JPS63130986A - 油井管用管継手 - Google Patents

油井管用管継手

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Publication number
JPS63130986A
JPS63130986A JP27735186A JP27735186A JPS63130986A JP S63130986 A JPS63130986 A JP S63130986A JP 27735186 A JP27735186 A JP 27735186A JP 27735186 A JP27735186 A JP 27735186A JP S63130986 A JPS63130986 A JP S63130986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
metal
joint
screw
thread
Prior art date
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Pending
Application number
JP27735186A
Other languages
English (en)
Inventor
神山 藤雅
一彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は気密性の優れた油井管用管継手に関するもの
である。
(従来の技術) 油井管用管継手では気密性を確保するため一般に、次に
示す継手が知られている。
(、)  テーパーネジが使われ締め込むことにょシネ
ジ面間の面圧を高め、ネジ加工公差にょるス/4’イラ
ル状の隙間にコンパウンドグリースを高圧状態で充填さ
せている。ネジ面には耐焼付性防止とコン・母ワンドグ
リースのトラ、f性を向上させるため各極表面処理(Z
nメ、キ、Snメ、キ、Cuメッキ、金属溶射、燐酸塩
被膜等)が施されている(特開昭52−94519号公
報)。
嵌合された雌雄ネジ間の隙間を埋めるため軟かい金属a
nを厚メッキし気密性を得る方法がある。
(b)  その他雌ネジにグループ加工を施しそこにテ
フロンリングを入れ、ネジ間のスパイラル状の隙間を遮
断する方法もある(特開昭58−50385号、同58
−50386号公報など)。
(、)  更に気密性を高めるため雌ネジ、雄ネジを刻
設した管で、ネジが形成されていないリップ部を設けた
金属対金属接触によるシールを図る方法(特公昭53−
1928号公報など)もあるが、その場合殆んどの管継
手ではネジ部分での気密機能を保持しない。特殊な場合
として金属対金属接触と前記した雌ネジにグループ加工
しテフロンリング挿入を組合せた高気密性油井管用管継
手がある。
(発明が解決しようとする問題点) 以上の従来知られている方法にはそれぞれ長所、短所を
持りている。
ネジ面を表面処理しシール性を得る(−)の方法唸ネジ
の隙間をコンパウンドグリースの充填だけでは水圧、油
圧には耐えるが高圧ガスではシールは難しい。また(b
)のネジ部に厚メッキ、粂るいは雌ネジにシールリング
を入れた管継手ではネジ部の干渉式が大きくなり接触面
圧を高め高気密性を得ることは出来るが、締込み時の継
手外表面の周方向応力が大きくなりH2S、CO□等腐
食環境下で内圧負荷されると材料の100%8MYSを
越えSSc (Sulfid@5tro■Corros
lonCracking)を起す難点がある。
一方、通常メッキの場合メッキ厚さが5〜20μm程度
であるためネジ嵌合隙間(ネジ加工公差;にコン7やラ
ンドグリースを高圧状態で充填することは難しく油、水
内圧に対しては洩れないがガスの場合高内圧に耐えきれ
ず洩れる。この対策トシてコンパウンドグリースをネジ
嵌合間に高圧充填させることが必要である。方法として
はネジ締込みを太きくしなければならないが。
そうするとネジ焼付きやカップリング表面の周方向応力
が大きくなり同様に問題となる。
−万、(c)の雄ネジ先端部に金属対金属接触によるシ
ール部を設けた管継手では、通常ネジ部の干渉式は小さ
く締込みによる継手外表面の周方向応力が小さい。又ネ
ジ部でシール性を保持しないため、外圧に対するシール
性が弱く洩れる危険性がある。外圧あるいは金属対金属
接触内圧シールのバックアップシール(Baekllp
 5eal)としてテフロンリングを入れた管継手(b
)においては、前記したネジ締付けによ多継手外表面の
局方向応力が大きくなる問題がある、更にテフロンリン
グがネジ締込時に切れそれが金属対金: R接触部に入
りシール性を阻害する場合がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の諸問題点を有利に解決したものであり雌
あるいは雄ネジの完全ネジ1.0〜2.0ビ、チを30
〜200.mの表面処理加工(金属メッキ、燐酸塩被膜
形成、金属溶射等)を施し、ネジ締込みによるカップリ
ングの周方向応力を過度に高めることなく、内、外圧に
対する高シール性を確保するものである。
(実施例及び作用) 以下に本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本発明に係る管継手のビンに実施した例を示す
説明図である。−ン1には雄ネジ4が刻設され、雄ネジ
の先にす、f部2が2段に形成され中間に端面5がある
。雄ネジ4には不完全ネジ3の先に本発明である完全ネ
ジ1部分即ちネジピッチ1.0〜2.0のみに30〜2
00趨の金属メッキ或いは溶射等の表面処理加工を施す
これに対応するカップリング6には雌ネジ7が刻設され
雌ネジ7の内奥に、ピンのリップ部2、外周シール面2
aに対応するネジ無し内周シール面8aが形成され、雌
ネジ7と内周シール面8龜との間にはビ/1の端面5に
対応するカップリング端面9が形成されている。
この管継手は上記リップ部外周シール面2a及びネジ無
し内周シール面8&は適宜のチー・ぐ−になされた平坦
面である。
このす、f部外周シール面z&とネジ無し内周シール面
8aとの接触面が密封部(メタル対メタルシール部)と
して機能している。
本発明において表面処理加工を1.0〜2.0のネジピ
ッチとしたのは次の理由による。
クール性確保に必要な表面処理ネジ山数はネジ嵌合スフ
9イラル状隙間を完全に遮断しなければならない。その
ためには最低1ピツチ必要である。ビ、テ数が多くなる
とネジ締付けによる周方向応力が増加するため周方向応
力を低く押えるためには2ピツチ以下が適正である。
又その厚みを30〜200μmとしたのは、ネジ嵌合ス
ノiイラル状隙間はAPI /4 、トレスネジの場合
約30〜230跪ある。この隙間を表面処理(金属メッ
キ、溶射、燐酸塩は膜形成等)とコンパウンドグリース
の充填によシシール性を得るにはネジ面に最低30μm
の厚さが必要で200μm以上になるとネジ締付けによ
るカップリングの周方向応力が大きくなる(締付けと1
00 % 1.Y、Pによシカラグリング表面の周方向
応力が100チ最小降伏応力を超える)と同時にネジ焼
付きを生じる。
このようにネジ部分表面厚メツキピッチ数は1〜2ピ、
テメ、キ厚さは30〜200IBが適正領域である。又
表面処理としての金属メッキはZnメッキ、Snメッキ
力どが有効であり、さらに溶射としではZn、Ni−グ
ラファイト、 Co、M。
などが有効であり、さらに燐酸塩処理も有効であり、特
に限定されない。
次に本発明の前提となるシールのメカニズムについて説
明する。
第2図に第1図のピン1とカップリング6とを締め込ん
だ状態を示す。ピン完全ネジa部分(実施例として1.
5ピツチ)には実施例として70μmのZn溶射を施し
である。さらに、第3図に第2図のa近傍拡大図を示す
。A部分にはZn溶射膜が雄ネジ4と雌ネジ7とのスパ
イラル状の隙間を埋めている。更に雌ネジ7表面とZn
溶射膜との微小隙間にはコンパウンドが高圧状態で充填
されシール性を高める。B部分にはコンパウンドグリー
スが充填されている。本発明を適用した継手と従来の管
継手とのガスリーク試験を7#O,D X351b/f
t 、 L −80材について行った。試験条件は第1
表に示すように内圧P1と引張Tの複合荷重下に温度サ
イクルを与え洩れを試験するものである。
第1表 本発明である完全ネジ部分表面処理の気密性を確認する
ため第4図に示すような孔加工を行った。ピン孔Cはネ
ジ部の気密性、力、fクリング孔はメタル対メタルシー
ル部の気密性を試験するものである。洩れは配管すを伝
ってリーク検出器にて行う。ガスリーク試験結果を第2
表に示す。
第2表 本発明を適用した管継手ではメタル対メタルシール部は
勿論のことネジ部で洩れはなかった。
一方従来管継手ではネジ部に3サイクル目に洩れを生じ
た。本発明の適用によるシール性効果が著しいことがわ
かる。
一方管継手の締込みによるカップリング表面に発生する
最大周応力について本発明を適用した管継手と従来の管
継手との比較試験を7#0.D、 X351b/ft 
、 L 80にテ行ッ7’C。ソノ結果を第3表に示す
第3表 従来の管継手に比べ本発明適用の管継手は3に9/wm
2と僅か大きくなる。しかし管体最小降伏内圧の100
%と締付は時に発生する周応力との合成応力は管体最小
降伏強度よシ小さく、耐サワーに優れた管材を使用すれ
ば腐食環境油井に対し十分に使用目的を果すものである
。又第4表に従来の全面メッキと本発明による部分メッ
キによる継手性能の比較を行なった結果を示す。
第  4  表 本発明法では気密性、酎SSCの両面で良好な特性を示
している。
なお、実施例にはピンのネジ1.5ピッチKZn溶射膜
70μmを施したが他の表面処理、またピンでなくカッ
プリング部に施しても、同様の本発明の優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は油井管用管継手のカップリングとピンの断面図
、第2図は油井管用管継手を締込んだ断面図、第3図は
第2図a近傍の拡大図、第4図はガスリーク試験片の加
工図である。 1・・・ピン       2・・・ピン先端リップ部
2′・・・ピンシール面  3・・・ピン不完全ネジ4
・・・雄ネジ     5・・・ピン端面6・・・カッ
プリング  7・・・雌ネジA・・・Zn溶射膜とコン
パウンド B・・・コンパウンドグリース 8m・・・力、プリングシール面 9・・・カッブリング端面 鳳・・・表面処理部分 b・・・リーク検出器への配管 C・・・ビン孔加工 d・・・カップリング孔加工 Pl・・・内圧力      T・・・引張荷重手続補
正書 1.事件の表示 昭和4/ 年特ff 11 =fi’Qr7rr3’;
/号4、代理人 住 所  東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内
へ重洲ビル33〇補    正    書 本願明細書中下記事項を補正いたします。 記 1o第11頁下から9〜6行目に 「なお、実施例には・・・・・・・優れた効果が得られ
る。」とあるt次の如く訂正する。 「 実施例にはピンのネジ1.5ピツチにZn溶射膜厚
70 pm施した継手について記したが、7”O,D、
 x351b/B、 L −80に′)いて今度は力、
5ツブリング側のネジ1.5ピツチにZn溶射膜厚70
μmf施した継手について締め込み、ガスリーク試験し
た結果、ピンのネジ1.5ピツチにZn溶射した継手特
性と同等なカップリング表面に発生する周応力とシール
性が得られた。 7// OoD、 X35 lb/ft、L−80材の
ピンのネジ1.5ピツチに膜厚70μm のNi−グラ
ファイト溶射、Znメッキ、Snメッキの表面処理を施
した継手について各々ガスリーク試験した。継手は第2
図に示す形状でリーク検出は第4図に示す様にネジ部と
メタルシール部の2ケ所のシール性を検査する。 第1表に示す条件でガスリーク試験した結果、ネジ部、
メタルシール部ともに各表面処理のいずれも洩れがなか
った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油井管用の管継手でテーパーネジの雌ネジあるいは雄ネ
    ジの1.0〜2.0ピッチ部ネジ表面に気密性保持のた
    めの厚さ30〜200μmの金属メッキ又は溶射燐酸塩
    は膜形成等の部分表面処理加工を施してなる油井管用管
    継手。
JP27735186A 1986-11-20 1986-11-20 油井管用管継手 Pending JPS63130986A (ja)

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JP27735186A JPS63130986A (ja) 1986-11-20 1986-11-20 油井管用管継手

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JP27735186A JPS63130986A (ja) 1986-11-20 1986-11-20 油井管用管継手

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JPS63130986A true JPS63130986A (ja) 1988-06-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020029946A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 日本製鉄株式会社 管用ねじ継手及び管用ねじ継手の製造方法
WO2020166500A1 (ja) 2019-02-12 2020-08-20 日本製鉄株式会社 管用ねじ継手

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