JPS6313226Y2 - - Google Patents

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JPS6313226Y2
JPS6313226Y2 JP1982175571U JP17557182U JPS6313226Y2 JP S6313226 Y2 JPS6313226 Y2 JP S6313226Y2 JP 1982175571 U JP1982175571 U JP 1982175571U JP 17557182 U JP17557182 U JP 17557182U JP S6313226 Y2 JPS6313226 Y2 JP S6313226Y2
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JP
Japan
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compacted
cake
coal
layer
carbonization
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Application number
JP1982175571U
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JPS5980437U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉炭の圧密ケーキ構造に係り、特に粉
炭圧密層中に、乾留時の発生ガスを圧密ケーキ側
面より外部に導出するための通気性保持材層を形
成してガス抜けを促進させた粉炭の圧密ケーキ構
造に関する。
一般に、固いコークスを製造するために、粘結
炭と一般炭とをブレンドしたコークス用粉炭を高
密度に圧密し、この圧密ケーキを乾留する方法が
採られている。粉炭の圧密ケーキaは、第1図に
示すように、コークス炉の炭化室b内に装入さ
れ、その両側の炭化室壁cからの熱により加熱さ
れて乾留される。圧密ケーキaの乾留は、圧密ケ
ーキaの側面側より内部に進む。圧密ケーキaは
装入後ある時間経過すると、図示するように、炭
化室壁c側にコークスd,dが形成されると共
に、その内側には石炭が軟化溶融した軟化溶融層
e,eが形成され、軟化溶融層e,eは中心の未
反応装入炭fに向つて進行してゆく。
乾留によりガスgが発生するが、軟化溶融層
e,eはガスgを通し難くガスgを遮断する壁と
なるため、発生したガスgは圧密ケーキa側面よ
り排出されにくく、軟化溶融層e,e間の未反応
装入炭f部を通つて上昇し外部に排出されること
になる。しかし、圧密ケーキaは非常に密に圧密
されているので、通気抵抗が大きく未反応装入炭
f部のガス上昇は極めて遅い。しかも圧密ケーキ
aの高さは大型コークス炉用では6mにもなるの
で、ガスgが圧密ケーキa内部に滞留してしまい
ガス抜けが非常に悪い。ガス抜けが悪いと反応が
鈍化し乾留時間の長期化を招く。またガス抜けが
悪いと発生したガスgの圧力によつて圧密ケーキ
aが膨張し、炭化室壁cはこの膨張した圧密ケー
キaから大荷重を受け、炭化室壁cの寿命が短く
なるという問題があつた。
本考案は以上の従来の問題点を有効に解決すべ
く創案されたものである。
本考案の目的は、乾留時間を短縮でき省エネル
ギ化が図れると共に、乾留時の発生ガス圧による
圧密ケーキの膨張によつて炭化室壁が受ける荷重
を軽減でき炭化室壁の寿命を延長し得る粉炭の圧
密ケーキ構造を提供することにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第2図は圧密成型装置1を示し、第3図は圧密
成型された本考案に係る圧密ケーキ2である。
圧密成型装置1は、ケーシング3と、ケーシン
グ3の一方の側壁3a側の上部に設けられた圧密
シリンダ4と、ケーシング3の底壁3b上に立設
され、ケーシング3の他方の側壁3cに取り付け
られたシリンダ5により側壁3aに近接離間自在
に設けられた移動壁6と、移動壁6と側壁3aと
の間の底壁3b上に置かれた敷板7と、側壁3a
と移動壁6及び敷板7により区画される圧密室8
内に粉炭等を装入すべく側壁3aに設けられた装
入口9とから主に構成されている。圧密シリンダ
4は装入口9から圧密室8内に装入された粉炭等
を圧密するものであり、側壁3aに沿つて圧密室
8へと伸縮自在に設けられたロツド10とロツド
10先端に水平に取り付けられた圧密金具11と
を有している。圧密金具11および敷板7の幅と
長さとは、成型される圧密ケーキ2の幅Bと長さ
Lとにそれぞれ等しい。また、圧密ケーキ2の幅
B、長さL、高さHは、圧密ケーキ2が装入され
る炭化室よりも若干小さな寸法となつており、炭
化室内壁と圧密ケーキ2との間には間隙が形成さ
れる。
次に圧密成型装置1による圧密ケーキ2の製造
方法について述べる。
装入口9より敷板7上に粉炭を装入する。粉炭
は、圧密成型後の粉炭圧密層12の高さがh1とな
るような分量が敷板7上に均一に装入される。圧
密シリンダ4のロツド10を下降させて圧密金具
11により粉炭を圧密し、圧密後、ロツド10を
上昇させて元の位置に戻す。これにより、敷板7
上に最下段の粉炭圧密層12が成型される。
次いで、装入口9から粉炭圧密層12上に粉コ
ークスを装入する。粉コークスの装入量は、圧密
後の粉コークスからなる通気性保持材層13の高
さがh0となる量であり、高さh0は、乾留時の通気
性を確保し発生したガスgを排出し得る寸法を有
している。そして、圧密シリンダ4のロツド10
を下降し圧密金具11にて粉コークスを圧密して
粉炭圧密層12上に通気性保持材層13を圧密成
型し、更にロツド10を上昇させて元の位置に戻
す。
以上の操作を繰り返して粉炭圧密層12と通気
性保持材層13とを交互に圧密してサンドイツチ
状に積層し、その高さがHとなつたところで圧密
成型を止める。こうして、第3図の圧密ケーキ2
が製造される。圧密ケーキ2の成型が完了した後
は、シリンダ5により移動壁6を側壁3c側に移
動して移動壁6を圧密ケーキ2から離し、敷板7
とともに圧密ケーキ2をケーシング3外に押し出
し、圧密ケーキ2をコークス炉の炭化室に装入し
て乾留する。
乾留が始まると、炭化室壁側の圧密ケーキ2の
粉炭圧密層12には軟化溶融層が形成され、これ
が粉炭圧密層12内部の未反応装入炭部へと向つ
て進行しコークスが生成される。乾留により発生
したガスgは、軟化溶融層にて遮蔽され各粉炭圧
密層12内部の未反応装入炭部を上昇し通気性保
持材層13に達する。
通気性保持材層13の粉コークスは、一度高温
で乾留されているため粘結性がなく通気性に富
む。更に、粉コークスは熱的にも安定であり、粉
コークスの通気性保持材層12は乾留中、常に良
好な通気性を保持する。従つて、通気性保持材層
13まで上昇してきたガスgは、圧密され通気抵
抗の大きな上方の粉炭圧密層12に向うことな
く、通気性保持材層13を通つて圧密ケーキ2側
面より外部に導出される。そうして、更に、圧密
ケーキ2と炭化室壁との間の間隙を通つて炭化室
の上部空間へと逃げることになる。
このように、圧密ケーキ2の高さ方向に適宜間
隔にて通気性保持材層13が設けられているた
め、乾留により発生したガスgは、各粉炭圧密層
12ごとにその上部の通気性保持材層13を通つ
て排出されることとなり、未反応装入炭部を上昇
するガスgの通路長さが、圧密ケーキ2の高さH
から粉炭圧密層12の高さh1に大幅に短縮され
る。このため、圧密ケーキ2からのガス抜けが良
好となり反応が促進され、乾留時間が短くなつて
省エネルギとなる。また、ガスgの抜けが良くな
ると、ガスgの圧力による圧密ケーキ2の膨張も
小さくなるので、圧密ケーキ2の膨張によつて炭
化室壁が受ける荷重は軽減され、炭化室壁の耐用
年数を更に延長することができる。
なお、上記実施例においては、通気性保持材層
13として粉コークスを使用したが、モミガラや
ワラ等を使用して通気性保持材層を形成してもよ
い。モミガラやワラも粘結性がなく圧密力を除く
とスプリングバツクを起し密度が小さくなり、乾
留時に炭化されても通気性は確保される。
以上要するに本考案によれば次のような優れた
効果が得られる。
(1) 圧密ケーキの粉炭圧密層中に、圧密ケーキを
高さ方向に区分するように水平な通気性保持材
層が設けられているため、乾留により発生し粉
炭圧密層中を上昇するガスは、各粉炭圧密層の
上部の通気性保持材層に至り、通気性保持材層
中を水平に流れて圧密ケーキ側面より排出され
る。従つて、圧密ケーキ内部の未反応装入炭部
を上昇するガスの最大通過長さが、従来の圧密
ケーキの全高から通気性保持材層で区分される
粉炭圧密層の高さに大幅に短縮される。このた
め、圧密ケーキからのガス抜けが良好となり反
応が促進され、乾留時間が短縮化され省エネル
ギとなる。
(2) また、ガス抜けが良くなると、ガス圧による
圧密ケーキの膨張も小さくなり、圧密ケーキの
膨張によつて炭化室壁が受ける荷重が軽減さ
れ、炭化室壁の寿命を延すことができる。
(3) 構造が簡単であり容易に実施でき有用性が高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、炭化室内の圧密ケーキの乾留状況を
示す縦断面図、第2図は本考案に係る圧密ケーキ
を製造するための圧密成型装置の縦断面図、第3
図は同圧密成型装置により成型された本考案の圧
密ケーキの一実施例を示す斜視図である。 図中、2は圧密ケーキ、12は粉炭圧密層、1
3は通気性保持材層、gはガスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉炭を鉛直方向に圧密して形成される炭化室よ
    りも若干小さな寸法の圧密ケーキが、粉炭圧密層
    と、粉炭圧密層中に水平に形成され乾留時の発生
    ガスを圧密ケーキ側面より外部に導出するための
    通気性保持材層とからなることを特徴とする粉炭
    の圧密ケーキ構造。
JP17557182U 1982-11-22 1982-11-22 粉炭の圧密ケ−キ構造 Granted JPS5980437U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17557182U JPS5980437U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 粉炭の圧密ケ−キ構造

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JP17557182U JPS5980437U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 粉炭の圧密ケ−キ構造

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Publication Number Publication Date
JPS5980437U JPS5980437U (ja) 1984-05-31
JPS6313226Y2 true JPS6313226Y2 (ja) 1988-04-14

Family

ID=30381940

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JP17557182U Granted JPS5980437U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 粉炭の圧密ケ−キ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010005353B4 (de) * 2010-01-21 2015-12-31 Thyssenkrupp Industrial Solutions Ag Verfahren zur Herstellung von kokskammergerechten Einzelkompaktaten durch nichtmechanisches Teilen eines Kohlepresskuchens
DE102014107169A1 (de) * 2014-05-21 2015-12-17 Thyssenkrupp Ag Verfahren zum Beschicken eines Koksofens

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JPS5980437U (ja) 1984-05-31

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