JPS6313480Y2 - - Google Patents

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JPS6313480Y2
JPS6313480Y2 JP1981053195U JP5319581U JPS6313480Y2 JP S6313480 Y2 JPS6313480 Y2 JP S6313480Y2 JP 1981053195 U JP1981053195 U JP 1981053195U JP 5319581 U JP5319581 U JP 5319581U JP S6313480 Y2 JPS6313480 Y2 JP S6313480Y2
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sampling
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JP1981053195U
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JPS57166157U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 放射性物質濃度等、空気中含有物質の測定に際
して使用される空気サンプリング配管に関する。
原子力発電所建屋内の環境放射性物質濃度を測
定する場合、その測定対象エリアの放射能レベル
によつては、被曝の問題より測定対象エリア内に
作業員が立入つて長時間測定作業に従事できない
ことが多い。従つて、測定対象エリアに被測定流
体のサンプル吸引口を設置し、測定エリアから低
放射線量域に設置されたサンプル捕集装置まで、
サンプリング配管を長く引いて測定している。従
来はサンプリング配管を長くしたことによるサン
プル中の測定対象成分の配管内面への付着に対す
る考慮が不足しており、その分だけ測定精度が低
下していると考えられる。
なお、このような技術分野における問題点は原
子力発電所の被曝問題だけでなく、その他有害物
質の存在により測定者が近づけない測定対象エリ
アにおいても同様な問題となる。
測定者またはサンプル捕集装置から遠くに離れ
た測定対象エリアの空気をサンプリングする場
合、サンプリング配管を長く敷設してサンプリン
グする必要がある。しかしながら、サンプリング
配管が長くなると、サンプリング空気の温度変化
による結露、配管材の電気帯電および配管壁と空
気流の接地面積増大等によるサンプリング空気中
の測定対象成分の配管内面への付着するため測定
精度が低下する欠点がある。
本考案は上記欠点を除去するためになされたも
ので、サンプリング配管内に測定対象成分が付着
するのを防止するとともに、配管の長さを必要に
応じて調節でき、放射能等の有害成分を含むサン
プル空気を再度測定対象エリアにもどすことがで
き測定対象エリアから遠く離れた位置からでもよ
り精度の高いサンプリングを可能にした流体採取
用配管を提供することにある。
すなわち、本考案は被測定流体を吸引しコネク
ターを介して着脱自在に構成された複数の吸引側
管と、前記吸引側管を収納して二重管構造を成し
コネクターを介して着脱自在に構成され前記吸引
側管から吸引した被測定流体を排出する複数の排
出側管と、前記吸引側管とコネクターを介して接
続しサンプル捕集装置へ被測定流体を導びく分岐
配管及び前記サンプル捕集装置から被測定流体を
導入するもどり配管を接続し循環ポンプ及びコネ
クターを介して前記排出配管に接続された分岐配
管と、前記吸引配管に接続されたアース線とから
成ることを特徴とする流体採取用配管である。
以下、図面を参照して、本考案に係る流体採取
用配管の一実施例を説明する。
本考案は第1図にその全体構成を示したように
同軸二重管A,B,Cと分岐配管8とがコネクタ
ー14〜18で接続されたものからなつている。
すなわち、同軸二重管は第2図に拡大して示した
ように吸引側管1が排出側管2内に中心線を等し
くして、その軸方向に沿つて吸引側管1と排出側
管2とが同軸的に一体化されているが、その一端
部は被測定流体(以下サンプルと称す)を吸引す
るサンプル吸引入口ノズル3とサンプル排出出口
ノズル6とが分離され、他端部はサンプル吸引出
口ノズル4とサンプル排出入口ノズル5とに分離
されている。つまり、排出側管2の両端はほぼ直
角に折れ曲がつており、一方はサンプル排出入口
ノズル5で他方はサンプル排出出口ノズル6を形
成する。
このような構成の二重管A,B,Cは第4図に
示したコネクター14から18で接続されるが、
その接続手段は二重管Aのサンプル吸引出口ノズ
ル4はコネクター14によりサンプル吸引入口ノ
ズル3に接続され、サンプル排出入口ノズル5は
コネクター15によりサンプル排出出口ノズル6
に接続される。コネクター14にはアース線7が
軸線に沿つて設けられている。なお、二重管Bと
Cとは上記と同様にして接続されている。また二
重管Cのサンプル吸引出口ノズル4はコネクター
16により分岐配管8のサンプル分岐配管入口ノ
ズル9に接続され、またサンプル排出入口ノズル
5はコネクター18を介し循環ポンプ13の吐出
側に接続され、ポンプ13の流入側は、コネクタ
ー17を介して分岐配管8の出口ノズルに接続さ
れている。なお、吸引側管1の両端の延長部は排
出側管2の両端、すなわちサンプル排出出口ノズ
ル6およびサンプル排出入口ノズル5部を貫通
し、それぞれサンプル吸引入口ノズル3およびサ
ンプル吸引出口ノズル4を形成している。
また、吸引側管1の両端から静電気を逃がすた
めのアース線7が導出されており、コネクター1
4を架橋してそれぞれの吸引側管1のアース線7
を接続している。
分岐配管8の両端は、第3図に示すようにそれ
ぞれ分岐配管入口ノズル9および分岐配管出口ノ
ズル10となる。分岐配管入口ノズル9近傍の分
岐配管8には分流配管11がほぼ直角に貫通して
挿入されており、その貫通部の先端は、分岐配管
入口ノズル9の方向に沿つて分岐配管8とほぼ平
行に折れ曲がつている。一方、分岐配管出口ノズ
ル10近傍の分岐配管8にはもどり配管12が接
続されている。
しかして上記構成の採取用配管において、吸引
サンプルの入口ノズル3と排気サンプルの出口ノ
ズル6は第1図に一点鎖線Dで示すサンプル測定
対象エリアAREAに設置されている。一方、サ
ンプル吸引出口ノズル4とサンプル排出入口ノズ
ル5はそれぞれコネクター14,15により次に
連結されるサンプル吸引入口ノズル3およびサン
プル排出出口ノズル6にも接続される。また、ア
ース線7も同様に接続される。このようにして採
取用配管の長さは必要なだけ連結され、最終段の
吸引サンプル出口ノズル4にコネクター16によ
り分岐配管入口ノズル9に連結され、最終段のサ
ンプル排出入口ノズル5はコネクター18からサ
ンプル循環ポンプ13を経由して分岐配管出口ノ
ズル10に連結されている。
次に本考案に係る採取用配管の作用効果を説明
する。
測定対象エリアAREAの空気はサンプル吸引
入口ノズル3より吸引されサンプル吸引側管1,
サンプル吸引ノズル4,コネクター16,分岐配
管8,コネクター17,サンプル循環ポンプ1
3,コネクター18,サンプル排出入口ノズル
5,排出側管2およびサンプル排出出口ノズル6
を順次経由して測定対象エリアに帰還する仕組に
なつている。また、サンプル空気は循環ポンプ1
3および大口径配管の採用により大流量で循環で
きるようになつている。さらに配管中空気の単位
体積当りの配管内面との接触面積が小さくなつて
いるので、サンプリング配管の長さが、かなり長
い場合においても、周辺温度の変化によるサンプ
ル空気温度の変化も少く、結露しにくい。したが
つて、サンプリング空気中の測定対象成分が配管
内面に付着する率がきわめて小さくなる効果があ
る。また、吸引側管1およびコネクターの材質
も、測定対象成分が付着しにくいフツ素系樹脂、
たとえば四フツ化エチレン樹脂材等を使用するこ
とによつて、仮りに静電気が発生しても、静電気
を逃がすために帯電防止処理としてアース線7を
サンプル吸引側管1に備えているので、測定対象
成分の配管内面への付着はさらに少くなることが
期待できる。
すなわち、測定対象エリアにおける測定対象成
分の濃度は分岐配管8における濃度とほとんど等
しいことになる。したがつて、分岐配管8を通過
するサンプルの一部を分流配管11により適当量
分離サンプリングしたサンプルの測定精度はサン
プリング誤差が少くなる。
なお、吸引側管1および排出側管2はコネクタ
ー14〜18で連結することにより、測定者また
はサンプル捕集装置から測定対象エリアまでの距
離の如何により、自由自在に長さを調節できる。
なお、上記実施例ではサンプリング流体として
原子力発電所建屋内の環境エリアについて説明し
たが、これに限らず有害な境環下の雰囲気での流
体についても適用でき、また流体は気体だけでな
く液体にも使用できる。さらにサンプリングの吸
引側管を内管に排出側管を外管に説明したが、内
外管を逆にすることもできる。
また、帯電防止処理としてアース線の代りに導
電性塗料などを塗布することもできる。
以上説明したように本発明考案に係る流体採取
用配管は、従来のサンプリング配管に比較してサ
ンプルすべき空気の温度変化が少なく、サンプル
の単位体積当りの配管内壁との接触面積が小さい
のでサンプル中の測定対象成分のサンプリング配
管内面への付着が非常に少なくなる。また配管に
は静電気を逃がすアース線を備えているととも
に、四フツ化エチレン樹脂材料等、サンプル中の
成分が付着しにくい材質を使うことによつて、測
定対象成分のサンプリング配管内面への付着がさ
らに少なくなる。
このように、サンプル中の測定対象成分のサン
プリング配管内面への付着が極めて少なくなるの
で測定精度が向上する。さらに各二重管をコネク
ターで接続することによりその長さを必要に応じ
調節でき、測定精度を低下することなく遠隔サン
プリングができるので、原子力発電所など放射能
のある境環においては、作業者(測定者)の被曝
を防止できる。
また、サンプリング済みのサンプルは再び測定
対象エリア(サンプリングエリア)に戻すことが
できるので、作業者(測定者)またはサンプル捕
集装置が設置される場所の放射性サンプルによる
汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る流体採取用配管の一実施
例を示す斜視図、第2図は第1図におけるサンプ
ル捕集装置へ接続する同軸二重管を拡大して示す
側面図、第3図は第1図における分岐配管を示す
概略断面図、第4図は第1図におけるコネクター
を示す側面図である。 1……吸引側管、2……排出側管、3……サン
プル吸引入口ノズル、4……サンプル吸引出口ノ
ズル、5……サンプル排出入口ノズル、6……サ
ンプル排出出口ノズル、7……アース線、8……
分岐配管、9……分岐配管入口ノズル、10……
分岐配管出口ノズル、11……分流配管、12…
…もどり配管、13……循環ポンプ、14〜18
……コネクター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被測定流体を吸引しコネクターを介して着脱
    自在に構成された複数の吸引側管と、前記吸引
    側管を収納して二重管構造を成しコネクターを
    介して着脱自在に構成され前記吸引側管から吸
    引した被測定流体を排出する複数の排出側管
    と、前記吸引側管とコネクターを介して接続し
    サンプル捕集装置へ被測定流体を導びく分岐配
    管及び前記サンプル捕集装置から被測定流体を
    導入するもどり配管を接続し循環ポンプ及びコ
    ネクターを介して前記排出配管に接続された分
    岐配管と、前記吸引配管に接続されたアース線
    とから成ることを特徴とする流体採取用配管。 (2) 吸引側管はフツ素系樹脂で形成されてなるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の流体採取用配管。 (3) 被測定体をサンプリングする吸収側管に施し
    た帯電防止処置にはコネクターを架橋しアース
    線を付設してなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の流体採取用配管。
JP1981053195U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6313480Y2 (ja)

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JP1981053195U JPS6313480Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000193570A (ja) * 1998-09-24 2000-07-14 Toshiba Ceramics Co Ltd 珪素質分析試料中の不純物高感度分析のための試料処理器及びそれを用いた分析方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4771158B2 (ja) * 2006-06-29 2011-09-14 清水建設株式会社 石綿発塵量の測定方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5059079A (ja) * 1973-06-19 1975-05-22
US3901672A (en) * 1973-12-26 1975-08-26 Gen Electric Filter system for halogen gas detector

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