JPS6312396A

JPS6312396A - 家庭雑排水浄化装置

Info

Publication number: JPS6312396A
Application number: JP13643187A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kuwajima; 桑嶋　博
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-05-29
Filing date: 1987-05-29
Publication date: 1988-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は家゛庭、食堂、給食室等の台所流し台から排出
される雑排水の浄化装置に関する。

環境汚染の一因として、家庭から排出される生活排水に
よる河川、湖沼の汚染が挙げられるが、この防止策とし
て様々な浄化装置が提案されている。しかしこれらの中
には、電気を使って湯気する同様の装置であっても、浄
化槽自身土中埋設のため、汚泥、油分の定期的引き抜き
を柄杓を使ったり、ポンプ又はバキューム車等によって
排出させているのが現状であり、このような維持管理面
が大変な作業となり、一般家庭、食堂、給食室等に取り
入れられなかった原因の一つと言われている。

本発明にかかわる家庭雑排水浄化装置は立形に外壁を隔
てて流し台に直結するため、不要な排水桝等もなく、し
かも容積が立体化する結果敷地面積が少ない所でも設置
でき、土中埋設のような大きな土木工事の必要がない等
、更に汚泥、油分の引き抜きをパルプコツク一つで処理
できる点は家庭の主婦などでも簡単にでさる所にある。

− この装置は、角筒又は円筒等適当な形状の容器からなる
もので、浄化槽２の上ｇ側面の雑排水流入口５は台所流
し台に立形に直結し、この流入口５に対してやや下方に
流出口を有する浄化槽であり、この浄化槽２は２槽がら
なり、初槽は汚泥油分を分解する沈澱分離槽３で、２Ｍ
目は汚水を浄化する瀑気槽４となっている。しかも浄化
槽２は下方一部土中埋設され、上方は地表に突出する形
となる。

浄化槽２は材質として、プラスチック、塩ビパイプ、ポ
リパイプ、繊維強化プラスチック、タキロン、鉄パイプ
又はコンクリート等により一体成型されている。雑排水
は流入口５よりまず沈澱分離槽３に入り、汚泥１３、油
分１４を分離し、分離汚水はバッフルＩｒ！６を通して
湯気Ｍ４に流入する。流入汚水は湯気プロア１０′にて
空気を散気管１０に送風され、瀑気槽４にエアレーショ
ンすることにより、汚水中にふくまれる有機物を好気性
微生物により分解浄化することとなる。しかも浄化され
た汚水は流出管７から側溝等に放流される。

尚沈澱分離槽３に浮揚した油分１４又は沈澱汚泥１３は
定期的にバルブコック８′を開口することにより、外部
に排出する、外部には汚泥分解！ｆＪＩ（請求範囲外の
装置）があり、ここに排出された汚泥１３、油分１４は
土壌分解することとなる。更に、瀑気槽４内も年に一回
程度は底にたまった汚泥をバルブコック９′を開口する
ことにより排出管９を通して汚泥分解槽１に排出され土
壌分解することができる。尚陽気槽内汚泥は、図中には
記してないが、エアリフトポンプを設置することにより
逆に沈澱分ＲＭｓ内に送り込み汚泥排出管８より、沈澱
汚泥１３、油分１４と共に排出することが可能であり、
このような装置にするならば、瀑気槽４内の汚泥排出管
９並びにバルブコック９′は必要なくなる。

蓋体１１下面並びに浄化槽２の外側に張設しである断熱
材１２は発泡スチロール、アスベスト、ガラス繊維等か
らなるもので、浄化槽内の温度の上昇、低下を防止する
ことにより、槽内の微生物の生態系に外乱が加わり、浄
化　・能力が低下することのないようにすることができ
る。

以上の如き処理方式は一般家庭用としても最適ではある
が、これよりむしろ、食堂、ドライブイン、料理店、給
食センター、保汀園、学校給食室等の厨房排水処理には
極めて利用価値が高いものである。在米ある同様の処理
方式では油分、汚泥引き抜き等維持管理が土中埋設浄化
槽のため面倒で、しかも技術的に大変であったが、本発
明の処理方式ならば維持管理も極めて簡単にでき、水質
も他の物と同等以上のものが得られるなど、今後実用化
する可能性ががなりあるものと思われる。

【図面の簡単な説明】

（イ）分離陽気方式（１−１図〜１−４図まで）１−１
図は流し台に対して立形連結しているＢ−Ｂｍ断面の姿
図である。１−２図は上から見た断面図、１−３図はＡ
−Ａ線断面図、１−４図・はＣ−Ｃ線断面図。（ロ）分離接触湯気方式（２−１図〜２−４図まで）瀑気槽２４内に接触濾過材、主として礫、人工接触濾過
材等を加えた装置。２−１図は上より見た断面図、２−２図はＡ−Ａ＠断面
図、２−３図１．ｔ　Ｂ　−Ｂ線１１Ｒ面図、２−４図
はＣ−ＣＩＱ断面図。（ハ）分離散水波調方式（３−１図、３−２図並びに４
−１図〜４−４図）濾刷材は麻縄、ジュロｉｉＣ，他ビニール経等の人工縄
、紐の類、分離汚水を１−の散水皿より均等に下に垂れ
下がっている縄、紐の類に散水濾過する装置。尚４−１
図〜４−４図の沈澱分離槽４３は蛇口状バルブがあり、
汚泥、油分をバケツ等に引き抜く方法。３−１図はＡ−Ａ線断面図、３−２図は上より見た断面
図（円筒形）４−１図はｔより見た断面図、４−２図へ−Ａ線断面図
、４−３図Ｂ−Ｂ線断面図、４−４図Ｃ−Ｃ線断面図。（ニ）分離故水濾床方式（５−１図〜５−３図まで）濾床材７６は礫、又はプラスチック等の人工濾床材分離
汚水を上の散水皿より下の濾床材に均等散布することに
よる浄化槽。５−１図ハＡ　−Ａ　＃ａ断面図、５−２
図ハＢ　−Ｂ線断面図、５−３図は外観図である。１〜２０以内の数値−分離湿気槽の部材各地１一台所流
し台　　　　２−浄化槽３−沈澱分離槽　　　　４−曝気槽５−流入管　　　　　　６−分離バッフル管７−流出管
　　　　　　８．９−汚泥排出管８′９′−パルプフッ
ク、１〇−散気管１０′−ブロア　　　　１１−蓋体１２−断熱材　　　　　１３−汚泥１４−油分　　　　　　１−汚泥分解槽２０〜３９以内
の数値−分離接触瀑気槽の部材各地２２−浄化槽　　　　　２３−沈澱分ｌ＠槽２４−接触
曝気槽　　　２５−流入管２６−分離バッフル管　２７−流出管２８−汚泥排出管　　　２９−汚泥排出管２８’　２９
’−バルブコック３０−散気管３１−蓋体　　　　　　
３２−断熱材３３−汚泥　　　　　　３４−油分３５−ロスドル　　　　３６−接触濾過材４０〜５９以
内の数値−分離故水濾Ｊｌ！ｌ槽の部材各地４２−浄化槽　　　　　４３−沈澱分離槽４４−散水Ｗ
ｉ　　　　　４５−流入管４６−分離バッフル管　４７
−流出管４８−汚泥排出管　　４８′−バルブコック５１−蓋体
　　　　　　５２−［熱材５３−汚泥　　　　　　５４−油分５６−波調材　　　　　５７−散水皿５８−濾綱受皿６０〜７９以内の数値−分離散水濾床槽の部材各地６２−浄化槽　　　　　６３−沈′ｔｉ分離槽６４−故
水梢　　　　　６５−流入管６６−分離バッフル管　６７−流出管６８−汚泥排出管　　　７１．−蓋体７２−断熱材　　　　　７５−口ストル７６−散水濾過
材　　　７７−散水皿７８−濾過材籠手続補正書（＠を）昭和６２年５月２９日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）台所流し台に対して、外壁を隔て、立形に直結し
、上面に着脱可能な蓋体を有する容器からなり、上部側
面に雑排水の流入口を、その流入口よりやや下方に雑排
水の流出口を有する２槽の容器からなる浄化槽、浄化槽
中初槽は汚水と汚泥、油分を分離する沈澱分離槽、二槽
目は分離汚水を浄化する瀑気槽を設け、下方一部地中に
埋設してなる雑排水浄化装置。
（２）浄化槽中の瀑気槽には電動式ブロアにて、空気を
導入することが可能な瀑気管すなわち散気管を有する請
求範囲第１項記載の浄化装置。
（３）瀑気槽には一方、礫又は人工濾材など不朽性の濾
過材を有することもできる請求範囲第１項又は第２項記
載の浄化装置。
（４）浄化槽の沈澱分離層並びに瀑気槽の下部に汚泥、
油分を排出することが可能な排出口を有し、バルブコッ
クを通じて定期的に汚泥、油分を土中の汚泥分解槽（請
求範囲外の装置）に排出することができる請求範囲第１
項〜第３項記載の浄化装置。
（５）浄化槽は外部に突出してなり、外側又は蓋体の下
面に断熱層を設けた請求範囲第１項〜第４項記載の浄化
装置。