JPS63123374A - 微細藻類培養装置 - Google Patents

微細藻類培養装置

Info

Publication number
JPS63123374A
JPS63123374A JP27003986A JP27003986A JPS63123374A JP S63123374 A JPS63123374 A JP S63123374A JP 27003986 A JP27003986 A JP 27003986A JP 27003986 A JP27003986 A JP 27003986A JP S63123374 A JPS63123374 A JP S63123374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon dioxide
dioxide gas
waterway
microalgae
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27003986A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Sekine
敏朗 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP27003986A priority Critical patent/JPS63123374A/ja
Publication of JPS63123374A publication Critical patent/JPS63123374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M21/00Bioreactors or fermenters specially adapted for specific uses
    • C12M21/02Photobioreactors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
    • C12M23/02Form or structure of the vessel
    • C12M23/18Open ponds; Greenhouse type or underground installations
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M27/00Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
    • C12M27/18Flow directing inserts
    • C12M27/20Baffles; Ribs; Ribbons; Auger vanes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクロレラ等微細藻類を炭酸ガスを利用して培養
するための装置に関する。
クロレラの培養形式は独立栄養、混合栄養、従属栄養に
分けられる。独立栄養培養とは、光照射条件下炭酸ガス
を炭素源として培養するものである。混合栄養培養とは
、光照射条件下酢酸専有別物と炭酸ガスを炭素源として
培養するものである。
従属栄養培養とは、グルコース等の有殿物を炭素源とし
て光の照射を行なわず空気等酸素含有気体を通気して培
養するものである。
士数年前、クロレラは、一般の緑色植物に比べて増殖が
速く、投入する栄養塩類等の流失が少なく、また蛋白質
、ビタミン類0色素、 CGF等生理活性物質などに富
んでいることから、有望な食料資源として数多くの研究
がなされてきた。
当初、自然光を利用した独立栄養培養が盛んに研究され
、数多くの培養装置が提案された。これらは、培養池全
体を光透過材質で密閉し、この中に炭酸ガスを供給する
型式のものと、培養池は大気下に開放し炭酸ガスを池底
から通気したり、あるいは混合液を扱取り別の溶解装置
で炭酸ガスを溶解させたものを池に戻す型式のものに大
別できる。前者においては、光透過材質表面に水滴、塵
埃、あるいは藻体が付着し、光透過量が激減し、微細藻
類の増殖速度が著しく減少する欠点があった。また独立
栄養培養では、光飽和条件下微細藻類の増殖に対する飽
和溶存炭酸ガス濃度が空気と平衡した溶存炭酸ガス濃度
より高いため、通常炭酸ガス強化空気を用いる。このた
め、前述の後者の型式において、炭酸ガス強化空気を地
底から通気する場合、池の水深が小さいため気泡ととも
に炭酸ガスの大部分が大気中に放出され、また混合液を
扱取り別の溶解装置で炭酸ガスを溶解させたものを池に
戻す場合、通常培養池は広大な平面積を有し、効果的な
攪拌が行なえず、このため溶解装置を通過して池に戻っ
てきた混合液を速やかに稀釈均一化できず、この結果濃
度の高い部分での大気への放出が大きくまた濃度の低い
部分では微細藻類の増殖が制限され、この藻類増殖を制
限しないために池に戻される混合液の炭酸ガス濃度を更
に高くすると、前述の′a度の高い部分での大気への放
出が更に大きくなり、いづれの場合においても炭酸ガス
の損失が大きくなる欠点があった。
また人工光による独立栄養培養は電気料金が高くなるた
め大規模化は難しい。また従属栄養培養に関しては、グ
ルコースのように細菌の汚染を受【J易いものを使用す
るため、殺菌操作等に大きな費用を要しかつ培養された
藻体の生理活性物質含有mが少ない等の品質の面で劣る
欠点があり、企業化されていない。
このため現在では、損失の少ない酢酸を主な炭素源とし
、積極的に炭酸ガスを添加しない混合栄養培養が主流を
なしている。しかし、酢酸が高価なため、クロレラはダ
イス等に代る蛋白資源となりえず、健康食品として高い
価格で販売されている。
しかし、前述の独立栄養培養にあける炭酸ガスの損失を
減少させることができれば、炭酸ガスは非常に安価であ
るので、クロレラが非常に安価に生産できる。
本発明は、前述の微細藻類の独立栄養培養または炭酸ガ
スを積極的に利用した混合栄養培養を行なうに際して、
前述の培養池全体を光透過材質で密閉し、この中に炭酸
ガスを供給する型式の装置が有する自然光の透過率減少
という欠点と、培養池は大気下【こ開放し炭酸ガスを池
底から通気したり、おるいは混合液を扱取り別の溶解装
置で炭酸ガスを溶解させたものを池に戻す型式の装置が
有する炭酸ガスの著しい損失という欠点を改善したもの
で、受光面を光透過材質で覆うことなく、かつ微m藻類
の増殖を制限することなく、大気への炭酸ガスの損失を
減少させ、クロレラ等微細藻類をより安価に生産できる
装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、光照射条件下、炭酸ガスを供給し、大気下に
開放された無終端水路として構成された培養漕内の培養
液および微細藻類藻体の混合液を連続的あるいは断続的
に該水路に沿って流動させ、微flII藻類を培養する
ための装置であって、前記水路に水路を横断する阻流壁
を設け、該阻流壁の両側の水路内を、該阻流壁の両側の
水路底壁に開口しかつ該水路底壁より下方を通過する導
水路で、連通するとともに、該導水路上部あるいは導水
路内に、前記阻流壁の上流側から前記導水路を介して下
流側に混合液を流す、水推進機を設け、該水推進機内あ
るいは前記導水路内に、炭酸ガス源からの炭酸ガスを水
路内の混合液に供給するための、炭酸ガス供給管を開口
してなることを特徴とする微細藻類培養装置であって、
これによって、自然光の透過率減少がなく、微細藻類の
増殖を制限することなく、大気への炭酸ガスの損失を著
しく減少させることを可能にするものである。
つぎに、本発明を図面に示す実施例に基づいて、ざらに
具体的に説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、それぞ
れ、平面図、第1図におけるX−X縦断面図である。
長円形培養槽に整流壁2が設けられ、無終端状の水路1
が形成され、この水路1を横断して阻流壁3が設けられ
、阻流壁3の両側はそれぞれの底壁に開口する導水路4
で連通され、これによって、培養槽は無終端水路として
構成されている。導水路4の一方の開口端には、ケーシ
ング5、インペラー6、モーター8よりなる軸流ポンプ
を設け、水推進機を構成し、インペラ=6の下方には炭
酸ガス供給管7が開口している。炭酸ガス供給管7は液
化炭酸ガスの収納されたボンベ9に流量制御弁10を介
して連絡されている。
導水路4は、下流側底壁より下方に伸び、最下部に達し
たのち、上方に伸び下流側底壁に開口している。導水路
4の深さおよび長さは、炭酸ガスの充分な溶解および濃
度の均一化を確保する観点から決定され、通常開口端か
ら最下部までの距離は1m以上あればよい。第2図の装
置では、導水路4は1つで、軸流ポンプを2基使用して
いるが、水路1の幅、水路1における必要流速等を考慮
して複F!基の設置が可能である。
水路1の水深は、通常20cm以下が適当である。
つぎに、第1図および第2図に基づいて作用について説
明する。
モーター8の作動により、インペラー6が回転し、混合
液はケーシング5の上部から水路1内より導水路4内に
送られる。送られた混合液は下向流部a、上向流部b、
水路1内を経て再び導水路4に戻る。この循環的流動に
よって、藻体の沈降が防止され、これによって良好な増
殖が確保されかつ沈積による腐敗が防1トされる。水路
1内では光の照射を受け、微細藻類の光合成が行なわれ
る。
またボンベ9内の圧力により、流量制御弁10を介して
、炭酸ガス供給管7の開口より、実質的に純粋な炭酸ガ
スをインペラー6の下方に送ると、炭酸ガスの溶解速度
が大きいため、ケーシング5上部から流入してくる混合
液に炭酸ガスが速かに溶解し、下向流部aおよび上向流
部すを移行する問に混合液中の溶存炭酸ガス濃度が均一
化された後、水路1に放出される。
炭酸ガス供給管7の開口部には散気管を設け、多数の細
孔を通して水平方向に炭酸ガスを噴出させる。この炭酸
ガスは、インペラー6の真下で、インペラー6により生
じる水流に対して直角方向に噴出されるので、大きな剪
断力を受けて微細気泡化され、さらに速かに混合液に溶
解する。
混合液に溶解した炭酸ガスは、水路1内で微細藻類の光
合成により固定されると同時に、大気中の炭酸ガス濃度
と溶存炭酸ガス′、a度の差に応じた速度で大気中へ移
動する。この大気中への移動弁が損失となる。
第1図および第2図に示した実施例は、炭酸ガス源9と
して液化炭酸ガスを用い、これを空気等で稀釈すること
なく直接混合液に溶解させるものでおるが、ボイラー排
ガス等の炭酸ガス強化空気を炭酸ガス源9として用いて
もよい。この場合、炭酸ガス強化空気は水に難溶の酸素
、窒素を含むので、導水路4内には常に気泡が存在し、
この気泡中と混合液中の炭酸ガス濃度の平衡関係により
気泡中に混合液に溶解しなかった炭酸ガスが存在し、こ
の気泡は最終的に水面より大気中へ放出され、この放出
された気泡中の炭酸ガスが損失として加算される。しか
しこの場合、導水路4の深さおよび艮ざを充分大きくと
ることで、単位通気量当りの炭酸ガス溶解量を多くし、
前記の気泡放出に阻隔した炭酸ガスの損失を、単に水路
1底面から通気する従来のものよりも、少なくできる。
第1図および第2図に示した実施例では、炭酸ガス源9
として液化炭酸ガスを用い、これを空気等で稀釈するこ
となく直接混合液に溶解させるので、通気母を適切に調
節することで、通気した気体をすべて混合液に溶解させ
ることが可能であり、前記の気泡放出に阻隔した炭酸ガ
スの損失をなくすことが可能である。
このようにして炭酸ガスの添加された混合液は、水路1
に送り出され、ここで光の照射を受け、微細藻類の光合
成により炭酸ガスが固定されると同時に、大気中の炭酸
ガス濃度と溶存炭酸ガス濃度の差に応じた速度で大気中
へ移動する。このため混合液中の溶存炭酸ガス濃度は水
路1に沿って次第に減少し、軸流ポンプ流入前に最低と
なる。
したがって、流量制御弁10を操作して、次間ガス供給
〇を軸流ポンプ流入前の溶存炭酸ガス濃度が微細藻類の
増殖に対重る飽和値となるように決定してもよく、また
導水路4から流出する時の溶存炭酸ガス濃度が微細藻類
の増殖に対する飽和値となるように決定してもよく、ま
たその中間の値となるように決定してもよい。これは、
炭酸ガス源の価格によって左右される問題である。いづ
れにしても、本発明の装置では、このような微調節が可
能である。
また、前記微細藻類の増殖に対する飽和溶存炭酸ガス濃
度は、使用藻類様、水温、光強度によって異なるので、
使用藻類様について、水温、光強度の変化による飽和炭
酸ガス濃度の変化をあらかじめ検討し、決定しておくと
よい。一般に水温、光強度の上昇で微細藻類の増殖に対
する飽和炭酸ガス濃度は上昇する。この決定された特性
にもとづいて、炭酸ガス供給量を、光強度、水温等に応
じて、適宜改変することによって、本発明の装置では、
炭酸ガスの損失を最小限に止めることができる。
水路1が長くなる場合は、導水路4、水推進機、阻流壁
3を水路1に間隔をおいて複数箇所に設け、それぞれの
箇所で炭酸ガスを添加してもよい。
第3図は第1図および第2図に示した装置において、ケ
ーシング5、インペラー6およびモーター8よりなる軸
流ポンプを下流側の導水路4内上方に設け、炭酸ガス供
給管7を上流側の導水路4内上方に開口した場合の一実
施例を示す縦断面図である。導水路4の上流側における
開口部には突起物18が設けられ、気泡の上昇を防止し
ている。
本装置では、軸流ポンプのインペラー6により気泡が迭
かに微細化されず、炭酸ガスの溶解速度が、第1図およ
び第2図に示した装置に比較してやや小さくなるので、
導水路4の深さおよび長さを、第′1図および第2図に
示した装置よりもやや大きくするとよい。このような改
変によって、本装置においても、第1図および第2図に
示した装置と同様の効果が期待できる。
第4図は、第1図および第2図に示した装置において、
炭酸ガス供給管7が別に設けた炭酸ガス溶解装置の液相
に連絡し、該炭酸ガス供給管7が炭酸ガスの添加された
液体を通り場合の一実施例を示す縦断面図である。
炭酸ガス溶解装置は、−例では、液を満す密閉容器11
、攪拌用インペラー14、攪拌用モーター13からなり
、炭酸ガス源9からの炭酸ガスを密閉容器月内に送る管
16、および培養液または培養槽から引抜いた混合液を
密閉容器11内に送る管17が密閉容器11内に開口し
、管16には流量制御弁15、管7には流量制御弁10
およびポンプ12が設けである。
炭酸ガス溶解装置から高濃度に炭酸ガスを含む培養液あ
るいは混合液が、炭酸ガス供給管7を介して、インペラ
ー6の下方に送られると、これは軸流ポンプにより流入
してくる混合液により速かに稀釈混合され、下向流部a
および上向流部すを移行する間に混合液中の溶存炭酸ガ
ス濃度が均一化された後、水路1内へ放出される。
本装置では、炭酸ガスを導水路4内とは別に設けた炭酸
ガス溶解装置で液体に溶解させるので、密閉容器11内
の圧力を高くしたり、攪拌を強くしたり、最適の条件で
炭酸ガスを溶解させることができる等の効果が付加され
る。
本装置においても、第3図にように、軸流ポンプを下流
側の導水路4内上方に設け、炭酸ガス供給管7を上流側
の導水路4内上方に開口してもよい。この場合、軸流ポ
ンプのインペラー6により高濃度炭酸カス含有液体が速
かに混合稀釈されず、混合液中の炭酸ガス濃度の均一化
が、第4図に示した装置に比較してやや遅くなるので、
導水路4の深さおよび艮ざを、第4図に示した装置より
もやや大きくするとよい。このような改変によって、第
4図に示した装置と同様の効果が期待できる。
また、水推進機としては、軸流ポンプに代えて、水中プ
ロペラ、斜流ポンプ、各種水中ポンプ等も使用可能であ
るが、流速が得やすい、気泡を微細化しやすい等の理由
により、軸流ポンプが適する。
また、第2図、第3図および第4図に示した実施例にお
いては、炭酸ガス供給管7が、阻流壁3の上流側の導水
路4内上方に開口し、ざらに第2図および第4図に示し
た実施例においては、インペラー6の真下に開口してい
るが、他の中間部位に開口した場合でも、炭酸ガス供給
管7開ロ部以降の導水路2の長さを、炭酸ガスの溶解、
稀釈、均一化に対して、充分にとってやれば、第2図、
第3図および第4図に示した実施例と同等の効果が期待
できる。しかし、第2図、第3図および第4図に示した
実施例のように構成したほうが、導水路2を有効に利用
できることは言うまでもない。
また、水推進機も、第2図、第3図および第4図に示し
た実施例のように、特に導水路4の上部あるいは導水路
4内上方に設ける必要もないが、施工および維持管理の
容易さの点において、第2図、第3図および第4図に示
した実施例が優れていることも言うまでもないことであ
る。
また、第2図および第4図に示した実施例のように、水
推進機の水推進部、例えばインペラー6、の真下に炭酸
ガス供給管を開口したものは、前)ホのように、炭酸ガ
スの溶解速度、稀釈および均一化の点で、特に優れてい
る。
いづれにしても、本発明の装置は、大気と接触しない導
水路4内で、炭酸ガスの溶解、稀釈混合、および濃度の
均一化を速かに行なうと同時に、省力的に混合液を流動
させることができる点に最大の特徴を有するものである
このように、本発明の装置によれば、 (1)供給された炭酸ガスは導水路内で速やかに溶解、
稀釈、均一化されるので、炭酸ガス供給の微L’4fm
が可能であり、これによって炭酸ガスの大気への損失を
著しく減少させ、かつ微細藻類の生産に対して経済的な
溶存炭酸ガス濃度を容易にかつ安定して維持することが
可能であり、 (2)自然光の照射憬を減少させることがなく、(3)
水路1と導水路4が一体化した簡単な構造であるととも
に、揚程がほとんどなく、浅い培養槽内を効率的に流動
攪拌することができ、これらにより、最適の条件で微細
藻類の培養が行なえ、安価な炭酸ガスを炭素源とした安
価な微細藻類の生産が可能である。
尚、本発明の装置は、微細藻類に限らず、光合成細菌、
ユーグレナ等他の光合成微生物の光照射条件下炭酸ガス
を利用した培養にも利用”できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり第2図は
第1図にあけるX−X縦断面図であり、第3図および第
4図はそれぞれ別の実施例を示す縦断面図である。 1は水路、2は整流壁、3は阻流壁、4は導水路、5は
軸流ポンプケーシング、6は軸流ポンプインペラー、7
は炭酸ガス供給管、8は軸流ポンプモーター、9は炭酸
ガス源、10は流量制御弁、11は密閉容器、12はポ
ンプ、13は攪拌用モーター14は攪拌用インペラー、
15は流量制御弁、16は管、17は管、18は突起物
、19は管である。 aは下向流部、bは上向流部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光照射条件下、炭酸ガスを供給し、大気下に開放さ
    れた無終端水路として構成された培養槽内の培養液およ
    び微細藻類藻体の混合液を連続的あるいは断続的に該水
    路に沿つて流動させ、微細藻類を培養するための装置で
    あつて、前記水路に水路を横断する阻流壁を設け、該阻
    流壁の両側の水路内を、該阻流壁の両側の水路底壁に開
    口しかつ該水路底壁より下方を通過する導水路で、連通
    するとともに、該導水路上部あるいは導水路内に、前記
    阻流壁の上流側から前記導水路を介して下流側に混合液
    を流す、水推進機を設け、該水推進機内あるいは前記導
    水路内に、炭酸ガス源からの炭酸ガスを水路内の混合液
    に供給するための、炭酸ガス供給管を開口してなること
    を特徴とする微細藻類培養装置。 2、前記水推進機が前記阻流壁の上流側に位置する前記
    導水路の上部あるいは導水路内上方に設けられるととも
    に、該水推進機の水推進部下方に前記炭酸ガス供給管が
    開口していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の微細藻類培養装置。 3、前記水推進機が前記阻流壁の下流側に位置する前記
    導水路上部あるいは導水路内上方に設けられるとともに
    、前記阻流壁の上流側に位置する前記導水路内上方に、
    前記炭酸ガス供給管が開口していることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の微細藻類培養装置。 4、前記水推進機が軸流ポンプであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項または第3項記載の
    微細藻類培養装置。 5、前記炭酸ガス源が液化炭酸ガスであり、前記炭酸ガ
    ス供給管が液化炭酸ガスの収納された容器に連絡してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    または第3項または第4項記載の微細藻類培養装置。 6、前記炭酸ガス供給管が、培養液あるいは前記培養槽
    から引抜いた混合液に炭酸ガス源からの炭酸ガスを添加
    するための、炭酸ガス溶解装置の液相に連絡し、該管は
    炭酸ガスの添加された液体を通すものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項または第3項
    または第4項記載の微細藻類培養装置。
JP27003986A 1986-11-13 1986-11-13 微細藻類培養装置 Pending JPS63123374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27003986A JPS63123374A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 微細藻類培養装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27003986A JPS63123374A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 微細藻類培養装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63123374A true JPS63123374A (ja) 1988-05-27

Family

ID=17480679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27003986A Pending JPS63123374A (ja) 1986-11-13 1986-11-13 微細藻類培養装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63123374A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012050221A2 (ja) * 2010-10-13 2012-04-19 Sekine Toshirou 光合成微生物の培養方法と装置
US8419115B2 (en) 2010-03-26 2013-04-16 Honda Motor Co., Ltd. Structure for side section of vehicle body

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8419115B2 (en) 2010-03-26 2013-04-16 Honda Motor Co., Ltd. Structure for side section of vehicle body
WO2012050221A2 (ja) * 2010-10-13 2012-04-19 Sekine Toshirou 光合成微生物の培養方法と装置
WO2012050221A3 (ja) * 2010-10-13 2012-06-21 Sekine Toshirou 光合成微生物の培養方法と装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11162062B2 (en) Methods and apparatus for gas stream mass transfer with a liquid
Carvalho et al. Microalgal reactors: a review of enclosed system designs and performances
RU2607782C1 (ru) Биореактор для выращивания метанутилизирующих микроорганизмов
US7201884B2 (en) Process and apparatus for performing a gas-sparged reaction
KR20120013332A (ko) 미생물 배양용 광합성 반응기 및 미생물의 배양 방법
JP2014516550A (ja) V形トラフ光バイオリアクターシステムおよび使用方法
AU2012215362B2 (en) Method and bioreactor for the cultivation of microorganisms
JP2019141056A (ja) 大規模混合栄養生産システム
US20100035330A1 (en) Bio-reactor
JPH0687784B2 (ja) 微生物学的または酵素作用処理の実施方法及び装置
CN102350256A (zh) 微纳米泡发生装置及用该发生装置的发酵装置和发酵方法
US5223130A (en) Device for organic neutralization and removal of phosphorus compounds present in water basins
JPH0271898A (ja) 多重気相式液処理装置
SU967278A3 (ru) Способ контактировани газа и жидкости и устройство дл его осуществлени
JPS61187925A (ja) 液‐ガス間の物質移動を増進するための装置
CN205794518U (zh) 一种作用于耗氧的水生动物密度养殖的生态平衡系统
CN105875483A (zh) 一种用于养殖水增氧杀毒一体化的专用设备
JPS63123374A (ja) 微細藻類培養装置
CN106318852A (zh) 振荡射流微气泡光生物反应器
US3506541A (en) Apparatus and method for cultivating cells,tissues and the like
JPS62220183A (ja) 微細藻類培養装置
RU2585666C1 (ru) Аппарат для культивирования метанокисляющих микроорганизмов
CN105900913A (zh) 一种作用于耗氧的水生动物密度养殖的生态平衡系统
JPS63123375A (ja) 微細藻類培養装置
GB1206886A (en) Method of and apparatus for continuous fermentation