JPS6312113A - 超電導磁石装置 - Google Patents

超電導磁石装置

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Publication number
JPS6312113A
JPS6312113A JP15667686A JP15667686A JPS6312113A JP S6312113 A JPS6312113 A JP S6312113A JP 15667686 A JP15667686 A JP 15667686A JP 15667686 A JP15667686 A JP 15667686A JP S6312113 A JPS6312113 A JP S6312113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting magnet
switch
electric heater
current switch
persistent current
Prior art date
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Pending
Application number
JP15667686A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nose
能瀬 眞一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPS6312113A publication Critical patent/JPS6312113A/ja
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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は永久電流モードで運転されている超電導磁石
において、磁石の励磁を速やかに中断しなければならな
い緊急時に、超電導磁石の励磁電流を急速に零にするた
めに必決な超電導磁石装置の構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
超電導線を用い、永久電流スイッチによって超電導磁石
の両端を短絡する永久電流モード運転の超電導磁石は磁
石の励磁時、減磁時以外の定常使用状態では、極低温部
への熱浸入をj力減らして冷媒である液体ヘリウムの消
費を抑制するため電流供給リードは僅低温容器より引抜
かれて1更用されることがある。
第3図はこのような永久d流モード運伝を行なう超電導
磁石の運転回路図である。永久直流スイッチ1は内蔵さ
れている″α電気ヒータに通道されているか否かによっ
て0FF10Nを行なう熱式水入電流スイッチである。
保護素子3は永久電流スイッチ1のクエンチの際に超′
値導電磁石4の磁気エネルギが永久電流スイッチ1へ集
中するので、この時永久電流スイッチ1が5尭損するこ
とを防ぐために設けた一種のバイパス回路であって、通
常抵抗体や半導体が使用される。電流リードが極低温容
器より引き抜かれて使用する場合は、この保護素子3は
極低温容器内に置かれる。
たとえば核磁気共鳴画像診断装置(M称MFLI )の
静磁場発生用に使用される超電導磁石は前述した第3図
に示す回路で運転されることが多い。ME(、I用超電
導磁石の製作に当たっては、磁場の時間的安定性が要求
されるため、回路を流れる永久電流の減i時定数τ1=
L/R,(ここでLはコイルの自己インダクタンス、R
1は回路の抵抗値で主として超電導線の接続によって発
生する)をできる限り長くするため自己インダクタンス
Lは十数ヘンリー以上、抵抗値R1は1010Ω以下t
こなるように製作される。このように製作された超電導
磁石を永久電流モードで運転中、緊急にその磁場を零に
しなければならない時には次のような処置がとられる。
すなわち永久電流スイッチ1の′電気ヒータ2に電源5
より通電し永久電流スイッチ1をOFF状態とする。こ
れによりそ超電導磁石4と永久電流スイッチ1のループ
中のみに流れていた電流は超電導磁石4と永久電流スイ
ッチおよびこれと並列に接続されている保護素子3へ分
流する。
かくして超電導磁石4の磁気エネルギを永久電流スイッ
チlと保騒素子3へ移送させることができ磁石電流が減
衰し、磁場も減衰する。この場合の電流の減衰の時定数
τ2は、τ2=L/R2で表わされる。R2=P、・P
8/ (R,+ RS)であってR9は保護素子の抵抗
値、R5は永久電流スイッチのOFF’時の抵抗値であ
る。なお前述した接続抵抗値によるR1はIL、 、 
PSに比べて小であるので無視できる。
ここで永久電流スイッチ1がOFFの時の抵抗値R3と
保珈素子の抵抗値R9の値について考えて見る。まず永
久電流スイッチ用の超電導線は母材として銅ニツケル合
金が使用されるが、線材とである。また永久電流スイッ
チの幾何学的寸法も、設定場所ができるだけ磁場の弱い
場所であることが必要であり限定され、スイッチの寸法
を大きくすることができない。このような理由から永久
電流スイッチのOFF時の抵抗値侮の値は十数Ωである
。−刃保護素子の抵抗値R9は、その機能が超電導磁石
の磁気エネルギを吸収することから永久電流スイッチO
FF時の抵抗値より十分小でなければならない。通常ス
イッチOFF時の抵抗値より一桁以上小さく選ばれる。
もし永久電流スイッチが十分大きくすなわち熱容量が大
きく製作できたとして、したがって保護素子への分流が
少なくてもよいのであれば保護素子の抵抗値R9の値を
スイッチOFF時の抵抗値R5と同等に選ぶことができ
る。この場合P、とR5は並列接続されて超電導磁石に
つながるためその合成抵抗R2はスイッチOFF時の抵
抗値の半分程度となるが、スイッチをOFFにした瞬間
に磁石の両端にVC−■。・R2(Ioは超電導磁石に
流れている永久電流値)の電圧が発生する。ここで1゜
−20OA。
R2=5ΩとするとV。=lKVで可成り大きい電圧と
なり超電導磁石の絶縁設計に特別の配慮が必要となる。
これは本来高電流密度で運転される超電導磁石の特長を
損なう結果を生じることになる。
以上から合成抵抗R2の現実的な値は1Ω以下となる。
MR,I用を初めとしてインダクタンスが十数ヘンリー
以上である超電導磁石の永久電流モード運転においては
永久電流スイッチを0FFIこして緊急に磁場を零にす
る際で十数秒以上の時間を要することになるので一刻も
早い消磁を必要とする場合は問題となる。
〔発明の目的〕
この発明は上記した事情に鑑み、永久を流モードで運転
中の超電導磁石の磁場を緊急時には速やかに、かつ確実
に消磁することができる超電導磁石装置を提供すること
を目的とする。
〔発明の要点〕
不発明で上述した目的達成のため永久電流スイッチの電
気ヒータへの通電と同時に超電導磁石中に設置したクエ
ンチ用電気ヒータにも通電することによって超電導磁石
をクエンチさせ、磁場の緊急遮断が可能なようにするも
のである。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示すもので、従来回路であ
る第3図と同一の部分には同一の符号を付し説明を省略
する。この発明で従来と異なる点は超電導磁石4の内部
にクエンチ用電気ヒータ6を設置したことであり、この
クエンチ用電気ヒータ6の抵抗値は永久箪流スイッチl
の電気ヒータ2の抵抗値と同じ値に設定されている。ス
イッチ用電気ヒータ2のリードの一方は直接定電流の電
源5に接続され、他方のリードは接点Aにおいて超電導
磁石4の励磁・減磁時にはヒータ電源に直接接続するた
めの接点Cに接続されて通電する。
永久電流モード運転においては、一旦電源を切り接点A
はクエンチ用電気ヒータ6の一方のリード線の接点Bと
接続される。クエンチ用電気ヒータ6の他方のリードの
接点りは電源5の接点Cに接続される。すなわち永久電
流モード運転中はスイッチ用電気ヒータ2とクエンチ用
電気ヒータは電気的に直列接続されている。
第2図はクエンチ用電気ヒータ6a、6b、6Cは巻枠
7の円筒部表面を取囲む絶縁材8aを介して設置される
。超電4巻#19はクエンチ用電気ヒータ6a、6b、
6cの上に絶縁材8bを介して巻回される。この構成に
すると、クエンチ用電気ヒーター6a、6b、6cの発
生する熱を確実に超電導巻巌9zこ伝達し、超電導磁石
をクエンチさせることができる。クエンチ用電気ヒータ
は超電導巻線の部分的な加熱をさけるため第2図に示す
ように端部(lla、1lc)および中央部(llb)
に分割して複数個設置する。磁石内部にクエンチ用電気
ヒータを複数個設ける場合lこは接続は差動接続とし、
それらの合成抵抗がスイッチ用電気ヒータの抵抗値と同
じ値となるようにクエンチ用電気ヒータの抵抗値を調整
する。たとえばスイッチ用電気ヒータの抵抗値が100
Ωの場合、クエンチ用電気ヒータを3個に分割して設け
る時は各クエンチ用電気ヒータの抵抗値は300Ωとす
る。スイッチ用電気ヒータと超電導磁石のクエンチ用電
気ヒータの抵抗値を同一に選びこれらを直列接続するの
で単一の電源で両方の電気ヒータに同じ電力が与えられ
るため、電気ヒータへの通電によって永久電流スイッチ
と超電導磁石の両者を完全にクエンチさせられる。この
場合一般的に永久シ流スイッチの方が超電導磁石に比べ
て熱容量が小さいので永久電流スイッチの方が磁石より
先にクエンチする。
〔発明の効果〕 この発明では永久電流モード運転中に熱式永久電匠スイ
ッチの電気ヒータ線を超電導磁石内に設けたクエンチ用
電気ヒータ線と直列に接続しこれJこ電源より通電でき
るようにしたので、単一の操作で永久電流スイッチと超
電導磁石がほぼ同時にかつ確実にクエンチできる。この
場合回路の抵抗は前述した合成抵抗FL2に加えて超電
導巻線に発生する常゛イ導部の抵抗R6が加わるため回
路の時定数は短くなる。一般に抵抗Rcの値は数Ω以上
にできるため時定数は超電導磁石をクエンチさせない場
合の十数秒以上から数秒以内に短縮することが可能であ
る。この方法により永久電流モードで運転中の超電導磁
石の消磁が速やかに行えるので超電導磁石を含む装置の
安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である超電導磁石装置の運
転回路図、第2図は1同上超電導磁石の縦断面図、第3
図は従来の超電導磁石装置の運転回路図である。 1;永久電流スイッチ、2;スイッチ用、I気ヒータ、
4;超電導磁石、6.6a、6b、6c;磁石加熱用電
気ヒータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱式永久電流スイッチを使用し、永久電流モードで
    運転される超電導磁石において、磁石の内側に磁石加熱
    用の電気ヒータを配置し、該電気ヒータが永久電流スイ
    ッチに設けられているスイッチ用電気ヒータと電気的に
    直列接続されて運転されることを特徴とする超電導磁石
    装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の超電導磁石装置におい
    て、加熱用電気ヒータは少なくとも2個以上に分割され
    、電気的には並列接続されたことを特徴とする超電導磁
    石装置。 3)特許請求の範囲第1項記載の超電導磁石装置におい
    て磁石加熱用電気ヒータはスイッチ用電気ヒータと同程
    度の電気抵抗値をもつことを特徴とする超電導磁石装置
JP15667686A 1986-07-03 1986-07-03 超電導磁石装置 Pending JPS6312113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022168483A1 (ja) * 2021-02-02 2022-08-11 株式会社日立製作所 超伝導磁石装置、磁気共鳴イメージング装置および超伝導磁石の減磁方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022168483A1 (ja) * 2021-02-02 2022-08-11 株式会社日立製作所 超伝導磁石装置、磁気共鳴イメージング装置および超伝導磁石の減磁方法

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