JPS63121031A - デ−タ写し込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はカメラ等のデータ写し込み装置に関し、特にそ
の光学系に関するものである。

〈従来技術〉 従来のデータ写し込み装置はデータとフィルム等の間に
レンズ等の結像手段を配置し、データを任意の倍率で結
像させてフィルムへのデータ写し込みを行っていた。

ここで、一般的なデータ写し込みについて第４図（ａ）
、（ｂ）をもとに説明する。ｊはＬＥＤ等から成るデー
タ文字１ａを含むデータ表示ブロックである。２はデー
タ文字１ａをフィルム３へ写し込むための結像レンズで
ある。同図においてデータブロックｌにはその縦の長さ
と、横の長さが異なり、種々の事柄を並べて表示するた
め一般的に同図に示す如く横の方が長い。かかる構成の
もとで、スペースが限られコンパクト性を要求されるカ
メラに適用し、データブロック２をより小型化する際、
データブロック自体の縦と横とを平均的に小型化し、デ
ータブロック１の横を短くするとその割合で縦を短くす
る必要があるが、現在でもかなり小型化されているため
横に比し縦を短くすることはその精密さを必要とされ、
逆にコスト高をまねく欠点があった。また文字、記号を
両方向とも圧縮して作成した場合、拡大した後でも見難
くなり易かった。

〈発明の目的〉 本発明は上述従来の欠点を除去し、簡単な写し込み光学
系で、よりデータブロックを小型化できる光学系を提供
することを目的とする。

そしてこの目的はデータ文字を表示するデータブロック
の前記データ文字をフィルムに写し込むデータ写し込み
光学系において、前記データ文字の一方向に第１の屈折
力を有する第１の結像系と前記一方向に対し垂直な方向
に前記第１の屈折力と異なる第２の屈折力を有する第２
の結像系を具備することによって達成されるものである
。

〈実施例〉 以下、第１図と第２図（ａ）、（ｂ）をもとに、本発明
の一実施例を説明する。３は受像体で、例えばフィルム
、１０はフィルム３に写し込むべきデータ文字を有し、
長方形を有するＬＥＤ等から成るデータブロックであり
、その短辺方向の長さは従来と同じであるが、その長手
方向（文字・記号の並び方向）の長さは従来のものに比
し略号となっている。２１は母線に垂直方向のみに屈折
力を有する両面シリンドリカルレンズであって、具体的
にはデータブロック１０の長平方向のみに屈折力を有す
るものである。２２はシリンドリカルレンズ２１の母線
と垂直、つまりデータブロック１０の短辺方向に屈折力
を有する両面シリンドリカルレンズである。両面シリン
ドリカルレンズ２１．２２はともにデータブロック１０
とフィルム３との間に配置されている。

第２図（ａ）は第１図に示すデータブロック１０の短辺
方向のメリデイオナル断面図である。

この時両面シリンドリカルレンズ２１は屈折力がなく、
両面シリンドリカルレンズ２２が屈折力を有し、短辺方
向のデータ（縦データ１１）をフィルム３上にほぼ等倍
に写し込む様に配置される。

第２図（ｂ）は写し込まれるデータブロックｌＯの長手
方向のメリデイオナル断面図である。つまり両面シリン
ドリカルレンズ２１が屈折力を有し、該シリンドリカル
レンズ２１は長手方向のデータ（横データ１２）を同一
のフィルム３上に約３倍の結像倍率Ｑ写し込む様装置さ
れるものである。具体的には第２図（ａ）において、デ
ータブロック１０からシリンドリカルレンズ２２までの
距離をａｌとし、シリンドリカルレンズ２２からフィル
ノ３までの距離をａｌとし、シリンドリカルレンズ２２
の焦点距離をｆｌ、第２図（ｂ）において、データブロ
ック１０からシリンドリカルレンズ２１までの距離をｂ
ｌとし、シリンドリカルレンズ２１からフィルム３まで
の距離をｂ２とし、シリンドリカルレンズ２１の焦点距
離をｆ２とすると、以下の数式を満たしている。

ａｌ　＋ａ２　＝ｂ１　＋ｂ２　　　−−−一■以上の
条件を満たすことにより、第１図の如くフィルム３へ写
し込まれるデータ文字の大きさは従来と同様であるが、
写し込むためのデータブロック１０の長手方向の長さは
従来の局の長さだけでよく、よりコンパクトにすること
が可能となる。以上の実施例にあってはデータブロック
は従来のものより尾のものを使用したが、この数字にで
あれば良いことはもちろんである。また、短辺方向のモ
ータを約等倍、長辺方向のデータを３以上本発明による
とデータを写し込む素材（データブロック）は小さくな
り得るもので、第５図の如く像回転プリズム（ドープの
プリズム）２３をデータブロック１０と両面シリンドリ
カルレンズ２１の間に配置し、プリズム２３を光軸を中
心に４５°回転させることによりデータブロック１０の
写し込み文字をフィルム３の水平・垂直辺に沿って、１
０ａの位置からＪｏｂの位置の如く、回転させる場合で
も、プリズム等を大型化させることなくフィルムへのデ
ータ文字の縦、横の写し込みが簡単に実施できる。尚、
データを写し込む素材は液晶をランプで照射したもの、
ＬＥＤまたはＥＬ（エレクトロ・ルミネッセンス）でも
良い。

〈発明の効果〉 以上説明した通り、データブロックの少なくとも長手方
向を容易に短く出来るので、コンパクトなデータ写し込
み装置を提供することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータ写し込み光学系の斜視図。 第２図は第１図に示す本発明の詳細な説明するための光
学断面図。 第３図はデータ文字をフィルムに対して縦、横へ写し込
む光学系の斜視図。 第４図（ａ）は従来例を示す光学断面図で、第４図（ｂ
）は斜視図。 ３−一一一フイルム　１０−−−−データブロック２１
．２２−−−−シリンドリカルレンズ第　１区 肘畦山朝人　　丁］′ノ　ノ４Ａハエ仁＊２図（０）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データ文字を表示するデータブロックの前記データ
   文字をフィルムに写し込むデータ写し込み光学系におい
   て、前記データ文字の一方向に第１の屈折力を有する第
   １の結像系と前記一方向に対し垂直な方向に前記第１の
   屈折力と異なる第２の屈折力を有する第２の結像系を具
   備したことを特徴とするデータ写し込み装置。 ２、前記第１と第２の結像系はシリンドリカルレンズで
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のデー
   タ写し込み装置。