JPS6313499Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313499Y2 JPS6313499Y2 JP1981033724U JP3372481U JPS6313499Y2 JP S6313499 Y2 JPS6313499 Y2 JP S6313499Y2 JP 1981033724 U JP1981033724 U JP 1981033724U JP 3372481 U JP3372481 U JP 3372481U JP S6313499 Y2 JPS6313499 Y2 JP S6313499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- coils
- pointer shaft
- wound
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、個々の指度特性のバラツキを少なく
することができるようにした交差コイル式計器に
関するものである。
することができるようにした交差コイル式計器に
関するものである。
一般に、エアコアード型の交差コイル式計器に
おいて、第1図、第2図に示すように、可動マグ
ネツト1を回転可能に収納支持するハウジング7
の周囲に互に交差するように巻回される複数個の
コイル5,6の夫々は、ハウジング7から導出さ
れる可動マグネツト1の回転軸(指針軸)2を避
けるため、その指針軸2の導出部71の両側に2
分割されるように巻回されることになる。しかる
に、従来の交差コイル式計器では、指針軸2の両
側に2分割に巻回されるコイルを整列巻き、即ち
コイル断面が矩形となるように巻回するためのガ
イド手段が設けられておらず、しかもそのコイル
は指針軸2に取着された尖頭形のキヤツプを利用
して指針軸2の両側に振り分けているので、第2
図においてコイル5を実線と2点鎖線とで示すよ
うな盛上りの差によりコイルの巻回状態にバラツ
キを生じ(コイルに巻むらが生じ)、個々の指度
特性が不揃になる欠点がある。
おいて、第1図、第2図に示すように、可動マグ
ネツト1を回転可能に収納支持するハウジング7
の周囲に互に交差するように巻回される複数個の
コイル5,6の夫々は、ハウジング7から導出さ
れる可動マグネツト1の回転軸(指針軸)2を避
けるため、その指針軸2の導出部71の両側に2
分割されるように巻回されることになる。しかる
に、従来の交差コイル式計器では、指針軸2の両
側に2分割に巻回されるコイルを整列巻き、即ち
コイル断面が矩形となるように巻回するためのガ
イド手段が設けられておらず、しかもそのコイル
は指針軸2に取着された尖頭形のキヤツプを利用
して指針軸2の両側に振り分けているので、第2
図においてコイル5を実線と2点鎖線とで示すよ
うな盛上りの差によりコイルの巻回状態にバラツ
キを生じ(コイルに巻むらが生じ)、個々の指度
特性が不揃になる欠点がある。
本考案は、上記欠点を除去するためになされた
もので、コイルを整列巻きできるガイド手段を具
備せしめた交差コイル式計器を提供するものであ
る。
もので、コイルを整列巻きできるガイド手段を具
備せしめた交差コイル式計器を提供するものであ
る。
以下に本考案を第3図乃至第5図に示す一実施
例に基づいて詳細に説明する。
例に基づいて詳細に説明する。
1は径方向に2極着磁された可動マグネツト
で、この可動マグネツト1の中心は指針軸2に固
定支持され、かつその指針軸2の先端には指針3
が取付けられている。4はコイルボビンを兼ねる
分割可能な上下ハウジングで、この上下ハウジン
グ4の内部空間に前記可動マグネツト1が回転自
在に収納され、更にその上部ハウジングに形成さ
れた導出部41を介して前記指針軸2が回転自在
に外部に導出されている。前記上下ハウジング4
は平面において略正方形に形成されており、それ
らの四隅部にはボス部42が突設形成され、更に
各ボス部42間の略中央の各辺部には導出部41
の外径と等しいか、もしくはやや大きい幅のボス
部43が突設形成されていて、各ボス部42,4
3相互間には凹部44と座部44′が形成されて
いる。即ち、上下ハウジング4の各辺には2個宛
の凹部44と座部44′が形成されているもので
ある。5は前記上下ハウジング4の周囲に、しか
も前記の一対の辺縁に形成された凹部44にガイ
ドされて2分割に巻回されている内側コイル、6
は前記の他の対の辺縁に形成された凹部44′に
ガイドされて2分割に、かつ前記内側コイル5に
直交して巻回されている外側コイルであつて、こ
れらコイル5,6は測定信号に応じた方向の合成
磁界を発生し得るものである。
で、この可動マグネツト1の中心は指針軸2に固
定支持され、かつその指針軸2の先端には指針3
が取付けられている。4はコイルボビンを兼ねる
分割可能な上下ハウジングで、この上下ハウジン
グ4の内部空間に前記可動マグネツト1が回転自
在に収納され、更にその上部ハウジングに形成さ
れた導出部41を介して前記指針軸2が回転自在
に外部に導出されている。前記上下ハウジング4
は平面において略正方形に形成されており、それ
らの四隅部にはボス部42が突設形成され、更に
各ボス部42間の略中央の各辺部には導出部41
の外径と等しいか、もしくはやや大きい幅のボス
部43が突設形成されていて、各ボス部42,4
3相互間には凹部44と座部44′が形成されて
いる。即ち、上下ハウジング4の各辺には2個宛
の凹部44と座部44′が形成されているもので
ある。5は前記上下ハウジング4の周囲に、しか
も前記の一対の辺縁に形成された凹部44にガイ
ドされて2分割に巻回されている内側コイル、6
は前記の他の対の辺縁に形成された凹部44′に
ガイドされて2分割に、かつ前記内側コイル5に
直交して巻回されている外側コイルであつて、こ
れらコイル5,6は測定信号に応じた方向の合成
磁界を発生し得るものである。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用
について述べると、上下ハウジング4の各辺縁の
略中央部には、指針軸の導出部41の外径と等し
いか、もしくはやや大しい幅のボス部43が形成
されていることから、このボス部43の両側に形
成されている凹部44,44′にガイドさせてコ
イル5及び6を巻回させれば、そのボス部43の
作用によつてコイル5,6が導出部41を避けて
巻回形成されることから、導出部41に邪魔され
てコイルの巻きむらを生じる従来欠点を一掃する
ことができ、これによつて個々の計器の指度特性
のバラツキを解消することができるものである。
について述べると、上下ハウジング4の各辺縁の
略中央部には、指針軸の導出部41の外径と等し
いか、もしくはやや大しい幅のボス部43が形成
されていることから、このボス部43の両側に形
成されている凹部44,44′にガイドさせてコ
イル5及び6を巻回させれば、そのボス部43の
作用によつてコイル5,6が導出部41を避けて
巻回形成されることから、導出部41に邪魔され
てコイルの巻きむらを生じる従来欠点を一掃する
ことができ、これによつて個々の計器の指度特性
のバラツキを解消することができるものである。
以上のように本考案は、指針軸2に取付けられ
た可動マグネツト1と、該可動マグネツトを回転
可能に収納支持し、かつ前記指針軸2を導出する
導出部41が上面又は下面の中央部に設けられた
略矩形のハウジング4と、該ハウジングの周囲に
その上下面で互に交差するように巻回された複数
個のコイル5,6とを備え、前記ハウジング4は
その各側面の角部及び中央部に前記指針軸2方向
に延びるボス部42,43を有すると共に、ハウ
ジングの対向する一対の側面のボス部42,43
相互間には一方のコイルの巻き高さを大にする座
部44′を備え、かつ前記複数個のコイル5,6
の夫々は前記指針軸2の両側に2分割されるよう
に前記ハウジング4の隣接する前記ボス部42,
43間を通して巻回されてなることを特徴とする
交差コイル式計器であるから、この交差コイル式
計器によれば、ハウジング4にコイル5及び6を
整列巻きするためのガイド手段、即ちボス部4
2,43を設けているので、コイルの巻きむらが
なくなり、計器個々の指度特性のバラツキを解消
することができる効果がある。また、ハウジング
の対向する一対の側面のボス部42,43相互間
には、一方のコイルの高さを大にする座部44′
を設けたのでハウジング4,7の強度が向上しコ
イルの巻回による変形が防止でき、更に内側コイ
ルと外側コイルの圧接によるレアシヨートの危険
が減少する効果がある。
た可動マグネツト1と、該可動マグネツトを回転
可能に収納支持し、かつ前記指針軸2を導出する
導出部41が上面又は下面の中央部に設けられた
略矩形のハウジング4と、該ハウジングの周囲に
その上下面で互に交差するように巻回された複数
個のコイル5,6とを備え、前記ハウジング4は
その各側面の角部及び中央部に前記指針軸2方向
に延びるボス部42,43を有すると共に、ハウ
ジングの対向する一対の側面のボス部42,43
相互間には一方のコイルの巻き高さを大にする座
部44′を備え、かつ前記複数個のコイル5,6
の夫々は前記指針軸2の両側に2分割されるよう
に前記ハウジング4の隣接する前記ボス部42,
43間を通して巻回されてなることを特徴とする
交差コイル式計器であるから、この交差コイル式
計器によれば、ハウジング4にコイル5及び6を
整列巻きするためのガイド手段、即ちボス部4
2,43を設けているので、コイルの巻きむらが
なくなり、計器個々の指度特性のバラツキを解消
することができる効果がある。また、ハウジング
の対向する一対の側面のボス部42,43相互間
には、一方のコイルの高さを大にする座部44′
を設けたのでハウジング4,7の強度が向上しコ
イルの巻回による変形が防止でき、更に内側コイ
ルと外側コイルの圧接によるレアシヨートの危険
が減少する効果がある。
第1図は従来の交差コイル式計器を示した平面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案よりなる交差コイル式計器の一実施例を示
した平面図、第4図は第3図の−線断面図、
第5図は上下ハウジングのみの斜視図である。 1……可動マグネツト、2……指針軸、3……
指針、4,7……上下ハウジング、41,71…
…導出部、42,43……ボス部、44,44′
……凹部、5……内側コイル、6……外側コイ
ル。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案よりなる交差コイル式計器の一実施例を示
した平面図、第4図は第3図の−線断面図、
第5図は上下ハウジングのみの斜視図である。 1……可動マグネツト、2……指針軸、3……
指針、4,7……上下ハウジング、41,71…
…導出部、42,43……ボス部、44,44′
……凹部、5……内側コイル、6……外側コイ
ル。
Claims (1)
- 指針軸2に取付けられた可動マグネツト1と、
該可動マグネツトを回転可能に収納支持し、かつ
前記指針軸2を導出する導出部41が上面又は下
面の中央部に設けられた略矩形のハウジング4
と、該ハウジングの周囲にその上下面で互いに交
差するように巻回された複数個のコイル5,6と
を備え、前記ハウジング4はその各側面の角部及
び中央部に前記指針軸2方向に延びるボス部4
2,43を有すると共にハウジングの対向する一
対の側面のボス部42,43相互間には、一方の
コイルの巻き高さを大にする座部44′を備え、
かつ前記複数個のコイル5,6の夫々は前記指針
軸2の両側に2分割されるように前記ハウジング
4の隣接する前記ボス部42,43間を通して巻
回されてなることを特徴とする交差コイル式計
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981033724U JPS6313499Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981033724U JPS6313499Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57146071U JPS57146071U (ja) | 1982-09-13 |
JPS6313499Y2 true JPS6313499Y2 (ja) | 1988-04-16 |
Family
ID=29831064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981033724U Expired JPS6313499Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6313499Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519842U (ja) * | 1974-07-09 | 1976-01-24 | ||
JPS5345025U (ja) * | 1976-09-21 | 1978-04-17 |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP1981033724U patent/JPS6313499Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519842U (ja) * | 1974-07-09 | 1976-01-24 | ||
JPS5345025U (ja) * | 1976-09-21 | 1978-04-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57146071U (ja) | 1982-09-13 |
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