JPS63125739A - 広告効果を有する便器等の管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的） 〈産業上の利用分野〉 本発明は旅館、ホテル、公共建物あるいは一般家庭等に
おける便器や洗面流し、浴槽その他これに類するものの
管理方法に関するものであって、特にその−環として商
業広告、公共広告、その他注意表示機能等を具えさせた
新規な管理方法に関するものである。

〈先行技術〉 本発明者はすでに旅館、ホテル、公共建物あるいは一般
家庭などにおける便所等を対象とした新規な管理手法を
提案している。このものは従来、機能的には充分な使用
限界があるにも拘らず表面的な汚れによって全体を交換
使用していた便器等の管理手法を改め、便器等の主とし
て汚れる作用面を別途保護カバーで覆うようにしこの保
護カバーを交換使用することによって、常に汚れのない
状態で便器を使用でき、且つその耐用年数の長期化をも
達成しようとしたものである。

〈発明の着眼点〉 本発明は更にこの先行技術を発展させ、この中で用いる
保護カバーに着眼して、ここに別途広告文字、マーク等
を表示することにより種々の商業広告や公共広告あるい
は注意表示等を行うことができるようにした新規な手法
を提案しようとするものである。

（発明の構成） 〈目的達成の手段〉 即ち本発明たる広告効果を有する便器等の管理方法は、
便器等の被管理体の本体における主として作用面に倣っ
て型取りした保護カバーを、前記被管理体の本体の作用
面に密着状態に組み付けるとともに、この保護カバーに
は広告表示を施し、更にこの保護カバーのみを交換使用
することを特徴として成るものであり、もって前記目的
を達成しようとするものである。

〈実施例〉 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。図中、符号１は本発明の適用対象物である被管理体で
あって、この第１〜３図に示す実施例では一例としてい
わゆる小便器に応用した場合を示すものである。この被
管理体１は一例として陶器製の小便器の本体２とその作
用面４を覆う本発明たる保護カバー３とによって構成さ
れている。まず本体２は洗浄水と汚水とが排出される排
出口５と、洗浄水の供給口６とを有するものであり、排
出口５は汚水槽等への管路と接続され、一方、供給口６
は洗浄水の供給配管と接続されるものである。また保護
カバー３は本体２の実質的に汚れる作用面４たる小便器
内面に従った形状を有するように型取りされて成る。具
体的には例えば完成した小便器を原型としてそのまま利
用して金型を起こし、例えばシート状のプラスチック材
料をブロー成型などの適宜の手段で成型する。勿論保護
カバー３は小便器の本体２の作用を損なわないようにし
なければならないから、本体２における排出口５に対応
して排出用量ロアを有するとともに、本体２の供給口６
に対応した給水用開口８を形成しておくものである。そ
して被管理体１の本体２が小便器の場合には保護カバー
３は実質的な機能を担う作用面４を主として覆い、更に
その周縁部をやや外側に回り込む程度の範囲で形成すれ
ばよい。そして本発明の特徴的構成としてすでに述べた
保護カバー３に対し広告表示１０を施す。即ちこの広告
内容としては例えばホテル、旅館等にあっては適宜の営
業広告や商業広告をしてもよいし、また公共建物の場合
には公共広告あるいは地方公共団体における運動スロー
ガン等を形成したり、更にはそれらを意味する図形標識
等であってもよい。これらの具体的な形成手法は保護カ
バ−３自体に印刷形成したり、あるいは保護カバー３を
成型する際にレリーフ状に凹凸形成させたり、更には別
途シール等を張り付けたり、更にまた保護カバー３を打
ち抜いても差し支えない部分については一部打ち抜いて
本体２の下地が露顕できるように打ち抜き文字等を形成
してもよい。

このような具体的な構造を有する保護カバー３を用いる
には、例えば小便器の場合、小便器を設置する当初から
であってもよいし、あるいは使用途中からであってもよ
いが、作用面４の形状と同一形状の保護カバー３を適用
し、この作用面４に密着状態に嵌め込むようにする。勿
論、保護カバー３はそれ自体ある程度自立性を有するも
のであるから、完全に一致するように成型しておけばそ
れ自体で密着状態が保たれるが、再剥離できるような接
着剤を用いてもよい。

そして使用を経るに従い洗浄水あるいは汚水等による汚
れが生ずるが、これらはすべて保護カバー３の表面に付
着するものであり、それが使用限界に達すればその都度
保護カバー３のみを交換するように用いる。勿論、旅館
、ホテル等の接客を主とした場所の便所等では、よりそ
の目的に対応し得るように保護カバー３を季節ごとにデ
ザインを変えたりして用いることもできる。また保護カ
バー３は実施例に示すように一体形成されたもののほか
、何ピースかに分割されたものを組み合わせるようにし
てもよい。このような組み合わせ構造をとるときには、
複雑な形状のものであっても１遍なく覆うことができ、
また作用面４のばか外周面等をも覆うことも可能となる
。更に保護カバー３の据え付けの便を考慮して、保護カ
バー３の一部にスリットを形成したり係止部材等を設け
てもよい。

勿論、本発明は以上述べたような小便器以外にも同種の
例えば手洗器、大便器、浴槽等にも適用できる。

（発明の効果） 本発明は以上述べたような構成を有するものであって、
被管理体１の本体２の作用面４を保護カバー３で覆うよ
うにするため被管理体１が機能的な使用限界に達するま
で、表面に汚れ等を生しないか、あるいはそれが目視さ
れない状態を常に保つことができ、この種の設備の耐用
期間を大幅に向上させ、その維持管理に要する手間並び
にコストを大幅に低減し得るものである。そして本発明
にあっては、ここに用いる保護カバー３に対し各種の広
告表示を施すようにしたから、これによって宣伝広告効
果がより高められる。また保護カバー３により本体２の
補強効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明たる広告効果を有する便器等の管理方法
の一実施例を示す一部破断斜視図、第２図は同上施工途
中の状態を示す斜視図、第３図は同上縦断側面図である
。 第 １；被管理体 ２；本体 ３；保護カバー ４；作用面 ５；排出口 ６；供給口 ア；排出用開口 ８；給水用開口 １０；広告表示 １図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 便器等の被管理体の本体における主として作用面に倣っ
   て型取りした保護カバーを、前記被管理体の本体の作用
   面に密着状態に組み付けるとともに、更にこの保護カバ
   ーには広告表示を施し、この保護カバーのみを交換使用
   することを特徴とする広告効果を有する便器等の管理方
   法。