JPS63123455A - 微量遠心分離用セル - Google Patents
微量遠心分離用セルInfo
- Publication number
- JPS63123455A JPS63123455A JP26963486A JP26963486A JPS63123455A JP S63123455 A JPS63123455 A JP S63123455A JP 26963486 A JP26963486 A JP 26963486A JP 26963486 A JP26963486 A JP 26963486A JP S63123455 A JPS63123455 A JP S63123455A
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は分析のための生物試料作製法に係り。
特に通常の遠心沈澱管を用いた操作では試料の紛失を招
くような微量な試料を沈降せしめるのに好適な遠心分離
用セルに関する。
くような微量な試料を沈降せしめるのに好適な遠心分離
用セルに関する。
従来の微量遠心分離用セルは、「遺伝子観察への旅」山
岸秀夫編、東京大学出版(1981年)第124〜12
7頁に記載にように、試料を沈降付着させるためのグリ
ッドの挿入ととり出しを試料誘導路を通じて行うように
構成されていた。しかし、この方法では1000細胞を
直径3+amのグリッド上にランダムに沈降できるだけ
であり、より微量な試料をグリッド上の一定の位置に確
実に沈降付着させるという点については配慮されていな
かった。
岸秀夫編、東京大学出版(1981年)第124〜12
7頁に記載にように、試料を沈降付着させるためのグリ
ッドの挿入ととり出しを試料誘導路を通じて行うように
構成されていた。しかし、この方法では1000細胞を
直径3+amのグリッド上にランダムに沈降できるだけ
であり、より微量な試料をグリッド上の一定の位置に確
実に沈降付着させるという点については配慮されていな
かった。
上記従来技術は試料を沈降付着させるためのグリッドメ
ツシュを試料誘導路を通じて出し入れする。そのために
試料誘導路の直径はグリッドメツシュの直径より大きく
なっており、試料の沈降をグリッドメツシュ上に限定す
ることができないばかりでなく、取出しの際に沈降した
試料が脱落しやすく、非常に微量な試料の遠心分離には
問題があった。
ツシュを試料誘導路を通じて出し入れする。そのために
試料誘導路の直径はグリッドメツシュの直径より大きく
なっており、試料の沈降をグリッドメツシュ上に限定す
ることができないばかりでなく、取出しの際に沈降した
試料が脱落しやすく、非常に微量な試料の遠心分離には
問題があった。
本発明の目的は、微量な試料を確実に目的とする試料台
上に沈降させ、操作後の試料の取り出しが簡便な遠心分
離用セルを提供することにある。
上に沈降させ、操作後の試料の取り出しが簡便な遠心分
離用セルを提供することにある。
上記目的は、試料を挿入するための誘導路の少なくとも
一方の端の口径面積試料を沈降させる試料台の面積より
も小さくシ、セルの試料誘導路を含む部分を、試料台の
保持部から分離可能な構成とすることにより達成される
。また、試料保持部と試料台保持部を分離可能な二律構
成にし、遠心分離後に試料保持部を取り去って、ピンセ
ット操作の十分可能なスペースを確保することにより、
試料台の簡便な取り出しが達成される。
一方の端の口径面積試料を沈降させる試料台の面積より
も小さくシ、セルの試料誘導路を含む部分を、試料台の
保持部から分離可能な構成とすることにより達成される
。また、試料保持部と試料台保持部を分離可能な二律構
成にし、遠心分離後に試料保持部を取り去って、ピンセ
ット操作の十分可能なスペースを確保することにより、
試料台の簡便な取り出しが達成される。
試料は遠心力によって試料誘導路に添って試料台に沈降
する。試料誘導路の試料台に接する端の口径の面積は試
料台よりも小さいので、遠心力の作用により試料は誘導
路に添って沈降し試料台上に到達する。試料沈降後、セ
ルの試料誘導路を含む部分を分離して取り去ることによ
って、試料台の取り出しが可能になる。
する。試料誘導路の試料台に接する端の口径の面積は試
料台よりも小さいので、遠心力の作用により試料は誘導
路に添って沈降し試料台上に到達する。試料沈降後、セ
ルの試料誘導路を含む部分を分離して取り去ることによ
って、試料台の取り出しが可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
実施例1
第1図において微量遠心分離用セルは試料誘導路1を有
する試料保持部3と、試料台2を保持する試料台保持部
4より構成されている。試料を含む溶液5は試料誘導路
の試料導入口21より導入される0本実施例では、試料
保持部3と試料台保持部4としてアクリル材を、試料台
2として第2図に示すような電子顕微鏡用グリッドメツ
シュ(厚み15μmの#300の銅メツシユ)10の表
面に試料吸着材(カーボン膜、コロジオン膜等、電子顕
微鏡wtrAに用いる支持膜)11を保持したものを用
い、微量遠心分離用セルを構成した。このセルの試料導
入口21の直径は3m、試料誘導路の試料台側の直径は
1mlであり、後者の中心は直径3■の試料台(グリッ
ドメツシュ)2の中心とほぼ一致している1本発明者等
は、大腸菌細胞に浸透圧ショックをかけて細胞内容物を
放出させたものを試料として3000Xgで5分間遠心
操作を行うことにより、常にグリッドメツシュ上のほぼ
中央付近の直径約1mの範囲に試料を吸着させることが
でき、透過型電子顕微鏡による観察効率をあげることが
できた。また、試料誘導路をすり林状の構成にしたこと
により、試料導入口への試料注入の簡便化と、試料台上
の一定位置への遠心沈降の確実化を同時に達成すること
ができた。
する試料保持部3と、試料台2を保持する試料台保持部
4より構成されている。試料を含む溶液5は試料誘導路
の試料導入口21より導入される0本実施例では、試料
保持部3と試料台保持部4としてアクリル材を、試料台
2として第2図に示すような電子顕微鏡用グリッドメツ
シュ(厚み15μmの#300の銅メツシユ)10の表
面に試料吸着材(カーボン膜、コロジオン膜等、電子顕
微鏡wtrAに用いる支持膜)11を保持したものを用
い、微量遠心分離用セルを構成した。このセルの試料導
入口21の直径は3m、試料誘導路の試料台側の直径は
1mlであり、後者の中心は直径3■の試料台(グリッ
ドメツシュ)2の中心とほぼ一致している1本発明者等
は、大腸菌細胞に浸透圧ショックをかけて細胞内容物を
放出させたものを試料として3000Xgで5分間遠心
操作を行うことにより、常にグリッドメツシュ上のほぼ
中央付近の直径約1mの範囲に試料を吸着させることが
でき、透過型電子顕微鏡による観察効率をあげることが
できた。また、試料誘導路をすり林状の構成にしたこと
により、試料導入口への試料注入の簡便化と、試料台上
の一定位置への遠心沈降の確実化を同時に達成すること
ができた。
試料保持部と試料台保持部の接合部分は直径20mであ
り、遠心後に試料保持部を取り去ると、試料台保持部に
はピンセット操作を行うに十分なスペースができ、試料
台の取り出しは容易であった。
り、遠心後に試料保持部を取り去ると、試料台保持部に
はピンセット操作を行うに十分なスペースができ、試料
台の取り出しは容易であった。
実施例2
第3図において、試料保持部3の試料誘導路1は、円筒
状の空隙となっており、その直径は試料台2の直径より
も小さい1本発明者等は試料保持部3、試料台保持部4
をアクリル材で構成し、前者には直径l11111の試
料誘導路を設けた。試料台として前出グリッドメツシュ
上にカーボン膜を保持したものを用い、前出細胞試料を
試料導入口より注入し、4000X g 、 15分間
遠心分渭することにより、細胞内容物をカーボン膜上に
吸着させることができた6本実施例の構成により、1μ
α中に約100細胞を含む溶液を20μmという従来法
の約1/2oの細胞数を含む微量な試料の遠心処理を達
成することができた。
状の空隙となっており、その直径は試料台2の直径より
も小さい1本発明者等は試料保持部3、試料台保持部4
をアクリル材で構成し、前者には直径l11111の試
料誘導路を設けた。試料台として前出グリッドメツシュ
上にカーボン膜を保持したものを用い、前出細胞試料を
試料導入口より注入し、4000X g 、 15分間
遠心分渭することにより、細胞内容物をカーボン膜上に
吸着させることができた6本実施例の構成により、1μ
α中に約100細胞を含む溶液を20μmという従来法
の約1/2oの細胞数を含む微量な試料の遠心処理を達
成することができた。
実施例3
第4図において、試料保持部3の中央には直径約lam
の穴が貫通しており、その部分には試料を含む溶液5を
保持する試料保持管6(ここでは、ラムダピペット5μ
息用を用いた)がOリング状のゴム製のストッパ22に
より固定されている。
の穴が貫通しており、その部分には試料を含む溶液5を
保持する試料保持管6(ここでは、ラムダピペット5μ
息用を用いた)がOリング状のゴム製のストッパ22に
より固定されている。
本実施例の構成により1〜5μQの溶液中の試料をも、
試料台の目的の位置に沈降させることが可能となった。
試料台の目的の位置に沈降させることが可能となった。
実施例4
第5図において、試料台保持部4は試料台の機能をも兼
備えており、遠心後に試料は試料台保持部のくぼみに沈
降している。遠心後、試料保持部を取り去り、試料台保
持部のくぼみに試料を吸着させたまま通常の処理を行い
、走査型電子m微量により試料の表面構造なa6するこ
とができた。
備えており、遠心後に試料は試料台保持部のくぼみに沈
降している。遠心後、試料保持部を取り去り、試料台保
持部のくぼみに試料を吸着させたまま通常の処理を行い
、走査型電子m微量により試料の表面構造なa6するこ
とができた。
本発明によれば、微量な試料でも直径1閣程度の範囲内
に確実に沈降できるので、従来不可能であった100細
胞以下、あるいは5μΩ以下という微量サンプルを遠心
処理することが可能になった。また、セルを二律構成に
したことで、従来試料取出しの際に多かった、沈降試料
の脱落を防ぐことができるようになった。
に確実に沈降できるので、従来不可能であった100細
胞以下、あるいは5μΩ以下という微量サンプルを遠心
処理することが可能になった。また、セルを二律構成に
したことで、従来試料取出しの際に多かった、沈降試料
の脱落を防ぐことができるようになった。
第1図は本発明の実施例1の遠心用セル全体の縦断面図
、第2図は第1図の試料台部を拡大して示した断面図、
第3図は本発明の実施例2のセルの試料誘導路周辺の断
面図、第4図及び第5図はそれぞれ本発明の実施例3,
4のセル全体の断面図である。 1・・・試料誘導路、2・・・試料台、3・・・試料保
持部、V、t 口 嘱 5色
、第2図は第1図の試料台部を拡大して示した断面図、
第3図は本発明の実施例2のセルの試料誘導路周辺の断
面図、第4図及び第5図はそれぞれ本発明の実施例3,
4のセル全体の断面図である。 1・・・試料誘導路、2・・・試料台、3・・・試料保
持部、V、t 口 嘱 5色
Claims (1)
- 1、遠心分離機の遠心沈澱用セルにおいて、試料を沈降
付着させる試料台を保持する試料台保持部と、試料台よ
り小さい面積の孔径の末端を少なくとも一つ持つ試料誘
導路とを設けた試料保持部より構成されることを特徴と
する微量遠心分離用セル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269634A JP2515762B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 微量遠心分離用セル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269634A JP2515762B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 微量遠心分離用セル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123455A true JPS63123455A (ja) | 1988-05-27 |
JP2515762B2 JP2515762B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17475082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61269634A Expired - Lifetime JP2515762B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 微量遠心分離用セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515762B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672056U (ja) * | 1993-03-18 | 1994-10-07 | 広陵化学工業株式会社 | 臨床検査用沈渣塗抹容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359771U (ja) * | 1976-10-22 | 1978-05-22 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP61269634A patent/JP2515762B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359771U (ja) * | 1976-10-22 | 1978-05-22 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672056U (ja) * | 1993-03-18 | 1994-10-07 | 広陵化学工業株式会社 | 臨床検査用沈渣塗抹容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515762B2 (ja) | 1996-07-10 |
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