JPS63124833A - エアタ−ボエンジン - Google Patents
エアタ−ボエンジンInfo
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- JPS63124833A JPS63124833A JP26977386A JP26977386A JPS63124833A JP S63124833 A JPS63124833 A JP S63124833A JP 26977386 A JP26977386 A JP 26977386A JP 26977386 A JP26977386 A JP 26977386A JP S63124833 A JPS63124833 A JP S63124833A
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Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、極低温燃料を用いて、例えばマッハ4〜7程
度の高々速で飛行する航空機用のエアターボエンジンの
改良に関する。
度の高々速で飛行する航空機用のエアターボエンジンの
改良に関する。
従来の技術
従来のこの種のエアターボエンジンは、燃料と酸化剤と
をガス発生器より燃焼ガスとしてタービンに供給するこ
とによりタービンを回転させるとともに、該タービンよ
り出た燃焼ガスを、タービンに連結された軸流圧縮機に
より圧縮した吸入空気と混合して再燃焼させることによ
り、推力を発生させるようになっている。
をガス発生器より燃焼ガスとしてタービンに供給するこ
とによりタービンを回転させるとともに、該タービンよ
り出た燃焼ガスを、タービンに連結された軸流圧縮機に
より圧縮した吸入空気と混合して再燃焼させることによ
り、推力を発生させるようになっている。
燃料としては、液体水素、液体メタン、液体プロパン等
の極低温燃料が用いられ、また酸化剤としては、主とし
て液体酸素が用いられている。
の極低温燃料が用いられ、また酸化剤としては、主とし
て液体酸素が用いられている。
発明が解決しようとする問題点
上述のような従来のエアターボエンジンにおいては、燃
料のほかに酸化剤を機体に搭載しなければならないため
、機体の重量が増加するとともに、その供給系統等のた
めシステム全体が複雑化I7、さらに燃費や比推力等の
エンジン性能向上のための妨げとなる等の問題点がある
。
料のほかに酸化剤を機体に搭載しなければならないため
、機体の重量が増加するとともに、その供給系統等のた
めシステム全体が複雑化I7、さらに燃費や比推力等の
エンジン性能向上のための妨げとなる等の問題点がある
。
本発明は、このような問題点を解決したエアターボエン
ジンを提供することを目的としている。
ジンを提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記問題点を解決するための具体的な手段と
して、燃料と酸化剤とをガス発生器より燃焼ガスとして
タービンに供給することによりタービンを回転させると
ともに、該タービンより出た燃焼ガスを、前記タービン
に連結された軸流圧縮機により圧縮した吸入空気と混合
して再燃焼させることにより推力を発生させるようにし
たエアターボエンジンにおいて、極低温燃料を収容した
燃料タンクから前記ガス発生器までの燃料供給系路の途
中に、前記極低温燃料と、前記軸流圧縮機の後流側より
抽出した吸入空気の一部とを熱交換して、該空気を液化
させる空気液化器を設け、該空気液化器により液化され
た液体空気を、酸化剤として前記燃料とともに、前記ガ
ス発生器に供給するようにしである。
して、燃料と酸化剤とをガス発生器より燃焼ガスとして
タービンに供給することによりタービンを回転させると
ともに、該タービンより出た燃焼ガスを、前記タービン
に連結された軸流圧縮機により圧縮した吸入空気と混合
して再燃焼させることにより推力を発生させるようにし
たエアターボエンジンにおいて、極低温燃料を収容した
燃料タンクから前記ガス発生器までの燃料供給系路の途
中に、前記極低温燃料と、前記軸流圧縮機の後流側より
抽出した吸入空気の一部とを熱交換して、該空気を液化
させる空気液化器を設け、該空気液化器により液化され
た液体空気を、酸化剤として前記燃料とともに、前記ガ
ス発生器に供給するようにしである。
作用
本発明のエアターボエンジンにおいては、エンジン内に
吸入された空気は、軸流圧縮機により圧縮された後、そ
の大部分は、タービンより出た燃焼ガスの再燃焼用に用
いられ、残部は、圧縮された状態で空気液化器に送られ
る。
吸入された空気は、軸流圧縮機により圧縮された後、そ
の大部分は、タービンより出た燃焼ガスの再燃焼用に用
いられ、残部は、圧縮された状態で空気液化器に送られ
る。
空気液化器においては、圧縮空気は、燃料タンクからガ
ス発生器に送られる途中の極低温燃料と熱交換され、燃
料の冷熱により冷却されて液化させられる。
ス発生器に送られる途中の極低温燃料と熱交換され、燃
料の冷熱により冷却されて液化させられる。
液化した液体空気は、酸化剤としてガス発生器に送られ
、ここで燃料と混合されて燃料を燃焼させ、高圧の燃焼
ガスを発生する。
、ここで燃料と混合されて燃料を燃焼させ、高圧の燃焼
ガスを発生する。
この燃焼ガスは、その後従来のエアターボエンジンと同
様にタービンに送られ、タービンを回転させる。
様にタービンに送られ、タービンを回転させる。
タービンは軸流圧縮器と連結されているので、タービン
の回転力は軸流圧縮器に駆動力として伝達され、軸流圧
縮器を回転させる。
の回転力は軸流圧縮器に駆動力として伝達され、軸流圧
縮器を回転させる。
タービンより出た燃焼ガスは、燃料過剰の高圧ガスで、
これが上述の細流圧縮機により圧縮された吸入空気の大
部分と混合されて再燃焼しつつノズルより噴出すること
により大きな推進力が得られる。
これが上述の細流圧縮機により圧縮された吸入空気の大
部分と混合されて再燃焼しつつノズルより噴出すること
により大きな推進力が得られる。
実施例
以下、本発明のいくつかの実施例を、添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は、本発明の第1実施例を示す。
第1図において、lは、前端に空気取入口2、後端に燃
焼ガス噴出用のノズル3が形成されたほぼ円筒状のダク
トである。ダクトl内における空気取入口2部分には、
軸流圧縮機4が、またそれより後方に適宜の間隔を隔て
た部分にはタービン5がそれぞれ設けられている。
焼ガス噴出用のノズル3が形成されたほぼ円筒状のダク
トである。ダクトl内における空気取入口2部分には、
軸流圧縮機4が、またそれより後方に適宜の間隔を隔て
た部分にはタービン5がそれぞれ設けられている。
軸流圧縮機4は固定翼4aと回転翼4bとからなり、ま
たタービン5も、固定翼5aと回転翼5bとからなり、
それらの筒回転g4b、5bは、連結シャフト6をもっ
て互いに連結され、同期回転するようになっている。
たタービン5も、固定翼5aと回転翼5bとからなり、
それらの筒回転g4b、5bは、連結シャフト6をもっ
て互いに連結され、同期回転するようになっている。
7は、ダクト1内に同心状に設けられ、連結シャフト6
まわり及びタービン5の外周を覆う内側ダクトである。
まわり及びタービン5の外周を覆う内側ダクトである。
生米である。
このガス発生器8より供給された高圧の燃焼ガスにより
、タービン5の回転15bが回転さ仕られ、この回転力
が連結シャフト6を介して、軸流圧縮機4の回転翼4b
に伝達され、回転翼4bも同期回転させられる。
、タービン5の回転15bが回転さ仕られ、この回転力
が連結シャフト6を介して、軸流圧縮機4の回転翼4b
に伝達され、回転翼4bも同期回転させられる。
この軸流圧縮機4の作動により、空気取入口2よりダク
トl内に吸入された空気は、例えば2〜5 kg7 c
x’abs程度に圧縮される。
トl内に吸入された空気は、例えば2〜5 kg7 c
x’abs程度に圧縮される。
タービン5より出た燃焼ガスは、まだ未燃の燃料分を多
量に含んでおり、この燃焼ガスは軸流圧縮機4により圧
縮されてダクトIと内側ダクト2との間を通過してくる
圧縮空気の大部分と混合され、かつダクト1内の後部に
設けられた火炎保持器9を通って、その後方の燃焼室1
0内で再燃焼し、ノズル3より噴出して、大きな推力を
発生ずる。
量に含んでおり、この燃焼ガスは軸流圧縮機4により圧
縮されてダクトIと内側ダクト2との間を通過してくる
圧縮空気の大部分と混合され、かつダクト1内の後部に
設けられた火炎保持器9を通って、その後方の燃焼室1
0内で再燃焼し、ノズル3より噴出して、大きな推力を
発生ずる。
以上の構成は従来のエアターボエンジンのものとほぼ同
一であり、本発明は以下に説明する構成に特徴を有して
いる。
一であり、本発明は以下に説明する構成に特徴を有して
いる。
すなわち、機体に搭載された、極低温燃料を収容した燃
料タンク11から上述のガス発生器8までの燃料供給系
路12の途中に、燃料ポンプ13と、空気液化器14と
を設けである。
料タンク11から上述のガス発生器8までの燃料供給系
路12の途中に、燃料ポンプ13と、空気液化器14と
を設けである。
極低温燃料としては、ここでは液体水素を用いるものと
して説明するが、例えば液体メタンや液体プロパン等の
その他の燃料を用いることもできる。
して説明するが、例えば液体メタンや液体プロパン等の
その他の燃料を用いることもできる。
空気液化器14は、例えばフィン付チューブ型等の公知
の熱交換器をそのまま用いることができ、その−次流体
として、燃料ポンプ13より圧送され流圧縮機4の後流
側に開口する抽出管15に接続され、軸流圧縮機4によ
り圧縮された吸入空気の一部がこの抽出管15を介して
空気液化器14内に2次流体として供給される。
の熱交換器をそのまま用いることができ、その−次流体
として、燃料ポンプ13より圧送され流圧縮機4の後流
側に開口する抽出管15に接続され、軸流圧縮機4によ
り圧縮された吸入空気の一部がこの抽出管15を介して
空気液化器14内に2次流体として供給される。
しかして、この空気液化器14内において、−次流体で
ある液体水素と2次流体である圧縮された空気液化器1
4を出た液体水素は、燃料供給系路Ifを通ってガス発
生器8に送られ、また空気液化器14内において液化さ
れた液体空気は、酸化剤供給系路16を通り、かつその
途中に設けられた液体空気ポンプ17により、例えば3
(1−100に9/ CJII2abs程度に増圧され
て、ガス発生器8に送られる。
ある液体水素と2次流体である圧縮された空気液化器1
4を出た液体水素は、燃料供給系路Ifを通ってガス発
生器8に送られ、また空気液化器14内において液化さ
れた液体空気は、酸化剤供給系路16を通り、かつその
途中に設けられた液体空気ポンプ17により、例えば3
(1−100に9/ CJII2abs程度に増圧され
て、ガス発生器8に送られる。
ガス発生器8内においては、液体水素を燃料とし、かつ
液体空気を酸化剤として、それらを、北述した従来のも
のと同様に混合、燃焼して燃料過剰の高圧の燃焼ガスを
発生し、それをタービン5に供給する。
液体空気を酸化剤として、それらを、北述した従来のも
のと同様に混合、燃焼して燃料過剰の高圧の燃焼ガスを
発生し、それをタービン5に供給する。
以上のように、第1実施例においては、燃料である液体
水素の冷熱を利用して、吸入空気の一部を冷却して液化
させ、その液体空気を酸化剤としてガス発生器8に供給
するようにしであるので、燃料の他に酸化剤を機体に搭
載する必要がなく、機体重量の軽減化を図ることができ
るとともに、酸化剤タンクを搭載する場合のように、複
雑な酸化剤供給系統を設ける必要がなく、システム全体
の簡素化及び小型化を図ることができ、しかも燃費や比
推力等のエンジン性能の向上をも図ることができるとい
う利点がある。
水素の冷熱を利用して、吸入空気の一部を冷却して液化
させ、その液体空気を酸化剤としてガス発生器8に供給
するようにしであるので、燃料の他に酸化剤を機体に搭
載する必要がなく、機体重量の軽減化を図ることができ
るとともに、酸化剤タンクを搭載する場合のように、複
雑な酸化剤供給系統を設ける必要がなく、システム全体
の簡素化及び小型化を図ることができ、しかも燃費や比
推力等のエンジン性能の向上をも図ることができるとい
う利点がある。
このようにして得られた液体空気は機速変化による温度
変動がなく、また液体であるためポンプによる増圧が容
易である等の、従来の機体搭載の酸化剤と同等の特性を
有している。
変動がなく、また液体であるためポンプによる増圧が容
易である等の、従来の機体搭載の酸化剤と同等の特性を
有している。
また、第1実施例においては、軸流圧縮機4によりすで
に圧縮された吸入空気の一部を空気液化器14に送給す
るようにしであるので、吸入空気を別途圧縮機を用いて
圧縮させる必要がないという利点がある。
に圧縮された吸入空気の一部を空気液化器14に送給す
るようにしであるので、吸入空気を別途圧縮機を用いて
圧縮させる必要がないという利点がある。
なお、空気の凝縮温度(約79K)に対して、液体水素
の温度は昔しく低いため、空気を液化させるのに特に空
気を圧縮させる必要はないが、空気を圧縮させることに
より、その凝縮温度が上昇し、液化速度が早まるという
利点がある。
の温度は昔しく低いため、空気を液化させるのに特に空
気を圧縮させる必要はないが、空気を圧縮させることに
より、その凝縮温度が上昇し、液化速度が早まるという
利点がある。
第2図は、本発明の第2実施例を示す。なお、第2実施
例において、第1図に示す第1実施例の部(オと同−又
は類似の部材には同一の符号を付し、それらについての
詳細な説明は省略する(以下の第3実施例及び第4実施
例においても同様とする)。
例において、第1図に示す第1実施例の部(オと同−又
は類似の部材には同一の符号を付し、それらについての
詳細な説明は省略する(以下の第3実施例及び第4実施
例においても同様とする)。
第2実施例においては、ダクトl内における軸流圧縮機
4の後流側中央に、吸入空気の一部を抽出するための補
助ダクト18を、連結ンヤフt・6と同軸状に配設し、
この補助ダクト18内の前段に、空気液化器14を出た
極低温燃料を循環させるようにした中間空気冷却器19
を設けるとともに、その後段に、タービン5の前段に設
けた副タービン20により回転させられるようにした補
助圧縮!421を設け、軸流圧縮機4により、例えば2
〜5 kg/cπ2abs程度に圧縮された吸入空気の
一部が、中間空気冷却器19により冷却された後、補助
圧縮機21により、例えば10〜20に97 cz2a
bs程度にさらに圧縮され、次いで抽出管15を通って
空気液化器14に送給されるようにしである。
4の後流側中央に、吸入空気の一部を抽出するための補
助ダクト18を、連結ンヤフt・6と同軸状に配設し、
この補助ダクト18内の前段に、空気液化器14を出た
極低温燃料を循環させるようにした中間空気冷却器19
を設けるとともに、その後段に、タービン5の前段に設
けた副タービン20により回転させられるようにした補
助圧縮!421を設け、軸流圧縮機4により、例えば2
〜5 kg/cπ2abs程度に圧縮された吸入空気の
一部が、中間空気冷却器19により冷却された後、補助
圧縮機21により、例えば10〜20に97 cz2a
bs程度にさらに圧縮され、次いで抽出管15を通って
空気液化器14に送給されるようにしである。
20aは副タービン20の固定翼、20bは同じく回転
翼、21aは補助圧縮機21の固定翼、21bは同じく
回転翼で副タービン20の回転翼20bと補助圧縮機2
1の回転翼21bとは、連結筒22をもって互いに連結
されている。
翼、21aは補助圧縮機21の固定翼、21bは同じく
回転翼で副タービン20の回転翼20bと補助圧縮機2
1の回転翼21bとは、連結筒22をもって互いに連結
されている。
極低温燃料は、燃料タンク11より、燃料供給系路12
を通り、まず燃料ポンプ13により、例えば30〜LO
Okg/cx”absに増圧され、冷媒として空気液化
器14及び中間冷却器19を順次通って、ガス発生器8
に供給される。
を通り、まず燃料ポンプ13により、例えば30〜LO
Okg/cx”absに増圧され、冷媒として空気液化
器14及び中間冷却器19を順次通って、ガス発生器8
に供給される。
この第2実施例のような構成とすることにより、空気液
化器14に供給する空気を予め高圧縮状態でかつ低温と
しておくことができ、これによって、燃料として、例え
ば液体メタンや液体プロパン等のように、常圧での沸点
が空気の凝縮温度に近いか又はそれより高い極低温燃料
を用いることができるという利点がある。
化器14に供給する空気を予め高圧縮状態でかつ低温と
しておくことができ、これによって、燃料として、例え
ば液体メタンや液体プロパン等のように、常圧での沸点
が空気の凝縮温度に近いか又はそれより高い極低温燃料
を用いることができるという利点がある。
第3図は、本発明の第3実施例を示す。
第3実施例においては、ダクトl内における軸流圧縮機
4の前方における空気取入口2側に、空気液化器14を
出た燃料を循環させる前置冷却器23と、空気液化器1
4により液化され、かつ液体空気ポンプ17により、例
えば3(1〜100&9/ ax″absに圧縮された
液体空気を循環させる前置冷却器24とを連続して設け
、空気取入口2より吸入される空気をこれらの前置冷却
器23.24により最初に冷却するようにしである。
4の前方における空気取入口2側に、空気液化器14を
出た燃料を循環させる前置冷却器23と、空気液化器1
4により液化され、かつ液体空気ポンプ17により、例
えば3(1〜100&9/ ax″absに圧縮された
液体空気を循環させる前置冷却器24とを連続して設け
、空気取入口2より吸入される空気をこれらの前置冷却
器23.24により最初に冷却するようにしである。
前置冷却器23を出た燃料は、燃料供給系路12を通っ
てガス発生器8に供給され、また前置冷却器24を出た
液体空気は、酸化剤供給系路16を通ってガス発生器8
に供給される。
てガス発生器8に供給され、また前置冷却器24を出た
液体空気は、酸化剤供給系路16を通ってガス発生器8
に供給される。
この第3実施例によると、高マツハ数の飛行における軸
流圧縮機4へ流入する高温空気の温度を低下させ、軸流
圧縮機4の過熱を防止するとともに、軸流圧縮機4で消
費する動力を減少し、もって高マツハ数における作動領
域を拡げることができるという利点がある。
流圧縮機4へ流入する高温空気の温度を低下させ、軸流
圧縮機4の過熱を防止するとともに、軸流圧縮機4で消
費する動力を減少し、もって高マツハ数における作動領
域を拡げることができるという利点がある。
なお、第3実施例における両装置冷却器23.24のう
ち、いずれか一方を省略して実施することもできる。
ち、いずれか一方を省略して実施することもできる。
第4図は、本発明の第4実施例を示す。
この第4実施例は、上述の第2実施例と第3実施例とを
組合せた構成としたもので、第2実施例の特有の効果と
、第3実施例の特有の効果とを合わせた効果を奏するこ
とができる。
組合せた構成としたもので、第2実施例の特有の効果と
、第3実施例の特有の効果とを合わせた効果を奏するこ
とができる。
なお、本発明は、以上の実施例の他にも、幾多の変化変
形が可能である。
形が可能である。
発明の効果
以上から明らかなように、本発明によると、極低温燃料
の冷熱を利用して、吸入空気の一部を冷却して液化させ
、その液体空気を酸化剤としてガス発生器に供給するよ
うにしであるので、燃料の他に酸化剤を機体に搭載する
必要がなく、機体重重の軽減化を図ることができるとと
もに、酸化剤タンクを搭載する場合のように、複雑な酸
化剤供給系統を設ける必要がなく、システム全体の簡素
化及び小型化を図ることができ、しかも燃費や比推力等
のエンジン性能の向上をも図ることができるという利点
がある。
の冷熱を利用して、吸入空気の一部を冷却して液化させ
、その液体空気を酸化剤としてガス発生器に供給するよ
うにしであるので、燃料の他に酸化剤を機体に搭載する
必要がなく、機体重重の軽減化を図ることができるとと
もに、酸化剤タンクを搭載する場合のように、複雑な酸
化剤供給系統を設ける必要がなく、システム全体の簡素
化及び小型化を図ることができ、しかも燃費や比推力等
のエンジン性能の向上をも図ることができるという利点
がある。
また、本発明は、軸流圧縮機によりすでに圧縮された吸
入空気の一部を抽出して空気液化器に供給するようにし
であるので、液化しようとする空気を圧縮するために特
別の圧縮器を設ける必要がなく、しかも圧縮された空気
を空気液化器に供給することにより、空気液化器内での
圧縮空気の凝縮温度が常圧の場合より高温となり、空気
の液化速度が速くなるという特有の効果を有している。
入空気の一部を抽出して空気液化器に供給するようにし
であるので、液化しようとする空気を圧縮するために特
別の圧縮器を設ける必要がなく、しかも圧縮された空気
を空気液化器に供給することにより、空気液化器内での
圧縮空気の凝縮温度が常圧の場合より高温となり、空気
の液化速度が速くなるという特有の効果を有している。
第1図は、本発明の第1実施例の概略縦断側面図、第2
図は、本発明の第2実施例の概略縦断側面図、第3図は
、本発明の第3実施例の概略縦断側面図、第4図は、本
発明の第4実施例の概略縦断側面図である。 ■・・ダクト、4・・軸流圧縮機、5・・タービン、6
・・連結シャフト、8・・ガス発生器、11・・燃料タ
ンク、12・・燃料供給系路、14・・(ほか1名)
図は、本発明の第2実施例の概略縦断側面図、第3図は
、本発明の第3実施例の概略縦断側面図、第4図は、本
発明の第4実施例の概略縦断側面図である。 ■・・ダクト、4・・軸流圧縮機、5・・タービン、6
・・連結シャフト、8・・ガス発生器、11・・燃料タ
ンク、12・・燃料供給系路、14・・(ほか1名)
Claims (1)
- 極低温燃料を用いるエアターボエンジンにおいて、燃料
タンクからガス発生器への燃料供給系路の途中に、前記
極低温燃料とエンジンの空気取入口より吸入した空気と
を熱交換して、該空気を液化させる空気液化器を設け、
該空気液化器により液化された液体空気を、酸化剤とし
て、前記燃料とともに前記ガス発生器に供給するように
したことを特徴とするエアターボエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26977386A JPS63124833A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | エアタ−ボエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26977386A JPS63124833A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | エアタ−ボエンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63124833A true JPS63124833A (ja) | 1988-05-28 |
Family
ID=17476952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26977386A Pending JPS63124833A (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | エアタ−ボエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63124833A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5170620A (en) * | 1991-04-29 | 1992-12-15 | Lafayette Applied Chemistry, Inc. | Sugar fuels for internal combustion engines |
EP0737804A2 (en) * | 1995-04-14 | 1996-10-16 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Gas turbine fuel heating apparatus |
WO2008136122A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Hitachi, Ltd. | ガスタービン設備及びその改造方法 |
WO2013040323A2 (en) * | 2011-09-14 | 2013-03-21 | Anthony Martinez | Providing oxidation to a gas turbine engine |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP26977386A patent/JPS63124833A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5170620A (en) * | 1991-04-29 | 1992-12-15 | Lafayette Applied Chemistry, Inc. | Sugar fuels for internal combustion engines |
EP0737804A2 (en) * | 1995-04-14 | 1996-10-16 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Gas turbine fuel heating apparatus |
EP0737804A3 (en) * | 1995-04-14 | 1997-07-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Device for preheating the fuel of a gas turbine |
WO2008136122A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Hitachi, Ltd. | ガスタービン設備及びその改造方法 |
WO2013040323A2 (en) * | 2011-09-14 | 2013-03-21 | Anthony Martinez | Providing oxidation to a gas turbine engine |
WO2013040323A3 (en) * | 2011-09-14 | 2013-05-10 | Anthony Martinez | Providing oxidation to a gas turbine engine |
US9638111B2 (en) | 2011-09-14 | 2017-05-02 | Anthony R. Martinez | Providing oxidation to a gas turbine engine |
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