JPS6312431A - 袋を外装箱の中に設置する方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は一端が開口する柔軟な包装用の袋を、該袋より
も剛Ｍのある外装箱の中に、前記開口部を開放した状態
で形よく説首するようにした方法及び装置に関する。

（従来の技術） 一般に、種々のパウダーや種々の食品などの商品は、例
えばプラスヂツクヤアルミ酒をラミネー１〜した柔軟な
袋に入れられて密封され、該袋はさらに硬質プラスチッ
ク又（Ｊ厚紙製の外装箱に収容して市場に送られる。前
記外）た箱は、悼く普通には印刷によって意匠や商標が
施され、また柔軟な袋よりも剛性に冨んで袋に対する補
強を兼ねる。

ところで、商品を充填して密封した柔軟な袋を該袋と同
じような断面積のタト装箱の中に収容すること（ま、袋
を外装箱の中に強引に押込む型となり、場合によってｉ
ま柔軟な袋が外装箱の内面との摩１察によって破れたり
する。そこで従来で１よ、開［１面を上向き（こ置いた
外装箱の中に、作業員か両手を袋口に挿入して左右に拡
張した袋を設置して外装箱と袋とを一体化したあと、袋
の中に商品を充填するＪ、うにしている。こうすること
によって、外装箱の中にこの外装箱と同じような断面積
の袋を設置でき、外装箱の隅々に隙間を形成しない包装
ができる。

（発明か解決しようとする問題等〉 しかしながら、前記のように作業員か袋を手で広げイγ
から外装箱の中に設置する方法では、袋が外装箱の内面
に充分密＠Ｉず、袋にブリートやベローズ現象か生じ、
特に外装箱の底隅部でこの環中が顕著になるので、実際
には容積効率が悪い欠点があった。

本発明は上記の点に鑑み、袋にブリートやべ［１−ズ現
象を生じさせないで外装箱内に設置する方法を提供する
ことを目的とするものである。

（問題を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために、立方形状の成形
ブロックの周囲の面に開設した多数の風穴の内側から外
側に向って空気流を噴出させながら包装用の袋をその開
口縁が下向きになるように前記成形ブロックに被せたあ
と、前記風穴からの空気流の噴出を停止させる一方、前
記成形ブロックの内部に真空を作用ざ゛け前記風穴にお
ける外側から内側への空気の吸込みによって前記袋を前
記成形ブロックの周囲の面に吸着させると共に、前記袋
よりも剛性のある外装箱をその開口縁が下向きになるよ
うに前記袋を介して前記成形ブロックの外側に被せたあ
と、前記風穴の内側から外側へ再び空気流を噴出させ、
前記外装箱の中で前記袋を膨らませた状態で該外装箱と
袋とを一体に前記成形ブロックから離脱するようにした
ものである。

（実施例） 第１図（Ｊｌ、立方形の成形ブロック（１０）を斜め上
方から見た状態を示している。該ブロック（１０）は比
較的下部周囲にフランジ（１１）を形成し、該フランジ
を第８図及び第９図に示すように機台（１２）の上面に
ビス（１３）　（１３）・・・でもって止め、テーブル
形機台（１２）に成形ブロック（１０）を固定するよう
にしている。また同成形ブロック（１０）は内部に中空
状の室（１４）を形成すると共に、前記フランジ（１１
）から１一部の大月面（１０ａ）及び周囲の四垂直面（
１０ｂ）（１０１〉）ｌごぞれぞれ多数の風穴（１！Ｉ
ＨＩ！ｌ）・・・を形成し、さらにフランジ（１１）の
下部に２個のライン接続穴（１Ｂ）（１７）を形成して
いる。また前記のテーブル形のｈ台（１２）の底板（１
８）の土に送風機によって形成した真空ポンプ（１つ）
と］ンプレツη−（２０）とを設置し、前記真空ポンプ
（１９）の吸入穴（２１）と前記成形−ｆ［１ツク（１
０）の−側のライン接続穴（１Ｇ）とをパイ＝　５− ブ（２２）を介して連結する一方、前記コンプレッサー
（２０）における吐出穴（２４）と前記成形ブロック（
１０）の仙側のライン接続穴（１７）とをパイプ〔２５
）を介して連結している。さらに前記両ライン、すなわ
ち両パイプ（２２Ｈ２５）にそれぞれノーマルクローズ
型の開閉弁（２６）　（２７）を介設する一方、機台の
底板（１８ＬＩ−に２個の足踏みペダル（３１）（３２
）を設（プ、これらペダル（３１Ｈ３２）と前記両開閉
弁における操作レバー（２８）　（２９）とをそれぞれ
リンク（３３）　（３４）を介して連結している。

しかして、２個の開閉弁（２６）　（２７）の内部に設
けた弁体は、通常コイルスプリング（３５）（３６）が
レバー（２Ｂ）　（２９）を釣上げることによりクロー
ズの状態にあり、２本のパイプによって形成されるライ
ン（２２Ｈ２５）はそれぞれ閉鎖されている。そして第
８図における右側のベタル（３２）を介してリンク（３
４）に足の荷重を作用させると、スプリング（３６）の
引張力に抗してレバー（２９）が引き下げられるから、
開閉弁（２７）内の弁体はライン（２５）を開放するよ
うに変位する。この結果コンプレッサー（２０）の運転
−〇　　− てもって発生リ−る吐出空気は開閉弁（２７）を通過し
成形ブ［ｌツク（１０）内に送られ、該成形ブロック内
で圧力を発生ざゼ多数の風穴（１５）からブ「］ｌツク
に噴出する。ぞこて、作業員は両手で持った袋を第１図
の如く成形ブロック（１０）に被ける。この場合袋（５
０）は風穴（１５）から噴出する空気流によってｈ効に
膨らまされるので成形ブロック（１０）にスムーズに被
せることができる。

次に、第８図にお（する右側のベタル（３２）における
足の荷重を除き右側の開閉弁（２７）を閉鎖する一方、
ｌτ−側のペダル（３１）を介しリンク（３３）に足の
荷重を加え、スプリング（３５）の引張力に抗してレバ
ー（２８）を操作し、開閉弁（２６）内の弁体を開放す
ると、真空ポンプ（１９）の吸引力か成形ブロック（１
０）内に作用する。このため第２図に示す如く成形ブ「
１ツク（１０）に被１また袋（５０）は各風穴（１５）
における吸込み作用によって成形ブロック（１０）の周
囲に密行する。図面から理解できるように立方形の成形
ブロック（１０）に対して平たい袋（５０）を被（！る
と、それらの形状の差から袋（５０）の両側には必然的
に三角形の重なり部（４９）　（４９）か生ずる。立方
形の外）４箱の中ではこの三角形の重なり部（／１９）
　（４９）に商品か充１眞されることは＜Ｔいから、第
３図の如くこれらの重なり部（、’１９）　（４９）を
袋（５０）の底面に重ねるように折曲げるのが望ましい
。ただ第７図の如く２つの三角形の中なり部（４９）　
（４９）を予め袋（５０）の底面に重なるように成形し
たものかあるので、このようなタイプの袋を使用するこ
とにＪ：って第３図で説明した手間を省くことかできる
。

ぞの後、第４図に示すようにライン接続穴（１６）から
成形ブロック（１０）内に真空を作用させながら、袋（
５０）の外に外装箱（４０）を被Ｉる。この場合袋（５
０）は成形ライン（１０）の周面に密行しており、従っ
て外装箱（４０）を袋（５０）の外にスムーズに被ける
ことかできる。

次に、第５図の如く一側のライン接続穴（１６）を閉鎖
する一方、他側のライン接続穴（１７）を開放じて成形
ブロック（１０）内に圧搾空気を作用さけ、成形ブロッ
ク（１０）の周面の風穴から噴出する空気流ににって袋
（５０）を外装箱（４０）内で膨らませた状態で、外装
箱（４０）を成形ブロック（１０）の上の方へ引くと、
膨張状態の袋（５０）は外）１箱（４０）と一体に成形
ブ「１ツク（１０）から離脱する。この結果、第６図の
如く、柔軟な袋（５０）をしわのない状態で外装箱（４
０）の中に設けることかできる。

（効果） 本発明によると、成形ブロック内に真空吸引力と圧搾空
気柱とを）パ択的に作用させると共に、該成形ブロック
に袋と外装箱とを順次被け、袋を膨張させたり収縮させ
たりして柔軟な袋を剛性のある外装箱の中に設けるよう
にしたものであるから、作業員か手で袋を広げながら外
装箱の中に設ける従来の方法に比べると、作業が極めて
能率的であり、その上、袋にブリートやベローズの現象
を生じさせずに外装箱に設けることができるので、その
分容積効率か向上するし、また商品を充填した袋を外装
箱から引き出したとき、袋が滑らかな立体状になってい
る等の効果がおる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は本発明の方法を順を追つて説明す
る斜視図、第７図は使用する袋の種類の説明図、第８図
は本発明の装置の正面図、第９図は前回のＩＸ　−ＩＸ
線断面図である。 （１０）・・・成形ブｒ−１ツタ、　（１５）・・・風
穴、　（１９）・・・真空ポンプ（真空源）　、　（２
０）・・・］ンプレツ１ノー（圧搾空気源）、（２２）
・・・パイプ（ライン）、（２５）・・・パイプ（ライ
ン）　、　（２６Ｈ２７）・・・開閉弁、　（２Ｂ）（
２り）・・・操作レバー、　（３１）（３２）・・・ペ
ダル、　（４０）・・・外装箱、（５０）・・・袋。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）立方形状の成形ブロックの天井面及び四垂直面から
   なる周囲の面に開設した多数の用穴の内側から外側に向
   って空気流を噴出させながら包装用の袋をその開口縁が
   下向きになるように前記成形ブロックに被せたあと、前
   記風穴からの空気流の噴出を停止させる一方、前記成形
   ブロックの内部に真空を作用させ前記風穴における外側
   から内側への空気の吸込みによつて前記袋を前記成形ブ
   ロックの周囲の面に吸着させると共に、前記袋よりも剛
   性のある外装箱をその間口縁が下向きになるように前記
   袋を隔てて前記成形ブロックの外側に被せたあと、前記
   用穴の内側から外側へ再び空気流を噴出させ、前記外装
   箱の中で前記袋を膨らませた状態で該外装箱と袋とを一
   体に前記成形ブロックから離脱することを特徴とする袋
   を外装箱の中に設置する方法。 ２）内部が中空状でその天井面及び四垂直面に多数の風
   穴を形成し且つ機台上に固定した立方形の成形ブロック
   と、それぞれの一端を前記成形ブロックの底部に連結す
   ると共に他端を真空源と圧搾空気源とに連結した２本の
   ラインと、前記の２本のラインにそれぞれ介設した開閉
   弁と、前記の両開閉弁を操作し前記成形ブロック内部と
   前記真空源及び圧搾空気源とを選択的に連通させる足踏
   みペダルとによつて構成した袋を外装箱の中に設置する
   装置。