JPS6313434Y2 - - Google Patents

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JPS6313434Y2
JPS6313434Y2 JP18990880U JP18990880U JPS6313434Y2 JP S6313434 Y2 JPS6313434 Y2 JP S6313434Y2 JP 18990880 U JP18990880 U JP 18990880U JP 18990880 U JP18990880 U JP 18990880U JP S6313434 Y2 JPS6313434 Y2 JP S6313434Y2
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Japan
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pump
main shaft
mechanical seal
lower bracket
intermediate casing
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水中モータポンプの構造に関する。
従来、水中モータポンプはポンプ部とモータ部
は一体的に構成され、その構成は必ずしも分解組
立に便なものではなかつた。一方、水中モータポ
ンプであつても土木工事用に用いられるものは砂
泥等を含む汚水を吸込むためポンプの摩耗、損傷
もそれだけ増加するので保全を充分にする必要が
あり、又使用条件が苛酷なことに起因してモータ
部に過負荷を生じたりすることがある。従つて水
中モータポンプの中でも土木工事用のものは定期
或は不定期に充分な保全が必要とせられている。
しかるに従来の水中モータポンプは分解組立の
困難なものが多い。ポンプ部についてみるとスト
レーナを外し、吸込カバーを外すと羽根車が外れ
る構造となつているが吸込カバー部分より羽根車
を外さねばポンプケーシングが外せないようにな
つており、吸込カバーを外したのみでは羽根車を
外し難いときに工事現場等では点検に困ることに
なる。
このような問題点は実公昭38−23277号公報、
米国特許3153382号明細書、実開昭49−5002号公
報、実開昭49−7502号公報に示される発明考案が
部分的に解決を与えている。然し乍ら、これらの
内メカニカルシールを用いているものはメカニカ
ルシールを主軸に直接装着してあるために分解す
ると全部品が分れてしまうことになり、又ポンプ
主軸をモータ側より抜く際メカニカルシールを分
解しないと抜くことができないという不都合もあ
る。更に又、軸封装置を分解するためにポンプカ
バーを取外さないとポンプ部を分離できない構造
のものもある。
以上に対して特開昭51−92012号公報の発明は
メカニカルシールをスリーブに担持させ、該スリ
ーブ中に主軸を挿通させている。然し乍ら、該ス
リーブは主軸以外の部分には支持されていない。
このようにするとモータ側から主軸を引抜こうと
するスリーブは主軸に随伴してぬけてしまい、メ
カニカルシールの運動部分がメカニカルシール室
中で分解してしまう欠点がある。
この考案は以上のような水中モータポンプのポ
ンプ部の問題点を改良してポンプ側のみよりポン
プ部が分解組立可能で分解、点検が容易な水中モ
ータポンプにおいて、メカニカルシールの分解を
極力少くするような構造のポンプ部を備える水中
モータポンプを提供することを目的とする。
この考案は上部にモータ部下部にポンプ部を備
えてポンプ部を構成する部材がポンプ側から組立
分解可能とした水中モータポンプにおいて、モー
タの下部ブラケツトに中間ケーシングが嵌入し、
該中間ケーシングはポンプ側から着脱可能に該下
部ブラケツトに固定され、中間ケーシングと下部
ブラケツトの間にメカニカルシール室を設けてメ
カニカルシール室にメカニカルシールを配し、該
メカニカルシールの運動部分は中間ケーシングと
下部ブラケツトの主軸が挿通する中心孔にわた
り、該中心孔を挿通し、中間ケーシングの前記中
心孔の縁でモータ側へ主軸軸方向に移動が制止さ
れるスリーブに担持され、スリーブに主軸を密封
挿通させてなる水中モータポンプである。
以上のような構成のこの考案は中間ケーシング
を分解すると中間ケーシングの中心孔の縁でスリ
ーブがモータ側への移動を制止されているから、
中間ケーシングの反モータ側への移動によりスリ
ーブは中間ケーシングと共に移動して主軸からぬ
くことができ、スリーブ上のメカニカルシールの
運動部分は分解されない。モータ側より主軸をぬ
くと中間ケーシングの中心孔の縁でスリーブは移
動を止められるから、メカニカルシールが内部で
分解されるということがなく、上部ブラケツト及
び中間ケーシングの中心孔でスリーブは保持され
る。
以下、図面に従つてこの考案の実施例について
説明する。第1図はこの考案の水中モータポンプ
の縦断面図である。たゞし図形は90度回動して示
してあり、図の右側が上部である。
下部ブラケツト1と中間ケーシング2は密封輪
3を介して嵌め合わされ、中間ケーシング2のボ
ルト孔を通つてボルト4が下部ブラケツト1のめ
ねじにねじ込まれて締結されている。
下部ブラケツト1、中間ケーシング2には吐出
し水の通路5は設けてあり、両者の間にはメカニ
カルシール室6aが設けられ、メカニカルシール
室6a中にはメカニカルシール6が装着されるが
メカニカルシール6は主軸7の挿通する両端内周
に密封輪例えばOリング11を嵌入したスリーブ
12との間に構成せられており、下部ブラケツト
1に設けた栓13により下部ブラケツト1と中間
ケーシング2間のメカニカルシール室6aにメカ
ニカルシール6用の潤滑兼冷却油を出し入れがで
きるようになつている。
中間ケーシング2下部にはライナリング14が
嵌入してある。主軸7端にキー15を介して嵌入
し、主軸7端に座金16を介してねじ込んだ羽根
止めナツト17により羽根車18が固定されてお
り、羽根車18の羽根裏部の円環形突起がライナ
リング14に隙間少く嵌入し、又ライナリング1
4に嵌入するオイルシール19のリツプが羽根車
18のボスに接している。ステーボルト22は羽
根車18を内蔵するポンプケーシング21のボル
ト孔を挿通して中間ケーシング2のめねじにねじ
込まれ、ポンプケーシング21と中間ケーシング
2は固定される。ポンプケーシング21には当接
面にシール剤を塗布されて吸込カバー23が嵌入
し、吸込カバー23のボルト孔を挿通してボルト
24がポンプケーシング21にねじ込まれてい
る。ポンプケーシング21は中心が羽根車18が
とおりぬける開口となつている。
ポンプケーシング21の中間ケーシング2への
取付部外周に嵌め込まれたストレーナ25は外周
縁に回り縁を嵌着したポンプ台26により押えら
れる如くに、ポンプ台26はステーボルト22に
嵌まる孔があけられており、ステーボルト22端
にねじ込んだナツト27により締め込まれてい
る。
主軸7は下部ブラケツト1に嵌入する下部玉軸
受28、下部ブラケツト1との間に密封輪29を
入れて嵌め込込んだモータフレーム31に密封輪
32を介在させて嵌入する軸受板33に嵌入する
上部玉軸受34により支承されている。下部玉軸
受28は押え板28aにて押えるよう、押え板2
8aを止めねじ28bにより下部ブラケツト1に
固定してあり、上部玉軸受34と軸受板33間に
はウエーブワツシヤ34bが弾撥挿入されてい
る。主軸7にはロータ35、モータフレーム31
にはステータ36が固定されている。モータフレ
ーム31は下部ブラケツト1にモータフレーム3
1の下端フランジのボルト孔を挿通してボルト3
8を下部ブラケツト1のめねじにねじ込み固定さ
れている。
軸受板33には密封輪39を間において上部ブ
ラケツト41が嵌入しており、上部ブラケツト4
1、軸受板33のボルト孔を挿通してボルト42
がモータフレーム31にねじ込まれ締結されてい
る。
モータフレーム31にかぶせてモータフレーム
31との間に吐出した水の通路43を形成する円
筒形のポンプカバー44が下端部に弾性体のブー
ツ45を嵌め込まれており、ブーツ45は下部ブ
ラケツト1外周のインロに嵌入していて、上端部
は弾性体のブーツ46を嵌め込まれブーツ46は
エンドカバー47のインロに嵌め込まれている。
エンドカバー47の上端面内側は上部ブラケツト
41にパツキン48を介して圧接し、エンドカバ
ー47、パツキン48のボルト孔を挿通してボル
ト49が上部ブラケツト41にねじ込まれてい
る。エンドカバー47にはホースカツプリング5
1がパツキン52を介して当接し、ホースカツプ
リング51、パツキン52のボルト孔を挿通し
て、ボルト53がエンドカバー47にねじ込まれ
ている。図示されないがホースカツプリング51
にホースジヨイントでもつてホースが連結され
る。
ポンプケーシング21の渦巻室より中間ケーシ
ング2と下部ブラケツト1の吐出し水の通路5を
とおり、ポンプカバー44とモータフレーム31
間の通路43をとおり、エンドカバー47へ流れ
た吐出し水はホースカツプリング51より吐出さ
れる。
上部ブラケツト41には上部に水中ケーブル5
4をモータ部内に導くコネクタ55が水密を保た
れ挿入されるコネクタ座部56が一体に形成さ
れ、円筒形の座部56はエンドカバー47より外
部へ出入り可能に突出しており、コネクタ座部5
6に嵌入するコネクタ55のボルト孔を挿通して
ボルト57がコネクタ座部56にねじ込まれてい
る。
上部ブラケツト41内にはオートカツト58が
軸受板33に固定されている。軸受板33にはス
テータ36とコネクタ55のターミナル62間の
配線、オートカツト58とステータ36間の配線
のための孔が設けてある。
エンドカバー47にはハンドル64がボルト6
5により固定されている。ハンドル64は図示さ
れないが図に表われているボルト65と離れた位
置のエンドカバー47の部分においても同様に固
定されている。ハンドル64には後に示される水
中ケーブルホルダー66が着脱自在に係合されて
いる。
以上において、密封輪3,29,32,39は
同じ大きさのものであり、これらにより密封され
るインロは同直径となつている。
第2図は水中ケーブルホルダー66の平面図で
ある。水中ケーブルホルダー66は輪環67のよ
うに形成され、一部に切口69が設けてあり、そ
の輪の外側ではレバー71が切口69を外側から
ふさぐようにピン72でもつて輪環67に枢着さ
れており、輪環67に固定された板ばね70の先
端はレバー71が、ピン72を中心にして切口6
9を閉じる方向に回動するよう附勢されている。
レバー押え71aを押えると板ばね70に抗して
レバー71は切口69より離れる方向に回動す
る。水中ケーブル54を束ねて巻く際にレバー押
え71aを押して水中ケーブル54を入れておき
ハンドル64に切口69を通して装着すると水中
ケーブル54は乱雑にならず、持運びにも便とな
るものである。
第3図は従来のメカニカルシールの構造を示す
図面である。固定側は次に示す第4図と同じであ
り、運動部分は主軸7に直接担持されている点を
除いて第4図と同じであるので詳細な説明を第4
図にゆずるが、主軸7を引抜くとメカニカルシー
ル室内で運動部分が分解されてしまうということ
になつている。
第4図は本案のメカニカルシールの詳細を示す
図面である。
摺動環74を固着された固定ライナリング75
は密封輪76を外周に嵌め込まれ、中間ケーシン
グ2に嵌入し、小ねじ77により中間ケーシング
2に固定された押え板78により軸方向脱出を止
められ、固定ライナリング75の内径はスリーブ
12とはスロツトル効果のあるような〓間に作ら
れている。摺動環79は下部ブラケツト1の中心
ボス部に嵌入され、摺動環74,79間に一対の
摺動環81を固着された弾性体の移動環82がス
リーブ12に軸封且つ軸方向移動可能に嵌入して
おり、移動環82間にはばね83が圧縮挿入され
移動環82を介して摺動環81を摺動環74,7
9に夫々弾撥押圧している。スリーブ12はモー
タの下部ブラケツト1及び中間ケーシング2の主
軸7が挿通している中心孔1a,2aにわたり、
該中心孔1a,2aを挿通して端部は下部ブラケ
ツト1と中間ケーシング2間のメカニカルシール
室6aの外に出ている。中間ケーシング2の中心
孔2aの縁2bでモータ側へ主軸7軸方向に移動
が制止されるように例えばスリーブ12には軸用
止輪10が嵌着してある。
以上のように構成された水中モータポンプの分
解について説明する。
先ずポンプ部について分解の順序に従つてのべ
る。ナツト27を外すとポンプ台26がステーボ
ルト22より外すことができ、ポンプケーシング
21にはまつているストレーナ25を外すことが
できる。これによつてストレーナ25の目ずまり
を清掃できる。
ストレーナ25を上記のように外してボルト2
4を外すと吸込カバー23がポンプケーシング2
1より外せる。従つて羽根車18の摩耗等を見る
ことができる。そこで羽根止ナツト17を主軸7
端より外すと羽根車18を取外し可能となる。そ
の際羽根車18に設けた孔18aと主軸7端を用
いてプーラにより主軸7から引出すこともでき
る。
ポンプケーシング21はステーボルト22をね
じ戻すと中間ケーシング2から外すことが出来、
羽根車18は一層外し易くなる。この際、吸込カ
バー23をつけたまゝであつても共に外すことが
できる。
羽根車18が主軸7より外れると羽根車18を
詳細に見ることができる。即ち、主軸7端のキー
15、キー15の入るキー溝、羽根車16のボス
内周の状態、羽根車18ボス外周のオイルシール
19のリツプの当り面の摩耗状態を見ることがで
きる。又オイルシール19の損傷を見ることがで
きる。
オイルシール19を取出すにはプーラによりラ
イナリング14より引外す。
メカニカルシール6を見る必要があるときは栓
13を外して下部ブラケツト1、中間ケーシング
2間のメカニカルシール室6a中の油を抜いてお
く。次にスリーブ12に嵌めてある軸用止輪10
を外す。
この状態でボルト4をねじ戻して中間ケーシン
グ2を下部ブラケツト1より外すため軸方向に引
くと中間ケーシング2は固定ライナリング75、
密封輪76、押え板78及び止めねじ77と共に
下部ブラケツト1より分れてメカニカルシール6
が視認できるようになる。
その際、下部ブラケツト1、中間ケーシング2
により圧せられて圧縮されていたメカニカルシー
ル6はスリーブ12上で軸方向にのびる。
メカニカルシール6を外すにはスリーブ12の
軸方向にプーラを用いて主軸7より引抜くと、ス
リーブはメカニカルシール6を担持して外れる。
その際摺動環79は下部ブラケツト1に残つた
まゝである。上記において軸用止輪10を外さな
いで中間ケーシング2を外すとスリーブ12はメ
カニカルシール6の運動側及び固定ライナリング
75を担持してユニツトで外れる。
ポンプ部の組立は以上と逆の順序で組立てられ
る。
メカニカルシール6は摺動環79を下部ブラケ
ツト1に嵌入し、摺動環74、固定ライナリング
75を中間ケーシング2に取付けられ、スリーブ
12上にて運動部分が組立てられ、スリーブ12
の内周溝にはOリング11を嵌められ運動側がユ
ニツト化される。
先ず下部ブラケツト1と予めライナリング14
を嵌入された中間ケーシング2を間に密封輪3を
入れて嵌め合せるがその際、メカニカルシール6
はスリーブ12等と上記ユニツトとして中間ケー
シング2に嵌め込み仕組むが主軸7があるときは
主軸7に差込み、主軸7がないときは、下部ブラ
ケツト1、中間ケーシング2の各中心孔1a,2
aにて保持される。
オイルシール19をライナリング14に嵌め
る。次に主軸7が組立てられていないとき、即ち
モータ部が分解されたまゝであつてポンプが組立
てられるときは後にモータ部の組立において主軸
7をスリーブ12に嵌入する。
次にキー15を介して羽根車18を主軸7端に
嵌入し、座金16を介して羽根止めナツト17に
より固定する。ポンプケーシング21、又は吸込
カバー23を取付けたポンプケーシング21を中
間ケーシング2に当接して、ステーボルト22に
より取付ける。吸込カバー23が取付けられてい
ない状態のときは吸込カバー23をポンプケーシ
ング21に嵌入してボルト24により固定する。
ストレーナ25をポンプケーシング21に嵌め
込み、ポンプ台26のボルト孔をステーボルト2
2端に差込み、ナツト27をステーボルト22に
ねじ込み、ポンプ台26を固定すると共にストレ
ーナ25は固定される。
以上のように構成された水中モータポンプのモ
ータ部の分解について説明する。
吐出し管となるホースは図示されないがホース
ジヨイントをホースカツプリング51より外して
もよいし、或いはボルト53を外してホースカツ
プリング51をつけたまゝ外してもよい。
ボルト49を外すとエンドカバー47をブーツ
46より外すことができる。
エンドカバー47が外されるとポンプカバー4
4はブーツ45毎下部ブラケツト1より抜出すこ
とができる。従つてポンプカバー44は電装品を
さわることなく外し、取換ができる。
モータは順次に分解できるほかその点検しよう
とする部分に応じて分解することができる。
ロータ35、ステータ36、下部玉軸受28の
状態のみを調べたいとき、或いはモータが乾式で
あつて浸水しているかどうかを調べたいときには
エンドカバー47、ポンプカバー44を外した後
にボルト38を外してモータフレーム31を持上
げるとモータフレーム31に固定された軸受板3
3、上部ブラケツト41及びこれらに取付けられ
たものは一体となつて持上り、軸受板33は上部
玉軸受34を主軸7に残して持上り、ロータ35
が現われ、下部ブラケツト1の上部も現われるか
ら、浸水の有無、ロータ35、ステータ36、下
部玉軸受28の点検ができる。
下部玉軸受28を外すには羽根車18を外して
おいてからモータ部を以上にのべたとおり、下部
ブラケツト1を残して外しておいて、下部玉軸受
28の押え板28aを取付けてある止めねじ28
bを外して押え板28aを除き、主軸7を上方へ
引くと主軸7はロータ35、上部玉軸受34、カ
ラー34a、下部玉軸受28を取付けたまゝ引上
げられ、スリーブ12中を摺動して抜出す。かく
して下部玉軸受28の交換ができる。この際もち
ろん下部ブラケツト1と中間ケーシング2の締結
はそのまゝであり、スリーブ12は下部ブラケツ
ト1の中心孔1a、中間ケーシング2aの中心孔
2aに支えられており、又スリーブ12は主軸7
を引上げる際に主軸7に随伴されようとするがス
リーブ12に嵌め込んである軸用止輪10が中間
ケーシング2の中心孔2aの縁2bに当るから、
スリーブ12がモータ側へぬけてしまうというこ
とがない。
組立は以上にのべた処と逆の順序となる。
以上のように、この考案は上部にモータ部下部
にポンプ部を備えてポンプ部を構成する部材がポ
ンプ側から組立分解可能とした水中モータポンプ
において、モータの下部ブラケツト1に中間ケー
シング2が嵌入し、該中間ケーシング2はポンプ
側から着脱可能に該下部ブラケツト1に固定さ
れ、中間ケーシング2と下部ブラケツト1の間に
メカニカルシール室6aを設けてメカニカルシー
ル室6aにメカニカルシールを配し、該メカニカ
ルシールの運動部分は中間ケーシングと下部ブラ
ケツトの主軸が挿通する中心孔1a,2aにわた
り、該中心孔を挿通し、中間ケーシング2の前記
中心孔2aの縁でモータ側へ主軸軸方向に移動が
制止されるスリーブ12に担持され、スリーブ1
2に主軸7を密封挿通させてなる水中モータポン
プとしたから、ポンプ側からポンプ部を分解する
際にメカニカルシールの運動部分を分解しないで
総て分解できる。又モータ側から主軸を引抜く際
に中間ケーシングと下部ブラケツトの締結を解く
必要がなく、且つスリーブがモータ側へ抜出すと
いうことがない。従つてメカニカルシールを分解
する必要がない場合に必要もなく分解することが
避けられるから、格別に清浄な環境でない作業現
場における水中モータポンプの所要個所の分解点
検においてメカニカルシールを傷付けたり、ごみ
で汚したりするということがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の縦断面図、第2図
は第1図の一部品の平面図、第3図は第1図の一
部の従来図、第4図は第1図の一部の拡大縦断面
図である。 1……下部ブラケツト、1a……中心孔、2…
…中間ケーシング、2a……中心孔、4……ボル
ト、6……メカニカルシール、6a……メカニカ
ルシール室、7……主軸、10……軸用止輪、1
2……スリーブ、13……栓、15……キー、1
8……羽根車、21……ポンプケーシング、22
……ステーボルト、23……吸込カバー、24…
…ボルト、25……ストレーナ、26……ポンプ
台、27……ナツト、74……摺動環、75……
固定ライナリング、79,81……摺動環、82
……移動環、83……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部にモータ部下部にポンプ部を備えてポンプ
    部を構成する部材がポンプ側から組立分解可能と
    した水中モータポンプにおいて、モータの下部ブ
    ラケツト1に中間ケーシング2が嵌入し、該中間
    ケーシング2はポンプ側から着脱可能に該下部ブ
    ラケツト1に固定され、中間ケーシング2と下部
    ブラケツト1の間にメカニカルシール室6aを設
    けてメカニカルシール室6aにメカニカルシール
    6を配し、該メカニカルシールの運動部分は中間
    ケーシングと下部ブラケツトの主軸7が挿通する
    中心孔1a,2aにわたり、該中心孔1a,2a
    を挿通し、中間ケーシング2の前記中心孔2aの
    縁でモータ側へ主軸軸方向に移動が制止されるス
    リーブ12に担持され、スリーブ12に主軸11
    を密封挿通させてなる水中モータポンプ。
JP18990880U 1980-12-31 1980-12-31 Expired JPS6313434Y2 (ja)

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