JPS6313292B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6313292B2
JPS6313292B2 JP20061182A JP20061182A JPS6313292B2 JP S6313292 B2 JPS6313292 B2 JP S6313292B2 JP 20061182 A JP20061182 A JP 20061182A JP 20061182 A JP20061182 A JP 20061182A JP S6313292 B2 JPS6313292 B2 JP S6313292B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
sealed casing
coil
magnetic
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20061182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5990336A (ja
Inventor
Kazuhisa Yoshida
Kaoru Shirokura
Koji Soshin
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP20061182A priority Critical patent/JPS5990336A/ja
Publication of JPS5990336A publication Critical patent/JPS5990336A/ja
Publication of JPS6313292B2 publication Critical patent/JPS6313292B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スイツチに関する。
一対の金属接点同士が対向されて配置され、導
通時に両接点を当接させるとともに両接点を十分
に接するように接点圧力を加え、遮断時に両接点
を離間させるいわゆる有接点スイツチにおいて、
アークが生じる電領域で接点を開閉させると、ア
ークによつて、接点の消耗、一方の接点に凹部が
生じるとともに他方の接点に凸部が生じる移転な
どが起こる。この結果、不可避的に接点圧力の低
下、両接点の密着、両接点の接触不良が生じ、有
接点スイツチの寿命が短かくなることになつた。
本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、
寿命を大巾に延ばすことができるスイツチを提供
することである。
以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の斜視図であり、第
2図は第1図の切断面線−から見た断面図で
ある。本発明に従うスイツチは、密閉ケーシング
1と、コイル2,3と、電極4,5,6,7と、
磁性粒体8とを含む。
密閉ケーシング1は、たとえばプラスチツク、
セラミツクなどのような非磁性および電気絶縁性
を有する。また、密閉ケーシング1は、四角柱状
の形状を有する。この密閉ケーシング1には、コ
イル2,3が対を成して巻回される。
コイル2,3は、異なる態様で励磁・消磁され
る。すなわち、コイル2が直流電流で励磁されて
いるときには、コイル3は消磁される。逆にコイ
ル3が直流電流で励磁されているときには、コイ
ル2は消磁される。各コイル2,3の励磁によつ
て、S極とN極との磁極がそれぞれ生じる。S極
とN極との磁極を結ぶ仮想線9,10がほぼ直交
するように、コイル2,3は密閉ケーシング1に
巻回される。コイル2の両端部には、端子11,
12がそれぞれ設けられる。また、コイル3の両
端部には、端子13,14がそれぞれ設けられ
る。
密閉ケーシング1と、仮想線9との交差する位
置に、電極5と電極6とが対向して設けられる。
密閉ケーシング1と、仮想線10との交差する位
置に、電極6と電極7とが対向して設けられる。
各電極4〜7には、端子15〜18がそれぞれ設
けられる。
密閉ケーシング1内には、第3図に示すような
直径数mm以下の磁性粒体8が、電極4および電極
5間ならびに電極6および電極7間のみ導通する
量だけ封入される。磁性粒体8は、たとえば、鉄
などの球状の強磁性体19に銀などの良導電体2
0が数μオーダでメツキが施されて成る。
第4図を参照して、第4図1に示すようにコイ
ル2が励磁されるとともにコイル3が消磁される
と、電極4,5に対応して磁極が生じる。これに
よつて、電極4,5間に磁性粒体8が第4図2に
示すように密接するとともに列状に配列される。
したがつて電磁4,5間が導通するとともに電極
6,7間が遮断される。
第4図3に示すようにコイル3が励磁されると
ともにコイル2が消磁されると、電極6,7に対
応して磁極が生じる。これによつて、電極6,7
間に磁性粒体8が第4図4に示すように密接する
とともに列状に配列される。したがつて電極6,
7間が導通するとともに電極4,5間が遮断され
る。このようにして電極4,5間および電極6,
7間にスイツチが構成される。
ここで電極4,5間あるいは電極6,7間にア
ークが生じる電流領域で、コイル2,3の励磁・
消磁の態様が切換えられた場合を想定する。この
場合には、電極4,5間あるいは電極6,7間に
生じたアークは、分離された各磁性粒体8に分散
されながら飛ぶ。したがつて電極4,5間あるい
は電極6,7間の遮断時の遮断性能が向上され
る。また電極4,5間あるいは電極6,7間が磁
性粒体8によつて導通・遮断されるので、アーク
によつて消耗が生じても密閉ケーシング1の内部
量が維持されてオン抵抗、オフ抵抗に殆んど影響
が起きずまた移転が少ないために、スイツチの寿
命が半永久的に延びる。
なお、密閉ケーシング1内に、大気圧あるいは
減圧された大気雰囲気、消孤性ガスなどの気体を
入れるようにしてもよく、真空としてもよい。こ
の場合には、遮断能力がさらに向上される。ま
た、密閉ケーシング1内に油などの絶縁性液体を
充添するようにしてもよい。この場合には、遮断
時の絶縁が十分に維持され、アークが生じても急
峻に強制冷却が行なわれ、消耗が少なくなる。
本発明の他の実施例として密閉ケーシング1の
形状を他の形状としてもよい。また他のコイルを
密閉ケーシング1に巻回するとともにそのコイル
に対応した電極を設けるようにしてもよい。
以上のように本発明によれば、対向する電極間
が磁性粒体によつて導通・遮断されるので、アー
クによつて消耗が生じても、オン抵抗・オフ抵抗
に殆んど影響が起きないためにスイツチの寿命が
半永久的に延びる。また密閉容器内で磁性粒体に
よつて対向する電極が導通・遮断されるので電極
間の遮断時の遮断性能が向上される。また密閉ケ
ーシング内に外部雰囲気が侵入しないので、接触
信頼性が向上される。また磁性粒体の径を小さく
することができるのでスイツチの小型化が図れ
る。また密閉ケーシングの小型化に対しても大き
な遮断容量が得られる。さらに小容量のみならず
大容量の電流に対するスイツチとして用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は
第1図の切断面線−から見た断面図、第3図
は磁性粒体8の構造を示す図、第4図はその動作
を説明するための図である。 1……密閉ケーシング、2,3……コイル、4
〜7……電極、8……磁性粒体、9,10……仮
想線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非磁性および電気絶縁性を有する密閉ケーシ
    ング、 異なる態様で励磁・消磁され、しかも励磁によ
    り生じた磁極を結ぶ仮想線がほぼ直交するように
    前記密閉ケーシングに巻回された対を成すコイ
    ル、 前記各仮想線と交差する密閉ケーシングの位置
    に対向してそれぞれ設けられた複数の電極、なら
    びに、 磁性および導電性を有し、しかも対向する各電
    極間のみの導通する量が前記密閉ケーシング内に
    封入された磁性粒体を含むことを特徴とするスイ
    ツチ。
JP20061182A 1982-11-15 1982-11-15 スイツチ Granted JPS5990336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20061182A JPS5990336A (ja) 1982-11-15 1982-11-15 スイツチ

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JP20061182A JPS5990336A (ja) 1982-11-15 1982-11-15 スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5990336A JPS5990336A (ja) 1984-05-24
JPS6313292B2 true JPS6313292B2 (ja) 1988-03-24

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ID=16427241

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JP20061182A Granted JPS5990336A (ja) 1982-11-15 1982-11-15 スイツチ

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JPS5990336A (ja) 1984-05-24

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