JPS63132506A - 誘電体共振器 - Google Patents

誘電体共振器

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JPS63132506A
JPS63132506A JP27939886A JP27939886A JPS63132506A JP S63132506 A JPS63132506 A JP S63132506A JP 27939886 A JP27939886 A JP 27939886A JP 27939886 A JP27939886 A JP 27939886A JP S63132506 A JPS63132506 A JP S63132506A
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JP
Japan
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resonator
loop
coupling
housing
dielectric resonator
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JP27939886A
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Inventor
Hiroshi Hatanaka
博 畠中
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NIPPON DENGIYOU KOSAKU KK
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DENGIYOU KOSAKU KK
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1例えば自動車電話の基地局における空中線共
用装置の構成素子として好適なTMOIOモード誘電体
共振器に関するものである。
従来の技術 TMo + oモード誘電体共振器は、形状寸法的には
%波長同軸共振器に比して、特に軸長において小形で、
無負荷Qは同程度に高く、したがって、TMo loモ
ード誘電体共振器を烏波長同軸共振器と大きさ及び電気
的特性において比較した場合、TMo1oモード誘電体
共振器が優れていることとなる。
然しながら従来のTMo + oモード誘電体共振器の
中、外部回路との結合素子をループを以て形成した共振
器においては固定形結合ループを用いているため、次の
ような欠点を免れることが出来ない。
発明が解決しようとする問題点 上記のような丁Mo loモード誘電体共振器の負荷Q
を変える場合は、共振器を解体してループ面積の異なる
結合ループと交換した後、再び共振器の組立を行う必要
があるので、共振器の解体組立に多くの時間と労力を要
するばかりでなく、ループ面積の異なる結合ループと交
換すると、必然的にループの長さが変化するのを避ける
ことが出来ない。
したがって、このようなTNo ioモード誘電体共振
器を用いて例えば空中線共用装置を構成する場合には、
共振器の結合ループを共通線路の分岐点に接続するため
の分岐線路の長さ及び共振器の取付位置を定め得ないた
め、共振器の電気的特性を最良状態に保って空中線共用
装置を構成せしめることが不可能である。
問題点を解決するための手段 本発明は、比較的簡単な構成で、ループ面を回転可能な
らしめた結合ループを以て外部回路との結合素子を形成
したことを特徴とするものである。
作用 本発明共振器においては、結合ループを回転せしめると
、結合ループの長さを一定に保持したまま磁界と交鎖す
るループ面の面積が変化して等測的に結合係数が変化し
、この結合係数の逆数に対応する負荷Qが変化すること
となる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す断面図(第2図のB
−B断面図)、第2図は、第1図のA−A断面図で1両
図において、lは導体より成る筐体(シールドケース)
、2は棒状体より成る共振素子で、Q及び誘電率が高く
、温度特性の良好な誘電体材料を以て形成し、両端を筐
体1の短絡壁に密着せしめて筐体lと同軸状に設けであ
る。3は共振周波数の微細調整素子で、筐体lの壁面に
螺合せしめた金属螺子部分31と、金属螺子部分31の
内端に取り付けられ、共振素子2とほぼ同様の誘電体材
料より成るブロック32と、ロックナツト33とより成
り、金属螺子部分31を正逆方向に回転せしめることに
より、誘電体ブロック32を微細に前進後退せしめ得る
ように形成しである。
尚、誘電体ブロック32を省いて金属螺子部分31及び
ロックナツト33を以て共振周波数微細調整素子3を形
成してもよい、41及び42は結合ループ、51及び5
2は結合端子で、それぞれ例えば第3図に拡大断面図を
示すように形成しである。
第3図において、lは筐体、6は外部導体、7は内部導
体、8は絶縁体より成るセパレータで、外部導体6、内
部導体7及びセパレータ8によって同軸端子より成る結
合端子(第2図の51及び52)を形成し、筐体lに穿
った取付孔内に外部導体6の基部を回転自在に挿入しで
ある。9はリング状の押え金具で、七の内周面に設けた
円周方向の段部と筐体1の外壁面によって形成される溝
状部分に、外部導体6の基部外周面に設けた鍔状突起が
緩く嵌入するように形成しである。結合ループ41(及
び42)の一端は、これを内部導体7の内端に止め螺子
10を用いるか、爆着等により固定し、他端は、これを
外部導体6の基部に爆着又は螺子止め等によって固着し
である。11は止め螺子で、リング状の押え金具9の円
周方向に適宜間隔を隔てて、例えば3個又は4個等の適
宜複数個穿設した挿通孔に各挿通し、各挿通孔に対応す
る筐体1の壁面に設けた螺子孔に螺合せしめである。
止め螺子11を緩めて、外部導体6、内部導体7・及び
セパレータ8より成る同軸端子を中心軸の周りに回転せ
しめると、結合ループ41(又は42)も亦同軸端子と
一体となって回転し、止め螺子11を締付けると、リン
グ状の押え金具9の内周面に設けた円周方向の段部が、
外部導体6の基部外周面に突設した鍔状突起に圧着して
結合ループ41(又は42)及び同軸端子を任意所要の
角度位置に固定する。
第4図及び第5図は、第1図及び第2図に示した本発明
共振器の電磁界分布を示す図で、第4図は、第1図に対
応する断面概略図、第5図は、第2図に対応する断面概
略図で、第4図における矢印を付した破線及び第5図に
おける0印及び■印を付した破線は磁界分布を示し、第
4図におけるO印及び第5図における矢印を付した実線
は電界分布を示す。
第4図及び第5図に示した磁界ベクトルとループ面が交
鎖するように結合ループを設けることによって共振器を
外部回路と結合せしめ得るから、第2図に示した結合ル
ープの取付個所以外の側壁個所又は短絡壁に結合ループ
を設けるようにしても本発明を実施することが出来る。
尚、2組の結合ループ41及び42並に結合端子5I及
び52を共に共振器の側壁又は短絡壁に設けてもよく、
何れか一方の1組を側壁に、他方の1組を短絡壁に設け
るようにしてもよい。
結合ループ(4+又は42或いは41及び42)及び結
合端子(5+又は52或いは51及び52)を共振器の
短絡壁に設ける場合、ループ面が共振器の半径方向及び
中心軸方向に平行ならしめることにより結合係数を最大
ならしめることが出来、この最大結合係数の大きさは結
合ループ及び結合端子の設置個所、即ち共振器の中心軸
から設置個所までの半径方向の距離に応じて異なるが、
結合係数の逆数によって負荷Qを求めることが出来る。
結合ループ(41又は42或いは41及び42)及び結
合端子(51又は52或いは51及び52)を共振器の
側壁に設ける場合にもループ面が共振器の半径方向及び
中心軸方向に平行ならしめることにより結合係数を最大
ならしめることが出来、この最大結合係数の大きさは結
合ループ及び結合端子の設置個所、即ち共振器の中心軸
から設置箇所までの半径方向の距離に応じて異なるが、
結合係数の逆数によって負荷Qを求めることが出来る。
前記のように、結合ループ及び結合端子を共振器の短絡
壁に設けた場合には、ループ面が半径方向に平行の場合
に結合係数が最大となり、結合ループ及び結合端子を共
振器の側壁に設けた場合にもループ面が中心軸方向に平
行の場合に結合係数が最大となるが、何れの場合にも結
合端子及び結合ループを回転せしめることによって磁界
と交鎖するループ面の等価面積を変化せしめ得るから、
適当な計測器を用いて負荷Qを測定しながら回転角を調
整することにより共振器の負荷Qを所要値に定めること
が出来る。
第6図は、結合ループの回転角と結合係数の関係を実測
値に基づいて描いた曲線図で、横軸はループ面の回転角
θで、ループ面が磁界方向に直角の場合をθ°としであ
る。縦軸は結合係数にである。
ループ面の回転角が00の場合におけるループ面積をa
Oとし、ループ面を任意の角度θだけ回転せしめた際に
、磁界方向からループ面を見た場合のループの等価面積
をA・とすると、 As = A6−casθ        ・・・・ 
(1)ループ面の回転角が00の場合にループ面と交鎖
する磁束数をφ0、このときの結合係数、即ち最大結合
係数をko、ループ面を任意の角度θだけ回転せしめた
際にループと交鎖する磁束数をφ・とすれば、交鎖磁束
数はループの等価面積に比例するから、 90   八〇      AO となり、ループ面を任意の角度θだけ回転せしめた際の
結合係数kBは、 kg = ko−cosθ        ・・・・ 
(4)ループ面の回転角が06の場合における共振器の
負荷QをQLOとし、ループ面を任意の角度θだけ回転
せしめた際における共振器の負荷QをQLeとすると、 QLO=−・・・・ (5) (6)式から明らかなようにループ面の回転角θが90
°のとき、負荷Qは無限大となる。
即ちループ面を00から80°まで回転せしめることに
よって、共振器の負荷QをQLOから無限大まで変化せ
しめることが出来る。
よって共振器の負荷Qを所望の値に定めるには、例えば
設計段階において、ループ面の回転角がほぼ45°の場
合に、所望の負荷Qの値にほぼ一致するようにループの
形状寸法を定め、共振器の組立を終った後、ループ面を
回転角45°を中心にして、その前後に微細に回転せし
めて所望の負荷Qに一致せしめることにより、所望の負
荷Qを有する共振器を形成することが出来る。
上記のような構成の本発明共振器においては、遮断周波
数に応じて筐体l及び共振素子2の寸法を定め、共振周
波数の微細調整素子3における螺子部分31を正逆方向
に微細に回転せしめて所望の高周波信号に共振可能なら
しめ、結合ループ41及び42の回転角を微細に調整し
て所要の負荷Qに一致せしめることにより、第4図及び
第5図に電磁界分布を示すようなTMo 1oモードを
励振して共振せしめ得ると共に、結合端子51又は52
から共振器内を見た場合に結合ループ4I又は42の電
気長を一定ならしめ得るため、例えば後述する空中線共
用装置の構成素子として用いる場合、その設計製作を容
易ならしめることが出来る。
以上は、筐体1を断面円形の有底筒体を以て形成した場
合を例示したが、断面方形の有底筒体を以て形成しても
よく、又、共振素子2も断面円形の棒状体の代りに断面
方形の棒状体を以て形成しても本発明を実施することが
出来る。
又、以上は、結合端子51及び52を同軸端子を以て形
成した場合を例示したが、同軸端子の代りに適当なコネ
クタを以て形成してもよい。
第7図は、本発明共振器を用いて構成した空中線共用装
置の一例を示す図で、CLは共通線路で、同軸管又は同
軸ケーブル等の同軸線路より成る。
PI乃至P、(nは任意の正の整数)は分岐点で、各分
岐点相互の間隔をλg/2(λgは管内波長)に選んで
ある。
CaV+乃至cavnは第1図乃至第6図について説明
した本発明共振器で、各回れか一方の結合端子を分岐線
路BLI乃至BLnを介して分岐点PI乃至Pnに各別
に接続すると共に、各分岐線路BLI乃至BLnの長さ
を各共振器における結合ループの長さを含んでλg/4
に選んである。
尚、分岐線路BLI乃至BLnは共通線路OLと同様、
それぞれ同軸管又は同軸ケーブル等の同軸線路より成り
、又、共振器cavt乃至CAVnの各他方の結合端子
T1乃至〒nに送信機又は受信機が接続され、更に共通
線路CLの4端TAに共通空中線が接続される。
任意の分岐点Pkから本発明共振器CAVk側を見た場
合、分岐線路BLbの長さと共振器CAvkにおける結
合ループの端末(アース点)までの長さとの合計長はλ
g/4であるから、共振器CAVkの非共振周波数にお
いては1分岐点Pkから共振器CAVk側を見たインピ
ーダンスは高インピーダンスとなり、共振周波数におい
ては特性インピーダンスを呈する。
第8図は、第7図における分岐線路BLk及び共振器C
AVkより成る回路部分の等価回路で、Xkは回路のり
アクタンス分、 rkは回路の抵抗分、Pkは分酸点、
↑には送信機又は受信機の接続端子である。
共振器CAh の無負荷QをQuk、負荷QをQtk)
ニーすると、抵抗分子k及びリアクタンス分Xkは各次
式%式% fOk  :共振器CAhの共振周波数f :任意の周
波数 第8図に示した等価回路の基本マトリクスは、・・・・
 (9) で表わされる。
但し、 之h = rt + j2Xk 第8図における端子Tkを特性インピーダンスに等しい
抵抗(R=Zo)で終端した場合、分岐点Pkから共振
器CAVk側を見たアドミタンスYbは、で表わされる
第9図は、第7図の空中線接続端子TAから共通線路C
Lを介して共振器CaV+乃至CAVn側を見た等価回
路図で、 Q+乃至礼は、共振器CAV+乃至cAvn
の各送信機又は受信機接続端子T1乃至tnを特性イン
ピーダンスに等しい抵抗で終端した際における各共振器
回路のアドミタンスで、他の符号は第7図と同様である
第9図における分岐点Pl乃至Pnの相互間隔は入g/
2であるから、第9図、したがってまた第7図は、第1
0図のように書換えることが出来る。
第9図及び第10図から明らかなように、任意の分岐点
PkにおけるアドミタンスYpkは、次式から直に求め
ることが出来る。
共通空中線接続端子T^における電圧反射係数r、には
(11)式から(12)式として求めることが出来、又
、端子T^における反射損失Lpkは(13)式で求め
ることが出来る。
但し、 Yo:共通線路OLの特性アドミタンスで。
(12)式はY、=1の場合である。
Lpk =20交oq I rpk I     ・・
・・ (13)任意の分岐点Pkに接続された共振器C
AVkのアドミタンスtkは、(11)式から、 で表わされ、アドミタンスYkのコンダクタンスをGk
とすると、共振周波数においては、・・・・ (15) となる。
即ちコンダクタンスはlに近い値となる。
又、非共振周波数においては、正規化サセプタンスXk
は。
となる。
即ちサセプタンスは極めて小となる。
したがって、任意の分岐点Pkに接続された共振器CA
Vkの等価回路は、第11図に示すようにλg/4線路
を介して分岐点Pkに接続された並列共振回路と等価な
回路となる。
又、第7図における送信機又は受信機の接続端子Tl乃
至Tnの中、任意の端子Tkから共通空中線接続端子T
Aまでの等価回路は、第12図のように書き表わすこと
が出来る。
第12図に示した回路の基本マトリクスは、但し、 で表わされる。
端子TAを無反射終端器Rで終端した場合における任意
の端子Tkにおける入力アドミタンス9に^は、(17
)式から、 ・ ・ ・ ・ (18) で求めることが出来、端子Tkにおける電圧反射係数i
kAは、 となり、端子Tkにおける反射損失LkAは、L 1n
=20JLoq I針ul     ・・・・ (20
)となる。
端子Tk −T^間の伝送特性Lk^は、(17)式か
ら次式で求められる。
・・・・ (21) 第13図は、第7図における送信機又は受信機の接続端
子〒1乃至Tnの中、任意の端子T、及びTnの端子間
結合を求めるための等価回路図で、共振器CAV−及び
CAVnの7ドミタンスを−及びYnは、コンダクタン
スをG1及びan、サセプタンスをb−及びbnとする
と、(22)乃至(27)式で求めることが出来る。
礼=Gs+jtla         ・・・・ (2
2)bs ” 2Xs Yn=Gn+jbn         H+ + + 
 (25)bn = 2X。
Qus  :共振器caveの無負荷QQL−:共振器
CAV鵠の負荷Q Qun  :共振器CAVnの無負荷QQLn  :共
振器CAVnの負荷Q fog  :共振器CAVIの共振周波数fon  :
共振器CAVnの共振周波数第13図に示した回路の合
成アドミタンスをスの合成アドミタンスから共振器CA
VI及びcavnのアドミタンスt、及びQnを差引い
たものであるから、 で求めることが出来る。
第13図における端子T−−Tn間の基本マトリクスを
(22)式乃至(28)式から求めると、・ ・ ・ 
・ (28) となる。
又、端子Ts  Tn間の結合減衰量Lsnは、で求め
られる。
第7図には、共通線路OLの各分酸点Pi乃至Pnに各
1個の共振器CAV+乃至CAVnを分岐接続した場合
を例示しであるが、第14図に示すように、各分酸点P
1乃至Pnに分岐線路BL11、BLt 2、BL21
. BL22乃至BLn 1、BLn 2を介して各2
個の共振器CAVt 1、CAV12 、 CAV21
 、 CAV22乃至CAVni 、 CAVn2を分
岐接続してもよく、各分岐点に3個以上の共振器を分岐
接続しても共用装置を構成することが出来る。
共通線路の各分岐点に複数個の共振器を分岐接続する場
合にも、第7図について説明したと同様、共通線路にお
ける各分岐点相互の間隔をλg/2に選ぶと共に、各分
岐線路の長さを共振器における結合ループの長さを含ん
でλg/4に選ぶこと勿論である。
発明の効果 本発明共振器は、外部回路との結合素子を回転形結合ル
ープを以て形成しであるため、これを回転せしめること
により、磁界と交鎖するループの等価面積を変えて負荷
Qを変化せしめた場合においても結合ループの長さに変
化を生ずることなく、結合ループの電気的等価長を常に
一定に保ち得るから、例えば本発明共振器を用いて空中
線共用装置を構成する場合には、その設計製作が極めて
容易となる。
本発明者の試作品における電気的特性の実測値は、前記
各理論計算結果と極めて良く一致し、これを用いて試作
した空中線共用装置の電気的特性も極めて良好であった
第15図は、前記空中線共用装置の試作品における伝送
特性の一例を示す曲線図で、800MHz帯における8
チヤンネルの実測値で、横軸は伝送周波数f (MHz
)、縦軸は伝送損失L (dB)で、図から明らかなよ
うに、本発明共振器を以て構成した空中線共用装置の挿
入損は極めて小である。
第18図は、前記空中線共用装置の試作品における反射
損失特性の一例を示す曲線図で、第15図と同様、80
0MHz帯における8チヤンネルの実測値で、横軸は伝
送周波数f (MHz)、縦軸は共用空中線接続端子に
おける反射損失L r (dB)で、各チャンネル、何
れも反射損失が大で、整合の良好なことを示している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を示す断面図、
第3図は、その要部素子を示す拡大断面図、第4図及び
第5図は、本発明共振器の電磁界分布を示す断面概略図
、第6図は、本発明共振器における要部素子の作動説明
のための曲線図、第7図及び第14図は、本発明共振器
を用いて構成した空中線共用装置を示す図、第8図乃至
第13図は、その作動説明のための等価回路図、第15
図及び第16図は、本発明共振器を用いて構成した空中
線共用装置の特性曲線図で、1:筐体、2:共振素子、
3:共振周波数の微細調整素子、3ド螺子部分、32:
誘電体ブロック、33:ロックナツト、41及び42:
結合ループ、51及び52:結合端子、6:外部導体、
7:内部導体、8:セパレータ、9:リング状の押え金
具、10及び11:止め螺子、CL:共通線路、Pl乃
至Pn:分岐点、CAV、乃至CAVn、 CAVll
、 CAV12乃至CAVru 、 CAVn2:本発
明共振器、BLI乃至BLn 、 BL++、BLI 
2乃至BLn l。 BLn2 :分岐線路、T1乃至Tn:送信機又は受信
機接続端子、Tn:共通空中線接続端子である。 第1図   第2図 ス4 第3図 第4図   第5図 第6図 θ□ 第7図 TΔ 第8図 第9図 第10図 第11図   第12図 第13図 第14図 TA 第15図 1fMHzl−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体より成る筐体と、両端を前記筐体の短絡壁に
    密着せしめて前記筐体と同軸状に設けた棒状誘電体より
    成る共振素子と、共振周波数微細調整素子と、2個の回
    転形結合ループとを以て構成され、TM_0_1_0モ
    ードが励振されることを特徴とする誘電体共振器。
  2. (2)回転形結合ループが、筐体壁に穿たれた孔隙に基
    部が回転自在に挿入された外部導体と、絶縁体より成る
    セパレータを介して前記外部導体と同軸状に配設された
    内部導体と、前記外部導体の基部外周に突設された鍔状
    突起の外周に設けられ、内周面に段部を有するリング状
    の押え金具と、このリング状の押え金具に穿たれた挿通
    孔を介して前記筐体に螺合せしめられ、前記外部導体を
    前記リング状の押え金具と前記筐体間に緩着又は固着せ
    しめる螺子と、一端を前記内部導体の内端に、他端を前
    記外部導体の基部にそれぞれ取り付けたループとを以て
    形成された特許請求の範囲第1項記載の誘電体共振器。
  3. (3)2個の回転形結合ループが筐体の側壁に設けられ
    た特許請求の範囲第1項記載の誘電体共振器。
  4. (4)2個の回転形結合ループが筐体の短絡壁に設けら
    れた特許請求の範囲第1項記載の誘電体共振器。
  5. (5)何れか一方の回転形結合ループが筐体の側壁に、
    他方の回転形結合ループが筐体の短絡壁に設けられた特
    許請求の範囲第1項記載の誘電体共振器。
JP27939886A 1986-11-23 1986-11-23 誘電体共振器 Pending JPS63132506A (ja)

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