JPS63123369A - 熱回収冷却装置 - Google Patents

熱回収冷却装置

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JPS63123369A
JPS63123369A JP61268328A JP26832886A JPS63123369A JP S63123369 A JPS63123369 A JP S63123369A JP 61268328 A JP61268328 A JP 61268328A JP 26832886 A JP26832886 A JP 26832886A JP S63123369 A JPS63123369 A JP S63123369A
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water
water tank
circulation line
coil
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Hikari Fukushige
光 福重
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

Landscapes

  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は間欠的な繰り返しによって行う煮沸工程の際発
生する水蒸気を熱回収して連続的な冷却に必要な冷熱源
を得ることが可能で、特に煮沸と冷却とを交互に行わせ
ることが要求されるビール製造工程などに利用して好適
な熱回収冷却装置に関する。
(従来の技術) 煮沸、冷却を交互に繰り返して行う製造工程例えばビー
ル仕込工程では、麦汁にホップを加えて100℃まで加
熱し原料中に含まれる異臭成分を水蒸気と共に発散させ
る操作を90分程度行って1時間位自然冷却後、次に1
00分程程度かけて5℃位まで冷却することが行われて
いる。
従来は、加熱と冷却とを夫々独立した加熱装置と冷却装
置とで処理している場合が多かったが2種の装置を利用
するのは装置面、運転面でのコストが高くつく不利があ
るので、最近は特に煮沸時における廃熱回収をはかるも
のが提案され、一部において実用されている。
この熱回収は以下述べる要領で成されたものであって麦
汁煮沸用煮釜でバッチ毎に最初はボイラーから供給され
るスチームにより煮沸した後、煮釜上部から排出される
100℃、大気圧の水蒸気をスクリュー式など蒸気圧縮
機で吸引、圧縮することにより再加熱利用が可能な温度
レベル(130〜140℃)まで昇圧昇温させ、この吐
出された蒸気は別途設けた熱交換器を介し麦汁を加熱す
るようにしている。
従って、煮沸開始まではボイラーからエネルギーが供給
されるが、ある温度まで上昇した後はスチームを止めて
も圧縮機から十分なエネルギーが供給され、煮沸を継続
させることができるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の熱回収は「冷凍第60巻第697号、昭和60年
11月号、第1134頁」にも記載されているが、これ
は水蒸気についての熱回収をはからせるものであって、
冷却操作時の熱効率の改善には何等関与しないものであ
り、ランニングの低減効果が一応は奏されるものの、そ
の程度は全体の熱効率からみると余り大きくなく改善の
実を挙げ難いのが実状であた、併せて冷却運転時に発生
する凝縮熱の熱回収もはからなければ綜合的な熱量効率
の大巾な向上が得られないにもかかわらず、この点の解
決が依然として成されていない。
このような実状に鑑みて本発明は成されたものであって
、特に煮沸の際発生する水蒸気を熱回収してこの熱を煮
沸の再利用だけでなく冷却用冷熱を得るための熱源とし
て、有効に利用し得る蓄冷熱方式を併用することによっ
て時間的なずれを有して交互に行われる加熱と冷却とに
対する必要な熱源の確保と熱効率の向上によるランニン
グコストの低減をはからせることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) しかして本発明は実施冷を示す添付図面によっても明ら
かなように、熱回収冷却装置を下記の各構成要素によっ
て構成せしめたものであり、すなわち、3時間等数時間
の周期中における一定の時間、常圧100℃の水蒸気を
間欠的に繰り返して発生する煮沸装置(9)の液相部と
再熱用水対水熱交換器(10)の2次コイル(10B)
とを循環的に接続してなる加熱循環ライン(1)と、前
記煮沸装置(9)で発生した水蒸気を蒸気圧縮機(ロ)
で吸入圧縮し、再加熱利用可能な温度レベルまで昇圧昇
温した水蒸気を前記再熱用水対水熱交換器αωの1次コ
イル(104)及び熱回収用水対水熱交換器QSIの1
次コイル(15A)を順に経、ドレン排出せしめる熱回
収ライン(2)と、前記熱回収用水対水熱交換器α9の
2次コイル15B)の温水取出口及び温水戻し口を、温
度による比重差で温度境膜を形成して貯液し得る竪長構
造の温水タンク(16)における上部に設けた温水流入
口及び下部に設けた温水流出口に夫々循環的に接続して
なり、沸騰に至らない高温度の所定量の湯を前記温水タ
ンクOeに貯液可能となした蓄湿水循環ライン(3)と
、発生器aη、凝縮器am、蒸発器αつ及び吸収器t2
Φからなり、発生器αηの加熱コイル(17、′4)を
前記温水タンクαeの上部に設けた温水取出口及び下部
に設けた温水戻し口に夫々循環的に接続して連続運転せ
しめる吸収式冷凍機(4)と、前記温水タンクQ[9と
同要領により形成された竪長構造の冷水タンク(22)
における下部に設けた冷水流入口及び上部に設けた冷水
流出口を前記蒸発°器α匂の冷水コイル(19A)に循
環的に接続してなり、低温水を前記冷水タンク(22)
に貯液可能となした蓄冷水循環ライン(5)と、前記冷
水タンク(22)の下部に設けた冷水取出口及び上部に
設けた冷水戻し口を冷却用水対水熱交換器(23)の1
次コイル(23A)に循環的に接続してなる冷却循環ラ
イン(6)とを夫々構成要素となしたものである。
(作用) 畝上の手段を備えてなる熱回収冷却装置は、蒸気圧縮機
(支)において例えば130〜140℃まで昇温した水
蒸気によって加熱循環ライン(1)を利用し充分な量の
煮沸エネルギーを前記圧縮機(2)から供給することが
できる。
また、蓄温水循環ライン(3)では温水タンクαφ内の
少なくとも液相上部に、90℃程度の中高温度域温水を
常時貯液し得るので、適正能力に設定した吸収式冷凍機
(4)を連続的に運転し得るだけの熱量を確保でき、従
って、蓄冷水循環ライン(5)の冷水タンク(22)内
にも少なくとも液相下部において7℃程度の低温冷水を
常時貯液し得る結果、煮沸後の時間をずらして行わせる
冷却に対し充分なエネルギーが確保される。
かくして煮沸に際し発生する水蒸気(排熱)を冷却のた
めの熱源として有効に利用し得る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづき詳述する。
第1図は本発明の1実施例に係るビール製造仕込工程用
装置の装置回路図であって、加熱循環ライン(1)、熱
回収ライン(2)、蓄温水循環ライン(3)、吸収式冷
凍機(4)、蓄冷水循環ライン(5)、冷却循環ライン
(6)を備え、さらにエンジン熱回収ライン(7)、温
水ライン(8)を付属して有しており、それ等を逐次説
明する。
◎ 加熱循環ライン(1)、 麦汁を煮沸する煮沸装置(9)としての煮沸釜と再熱用
水対水熱交換器(以下再熱用コイルと称す)Qlと、循
環ポンプ0υと、煮沸釜(9)の液相部底部分と循環ポ
ンプqυの吸込口とを接続する配管と、該ポンプαυの
吐出口と再熱用コイルα0)の2次コイル(10B)の
温水戻し口とを接続する配管と、前記2次コイル(10
B)の温水取出口と煮沸釜(9)の液相部液面部分とを
接続する配管とからなり、2次コイル(10B)で10
0℃近くまで昇温した麦汁を煮沸釜(9)に戻し煮沸用
エネルギーを供給する循環ラインに形成している。
◎ 熱回収ライン(2)、 煮沸釜(9)の排気管に分岐接続した分岐管と、エンジ
ンα力により駆動されると共に、前記分岐管の端部に、
吸入口を接続した蒸気圧縮機@と、前記再熱用コイル(
10)の一次コイル(10A) と、循環ポンプα0と
、熱回収用水対水熱交換器(以下熱回収用コイルと称す
)(15)の1次コイル(15A) 、 (15E)と
を備え、前記分岐管から引入れた常圧100℃の水蒸気
及び異臭成分を蒸気圧縮機■で3.5 kg/an!絶
対圧で139℃の蒸気に圧縮して再熱用コイルaωの1
次コイル(10A)で対向関係の2次コイル(10B)
内の麦汁と熱交換させ、110℃まで温度低下した蒸気
を熱回収用コイル(15)の一次コイル(15A)で対
向関係の2次コイル(15B)内の水と熱交換させて、
80℃まで温度低下した後の液分及び異臭成分をさらに
前記1次コイル(15E)で対向関係の2次コイル(1
5F)内の水と熱交換させてこの水を40℃から75℃
に加熱し熱回収を行わせることにより、35℃に温度低
下した温水として排出させるようになっている。
■ エンジン熱回収ライン(7)、 エンジン用排ガスの熱回収とエンジン冷却水の熱回収と
を行うものであって、前記圧縮機α乃が電動機により駆
動されるものでは当然省略されるラインである。
排ガス熱回収は排気ファン(24)の吐出口に接続する
排気管中に介設した排ガス熱交換器(25)の水側2次
コイル(25A)と前記熱回収用コイルα9の1次コイ
ル(15A)とは別系統をなす1次コイル(15C)と
を、循環ポンプ(26)を備えた水用配管で循環的に接
続させてなり、1次コイル(15C)内の温水が該コイ
ル(15C)と対向関係の2次コイル(15D)内を流
通する水を加熱し、熱回収し得るようになっている。
なお、上記2次コイル(150)は前記2次コイル(1
5B)に対し並列接続させいる。
一方、冷却水熱回収はシャケ”/ ) (27)の冷却
水通路と熱回収用コイル0句の前記1次コイル(15A
) 。
(15C)とは別系統をなす1次コイル(15G)とを
、循環ポンプ(28)を備えた水用配管で循環的に接続
してなり、1次コイル(15G)内の温水が該コイル(
15G)と対向関係をなす2次コイル(15H)内を流
通する水を20℃から40℃まで加熱し、熱回収し得る
よになっている。
なお、上記2次コイル(15H)は前記2次コイル(1
5F)に対し水流通方向の上手側に直列接続せしめてい
る。
■ 蓄湿水循環ライン(3)、 熱回収用コイル(15)の2次側において並列接続して
なる2次コイル(15B) 、 (150)に対して、
温水タンクQlを循環ポンプ(29)が備えられた配管
によって循環的に接続せしめて、2次コイル(15B)
 、 (15D)で熱回収により90℃の沸騰に至らな
い高温度に加熱された温水を温水取出口から温水タンク
αQの上部に設けた温水流入口に送り込むと共に、温水
タンクαO内底部の75℃まで温度低下した温水を該タ
ンクaI10下部に設けた温水流出口から、2次コイル
(15B) 、 (150)の温水戻し口に返戻して再
加熱するように設けられている。
しかして温水タンクαQは密閉された竪長構造の容器で
あって周壁は断熱材で掩われて保温性が高く、さらに胴
径に比して高さ寸法が大きい細長形状をなしていると共
に、内部は多孔板などからなるバッフル板(30)を適
宜間隔で水平に横置せしめることによって上下に並ぶ数
層の室に区切らせている。
そしてタンク底部に前記温水流出口及び温水戻し口を開
口して設ける一方、タンク上部に前記温水流入口及び温
水取出口を開口して設けている。
かく構成した温水タンクQ6)は90″の温水が温水流
入口を経、タンク内に流入され充満した状態で所定量の
90°温水を備蓄しているが温水取出口から負荷側に導
出されて75℃まで温度低下した温水が温水戻し口に返
流してくることにより、タンク内温水は下層部から75
℃の温水が漸次増量してくる。
この場合のタンク内温水の流動状態はバッフル板(30
)の存在により攪拌を伴わない穏やかな重力に順じた動
きとなり、すなわち、温度による比重差で温度境膜を存
するままの移動が成されることになり、従って、タンク
内に貯溜している温水の略全量が負荷側で熱交換した後
の低温水と置換するまで温水取出口から90℃一定の高
温水を供給することが可能である。
なお、この温水タンクαQは当然低温の冷水を貯溜する
タンクとしても利用し得るものであって、この場合は、
氷取出口、水流入口と水戻し口、水流出口との位置関係
が逆転するだけで基本的な構造に違いがなく、後述する
冷水タンク(22)がこの例に該当することは言うまで
もない。
◎ 吸収式冷凍機(4)、 発生器αη、凝縮器(IL蒸発器α傷及び吸収器121
を主要部材とする周知の冷媒サイクル及び溶液サイクル
を持つ吸収式冷凍装置であり、冷媒を発生器αηで蒸発
させるための熱源としては前記温水タンク内温水の90
℃温水を利用し、一方、吸収器器において冷媒が濃溶液
に吸収される際及び冷媒が液化する際に夫々発生する熱
はクーリングタワー(21)によって大気に放出させる
ように設けられている。
上記冷凍機は発生器αηに付設されてなる加熱コイル(
17A)を循環ポンプ(31)が介設された配管によっ
て温水タンクQ[9の前記温水取出口及び温水戻し口に
循環的に接続せしめている。
◎ 蓄冷水循環ライン(5)、 前記蒸発器a呻に付設されてなる冷水コイル(19A)
と前述した温水タンクQlと同要領の構造になる冷水タ
ンク(22)とを、循環ポンプ(32)が介設された配
管によって循環的に接続せしめており、冷水コイル(1
9A)で7℃に冷却された冷水を冷水タンク(22)の
下部に設けた冷水流入口からタンク内に送り込むと共に
、冷水タンク(22)内の25℃まで温度上昇した水を
タンク上部に設けた冷水流出口から導出して冷水コイル
(19^)に送り再冷却するようになっている。
■ 冷却循環ライン(6)、 前記冷水タンク(22)と冷却負荷側−に設けた冷却用
水対水熱交換器(以下冷却用コイルと称す)(23)と
を循環ポンプ(33)が介設された配管によって循環的
に接続せしめてなり、冷水タンク(22)内の7℃の低
温冷水をタンク下部に設けた冷水取出口から冷却用コイ
ル(23)の1次コイル(23A ’)に送り込み、該
1次コイル(23A)で負荷側と熱交換して25℃に温
度上昇した水をタンク上部に設けた冷水戻し口を経、冷
水タンク(22)内に返戻するようになっている。
しかして冷水タンク(22)は前述した温水タンクαQ
と同様に蓄熱機能を発揮し得る装置であって、タンク内
に貯溜している7℃の冷水の略々全量が1次コイル(2
3A)で熱交換した後の25℃の水と置換するまで冷水
取出口から7℃の冷水を供給することが可能である。
◎ 温水ライン(8)、 熱回収用コイルαつにおける直列関係をなす2次コイル
(158) 、 (15F) と温水タンク(35)と
を循環ポンプ(34)が介設された配管によって循環的
に接続している。
上記温水タンク(35)は前述した温水タンク(16)
と同要領の構造であって、75℃の温水を所定量タンク
内に貯溜してタンク上部に設けた温水取出口から循環ポ
ンプ(36)を介した配管により温水を需要側に供給し
得るようになっており、例えばビン、洗浄用配管(CI
P)などの洗浄用温水として使い捨てにより使用される
ところから、タンク内には給水管(37)を通じてタン
ク下部に設けた給水口から水が補給されるようになって
いる。
しかして、温水タンク(35)内の20℃程度の補給水
は2次コイル(15A)に送られてエンジンα湯の発生
熱により40℃まで加熱され、次いで2次コイル(15
F)に至って1次コイル(15E)内を流通する温水に
より75℃まで加熱された後、温水タンク(35)内に
戻され、かくして温水タンク(35)には75℃の温水
が貯溜され必要に応じて利用されるのである。
以上第1図図示装置の構造を説明したが、ビール製造仕
込工程における熱回収の概要を説明する。
糖化に要する時間例えば90分の仕込に次いで30分程
度の1次煮沸を行った後、5時間程度のホールディング
をなし、た麦汁を煮沸釜(9)で100℃まで90分間
2次煮沸する。
この煮沸釜(9)での2次煮沸は例えば180分を周期
として行われる。
このときに発生した常圧100℃の水蒸気は熱回収ライ
ン(2)によって熱回収され、一部の熱量が加熱循環ラ
イン(1)の作用で煮沸釜(9)での煮沸熱源に利用さ
れ、残りの殆どの熱量が熱回収用コイル(2)を介して
蓄湿水循環ライン(3)の温水タンクae及び温水ライ
ン(8)の温水タンク(35)に蓄積される。
温水タンクae内が90℃の温水で充満した時点で吸収
式冷凍機(4)を運転せしめることにより、蓄冷水循環
ライン(5)における冷水タンク(22)内の水を7℃
の冷水に冷却して蓄冷熱を行わせる。
ここで2次煮沸を行った後の麦汁は、約1時間の自然冷
却を持って冷却用コイル(23)の2次コイル(23B
)から送られる冷水(7℃)により100分程程度時間
をかけて強制冷却されることになるので、この冷却の開
始までには冷水タンク(22)内に必要な量の冷水を充
満させることができる。
なお、1日の最初の仕込みに際しては、起動に可成りの
時間を要する吸収式冷凍機(4)における発生器(15
)の熱源を十分確保し難いので、吸収式冷凍機(4)の
温水ラインに補助熱交換器(38)を付設して起動に際
し使用することにより熱源を確保し得る。
このようにして、180分を周期として90分の間欠的
な繰り返しで成される煮沸により発生した水蒸気を有効
に熱回収して吸収式冷凍機(4)を連続運転させ煮沸後
の冷却用冷熱源を確保することが可能である。
この場合において温水タンクOQを竪長構造に形成し温
度差による比重差で温度境膜を形成し得る如く温水の導
入、導出を行わせているので間欠的に時間間隔をあけて
発生する蒸気を熱源として吸収式冷凍機を連続運転する
ことができ、また、冷水タンク(22)についても同様
に低温の一定した温度の冷水を連続的に供給することが
可能である。
次に第2図に示した例はエンジン熱回収ライン(7)の
熱回収配管系統に改変を行ったものであって、ジャケッ
ト(27)の温水は熱交換コイル(15G) 、 (1
5H)からなる熱交換器を介在させることなく前記温水
ライン(8)の循環系に直接的に介挿せしめる一方、燃
焼排ガスにより加熱された温水は熱交換コイル(15C
) 、 (150)からなる熱交換器を介在させること
なく、前記蓄温水循環ライン(3)に直接並列接続せし
めた構造であってかかる構成によっても安定した効率の
良い熱回収が可能である。
(発明の効果) 本発明は周期的かつ間欠的に発生する水蒸気を熱回収し
て高温水の状態で蓄熱せしめ、しかも高温と低温との温
水間で温度境膜が介在して混和しないような構造の温水
タンクαQに貯溜せしめることによって、吸収式冷凍機
(4)を連続的に運転し得るに十分な高温水を確保する
ことができ、また、冷却用の冷水タンク(22)も前記
温水タンクOeと同要領になるタンクに形成しているの
で煮沸後の冷却に必要な熱量の冷水を十分確保すること
が可能である。
かくして煮沸に関連する冷却工程、冷房用などの冷却装
置を煮沸工程で発生する大気圧水蒸気の熱回収により運
転される吸収式冷凍機(4)となしたことによって受電
設備容量、ランニングコストの大幅な低減をもたらし、
省エネルギーに資するところまさに多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係る装置回路図、第2図は
同じく本発明の今1つの例に係る装置要部回路図である
。 (1)・・・加熱循環ライン、 (2)・・・熱回収ライン、 (3)・・・蓄温水循環ライン、 (4)・・・吸収式冷凍機、 (5)・・・蓄冷水循環ライン、 (6)・・・冷却循環ライン、 (9ト・・煮沸装置、 αφ・・・再熱用水対水熱交換器、 @・・・蒸気圧縮機、 α訃・・熱回収用水対水熱交換器、 αe・・・温水タンク、 αで・・・発生器、 Ql・・・凝縮器、 Ql・・・蒸発器、 (2)・・・吸収器、 (22)・・・冷水タンク、 (23)・・・冷却用水対水熱交換器。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、数時間の周期中における一定の時間、常圧100℃
    の水蒸気を間欠的に繰り返して発生する煮沸装置(9)
    の液相部と再熱用水対水熱交換器(10)の2次コイル
    (10B)とを循環的に接続してなる加熱循環ライン(
    1)と、前記煮沸装置(9)で発生した水蒸気を蒸気圧
    縮機(12)で吸入圧縮し、再加熱利用可能な温度レベ
    ルまで昇圧昇温した水蒸気を前記再熱用水対水熱交換器
    (10)の1次コイル(10A)及び熱回収用水対水熱
    交換器(15)の1次コイル(15A)を順に経、ドレ
    ン排出せしめる熱回収ライン(2)と、前記熱回収用水
    対水熱交換器(15)の2次コイル(15B)の温水取
    出口及び温水戻し口を、温度による比重差で温度境膜を
    形成して貯液し得る竪長構造の温水タンク(16)にお
    ける上部に設けた温水流入口及び下部に設けた温水流出
    口に夫々循環的に接続してなり、沸騰に至らない高温度
    の所定量の湯を前記温水タンク(16)に貯液可能とな
    した蓄温水循環ライン(3)と、発生器(17)、凝縮
    器(18)、蒸発器(19)及び吸収器(20)からな
    り、発生器(17)の加熱コイル(17A)を前記温水
    タンク(16)の上部に設けた温水取出口及び下部に設
    けた温水戻し口に夫々循環的に接続して連続運転せしめ
    る吸収式冷凍機(4)と、前記温水タンク(16)と同
    要領により形成された竪長構造の冷水タンク(22)に
    おける下部に設けた冷水流入口及び上部に設けた冷水流
    出口を前記蒸発器(19)の冷水コイル(19A)に循
    環的に接続してなり、低温水を前記冷水タンク(22)
    に貯液可能となした蓄冷水循環ライン(5)と、前記冷
    水タンク(22)の下部に設けた冷水取出口及び上部に
    設けた冷水戻し口を冷却用水対水熱交換器(23)の1
    次コイル(23A)に循環的に接続してなる冷却循環ラ
    イン(6)とを備えていることを特徴とする熱回収冷却
    装置。
JP61268328A 1986-11-10 1986-11-10 熱回収冷却装置 Granted JPS63123369A (ja)

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JP61268328A JPS63123369A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 熱回収冷却装置

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JP61268328A JPS63123369A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 熱回収冷却装置

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JPS63123369A true JPS63123369A (ja) 1988-05-27
JPH056994B2 JPH056994B2 (ja) 1993-01-27

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ID=17457016

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004008174A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Asahi Breweries Ltd 製造設備及びその排熱利用方法
JP2013515466A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 クロネス アクティェンゲゼルシャフト エネルギーの回収のための装置および方法

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