JPS63124474A - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JPS63124474A
JPS63124474A JP61270669A JP27066986A JPS63124474A JP S63124474 A JPS63124474 A JP S63124474A JP 61270669 A JP61270669 A JP 61270669A JP 27066986 A JP27066986 A JP 27066986A JP S63124474 A JPS63124474 A JP S63124474A
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JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
recess
side wall
incident
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP61270669A
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English (en)
Inventor
Sunao Nishioka
西岡 直
Yoji Masuko
益子 洋治
Takao Yasue
孝夫 安江
Hiroshi Koyama
浩 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光の入射方向に対応した電気的信号を出力
する光半導体装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、光の入射方向に対応した電気的信号を出力し、姿
勢制御装置等に用いられる光半導体装置として、たとえ
ば第6図および第7図に示すものがあった。第6図に示
す光半導体装置は、半導体基板1の表面1aに光検出素
子3が設けられ、この光検出素子3の端部に電気的信号
を取出すための配線4が取付けられたものである。また
第7図に示す光半導体装置は、半導体基板1の表面1a
に複数の光検出素子3が並設され、それらの上方に入射
光6を集光するための光学レンズ7が配されたものであ
る。
ここで、半導体基板1の表面1aの法線を含む1つの平
面をα平面とし、入射光6の入射角度をθとし、半導体
基板1の表面1aの法線を軸としてα平面を入射光6の
方向まで回転させた角度をβとする。すると、第6図の
光半導体装置においては、検出素子3に入射する光量は
COSθに比例し、光検出素子3の出力信号もCOSθ
に比例するので、この値から入射光6の入射角度θの弁
別を行なっていた。また、第7図の光半導体装置におい
ては、光学レンズ7により入射光6を半導体基板1の表
面1a上に集光し、複数の光検出素子3のうち最も大き
い出力信号を発生する光検出素子3を検知し、入射角度
θと回転角度βを解析することによって、光の入射方向
を弁別していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記の従来の光半導体装置には次のような
欠点がある。すなわち、第6図の光半導体装置において
は、光検出素子3に入射する光量がCOSθに比例する
ため、出力信号の入射角度θによる変化の割合はsin
θに比例する。したがって、光の入射方向が半導体基板
1の表面1aの法線方向に近いとき、すなわちθム0の
ときには、出力信号の変化分が少ないことになり、半導
体基板1の表面1aにほぼ垂直に入射してくる光に対し
ては方向弁別性が鈍感になってくるという欠点がある。
さらにこの光半導体装置では回転角度βに対応する方向
の弁別ができないという欠点もある。
また、第7図の光半導体装置においては、第6図の光半
導体装置と同様に入射角度θ=Qにおける方向弁別性が
鈍感であるという欠点のほか、集光用の光学レンズ7を
必要とし、入射光6の入射角度θおよび回転角度βによ
っては出力信号が不連続となるという欠点もある。さら
に複数の光検出素子3を半導体基板1の同一平面上に設
けなければならないので、集積度が悪く、光半導体装置
を小形にできないという欠点もある。
この発明は上記の欠点を除去するためになされたもので
、半導体基板表面の法線方向に近い入射光に対する方向
検出感度が敏感であり、入射光の入射角度θおよび回転
角度βの方向弁別性が優れている上、集積度も向上でき
る光半導体装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る光半導体装置は、半導体基板の表面に凹
部を形成し、その凹部の各側壁部に光検出素子を互いに
独立に設けたものである。
[作用] この発明に係る光半導体装置によれば、半導体基板の表
面に光を照射すると、凹部の側壁部に設けられた各光検
出素子の電気的出力は、半導体基板の表面に対する光の
入射方向によって変化するので、各光検出素子の電気的
出力の関係から光の入射方向を知ることができる。
いま凹部の1つの側壁部の光検出素子のみを考え、他の
側壁部による遮光を考えないとし、またこの側壁部は半
導体基板の表面に対してほぼ90゜の角度をなすように
形成されているとする。ここでこの側壁部の表面の法線
と半導体基板表面の法線とを含む1つの平面をα平面と
し、光がこのα平面と平行な面内で入射し、光の入射方
向と半導体基板表面の法線とがなす角度を入射角度θと
すると、光検出素子に入射する光量はsinθに比例し
、光検出素子の出力信号もslnθに比例することにな
る。したがって、光検出素子の出力信号の入射角度θに
よる変化の割合はCOSθに比例することになる。上述
したように、従来の光検出素子においては、出力信号の
入射角度θによる変化の割合はalnθに比例するので
、入射角度θが0゜に近いときには、この発明における
光検出素子の出力信号の変化分の方が従来の光検出素子
の出力信号の変化分よりも大きくなる。すなわち、光の
入射方向が半導体基板表面の法線方向に近いときには、
この発明における光検出素子の出力信号は、従来のもの
よりも光の入射角度に敏感であるという特徴を有する。
さらに、凹部の他の側壁部による遮光を考慮した場合に
も、凹部の寸法を検出可能な最大の光入射角度に応じた
寸法に形成することによって、上記の特徴を維持するこ
とができる。
そして、半導体基板表面の法線を回転軸として、前記α
平面を回転角度βだけ回転させた平面と平行な面内で光
検出素子の光が入射した場合には、各側壁部に設けられ
た検出素子が入射角度θと回転角度βに応じた信号をそ
れぞれ出力することになるので、これらの信号を解析す
ることによって光の入射方向を知ることができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図(a)はこの発明の光半導体装置の一実施例を示
す斜視図であり、第1図(b)はその断面図である。図
において、第1導電形のたとえばn形の半導体基板1の
表面1aに直方体形状の凹部2が形成され、この凹部2
の側壁部11.12゜13.14に第2導電形のたとえ
ばp形半導体領域21.22.23.24が形成されて
いる。このp形半導体領域21.22.23.24とn
形半導体基板1とでpn接合が形成されてこれが光検出
素子31.32.33.34となっている。この光検出
素子31.32.33.34は、凹部2の底部15の中
心を通る半導体基板表面1aの法線を4回対称軸として
配置されている。また、p形半導体領域21,22,2
3.24の上端部には、電気的接続をなすための配線4
1.42.43.44がそれぞれ取付けられている。こ
の配線41.42.43.44と半導体基板表面1aと
の間および凹部2の底部15上には絶縁l115が形成
されている。
次に、この光半導体装置の製造方法について説明する。
まず、平坦な半導体基板1の表面1aに公知の成膜技術
および写真食刻技術によって、直方体形状の凹部2を形
成すべき領域を除いてたとえば酸化シリコン膜のパター
ンを形成する。そして、リアクティブ・イオン・エツチ
ング技術により半導体基板1を異方性エツチングするこ
とによって、酸化シリコン膜が形成されていない領域に
四部2を形成する。次いで、公知の成膜技術、写真食刻
技術および不純物拡散技術によって、側壁部11.12
.13.14を除いてその他の半導体基板1の表面1a
を酸化シリコン膜等の絶縁膜で覆った後、ボロン等の不
純物を側壁部11,12.13.14に拡散させ、入射
光の波長域に応じた深さを有するp形半導体領域21.
22.23.24を形成する。このp形半導体領域21
゜22.23.24とn形半導体基板1とにより、pn
接合が形成され、p形半導体領域21,22゜23.2
4にそれぞれ配線41.42..43.44を接続する
と、光検出素子31.32.33゜34が形成される。
次に、この実施例の光半導体装置における光の入射方向
と電気的出力信号との関係を説明する。
なお、第1図(a)、(b)において、凹部2の側壁部
11.12の表面の法線と半導体基板1の表面1aの法
線とを含む平面をA−B−C−D−A面とし、半導体基
板1の表面1aの法線を軸として前記A−B−C−D−
A面を回転させた場合の回転角度をβとする。また、入
射光6の入射方向と半導体基板1の表面1aの法線との
なず角度を入射角度θとし、向かい合う側壁部による遮
光を考慮した場合の入射光6の検出可能な入射角度の最
大値をθMa、Xとする。
第2図は、入射光6が/IB−C−D−A面と平行な面
内においてθ≠06の入射角度で光検出素子31を照射
しているときをβ−〇0とし、この方向から同じθを保
って光検出素子33,32゜34の順に照射されるよう
な方向に入射光6の入射方向を回転させ、回転角度がβ
=3600となるまで変化させたときの各光検出素子3
1,32゜33.34の電気的出力信号71.72.7
3゜74を示している。同図に示されているように、入
射光6が半導体基板1の表面1aと垂直(θ−〇6)に
入射すると、光検出素子31.32.33.34の電気
的出力信号71.72.73.74はいずれも最小とな
る。またθ≠0″ならば電気的出力信号71.72,7
3.74が発生し、それぞれの電気的出力信号71.7
2.73.74のとり得る値は入射角度θおよび回転角
度βによって一義的に決まる。
したがって、電気的出力信号71.72.73゜74か
らθおよびβを求めることによって入射光6の入射方向
を弁別することができる。
第3図はこの発明の他の実施例を示す斜視図である。こ
の実施例においては、半導体基板1の表面1aに所定の
周期的間隔で直方体形状の凹部2が複数個設けられてい
る。そして、それらの凹部2の側壁部11.12.13
.14には、第1図の実施例と同様に、光検出素子31
,32,33゜34が形成されている。各凹部2におい
て、同じ位置にある側壁部11と11.12と12.1
3と13.14と14に設けられた光検出素子31と3
1.32と32.33と33.34と34の一方の電極
は共通の配線41.42.43.44に接続され、半導
体基板1が他方の電極とされている。
この実施例の光半導体装置においては、広い断面積を有
する入射光6の方向を弁別するときに電気的出力信号7
1.72.73.74を大きくすることができるという
効果がある。
第4図(a)はこの発明のさらに他の実施例を示す斜視
図であり、第4図(b)はその断面図である。この実施
例においては、半導体基板1の表面1aおよび凹部2の
内面に絶縁膜5が形成され、凹部2の側壁部11.12
,13.14における絶縁膜5上に光導電I!81.8
2,83.84が形成されている。そして側壁部11.
12,13゜14上の絶縁膜5の下端部にはコンタクト
穴91゜92.93.94が設けられ、このコンタクト
穴91.92.93.94を介して光導電膜81゜82
.83.84の一辺が半導体基板1に電気的に接続され
ている。この実施例においては、光導電膜81.82.
83.84が光検出素子31゜32.33.34となっ
ている。
第5図(a)はこの発明のさらに他の実施例を示す斜視
図であり、第5図(b)はその断面図である。この実施
例においては、凹部2の底部15に黒化膜等の入射光6
を反射しない光吸収膜9が設けられている。この実施例
の光半導体装置にお−いては、底部15に入射した光は
光吸収膜9によって吸収されるので、底部15で反射し
た光による雑音を除去することができ、光検出素子31
゜32.33.34により得られる電気的出力信号71
.72.73.74の信号対雑音比が高くなる。
なお、上記のいずれの実施例においても、側壁部11.
12.13.14の表面の法線と半導体基板1の表面1
aの法線とがなす角度が90°以下になるように側壁部
11.12.13.14を形成してもよい。このように
した場合には、光の入射方向が半導体基板1の表面1a
の法線方向に一致したとき、すなわち入射角度がθ−0
6となったときでも、光検出素子31.32,33.3
4は同一の出力信号を発生するので、入射光6の方向弁
別性は少し低下するが、θ−0°を示す確実な出力信号
を得ることができるという効果がある。
また、上記のいずれの実施例においても、少なくとも光
検出素子31.32.33.34の表面を表面保gum
や反射防止膜で覆ってもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、半導体基板の表面に
形成された凹部の各側壁部に光検出素子が設けられてい
るので、半導体基板表面の法線方向に近い入射光に対す
る方向検出感度が敏感であり、入射光の方向弁別性が優
れている上、光検出素子を形成するのに必要な面積が少
なくてよく、高集積化に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a )および(b)はこの発明の一実施例を示
す斜視図および断面図、第2図は各検出素子の電気的出
力信号を示すグラフ、第3図は他の実施例を示す斜視図
、第4図(a)および(b)はさらに他の実施例を示す
斜視図および断面図、第5図(a )および(b)はさ
らに他の実施例を示す斜視図および断面図である。第6
図は従来の光半導体装置の一例を示す斜視図、第7図は
従来の光半導体装置の他の例を示す斜視図である。 図において、1は半導体基板、1aは半導体基板の表面
、2は凹部、11,12.13.14は側壁部、31.
32,33.34は光検出素子である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板と、前記半導体基板の表面に形成され
    た凹部と、前記凹部の各側壁部に独立に設けられた光検
    出素子とを備えた光半導体装置。
  2. (2)前記凹部は、ほぼ直方体形状に形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光半導体装
    置。
  3. (3)前記凹部は、前記半導体基板の表面に一定の周期
    的間隔をもつて形成されており、前記光検出素子は、2
    電極型の光検出素子であり、各凹部の同じ位置の側壁部
    に設けられた光検出素子の一方の電極を共通の金属配線
    に接続し、光検出素子の他方の電極を半導体基板とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の光半導体装置。
  4. (4)前記光検出素子は、第1導電形の半導体基板と前
    記凹部の各側壁部に設けられた第2導電形の領域とによ
    つて形成されるpn接合素子であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の光
    半導体装置。
  5. (5)前記光検出素子は、前記凹部の各側壁部に設けら
    れた絶縁膜上に独立に設けられた光導電素子であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の光半導体装置。
  6. (6)前記凹部の底面部に光吸収膜を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに
    記載の光半導体装置。
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