JPS63134193A - スリッターマシンにおける切断刃移動装置 - Google Patents

スリッターマシンにおける切断刃移動装置

Info

Publication number
JPS63134193A
JPS63134193A JP28295286A JP28295286A JPS63134193A JP S63134193 A JPS63134193 A JP S63134193A JP 28295286 A JP28295286 A JP 28295286A JP 28295286 A JP28295286 A JP 28295286A JP S63134193 A JPS63134193 A JP S63134193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper blade
shaft
rail
blade
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28295286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0375319B2 (ja
Inventor
良幸 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUOKA KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MATSUOKA KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUOKA KIKAI SEISAKUSHO KK filed Critical MATSUOKA KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP28295286A priority Critical patent/JPS63134193A/ja
Publication of JPS63134193A publication Critical patent/JPS63134193A/ja
Publication of JPH0375319B2 publication Critical patent/JPH0375319B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、広幅のロール紙その他シート状物を細幅に裁
断するスリッターマシンに関し、上刃さらには下刃を所
望の位置に移動して固定する装置に係る。
〔従来の技術、発明が解決しようとする問題点〕スリッ
ターマシン、殊に紙、樹脂フィルムなどを裁断するもの
には、広幅のロール状物を順次巻戻しながらローラで案
内させ、一対の上刃と下刃とで構成される切断刃の間を
通過させて細幅に裁断し、これを再び巻取るようにした
ものがある。
このようなものにおいて、ロール紙などの裁断幅を変更
する場合の最も原始的な方法は切断刃を一々手で操作す
ることであるが、切断刃はきわめて鋭利であるため、怪
我をする危険性が高く、また、その操作が厄介である。
これに改良を加えたものとして、近年、切断刃を備えた
各移動台ごとに電磁クラッチあるいはモータを取付け、
電磁クラッチを一々大切したり、モータをマグネチック
スケールで制御するようにしたものがある。しかしなが
ら、このようなものでは、移動台それぞれに電気あるい
はエアーを供給しなければならず、それだけ構造が複雑
となるだけでなく、モータを取付けた場合の移動台はそ
の横幅として少くともモータの大きさ分を必要とするた
め、切断刃を狭い間隔で配置できないという欠点があっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこれらの欠点を解消することを目的とし、この
目的を達成するために上刃ホルダー(2)には上刃(1
)だけを取付け、この上刃ホルダー(2)を軸もしくは
軌条に沿って移動可能の把持刃装置で把持して所定位置
まで移動させるようにすると共に、所定位置まで移動せ
しめられた上刃ホルダー(2)をロック装置により軸も
しくは軌条に対して固定できるようにする。
また、上刃(1)と対応する下刃(1″)側においても
、上刃(1)の場合と同じように下刃ホルダー(2”)
を把持して所定位置にまで移動させる把持装置と、所定
位置まで移動せしめられた下刃ホルダー(2”)を軸も
しくは軌条に対して固定するロック装置とを備えたもの
である。
〔作 用〕
上刃(1)を備えた上刃ホルダー(2)は第1図の左右
方向に配置した軸もしくは軌条に対してスライド可能に
取付けられており、第1図の上側にはこの軸もしくは軌
条に沿って移動可能な把持装置が配置されている。この
把持装置は第4図実線で示すように上刃ホルダー(2)
を左右両側から把持することができ、この状態を保持し
たまま第1図の左右方向に動くと、これに把持された上
刃ホルダー(2)は上記軸もしくは軌条上を第1図の左
右方向に所定距離だけ移動せしめられる。従って、上刃
(1)を軸もしくは軌条上の所定位置まで移動させるこ
とができる。その上で、ロック装置により上刃ホルダー
(2)を軸もしくは軌条に固定する。かくして、1枚の
上刃(1)は軸もしくは軌条上の所定位置にセットされ
る。軸もしくは軌条上にある多数の上刃ホルダーのうち
必要な上刃ホルダー(2)についてそれぞれこの操作を
行うことにより、必要な複数枚の上刃(1)をそれぞれ
所定位置にセットすることができる。
そして、この上刃(1)を下刃と係合させた上でその間
に広幅のシート状物を通すと、それより細幅のものに裁
断することができる。なお、上刃(1)を別の位置に移
動させる場合には、まずロック装置のロック状態を解く
。すると、上刃ホルダー(2)とこれが取付けられてい
る軸もしくは軌条との保合が解けるから、左右一対の把
持装置により上刃ホルダー(2)を把持し、該把持装置
を上刃ホルダー(2)の取付けられている軸もしくは軌
条に沿って所定位置まで移動させ、上刃ホルダー(2)
を所定位置に移す。しかる後、ロック装置を再び作用さ
せて上刃ホルダー(2)を軸もしくは軌条に固定する。
上記の場合において、下刃は上刃ホルダー(2)が取付
けられている軸もしく−は軌条と平行な別の軸もしくは
軌条上に受刃として多数配列しておき、そのうちの任意
の下刃にいずれかの上刃(1)が対応し得るようにする
ことで、上刃と下刃とを係合させることができるが、1
枚の上刃(1)と係合する1枚の下刃(1゛)を上刃ホ
ルダー(2)の軸もしくは軌条と平行に配置した別の軸
もしくは軌条に対してスライド可能の下刃ホルダー(2
′)に取付け、この軸もしくは軌条に沿って移動可能の
別の把持装置により該下刃ホルダー(2”)を上刃ホル
ダー(2)と共に移動させると、上刃(1)と下刃(1
°)とを係合させたままで両者を所定位置へ移動させる
ことができる。即ち、第1図の下側に現われる把持装置
は上刃ホルダー(2)把持用のものと同じとすることが
でき、これにより下刃ホルダー(2゛)を把持し、該刃
ホルダー(2゛)の取付けられている軸もしくは軌条に
沿って該把持装置を上刃ホルダー(2)側の把持装置と
共にそれと同じところまで移動させ、下刃ホルダー(2
°)を上刃ホルダー(2)と同じところに移す。
その上で、ロック装置により下刃ホルダー(2″)を軸
もしくは軌条に固定する。このように、上刃ホルダー(
2)と下刃ホルダー(2゛)とをそれぞれの把持装置に
より同時に同じところまで移動させた場合には、上刃(
1)と下刃(1′)とを係合させたままで所定位置へ移
動させることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のスリッターマシンの概略を示す正面図
である。
上刃(1)は上刃ホルダー(2)に回転可能に取付けら
れている。上刃ホルダー(2)は第1図の左右方向に配
置されている軌条(3)に対してスライド可能に取付け
である。軌条(3)に代る軸にスライド可能に取付ける
ようにしてもよい。
この軌条(3)の上方にはこれと平行な軸(4)が配置
され、該軸(4)には把持装置(5)を有する移動台(
7)が取付けられている。移動台(7)は前記軌条(3
)に沿って軸(4)上を第1図の左右方向にスライド可
能である。実施例では軸(4)をボールネジ軸としてあ
り、これに移動台(7)を螺着した場合を示す。軸(4
)をサーボモータ(8)により正転もしくは逆転させる
と、これに螺着せしめられている移動台(7)は軌条(
3)に沿って第1図の左側もしくは右側へ移動する。
移動台(7)に備付けられている把持装置(5)は、上
刃ホルダー(2)を把持してこれを所定位置へ移動させ
るものである。実施例における把持装置(5)は左右2
つの軸(5a) 、 (5a)に枢着された左右一対の
把持腕(5b) 、 (5b)からなり、再把持腕(5
b) 、 (5b)が第4図鎖線の状態から同図実線で
示すように閉じることにより、上刃ホルダー(2)を左
右両側から挟持する。左右一対の把持腕(5b) 、 
(5b)を開閉するに当って、実施例では第3図に示す
ように再把持腕(5b) 、 (5b)の基端部をシリ
ンダー(9)で互いに連結し、これを作動させることに
より再把持腕(5b) 、 (5b)を開閉させ得るよ
うにしである。
また、上刃ホルダー(2)にはこれを軌条(3)に固定
するための°ロック装置(6)が備えられている。実施
例におけるロック装置(6)は上刃ホルダー(2)に取
付けた回転可能なロックカム(6b)を偏心させて配置
した場合を示す、即ち、第5図に示すようにロックカム
(6b)は回転可能な軸(6a)に対してその回転中心
が0となるように偏心させてあり、軸(6a)に同図矢
印方向の力が掛った時ロックカム(6b)が軌条(3)
の裏側における(3a)部分を押圧するようにしである
。ロックカム(6b)は1つでもよいが、実施例におい
ては軸(6a)を第3図の左右2本とし、それぞれの軸
<6a) 、 (6a)にロックカム(6b) 、 (
6b)が取付けてあり、両口ツクカム(6b) 、 (
6b)に軌条(3)の裏側における(3a)部分を押圧
する力を付与せしめるため、第3図。
第5図にa〔で示すバネが設けである。即ち、2本の軸
(6a) 、 (6a)に第5図の鎖線で示す部材(6
c) 、 (6c)が同心的に取付けてあり、両部材(
6c) 、 (6c)に上記バネα口の端が引掛けであ
る。
従って、このバネQ(Oの引張力が2本の軸(6a) 
(6a)に伝わり、さらにその力が軸(6a)に偏心さ
せて取付けられているロックカム(6b) 、 (6b
)に伝わって軌条(3)の裏側における(3a)部分を
押圧する。この部材(6c)は上記ロック装置(6)を
解除する場合にも用いられる。即ち、上記バネα祷の引
張力に逆らって強制的に部材(6c) 、 (6c)を
軸(6a)の矢印方向とは反対向きにわずかに回動させ
ると、その軸(6a) 、 (6a)に対して偏心して
いるロックカム(6b) 、 (6b)は先程とは逆方
向にわずかに回動する。従って、今迄軌条(3)の裏側
における(3a)部分を押圧していたロックカム(6b
)の押圧力が解除される。なお、2つの部材(6c) 
(6c)をバネαlの引張力に逆らって強制的に回動さ
せる手段として、実施例では第2図、第3図。
第1)図にαυで示すシリンダーを用いた場合を示す。
即ち、シリンダー〇l)は移動台(7)に取付けてあり
、これを作動させてロッド(Ila)を突出させると、
その先端が2つの部材(6c) 、 (6c)の段部を
それぞれ押すから、その力によって部材(6c) 、 
(6c)はバネa@の引張力からに逆らって第5図にお
ける軸(6a) 、 (6a)の矢印方向とは反対向き
にわずかに回動する。
一方、上刃(1)と係合する下刃は上刃ホルダー(1)
が取付けられている軌条(3)と平行な別の軌条上に受
刃として多数(例えば5fi間隔)配列しておき、その
うち任意の下刃にいずれかの上刃(1)が対応し得るよ
うにしてもよいが、本発明では第1図に示すように、下
刃(1゛)を上刃ホルダー(2)の軌条(3)と平行な
軌条(3″)もしくは軸に対してスライド可能の下刃ホ
ルダー(2′)に取付け、上刃(1)と下刃(1゛)と
で一対の切断刃を構成するようにしである。そして軌条
(3°)の下方には上刃(1)側と全く同じように軸(
4°)が配置され、これに移動台(7゛)が取付けられ
ている。移動台(7”)も軌条(3”)に沿って軸(4
゛)上を第1図の左右方向にスライド可能である。実施
例において、軸(4゛)は軸(4)の場合と同じように
ボールネジ軸としてあり、これに下刃(1゛)側の移動
台(7”)が螺着されていること、軸(4”)をサーボ
モータ(8”)により正転もしくは逆転させることによ
り移動台(7゛)を軌条(3゛)に沿って第1図の左右
方向に移動させ得ることは、上刃側と全く同じである。
また、この移動台(7゛)には上刃側の移動台(7)に
取付けられている把持装置(5)と同じものが、また、
下刃ホルダー(2°)には上刃ホルダー(2)に取付け
られているロック装置と同じものが取付けである。この
把持装置により下刃ホルダー(2”)を把持し、軌条(
3′)上を移動させ得ること、ロック装置により下刃ホ
ルダー(2°)を軌条(3°)に固定させ得ること、は
上刃例の場合と全く同じであるから、その説明は省略す
る。
なお、サーボモータ(81,(8°)をコンピュータに
接続し、これによってサーボモータf81.(8’)を
制御すると、コンピュータの指定した位置に上刃(1)
と下刃(1゛)とを移動させることができる。
一方、実施例においては、上刃(1)と下刃(1″)と
の係合を解くために上刃(1)側のホルダー(2)。
軌条(3)、軸(4)、ロック装置(6)、移動台(7
)、サーボモータ(8)等全体を一体的に持ち上げ得る
ようにしである。即ち、第1図に示すようにこれら全体
を支持している軸(2)を矢印方向に強制的に回動させ
ると、これら全体が持ち上るようになっている。例えば
、モータα口を駆動させてそのボールネジα船を回し、
これに螺着せしめられているナンドαりを移動させてこ
れと軸@とを連結しているレバー0[9を揺動させる。
すると、軸@は第1図矢印方向に回動し、それによって
全体が持ち上り、上刃(1)と下刃(1′)との係合が
解ける。これを行うのは、ロール紙などの裁断幅を変更
するに当って上刃(1)と下刃(1″)を変更すべき位
置迄移動させる場合である。上刃(1)と下刃(1°)
とを再び係合させるには、軸亜を先程とは逆方向に回動
させ、全体を旧位置に戻す。
また、実施例においては、上刃(1)を下刃(1″)に
押付けるために上刃(1)側のホルダー(2)、軌条(
3)、軸(4)、ロック装置(6)、移動台(7)、サ
ーボモータ(8)等全体を第1図の左右方向にわずかに
移動させ得るようにしである。例えば、第1図に示すよ
うに別のモータαηを駆動させてそのボールネジα匂を
回し、これに螺着せしめられているナツトα9を第1図
の右側へ移動させる。すると、これと軸■とを連結して
いるレバー四を介して軸@は第1図の右側へ移動し、そ
れによって上刃(1)を下刃(1′)に押付けることが
できる。これは、ロール状物を上刃(1)と下刃(1゛
)とで裁断する場合に、上刃(1)に側圧を付与せしめ
るためである。上刃(1)と下刃(1°)との保合を解
く場合には、上刃(1)の側圧を解いた上で軸(2)を
第1図の矢印方向に回動させる操作を行う。なお、上刃
(1)には第6図の(23)で示すスプリングが備わっ
ており、その弾発力により上刃(1)に側圧が付与せし
められる。
さらに、この実施例では軸(4)及び(4′)を中心と
して把持装置(5)を含めた移動台(7)及び(7゛)
を第5図実線の位置から同図鎖線で示すように傾けたり
、元の正規の位置に戻すことができるようにしである。
これは、把持装置(5)が軌条(3)もしくは(3°)
上にあるいずれかの上刃ホルダー(2)もしくは(2°
)を把持するに当って、移動台(7)もしくは(7°)
を第2図の鎖線で示すように傾けたままそこまで移動さ
せ、所定位置に来た時にこれらを正規の位置に戻すため
である。そのために、軸(4)及び(4”)を支持して
いるフレーム(21) 、 (21″)をエアーシリン
ダー(22) 、 (22°)により揺動させ得るよう
にしである。フレーム(21) 。
(21’)がエアーシリンダー(22) 、 (22’
 )の作動により揺動せしめられると、把持装置(5)
を含めた移動台(7)及び(7゛)を傾けたり、正規の
位置に戻したりすることができる。
次に、上記構成よりなるスリッターマシンの作用につい
て説明する。
通常の運転状態にあっては、第1図に示すように係合し
ている上刃(1)と下刃(1″)の間をロール紙などの
被裁断物が通過し、細幅に裁断されていく。
ロール紙などの裁断幅を変更するに当っては、まず、モ
ータαηによって軸(2)を第1図の左側にわずかに移
動させて上刃(1)の側圧を解く、その上でモータa湯
によって軸(2)を第1図矢印方向に回動させ、上刃(
1)側のホルダー(2)、軌条(3)、軸(4)、移動
台(7)、サーボモータ(8)等全体を持ち上げ、上刃
(1)と下刃(1°)との保合を解く。
そして、エアーシリンダー(21)を作動させて把持装
置(5)を含めた上刃(1)側の移動台(7)を軸(4
)を中心として回動させる(第2図鎖線)と共に、シリ
ンダー〇〇を作動させてロック装置(6)の部材(6c
) 、 (6c)をロッド(lla)で押し、2つめロ
ックカム(6b)、、 (6b)を第5図の軸(6a)
の矢印方向と反対側に回すことによって軌条(3)の裏
側の部分(3a)とのロック状態を解<、シかる後、サ
ーボモータ(8)を駆動させて移動台(7)を把持すべ
き上刃ホルダー(2)のところ迄移動させる。次いで、
シリンダー(21)を再び作動させて移動台(7)を元
の位置(第2図実線)に戻す、その上で、シリンダー(
9)を作動させて把持装置(5)の左右一対の把持腕(
5b) 、 (5b)を第4図の鎖線で示すように開き
、再びシリンター(9)を作動させて両把持腕(5b)
 、 (5b)を第4図実線のように閉じる。すると、
左右一対の把持腕(5b) 、 (5b)の先端で上刃
ホルダー(2)が把持される0次いで、サーボモータ(
8)を作動させて軸(4)を回動させると、これに螺着
せしめられている移動台(7)は第1図の左右いずれか
の方向に移動し、上刃ホルダー(2)を変更すべき所定
位置迄移動させる。そこで、シリンダー(1))を再び
作動させてロッド(lla)を引込めると、ロック装置
(6)の2つのロックカム(6b)はバネ01の引張力
によりて軸(6a)の矢印方向にわずかに回動し、軌条
(3)の(3a)部分を押圧する。
かくして、変更すべき所定位置まで移動せしめられた上
刃ホルダー(2)はその位置に固定され、任意の下刃に
対応させることができる。軌条(3)上にある他の上刃
ホルダー(2)にあっても上記と同じ操作を行うことに
より、これを変更すべき所定位置へそれぞれ移動させる
ことができる。
即ち、複数の上刃ホルダー(2)を移動させるに当って
、1つの把持装置を用意し、これにより全ての上刃ホル
ダー(2)を移動させることができ、各上刃(1)を任
意の下刃に対応させることができる。
一方、下刃(1”)側にも上刃(1)と同じ諸装置が設
けられている場合、下刃(1°)側においても上刃(1
)側とほぼ同じ操作を行う。下刃(1″)側における操
作で上刃(1)側と異なるところは、上刃(1)側のホ
ルダー(2)、軌条(3)、軸(4)、移動台(7)、
サーボモータ(8)等全体を持上げる操作を行わないこ
と、上刃(1)に側圧を付与すべく軸(2)を第1図の
右側へわずかに移動させることだけであり、それ以外の
操作は上刃(1)側の場合と全く同様である。それによ
って、下刃ホルダー(2°)は変更すべき所定位置迄移
動せしめられ、ロック装置(6)によりその位置に固定
される。この場合において、上刃(1)側と下刃(1゛
)側との操作は別個に行ってもよいが、上刃(1)側合
体を元のように降した状態で上刃(1)側と下刃(1′
)側との操作を同時に行うこともできる。このようにす
ると、上刃(1)と下刃(1°)とを係合させたままで
変更すべき位置に移動させることができる。なお、上刃
(1)に側圧を付与するに当っては、モータaηを駆動
させてそのボールネジα榎に螺着せしめられているナツ
トQlを第1図の右側にわずかに移動させ、レバー(至
)を介して軸(2)を第1図の右側へわずかに移動させ
る。すると、上刃(1)のスプリング(23) (第6
図〕の弾発力によって上刃(1)に側圧が付与せしめら
れる。
〔発明の効果〕
本発明における第1番目の発明によれば、上刃(1)の
取付けられた上刃ホルダー(2)を別のところに配置し
た把持装置(5)により把持して移動させるから、個々
の上刃ホルダー(2)にこれを移動させる手段が取付け
られている従来の場合に比べてコンパクトであるため、
これを安価とすることができ、また、刃物ホルダーの幅
を狭くできるから、細幅に裁断することが可能となる。
さらに、刃物ホルダー自体に移動装置や制御装置が取付
けられていないから、刃物の数を従来の場合よりも数多
(使用できるのみならず、使用する刃物の数の変更を自
由に行うことができる。
また、本発明における第2番目の発明によれば、上刃(
1)と下刃(1”)とを係合させたままで変更すべき所
定位置へ移動させることができるので、ロール状物の裁
断作業中においてもその幅の変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の実施例を示すもので、第1図は、
上刃側、下刃側それぞれに移動手段を配置した場合の略
示正面図、 第2図は、その場合における上刃側の一部分の拡大側面
図、 第3図は、その正面図、 第4図は、把持装置で上刃ホルダーを把持した状態を示
す一部縦断の正面図、 第5図は、ロック装置で軌条に上刃ホルダーを固定する
状況を説明するための平面図、第6図は、上刃と下刃の
係合状態を示す正面図、 である。 (旧−上刃、 (1′)・−下刃、 (2)−・上刃ホ
ルダー、 (2°)−・・下刃ホルダー、 (31,(
3°)−・軌条、(41,(4°)−・−軸、 (5)
・−把持装置、 (61−ロック装置。 第5図 1:上刃 1:下刃 2:上刃ホルダー 2′二下刃ホルダー 3:1M、条 6:rJノック置 第  6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上刃(1)を備えた上刃ホルダー(2)を左右方向
    に配置した軸もしくは軌条に対してスライド可能に取付
    けると共に、上刃(1)の使用時には該上刃ホルダー(
    2)を軸もしくは軌条上の所定位置に固定し、上刃(1
    )と下刃とを係合させた上で上刃(1)と下刃との間に
    広幅のシート状物を通過させて細幅に裁断するスリッタ
    ーマシンにおいて、前記軸もしくは軌条に沿って移動可
    能であって上刃ホルダー(2)を把持して所定位置まで
    移動させる把持装置と、上刃ホルダー(2)を軸もしく
    は軌条に対して固定するロック装置とを備えてなること
    を特徴とするスリッターマシンにおける切断刃移動装置
    。 2、上記把持装置は、軸もしくは軌条と平行なボールネ
    ジ軸(4)に螺着され、該ボールネジ軸(4)の回動に
    より左右方向に移動せしめられるようにしてなる特許請
    求の範囲第1項記載のスリッターマシンにおける切断刃
    移動装置。 3、上刃(1)と係合する下刃(1′)を備えた下刃ホ
    ルダー(2′)を、上刃ホルダー(2)の軸もしくは軌
    条と平行に配置した別の軸もしくは軌条に対してスライ
    ド可能に取付けると共に、該軸もしくは軌条に沿って移
    動可能であって下刃ホルター(2′)を把持して所定位
    置まで移動させる把持装置と、下把持ホルダー(2′)
    を軸もしくは軌条に対して固定するロック装置とを備え
    てなることを特徴とするスリッターマシンにおける切断
    刃移動装置。 4、上記刃装置は、軸もしくは軌条と平行なボールネジ
    軸(4′)に螺着され、該ボールネジ軸(4′)の回動
    により左右方向に移動せしめられるようにしてなる特許
    請求の範囲第3項記載のスリッターマシンにおける切断
    刃移動装置。
JP28295286A 1986-11-26 1986-11-26 スリッターマシンにおける切断刃移動装置 Granted JPS63134193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28295286A JPS63134193A (ja) 1986-11-26 1986-11-26 スリッターマシンにおける切断刃移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28295286A JPS63134193A (ja) 1986-11-26 1986-11-26 スリッターマシンにおける切断刃移動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63134193A true JPS63134193A (ja) 1988-06-06
JPH0375319B2 JPH0375319B2 (ja) 1991-11-29

Family

ID=17659247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28295286A Granted JPS63134193A (ja) 1986-11-26 1986-11-26 スリッターマシンにおける切断刃移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63134193A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5099734A (en) * 1990-02-26 1992-03-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Slitting width changing system for slitter

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750667A (en) * 1980-09-11 1982-03-25 Mitsubishi Electric Corp Inspecting device for printed circuit board

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750667A (en) * 1980-09-11 1982-03-25 Mitsubishi Electric Corp Inspecting device for printed circuit board

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5099734A (en) * 1990-02-26 1992-03-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Slitting width changing system for slitter

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0375319B2 (ja) 1991-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3983805B2 (ja) 加工ユニットの二つの共働する作動ロールの間を走行する紙または同様なものからなるウエブまたは枚葉の加工装置
JPS63134193A (ja) スリッターマシンにおける切断刃移動装置
DE102004016372A1 (de) Vorrichtung zum Bewegen von Buchblöcken in einer Vorrichtung zum Beschneiden von Buchblöcken
JP2000513664A (ja) 記録紙搬送―ストッパ装置
EP1260325A1 (de) Dreimesserschneidemaschine
DE68914889T2 (de) Thermodruckverfahren.
DE60036480T2 (de) Vorrichtung zum parallelen falzen in einer falzmaschine
EP1263571B1 (de) Verfahren und anlage zum falten eines textilen bandabschnittes, insbesondere eines etikettenbandabschnittes
DE1937628A1 (de) Streckziehmaschine fuer Bleche
DE19843011C2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum mindestens vierseitigen Beschneiden von Schneidgut aus Papierwerkstoffen oder papierwerkstoffähnlichen, stapelbaren Materialien
CN216941028U (zh) 一种高反光印刷装饰膜的裁切装置
DE4023474A1 (de) Vorrichtung zum schneiden von flaechigem material, wie papier
DE2903424B2 (de) Schlüsselkopiermaschine für Bartschlüssel
DE402775C (de) Vorrichtung zum Ablegen gepresster Fliesen von der Presse auf ein Foerderband o. dgl.
CN216578017U (zh) 一种具有薄膜裁剪功能的印刷设备
GB2169007A (en) Inserting sheets into an ironing machine
CN219254276U (zh) 一种紧固件切断装置
DE19542160C1 (de) Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen
US1260031A (en) Folding-machine.
DE954126C (de) Trockenmaschine fuer Fotografien od. dgl.
JPS6361181B2 (ja)
JPS5851175Y2 (ja) 輪転印刷機の折機における駆動切換装置
JPH06508800A (ja) 合板用ベニヤ単板の切断装置
DE1536475A1 (de) Guillotine- bzw. Rahmenschere
DE135619C (ja)