JPS63127086A - ヒ−テイングタワ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、暖房や加熱用に使用されるヒートポンプに接
続されて空気から集熱を行うためのヒーティングタワー
に関するものである。

〔従来の技術及びその問題点〕

ヒートポンプの蒸発器で冷却された不凍液を、ヒーティ
ングタワー上部から散布し、空気と接触せしめることに
よって空気と熱交換して温度を上昇せしめた後ヒートポ
ンプに返送し、ヒートポンプにおいてこの温度の上昇し
た不凍液から熱を汲み上げて加熱媒体を昇温し、この熱
を暖房用途や他の加熱用途に使用するように構成された
ヒートポンプをヒーティングタワー付きヒートポンプと
呼んでいる。

ヒーティングタワー付きヒートポンプは、夏期・冬期抜
群の冷・暖房成績係数の高さを誇るものであるが、冬期
の空気からの集熱に際しては空気中の水分を取り込み不
凍液濃度が希釈される欠点を持っていた。この欠点を除
去するため、不凍液の加熱濃縮設備を設けるとか、ヒー
トポンプ停止中にヒーティングタワーを単独運転して不
凍液を１１！１ｍするとか、或いは低温不凍液を伝熱管
を介してヒーティングタワーに取り入れる空気と熱交換
してヒーティングタワーに散水する前に除湿する等の方
法が考えられている。

然るにヒーティングタワーに循環する不凍液は希釈する
だけでなく、外気の温度・湿度条件によっては濃縮され
ることもあり、この場合不凍液の異常繰綿を防止するた
めに不凍液中に水を注入することも必要である。

〔発明の目的〕

本発明は、ヒーティングタワー付ヒートポンプにおいて
、不凍液希釈防止運転中に空気から除湿して集めた水を
榴めておき、この水を不凍液の濃縮防止用に使用しうる
ヒーティングタワーを提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

本発明は、低温の不凍液を空気中に散水し、空気から集
熱を行うヒーティングタワーにおいて、空気を採り入れ
る通路上にヒーティングタワーに送り込まれる、又はヒ
ーティングタワーから送り出される不凍液の流れる冷却
管゛を設け、該冷却管中を流れる不凍液とヒーティング
タワーに採り入れられる空気とを熱交換させることによ
って該空気の除湿を行うと共に、空気から凝縮除去され
た水分を溜める貯槽を設け、該貯槽に溜められた水を不
凍液濃度が高くなった場合の希釈用水として用いうるよ
うに構成してなるヒーティングタワーである。

つぎに図面に基いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明のヒーティングタワーの一例を示すもの
であって、符号１はヒーティングタワー、２はファン、
３は防雨用カサ、４は集熱室、５，５’は不凍液導入管
、６は除湿室、７は冷却管、８は貯槽、９は防雨ギャラ
＋７−．１０は不凍液飛散防止ギヤラリ−１１１は不凍
液、１２は不凍液返送管、１３は補給水供給管、１４は
水、１５は空気の流れ方向を示す矢印を示す。

ヒーティングタワー中で熱を汲み上げられ冷却された不
凍液は不凍液導入管５．５′から除湿゛室６中の冷却′
＃７を経て集熱室４の上部から散布され、ファン２の作
用により矢印１５の方向に流れる空気と熱交換し、加熱
された後不凍液返送管１２を経てヒートポンプに熱源用
流体として返送される。

この間除湿室６においては、冷却管７を流れる不凍液に
より集熱室４へ導入される空気は冷却され除湿されて、
集熱室において不凍液が希釈されるのを防止すると共に
、空気から凝集除去□された水は除湿室６の下部の貯槽
８中に貯えられる。

一方、外気温並びに湿度条件によっては循環する不凍液
が＊縮されることがあり、□この場合□には不凍液中に
水を注入する必要があるが、本発明においてはヒーティ
ングタワーの希釈防止運転中に空気から除湿して集め、
貯槽８中に貯えた水ｔ−１１縮防止運転中の希釈水とし
て用いることにより、補給水量を節約するものである。

補給水は不凍液の濃度が上昇した場合に、又、溜められ
た水が減少した場合に補給水補給管１３を経て補給され
る。

貯槽８に溜められている水は、不凍液の濃度を直接測定
することにより、不凍液の比重或いは液位を検出する等
既知の方法で濃度を検知し、その信号により希釈用配管
１６．１６’上の自動弁を開いて落差を利用して希釈す
るようにすれば総合的にエネルギーの節減を行うことが
出来るＯ なお、図面に関する説明において扛、不凍液を集熱室に
散布する前にヒーティングタワーに導入された空気と熱
交換して除湿する例について説明したが、不凍液を先づ
集熱室に散布し、集熱室からヒートポンプに返送される
不凍液を除湿室中の冷却管７の中に通ずるようにしても
よい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のヒーティングタワーの一例の断面概
略図である。 １・・・ヒーティングタワー、２・・・ファン、３・・
−防雨用カサ、４・・・集熱室、５．５’・・・不凍液
導入管、６・・・除湿案、７・・・伝熱管、８・・・貯
槽、？・・・防雨ギヤラリ−５１０・・・不凍液飛散防
止ギヤラリ−５１１・・・不凍液、１２・・・不凍液返
送管、１３・・・補給水供給管、１４・・・水、１６．
１６’・・・希釈用配管

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、低温の不凍液を空気中に散水し、空気から集熱を行
   うヒーティングタワーにおいて、空気を採り入れる通路
   上にヒーティングタワーに送り込まれる、又はヒーティ
   ングタワーから送り出される不凍液の流れる冷却管を設
   け、該冷却管中を流れる不凍液と空気とを熱交換させる
   ことによつて空気の除湿を行うと共に、空気から凝縮除
   去された水分を溜める貯槽を設け、該溜められた水を不
   凍液濃度が高くなつた場合の希釈用水として用いうるよ
   うに構成してなるヒーティングタワー。 ２、水の貯槽に補給水を導入しうる如くしてなる特許請
   求の範囲第１項記載のヒーティングタワー。 ３、水の貯槽とヒーティングタワーから送り出される不
   凍液の配管とを接続し、不凍液の濃度が所定の濃度以上
   に上昇した場合に作動する自動弁を設け、不凍液中に水
   を補給するように構成してなる特許請求の範囲第１項記
   載のヒーティングタワー。