とし
て既知の紫外線安定剤と共に使用することが開示されて
いる。
熱による酸化に対するポリオレフィンの安定化に効用が
あると言われるその他の硫黄含有化合物が、米国特許第
3,592,141号(ポリシクロヘキシレンジスルフ
ィド)、同第4(11Q、937号(チオアセタール)
、及び同第2.96ス848号(脂肪族メルカプタン)
に開示されている。
以上の記載から、ポリオレフィン樹脂の光分解を防止す
るための有機スルフィドの使用に関する先行の技術はや
や範囲が狭く、この目的に有効だと認められる特定の物
質は少数だけであるということがわかる。
〔発明の概要〕
本発明によって、かなり広い種類の有機スルフィドが、
ベンゾフェノン又は芳香族酸エステルのいずれかと組み
合わせてポリオレフィン樹脂中に混合した場合に、相乗
作用的光安定効果をもたらすということがわかった。さ
らに、これらの有機スルフィドは、単独で用いた場合に
、思いがけなく、光分解に対するポリオレフィンの安定
性を非常によくするということがわかった。
このように、ある見地において、本発明は紫外線安定化
作用を有することが知られているある種のベンゾフェノ
ン又は芳香族酸エステルと、相乗作用のある量の有機ス
ルフィドとからなる組成物を提供するものである。
本発明の別の見地によると、ポリオレフィン樹脂中に前
記紫外線安定剤組成物を有効量混合させてなる、日光又
は紫外光線による分解に対してポリオレフィンを安定化
する方法を提供する。
さらに本発明には、前記紫外線安定剤組成物で安定化し
たポリオレフィン樹脂、特にポリエチレン及びポリプロ
ピレンよりなるある種のポリマー組成物が含まれる。
また、本発明の範囲内には、前述の類の有機スルフィド
部分群を使用して光分解に対してポリオレフィンを安定
化する方法もある。
本発明の別の見地によると、紫外線に対してポリオレフ
ィンを安定化する新規の有機スルフィド化合物を提供す
る。
本発明に使用する有機スルフィドは、棹々のポリオレフ
ィン樹脂の相容性Klれ、またその中によく保持される
詳細な説明 ポリオレフィン用の紫外線安定剤組成物は、次の組み合
わせ: a、紫外線安定化作用を有するベンゾフェノン又は紫外
線安定化作用を有する芳香族エステル又はそれらの混合
物 す、相乗作用がある量の、次式 %式%: (式中、R4とR5は同一であっても異なっていてもよ
く、水素、1〜30個の炭素原子を有するアルキル基、
3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル基、4〜
20個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキル基、
及び6〜20個の炭素原子を有するアリール基 〔これらの基は、ハロゲン又は−YR (ここで、Yは酸素又は硫黄のいずれかであり、Rは1
〜20個の炭素原子を有するアルキル基、2〜20個の
炭素原子を有するアルケニル基、3〜20個の炭素原子
を有するシクロアルキル基、6〜20個の炭素原子を有
するアリール基、7〜20個の炭素原子を有するアルカ
リール基よりなる群から選択される炭化水素基を表わす
)よりなる群から選択される置換基で随意に置換されて
いてよい〕 よりなる群からそれぞれ選択され、 mは1〜10までの数を表わし、 R2は、1〜20個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝
鎖状で飽和又は不飽和の脂肪族、3〜20個の炭素原子
を有する脂環族、4〜20個の炭素原子を有する脂環ア
ルキル、又は6〜20個の炭素原子を有する芳香族より
なる群から選ばれる結合基或いは複数個の該結合基(こ
れらは同一であっても異なっていてもよく、そして酸素
又は硫黄で結合されている)を表わし、これらの結合基
はハロゲン又は−YR(ここで、YとRとは前述の意味
と同じ意味を持つ) よりなる群から選択される置換基で随意に置換されてい
てよく、 X、とX2とは、酸素又は硫黄を表わし、X。
゛とX2  の少なくとも1つは硫黄であり、nは0〜
1000までの数で、しかしnが0の時にはR1とRs
とは同一ではなく且つR1とR3共に水素ではない) の有機スルフィド よりなる。
置換基R1とR3は、芳香族でなく且つ置換されていな
いのが好ましい。− 前弐に属する代表的な有機スルフィドは:C,、H,,
5(−CH2す50(−CH2−)−、SC,8H,、
、C16H53S+C)(2′+1(I S C16H
5B・H8−E(−CH7−)−4S→CH2垢了S→
−yH。
である。
好マシい有機スルフィドは、前記一般式において、R4
とR5とが同一であっても異なっていてもよく且つ水素
又は8〜30個の炭素原子を有するアルキル基よりなる
群からそれぞれ選択され、mが1〜5までの数を表わし
、R2が5〜15個の炭素原子を有する脂環族よりなる
群から選択される結合基を表わすものである。
好マしい有機スルフィドの例をいくつか挙げる:5(2
oH41ごし22−28ti45−57前記一般式に含
まれる、紫外線安定剤の共働剤として特に有効だった別
の有様スルフィドは:l−l0−E−CH2CH25坩
H である。
「からそれぞれ選択される」という表現は、複数の繰り
返し置換基、例えば(R4X、)m(ここで、mは1よ
り大きい)IC関して本明細書で使用された時は、問題
の置換基が特定の有機スルフィド中に表われるたびごと
にそれが同一であっても同一でなくてもよいことを意味
する。
前に記載した通り、本発明はある見地から、紫外光線安
定剤として有用な新規の類の有機スルフィド化合物に係
る。これらの化合物は次式=(式中、R1は水素、1〜
30個の炭素原子を有するアルキル基、3〜20個の炭
素原子を有するシクロアルキル基、6〜20個の炭素原
子を有するアリール基 〔これらの基は、ハロゲン又は−YR (ここで、YとRとは前に記載した通りである)よりな
る群から選ばれる置換基で随意に置換されていてよい〕 よりなる群からそれぞれ選ばれ、 Xは2〜6までであり、 yは6〜14までであり、ただし、x+yが少なくとも
8で且つ16以下である) を有する。
本発明の有機スルフィドは、ジエン、トリエン等のメル
カプタンとの反応(前記米国特許第3、772.246
号及び第3.652.680号に記載)、又はモノオレ
フィンのジー、トリー、又はそれ以上の置換メルカプタ
ンとの反応によって手軽に製造することができる。これ
らの反応は次式:のよ5に示される。これらの反応は、
紫外線、r−放射線、過酸化物及びアゾ化合物のような
通常の遊離基触媒の存在下において起こる。
また、本発明に使用する有機硫黄化合物は、米国特許第
3.293.209号に記載の如く、メルカプタン又は
メルカプタンの塩を、ハロゲン、ヒドロキシル基又はそ
の類のような適当な脱離していく基を含有する炭化水素
と反応させることによって製造することもでき、この反
応は、次式:%式% 本発明の実施において使用する有機スルフィドの重合体
は、米国特許第4517.486号に一般的に記載され
ているように、次式: の重縮合反応によって製造することができる。
前記一般式に含まれる他の紫外線安定剤有機スルフィド
ポリマーは、マーペル(Marvel )  らの方法
〔72,ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル嗜ン
サエテイ(Journal of the ArrIe
ric(17)(:”hemical 3ociety
 )  (以下、J、A、C0S、と記す)、2106
(1949年)〕、米国特許第5.517,486号に
記載された如き方法による、ジメルカプタンとカルボニ
ル化合物(例えばアルデヒド又はケトン)との間の重縮
合反応によって製造することができる。
さらに、ポリ(脂環フルキルジスルフィド)は、対応す
るジチオールをマーベルらの方法〔79゜J、A、C,
S、、 3(18)9 、 (1957) )に従つ【
空気で酸化するか、又は当量の沃素、臭素、又は塩基と
適当な溶媒(例えばベンゼン)との存在下における塩化
第二鉄で酸化することによって製造することができる。
本発明の実施に際して、光分解に対してポリオレフィン
を安定化させることが知られている種々のベンゾフェノ
ン及び芳香族酸エステルを使用することができる。
この「発明の詳細な説明」と添付した「特許請求の範囲
」とにおいて使用する「紫外線安定化作用を有するベン
ゾフェノン」という語は、次の一般式: %式% (ここで、R1は1〜50個の炭素原子を有するアルキ
ル基、2〜20個の炭素原子を有するアルケニル基、3
〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル基、4〜2
0個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキル基、6
〜20個の炭素原子を有するアリール基又は7〜20個
の炭素原子を有するアルカリール基であり、 Xは酸素又は硫黄からそれぞれ選択され、Yは啼素、硫
黄、−NR−又は−NH−からそれぞれ選択される) よりなる群からそれぞれ選択される〕 の化合物と定義する。
前記一般式のベンゾフェノンは、米国特許第4、569
.228号、第4.5(11267号、第4、169.
(18)9号、第4.1−32.704号、第4.12
0,846号、第4,116,928号、第468へ3
67号、第4558.048号、第5.415,875
号、第4589. OO4号、第1311866号、第
2.904.529号及び第2、861.055号に開
示されている。本発明におする使用に適したベンゾフェ
ノンの代表的な例を次に挙げる: 2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、 2−ヒドロキシ−4−n−ドデカオキシベンゾフェノン
、 2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシ−4′−メチルベンゾフェノン、 2−ヒト四キシー4−エトキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゾフェ
ノン、 2−ヒドロキシ−4−n−ブトキシベンゾフェノン、 2−ヒドロキシ−4−n−へキサオキシベンゾフェノン
、 22′−ジヒドロキシ−4−n−オクタオキシベンゾフ
ェノン、 2−ヒドロキシ−4−メトキシ−41−カルボキシベン
ゾフェノン、 2、−ヒドロキシ−4−クロルベンゾフェノン、2.2
1−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノ
ン、 2、2’ 、 4.4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベン
ゾフェノン、及び 2.2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−5,
5’−−ジスルホベンゾフェノンにナトリウム塩)。
これらベンゾフェノンの置換基番号は、前記一般式の位
置番号に対応する。
この「発明の詳細な説明」と添付した「特許請求の範囲
」とにおいて使用する「紫外線安定化作用を有する芳香
族酸エステル」という表現は、次の一般式: (式中、人は前記と同じ意味を持ち、 R1は1〜30個の炭素原子を有する炭化水素基であり
且つ随意にAで置換されている)の化合物と定義する。
前記一般式の芳香族酸エステルは、米国特許第4.54
2.875号、第4、159.985号、第4.06へ
614号、第4.041(111号、第4,020,0
41号及び第2.980,648号に記載されている。
本発明における使用に適した芳香族酸エステルの代表的
な例を次に挙げる: 6.4−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸2.
4−ジ−t−ブチルフェニル、 3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸n−
ヘキサデシル、 2−ヒドロキシ安息香酸4−オクチルフェニル、2−ヒ
ドロキシ安息香酸フェニル、 2−ヒドロキシ安息香酸4−ブチルフェニル、5、4.
5− )リヒドロキシ安息香酸プロピル、テレフタル酸
ジー4−オクチルフェニル、及びテレフタル酸ジー4−
ノニルフェニル。
これら芳香族酸エステルの置換基番号は、前記一般式中
の位置番号に対応する。
本発明の組成物及び方法は、化学作用のある放射線にさ
らすことKよって起こる光分解に対して種々のポリオレ
フィン樹脂を安定化させるのに有用である。この「詳細
な説明」と添付した1%許請求の範囲」とにおいて使用
する「ポリオレフィン」という語の意味には、2〜20
個の炭素原子を有するモノ−α−オレフィン系脂肪族及
びアリール置換脂肪族の炭化水素から誘導されるあらゆ
る固体状ポリマー及びそれらのコポリマーが含有される
。また、この定義には、ジオレフィンのポリマー並びに
オレフィン/ジオレフィンのコポリマーも含まれる。前
記ポリマー状物質には、アクリロニトリル、スチレン、
ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、酢酸ビニル
及びその類のよウナどニルモノマー又は置換ビニルモノ
マーカ含まれていてもよい。本発明によって化学作用の
ある放射線に対して安定化され得るポリマーとコポリマ
ーの明確な例は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
イソブチレン、ポリ−2−メチルペンテン、ポリ−4−
メチルペンテン、ポリ−2−メチルブテン、ポリイソプ
レン、ポリブタジェン、エチレン−モノオレフィン(3
〜20個の炭素原子を有するもの)のコポリマー、プロ
ピレン−イソブチレンのコポリマー、スチレン−ブタジ
エン+7) :ff ホIJマー、スチレン−イソプレ
ンのコポリマー、エチレン−酢酸ビニルのコポリマー、
弗化ヒニリテンーエチレンのコポリマー及びアクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレンのターポリマーである。
本発明の安定剤組成物は、樹脂100重量部につき約0
.05〜約10.0重量部の部門に渡って使用すること
ができる。好ましい範囲は、樹脂100重量部につき約
0.1〜約5.0重量部までである。
該安定剤組成物自体の成分は、一般的に有機スルフィド
10〜99.9i禁%と、ベンゾフェノン又は芳香族酸
エステル0.1〜90重量%の重量比で組み合わされて
いる。もちろん、あらゆる与えられた組成物において紫
外線安定化に最適の有効性を得るのに必要な成分の相対
的割合は、通常、使用する該有機スルフィドとベンゾフ
ェノン又は芳香族エステルとに依存し、試験によって容
易に決定することができる。有機スルフィド60〜70
重量%とベンゾフェノン又は芳香族酸エステル30〜4
0重量%とからなる組成物を使用した時に良好な結果が
得られた。
本発明の組成物は、加熱圧延機上で粉砕するというよう
な、ポリマー中に均一に分布させるあらゆる既知の方法
によってポリマー樹脂中に混合することかできる。該物
質を二重式圧延機上で200℃において粉砕することK
よって樹脂中に安定剤を混合させるのが効果的だとわか
った。次いで、上記光安定剤組成物を含有するポリオレ
フィン樹脂な押出成形、射出成形、吹込成形、又は圧縮
成形してフィルム、繊維、管又は瓶のような有用な品物
にすることができる。
これら新規の光安定剤組成物は単独の安定剤として、又
は立体障害を受けたアミン〔例えば、セパシン酸ビス(
2,2,46−テトラメチル−4−ピペリジニル)〕、
ベンゾトリアゾール〔例えば、2− (2’−ヒドロキ
シ−51−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール〕、及
びニッケル化合物(例えば、ジブチルジチオカルバミン
酸ニッケル)のような他の通常の光安定剤と組み合わせ
て使用することができる。立体障害のあるフェノール〔
例えば、テトラキス(6,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシヒドロ桂皮rR)ペンタエリトリット〕、亜リ
ン酸塩(例えば、ジステアリルペンタエリトリットジホ
スファイト)、及び有機アミン(例え)f、 N I 
N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン)のような
1次及び2次酸化防止剤を、本発明の新規の安定剤組成
物と組み合わせて使用することができる。
また、加工助剤、粘着防止及びスリップ剤、殺生物剤、
難燃剤、抑煙剤、カップリング及び湿潤剤、顔料(二酸
化チタン、カーボンブラック及び多数の他のもの)、及
びフィルター及び(又は)補強剤(雲母、粘土、タルク
、有機繊維、カーボン/グラファイト繊維、及び多数の
他のもの)のような他の通常のポリマー添加剤も、本発
明の安定剤と組み合わせて使用することができる。
〔実施例〕
以下の例は、本発明を作製し使用する方法と工程とをよ
り詳細に記載し、本発明の実施のために予想される最良
の方式を示すものであり、本発明を限定するものと解釈
すべきではない。
例1〜7には、本発明の実施に有用な特定の有機スルフ
ィドの製造が記載されている。また、例1〜6には、ポ
リオレフィン樹脂用の紫外線安定剤としての有機スルフ
ィドの有用性を示す試験結果が含まれている。例の中の
、部として与えられた全ての量は、特にことわらない限
り重量部である。
例1 β−(n−オクタデシルチオ)エチル−3及び4−(n
−オクタデシルチオ)シクロヘキサンの製造 β−メルカプトエチル−3及び4−メルカプトシクロヘ
キサン(異性体混合物とし【製造し、分離していないも
の)176g(1モル)と1−オクタデセン560,1
9(2モル)との攪拌した混合物を窒素雰囲気下で80
℃に加熱した。この混合物中に、1−オクタデセン25
g((10)8モル)中に2.2′−アゾビス(イソブ
チロニトリル)15gを分散させたものを4等分してそ
れぞれ4時間以上かけて添加した。42′−アゾビス(
イソブチロニトリル)の4等分した最初の部分を添加し
た際に発熱を伴って110℃になった。その他の4時間
ではこの反応は80℃に保たれ、次いで、ヘキサン75
5gを添加した。次いで、この溶液を4℃に冷却し、生
成物(異性体混合物)を濾過して集め、冷ヘキサン37
89で洗浄し、そして空気乾燥して生゛成物51651
(68%)を生成した。
分析 (C44H811S2 ) 計算値: C,77,80; H,12,76; S、
9.44実測値: C,77,7; H,12,7; 
S、9.25ポリプロピレン(商品名Profax 6
5(11、Hercules  社製)100部と、テ
トラキス(ムラ−ジー゛t・−ブチル−4−ヒドロキシ
ヒドロ桂皮酸)ペンタエリトリットQ、05部と、本例
の有機スルフィドα3部とで樹脂組成物を構成した。こ
の組成物を塩化メチレンと混合してスラリーを形成し、
ロータリーエバポレーターにおける真空下で溶剤を除去
した。得られた物質を1インチの実験室用押出機(温度
分布二ゾーン1=190℃、ゾーン2=200℃、ゾー
ン3=210℃)中で6インチのシートダイ(温度21
5℃)を通して押出成形した。2ミルのフィルムをロー
ル温度を18℃にしたユニパックス押出機引取装置上に
引出した。
このフィルムを最初の組の0.5 X 5インチ試験片
に切り取り、これをアトラス(Atras )社製C1
35型ウエザロメーター中で63°±3℃のブラックパ
ネル温度にさらした。周期的にいくつかの試験片を引っ
ばり強度測定用に取り出した。
この測定は、試験片が初期引っばり強度の50%に達す
るのに要する時間(ここでは5破損時間(Hr)”又は
”HTF”と呼ぶ)に基づいている。
最初の組の試験片の平均HT F値は400だった。
前述の方法で、下記表1に示したような異ったタイプの
及び(又は)異った量の紫外線安定剤を使用して、6個
の追加の組の試験片を製造した。
これらの組の試験片の平均HTF値もまた表IK記載す
る。
表1 組番号   安定剤   (部)   HTF(hr)
5   例1の化合物  (α6)     425フ
エノン 例2 2.9−ビス(n−オクタデシルチオ)−p−メンタン
の製造 使用した方法は本質的には例1に記載したものと同一だ
った。2.9−ジメルカプト−p−メンタン305g(
1498モル)と1−オクタデセン7848g(5,0
5モル)との攪拌した混合物を、2.2′−アゾビス(
インブチロニトリル)t25gの存在下で80℃におい
て反応させた。この反応混合物をヘキサンio95gか
ら再結晶し、濾過によって集め、冷ヘキサン546gで
洗浄し、空気乾燥して生成物540g(49X)を生成
した。
分析 (C46H92S2) 計算値: C,77,9; H,IAl; S、9.0
実測値: C97B、2; H,12−9; S、8.
92例1に記載した方法によって、本例の有機スルフィ
ドを含有する5組・の試験片を製造した。これらの組の
試験片に使用した光安定剤のタイプ及び相対量と、それ
ぞれの組の試験片の平均HTF値を表2に記載する。
表2 組番号   安定剤   (部)   HTF(hr)
8   例2の化合物  (0,5)    3751
0    例2の化合物  (0,6)    475
例3 3.3′−ビス(n−オクタデシルチオ)プロピルエー
テルの製造 ヘキサン上21中に3.3′−ジチオプロピルエーテル
74.4g([1447モル)と1−オクタデセン22
5.6.li+(1894モル)とを含有する溶液を5
0〜60℃に保ち、200ワツトのハノビア(H(17
)ovia )ランプで4.5時間照射した。溶媒を除
去し、残渣をエーテルで洗浄し、真空乾燥して粗生成物
19a5g(66,2X)を生成した。メチルエチルケ
トンで1回再結晶を行ない、精製された生成物1869
(62%)を得た。
分析 (C4□H860S2) 計算値: C,75,2X; H,12,9%;S、9
.6%実測値: C,75,0X; H,12,8%;
S*p、6%例1に記載した如くして、本例の有機スル
フィドを含有する5組の試験片を製造した。これらの組
の試験片に使用した光安定剤のタイプ及び相対量と、そ
れぞれの組の試験片の平均HTF値を表3に記載する。
表5 組番号   安定剤    (部)   HTF(hr
)13    例3の化合物  (α4)    37
515    例3の化合物  ([L6)    3
75例4 1.4(又は5)、8(又は9)−トリス(n−ヘキサ
デシルチオ)シクロヘキサンの製造使用した製造方法は
、本質的には例IVC記載したものと同一だった。1.
4(又は5)、8(又は9)−トリメルカプトシクロド
デカン(異性体混合物として製造し、分離していないも
の) 48.8g((L185モル)と、1−へキサデ
セン137g(α609モル)との攪拌した混合物を、
2.21−アゾビス(インブチロニトリル)0.49の
存在下で80℃において反応させた。この反応混合物を
ヘキサン2009ずつから3回再結晶を行ない、精製さ
れた生成物(異性体混合物)34gを得た。
分析 (C6゜H,2oS、 ) 計算値: C,748; H,12,9; S、ICL
3実測値: C,747; H,12,5; S、1Q
2例1に記載した方法によって、本例の有機スルフィド
を含有する4組の試験片を製造した。これらの組の試験
片に使用した光安定剤のタイプ及び相対量と、それぞれ
の組の試験片の平均HTF値を表4に記載する。
表4 18    例4の化合物  (0,3)    42
520    例4の化合物  (0,6)    4
75例5 ポリ−2−メルカプトエタノールの製造2−メルカプト
エタノール50g(0,41モル)と硫酸α5gとトル
エン300−との混合物を、ディーンースターク(])
e(17) −5tark) )ラップを備えた3つロ
フラスコ中で還流させた。6時間の還流の後に、2−メ
ルカプトエタノールと水との混合物11pをディーンー
スタークトラップから除去した。熱い反応混合物を濾過
して白色固体が得られ、これを最初にトルエン1oam
tで、次いで飽和NaHCO,溶液100−で、そして
最後に蒸留水10(111Llで洗浄した。高真空下1
00℃において乾燥させた後の生成物の収量は14gだ
った。
分析 ((C2H4S)n) 計算値: C,4Q、O; H,471; S、s五3
実測値: C,4Q、4 ; H,&76 ; S、5
Q2例1の方法によって、本例の有機スルフィドを含有
する4組の試験片を製造した。これらの組の試験片中の
光安定剤のタイプ及び相対量と、それぞれの組の試験片
の平均HTF値とを表5に記載する。
表5 組番号   安定剤    (部)   HTF(hr
)22    例5の化合物  (0,3)    3
5024    例5の化合物  (0,6)    
350例6 1.4−ビス(n−オクタデシルチオ)ブタンの製造 使用した方法は、例1に記載したものと本質的に同一だ
った。1,4−ブテンジチオール12.22/i (0
,1モル)と1−オクタデセン50.5.9(0,2モ
ル)との攪拌した混合物を、2,2′−アゾビス(イン
ブチロニトリル)a、sgの存在下で80℃において反
応させた。この反応混合物をヘキサン300Iずつから
2回再結晶して、濾過して集め、冷ヘキサン100gで
洗浄し、空気乾燥して、純生成物45.5.@を得た。
分析 (C4oH82S2) 計算値: C,76,6; H,1!h、2 ; S、
ICL2実測値: C,742; H,12,9; S
、10.2例1に記載した方法によって、本例の有機ス
ルフィドを含有する2組の試験片を製造した。これらの
組の試験片に使用した光安定剤のタイプ及び相対量と、
それぞれの組の試験片の平均HTF値を表6に記載する
表6 組番号   安定剤    (部)   HTF(hr
)26    例6の化合物  (0,6)    4
25例1〜6に記載したHTF値の評価に際しての比較
の根拠を与えるために、例1に記載した如くして、いく
つかの追加の試験片を作り、そのI−I TF値を測定
した。いかなる種類の紫外線安定剤をも含有しない対照
例の平均HTF値は325だった。チオジプロピオン酸
ジステアリル(DSTDP)を唯一の光安定剤として1
3部及び16部それぞれ含有する試験片の平均HTF値
は325だった。UV−1α3部とDSTDP  α3
部とを含有する試験片の平均HTF値は500だった。
UV−10.3とDSTDPα6部とを含有する試験片
の平均HTF値は450だった。UV−1を唯一の光安
定剤としてCLB部含有する試験片の平均HTF値は5
00だった。UV−2を唯一の光安定剤として0.3部
含有する試験片の平均HTF値は1100だった。
例7 ホルムアルデヒドとオクチルチオールを用いるβ−メル
カプトエチル−3及び4−メルカプトシクロヘキサンポ
リマーの製造 β−メルカプトエチル−3及び4−メルカプトシクロヘ
キサン76!!(LL52モル)とバラホルムアルデヒ
ド117g(n18モル)との混合物を、22℃におい
て16時間、窒素雰囲気下で攪拌した。この反応混合物
を30分間65℃に加熱し、次いで室温に冷却した。こ
の混合物中に1−オクチルチオール25g(α16モル
)とへキサ7909とメタンスルホン酸0.19(0,
0(11−E−ル)とを添加し、反応混合物をディーン
ースタークトラップを備えた3つロフラスコ中で還流さ
せた。3時間の還流の後に、ディーノースタークトラッ
プ中に水62gが集められた。次いで、溶液を室温に冷
却し、10%水酸化す) IJウム溶液100IILl
で2回洗浄し、帆酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒
を減圧下で除去して、メルカプタン臭がなく平均分子t
1368の明るい琥珀色の液体93flが得られた。
これらの例から、本発明の有機スルフィドは一般的Kか
なりの高収率で製造できることがわかる。
使用した反応には特殊な装置や極端な反応条件を必要と
しない。さらKこれらの例から、本発明の有機スルフィ
ドはポリオレフィン用の紫外線安定剤として著しい作用
を示し、且つベンゾフェノン及び芳香族酸エステル紫外
線安定剤との相乗性紫外線安定化作用を生ずるというこ
とがわかる。
本発明のある棟の現在好ましい具体例を以上に記載して
例証したが、それは本発明をこのような具体例に限定し
ようとするものではなく、特許請求の範囲に記載した如
く1本発明の思想と視点からはずれることなしにその中
で及びそれから種々の改良を為し得る。
又−/

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の組み合わせ: a、紫外線安定化作用を有するベンゾフェノン又は紫外
    線安定化作用を有する芳香族エステル又はそれらの混合
    物と、 b、相乗作用がある量の、次式 (R_1X_1)_m−〔R_2−X_2〕_n−R_
    3:{式中、R_1とR_3は同一であつても異なつて
    いてもよく、水素、1〜30個の炭素原子を有するアル
    キル基、3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル
    基、4〜20個の炭素原子を有するシクロアルキルアル
    キル基、及び6〜20個の炭素原子を有するアリール基
    〔これらの基は、ハロゲン又は−YR (ここで、Yは酸素又は硫黄のいずれかであり、Rは1
    〜20個の炭素原子を有するアルキル基、2〜20個の
    炭素原子を有するアルケニル基、3〜20個の炭素原子
    を有するシクロアルキル基、6〜20個の炭素原子を有
    するアリール基、7〜20個の炭素原子を有するアルカ
    リール基よりなる群から選択される炭化水素基を表わす
    ) よりなる群から選択される置換基で随意に置換されてい
    てよい〕 よりなる群からそれぞれ選択され、 mは1〜10までの数を表わし、 R_2は、1〜20個の炭素原子を有する直鎖状又は分
    枝鎖状で飽和又は不飽和の脂肪族、3〜20個の炭素原
    子を有する脂環族、4〜20個の炭素原子を有する脂環
    アルキル、又は6〜20個の炭素原子を有する芳香族よ
    りなる群から選ばれる結合基或いは複数個の該結合基 (これらは同一であつても異なつていてもよく、そして
    酸素又は硫黄で結合されている)を表わし、これらの結
    合基はハロゲン又は −YR (ここで、YとRとは前述の意味と同じ意味を持つ) よりなる群から選択される置換基で随意に置換されてい
    てよく、 X_1とX_2とは、酸素又は硫黄を表わし、X_1と
    X_2の少なくとも1つは硫黄であり、 nは0〜1000までの数で、しかしnが 0の時にはR_1とR_3とは同一ではなく且つR_1
    とR_3共に水素ではない} の有機スルフィド よりなる、ポリオレフィン用の紫外線安定剤組成物。
  2. (2)前記有機スルフィド化合物約10〜9.9重量%
    と、前記ベンゾフェノン、芳香族酸エステル又はそれら
    の混合物約0.1〜90重量%とからなる特許請求の範
    囲第1項記載の紫外線安定剤組成物。
  3. (3)前記有機スルフィド化合物約60〜70重量%と
    、前記ベンゾフェノン、芳香族酸エステル又はそれらの
    混合物約30〜40重量%とからなる特許請求の範囲第
    1項記載の紫外線安定剤組成物。
  4. (4)前記有機スルフィドがβ−(n−オクタデシルチ
    オ)エチル−3−(n−オクタデシルチオ)シクロヘキ
    サン、β−(n−オクタデシルチオ)エチル−4−(n
    −オクタデシルチオ)シクロヘキサン、又はそれら異性
    体混合物よりなる群から選択され、前記紫外線安定剤化
    合物が2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェ
    ノンである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  5. (5)前記有機スルフィドが2,9−ビス(n−オクタ
    デシルチオ)−p−メンタンであり、前記紫外線安定剤
    化合物が2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフ
    ェノンである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. (6)前記有機スルフィドが3,3′−ビス(n−オク
    タデシルチオ)プロピルエーテルであり、前記紫外線安
    定剤化合物が2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
    ゾフェノンである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. (7)前記有機スルフィドが1,4,8−トリス(n−
    ヘキサデシルチオ)シクロドデカン、1,5,9−トリ
    ス(n−ヘキサデシルチオ)シクロドデカン、又はそれ
    ら異性体混合物よりなる群から選択され、前記紫外線安
    定剤化合物が2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
    ゾフェノンである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  8. (8)前記有機スルフィドがポリ−2−メルカプトエタ
    ノールであり、前記紫外線安定剤化合物が2−ヒドロキ
    シ−4−n−オクトキシベンゾフェノンである特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。
  9. (9)前記有機スルフィドが1,4−ビス(n−オクタ
    デシルチオ)ブタンであり、前記紫外線安定剤化合物が
    2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノンで
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  10. (10)前記有機スルフィドがβ−(n−オクタデシル
    チオ)エチル−3−(n−オクタデシルチオ)シクロヘ
    キサン又はその異性体混合物であり、前記紫外線安定剤
    化合物が3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ安息
    香酸2,4−ジ−t−ブチルフェニルである特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。
  11. (11)特許請求の範囲第1項記載の紫外線安定剤組成
    物で安定化されたポリオレフィン樹脂よりなる組成物。
  12. (12)ポリオレフィン樹脂がポリエチレン、ポリプロ
    ピレン、ポリイソブチレン、ポリ−2−メチルペンテン
    、ポリ−4−メチルペンテン、ポリ−2−メチルブテン
    、ポリイソプレン、ポリブタジエン、エチレンと3〜2
    0個の炭素原子を有するモノオレフィンとのコポリマー
    、プロピレン−イソブチレンのコポリマー、スチレン−
    ブタジエンのコポリマー、スチレン−イソプレンのコポ
    リマー、エチレン−酢酸ビニルのコポリマー、弗化ビニ
    リデン−エチレンのコポリマー、及びアクリロニトリル
    −ブタジエン−スチレンのターポリマーよりなる群から
    選択される特許請求の範囲第11項記載の組成物。
  13. (13)ポリオレフィンがポリエチレン、ポリプロピレ
    ン、又はそれらのコポリマーよりなる群から選択される
    特許請求の範囲第11項記載の組成物。
  14. (14)ポリオレフィン樹脂中に特許請求の範囲第1項
    記載の紫外線安定剤組成物の有効量を混合させてなる紫
    外線による分解に対してポリオレフィン樹脂を安定化す
    る方法。
  15. (15)前記組成物を、ポリオレフィン100重量部に
    つき0.05〜約10.0重量部の量でポリオレフィン
    中に混合させてなる特許請求の範囲第14項記載の方法
  16. (16)前記組成物を、ポリオレフィン100重1部に
    つき0.1〜約5.0重量部の量でポリオレフィン中に
    混合させてなる特許請求の範囲第14項記載の方法。
  17. (17)前記紫外線安定剤化合物が2−ヒドロキシ−4
    −n−オクトキシベンゾフェノンである特許請求の範囲
    第14項記載の方法。
  18. (18)前記紫外線安定剤化合物が3,5−ジ−t−ブ
    チル−4−ヒドロキシ安息香酸2,4−ジ−t−ブチル
    フェニルである特許請求の範囲第14項記載の方法。
  19. (19)紫外線による分解に対してポリオレフィン樹脂
    を安定化する方法において、前記ポリオレフィン樹脂中
    に、一般式(R_1X_1)_m−〔R_2−X_2〕
    _n−R_3:{式中、R_1とR_3は同一であつて
    も異なつていてもよく、水素、1〜30個の炭素原子を
    有するアルキル基、3〜20個の炭素原子を有するシク
    ロアルキル基、4〜20個の炭素原子を有するシクロア
    ルキルアルキル基、及び6〜20個の炭素原子を有する
    アリール基 〔これらの基は、ハロゲン又は−YR (ここで、Yは酸素か硫黄かのどちらかで、Rは1〜2
    0個の炭素原子を有するアルキル基、2〜20個の炭素
    原子を有するアルケニル基、3〜20個の炭素原子を有
    するシクロアルキル基、6〜20個の炭素原子を有する
    アリール基、7〜20個の炭素原子を有するアルカリー
    ル基よりなる群から選択される炭化水素基を表わす)よ
    りなる群から選択される置換基で随意に置換されていて
    よい〕 よりなる群からそれぞれ選択され、 mは1〜10までの数を表わし、 R_2は、1〜20個の炭素原子を有する直鎖状又は分
    枝鎖状で飽和又は不飽和の脂肪族、3〜20個の炭素原
    子を有する脂環族、4〜20個の炭素原子を有する脂環
    アルキル、又は6〜20個の炭素原子を有する芳香族よ
    りなる群から選ばれる結合基或いは複数個の該結合基(
    これらは同一であつても異なつていてもよく、そして酸
    素又は硫黄で結合されている) を表わし、これらの結合基はハロゲン又は−YR(ここ
    で、YとRとは前述の意味と同じ意味を持つ) よりなる群から選択される置換基で随意に置換されてい
    てよく、且つR_2が2〜4個の炭素原子を有するアル
    キレン又はフェニレン基である時にはR_1とR_3と
    は共に水素ではなく、X_1とX_2とは、酸素又は硫
    黄を表わし、X_1とX_2の少なくとも1つは硫黄で
    あり、 nは0〜1000までの数で、しかしnが0の時にはR
    _1とR_3とは同一ではなく且つR_1とR_3共に
    水素ではない} を有する有機スルフィドの有効量を紫外線安定化のため
    に混合させてなる方法。
  20. (20)前記有機スルフィドを、ポリオレフィン100
    重量部につき0.05〜10.0重量部の量でポリオレ
    フィン中に混合させてなる特許請求の範囲第19項記載
    の方法。
  21. (21)前記有機スルフィドを、ポリオレフィン100
    重量部につき0.1〜5.0重量部の量でポリオレフィ
    ン中に混合させてなる特許請求の範囲第19項記載の方
    法。
  22. (22)前記一般式において: R_1とR_3は同一であつても異なつていてもよく、
    且つ、水素又は8〜22個の炭素原子を有するアルキル
    基よりなる群からそれぞれ選択され、 mは1〜5までの数を表わし、 R_2は5〜15個の炭素原子を有する脂環族又は5〜
    15個の炭素原子を含有する脂環アルキルよりなる群か
    ら選択される結合基を表わし、X_1とX_2とは硫黄
    を表わし、 nが1である 特許請求の範囲第19項記載の方法。
  23. (23)前記有機スルフィドが、β−(n−オクタデシ
    ルチオ)エチル−3−(n−オクタデシルチオ)シクロ
    ヘキサン、β−(n−オクタデシルチオ)エチル−4−
    (n−オクタデシルチオ)シクロヘキサン、又はそれら
    異性体混合物よりなる群から選択される特許請求の範囲
    第19項記載の方法。
  24. (24)前記有機スルフィドが2,9−ビス(n−オク
    タデシルチオ)−p−メンタンである特許請求の範囲第
    19項記載の方法。
  25. (25)前記有機スルフィドが3,3′−ビス(n−オ
    クタデシルチオ)プロピルエーテルである特許請求の範
    囲第19項記載の方法。
  26. (26)前記有機スルフィドが、1,4,8−トリス(
    n−ヘキサデシルチオ)シクロドデカン、1,5,9−
    トリス(n−ヘキサデシルチオ)シクロドデカン、又は
    それら異性体混合物よりなる群から選択される特許請求
    の範囲第19項記載の方法。
  27. (27)前記有機スルフィドがポリ−2−メルカプトエ
    タノールである特許請求の範囲第19項記載の方法。
  28. (28)前記有機スルフィドがを4−ビス(n−オクタ
    デシルチオ)ブタンである特許請求の範囲第19項記載
    の方法。
  29. (29)前記有機スルフィドが、β−メルカプトエチル
    −3及び4−メルカプトシクロヘキサンのホルムアルデ
    ヒドとの反応によつて生成するポリマーのオクチルチオ
    ール誘導体である特許請求の範囲第19項記載の方法。
  30. (30)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R_1は水素、1〜30個の炭素原子を有する
    アルキル基、3〜20個の炭素原子を有するシクロアル
    キル基、6〜20個の炭素原子を有するアリール基 〔これらの基は、ハロゲン又は−YR (ここで、Yは酸素又は硫黄のいずれかであり、Rは1
    〜20個の炭素原子を有するアルキル基、2〜20個の
    炭素原子を有するアルケニル基、3〜20個の炭素原子
    を有するシクロアルキル基、6〜20個の炭素原子を有
    するアリール基、7〜20個の炭素原子を有するアルカ
    リール基よりなる群から選ばれる炭化水素基を表わす)
    よりなる群から選ばれる置換基で随意に置換されていて
    よい〕 よりなる群からそれぞれ選ばれ、 xは2〜6までであり、 yは6〜14までであり、x+yが少なくとも8で且つ
    16以下である} の化合物。
  31. (31)前記有機スルフィドが、1,4,8−トリス(
    n−ヘキサデシルチオ)シクロドデカン、1,5,9−
    トリス(n−ヘキサデシルチオ)シクロヘキサン、又は
    それら異性体混合物よりなる群から選択される特許請求
    の範囲第30項記載の化合物。
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