JPS63120777A - 多層銅回路用誘電体インキ - Google Patents

多層銅回路用誘電体インキ

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JPS63120777A
JPS63120777A JP62248195A JP24819587A JPS63120777A JP S63120777 A JPS63120777 A JP S63120777A JP 62248195 A JP62248195 A JP 62248195A JP 24819587 A JP24819587 A JP 24819587A JP S63120777 A JPS63120777 A JP S63120777A
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JP
Japan
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ink
dielectric
oxide
weight
glass
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JP62248195A
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Inventor
ケネス ワレン ハング
アショク ナラヤン プラブフ
ワェイン マーション アンダーソン
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RCA Corp
Original Assignee
RCA Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の利用分野 本発明は、厚膜誘電体材料、及びこれら材料の多層電気
回路構造体、特に銅を基本とする構造体の製造における
利用に関する。
発明の背景 多層集積回路の構造において、適宜の基体上に種々の機
能を有する厚膜を形成するため、特殊化されたインキ配
合物を使用することが、当該技術分野において公知であ
る。上記技術は、電子工業界において広範囲に多様に適
用するため、種々の基体上で高密度多層回路パターン群
の製造において益々重要度を増している。
厚膜多層構造体は、典型的には、誘電体層により離隔さ
れた少なくとも2層のパターン化導体層により構成され
ている。パターン化導体層は、誘電体層内のビア(vi
a )内に堆積された金属導体により接続されている。
前記構造体は、導体及び誘電体インキの層の多数の堆積
及び焼成により形成される。
銅を導体金属として使用している前記多層回路構造体は
、数多くの問題を有している。多層集積回路の製造に必
要な多重焼成の際に起る、銅導体インキ材料と誘電体層
との相互作用による電気的短絡の発生に起因する欠陥が
、最も普通である。
もし、誘電体材料がフラックス成分の浸透に対し耐性を
有していないと、繰返し焼成の間に誘電体内に導電通路
が形成され得る。この様な導電通路が誘電体層を通して
完全に貫通し、上層及び下層の銅導体間に接触を形成す
ると、電気的短絡が生ずる。
多層回路に共通の第2の問題は、焼成の際に有機ビヒク
ル材料及び/又はビスマスと銅の酸化物からのガスの発
生の結果生じる焼成誘電体層の多孔性である。例えば焼
成銅導体層からの熔融共融相等の汚染材料は、生じた通
路中に容易に浸透する。中のボイドが誘電体層の抵抗を
低下せしめ、このことは望ましくないため、多層構造体
における誘電体層の完全性もまた重要である。発生ガス
が誘電体層を通して通路を形成する可能性を最小限にす
るため、導体間に少なくとも2層の誘電体インキ層を印
刷し、焼成するのが通例である。
インキ中に多量のガラス・フリットを配合し、これによ
り焼成材料の孔度を減らして、汚染材料が誘電体材料中
に浸透する傾向を抑えることが可能である。しかし、こ
の解決策並びに多重印刷及び焼成によるアプローチの両
方共、誘電体層内部でガスを留めておく結果となり得る
。これは、誘電体層及び上にくる導体層の両方が、次の
窒素中の焼成の時に膨れ及びはがれる原因となる。
典型的には、ガラス充填誘電体のガラス相は、500乃
至650℃の間で流動し、緻密化する。
理想的には、インキ中の有機ビヒクルの全ての痕跡が、
ガラスの流動及び緻密化以前に除去されるべきである。
通例、これは硝酸バリウムのような酸化剤成分を添加し
なければ、容易に達成されない。上記添加剤は、痕跡量
の炭素質材料を除去するのに有効であるが、これらは次
の焼成においてガス、特に酸素を発生することが知られ
ている。
これらのガスは、次に塗布される層の膨れ及びはがれの
原因となり、また上にくる誘電体層の孔度を実質的に増
加せしめ得る。更に、これらの材料から発生したガスは
、隣接する銅導体及びとア充填物の鋼と反応して銅酸化
物を形成し、次に、この酸化物はフラックス材料と反応
して、多孔性誘電体材料に容易に浸透し得る共融相を形
成し得る。
誘電体材料からの炭素質残渣を確実に除去するもう1つ
のアプローチは、1986年10月28日付米国特許第
4,619.836号明細書により開示されている様に
、焼成前に乾燥されたインキを酸化プラズマもしくは還
元プラズマにより処理することである。この処理は、可
成りの改善をみるものの、銅基水の多層回路の製造に、
追加の処理工程及び追加の装置の必要をもたらす。
本発明により、硝酸バリウムのような酸化剤あるいは焼
成前のプラズマ処理を採用せずに、減少された孔度を有
する誘電体層を形成する新規な誘電体インキが提供され
る。
発明の概要 改良された誘電体インキは、新規な失透性・亜鉛−マグ
ネシウム−バリウム−アルミニウムージルコニウム−リ
ンケイ酸塩・ガラス・フリット、新規な失透性・亜鉛−
マグネシウム−バリウム−アルミニウムーケイ酸塩・ガ
ラス・フリット、もしくは新規な亜鉛−マグネシウム−
ストロンチウム−アルミニウムーケイ酸塩・ガラス・フ
リット、及び適宜の有機ビヒクルを随意に約30重量%
までのセラミック充填材と共に含む。これらインキは、
特に銅を基本とする多層集積回路構造体の製造、及び独
立型基体の形成に有用である。
発明の詳細 な説明の新規な誘電体インキは、例えば多層集積回路構
造体の製造に有用である。本発明のインキは、銀のよう
な他の金属導体を組み込んだ多層構造体の製造において
も使用され得るが、銅導体を基本とする上記構造体の製
造に特に適しており、以後本明細書においてその様に記
載する。本発明のインキは、多種多様な電子工学用途の
独立型基体にも、同様に使用され得る。
本発明のインキは、約50乃至75重量%のガラス・フ
リット、約15乃至30重量%の適宜の有機ビヒクル、
及び約30重量%までの適宜のセラミック充填材を成分
としている。更に好適なインキ組成物は、約60乃至7
0重量%のガラス・フリット、約20乃至25重量%の
有機ビヒクル、及び約5乃至15重量%の充填材を含有
する。いくつかの用途において、特にアルミナ基体と共
に失透性・亜鉛−マグネシウム−バリウム−アルミニウ
ムーケイ酸塩・ガラス・フリットを使用する場合に、好
適なインキ組成物は、約60乃至75重量%の前記ガラ
ス・フリット、約20乃至25fflf:t 96の有
機ビヒクル、及び約1乃至10重量%の充填材を含有す
る。
本発明のインキにおける失透性・亜鉛−マグネシウム−
バリウム−アルミニウムージルコニウム−リンケイ酸塩
・ガラス・フリットは、ff1ffi基準で、 a)約15乃至25%の酸化亜鉛(ZTIO)  ;b
)約10乃至25%の酸化マグネシウム(Mgc); C)約3乃至12%の酸化バリウム(Bad);d)約
5乃至20%の酸化アルミニウム(Mz03); e)約35乃至50%の二酸化ケイ素(SLOe)  
;f)約0.5乃至3%の五酸化リン (P20s); 及び、 g)約1乃至5%のケイ酸ジルコニウム(ZrSLO4
)を含む。
本発明の好適なガラス配合物は、重量基準で:約16乃
至22%のZTIO;約16乃至22%のMGlo;約
5乃至10%のBaO,約8乃至11%のM2O5;約
39乃至43%の5L02;約1乃至2%f)P205
  ;及び約2乃至3%ノZr5LOaを含む。
本発明のインキにおける失透性・亜鉛−マグネシウム−
バリウム−アルミニウムーケイ酸塩・ガラス・フリット
は、重量基準で、 a)約15乃至25%の酸化亜鉛(ZTIO);b)約
10乃至25%の酸化マグネシウム(Mgb): C)約3乃至12%の酸化バリウム(Bad);d)約
5乃至20%の酸化アルミニウム(#= Ox)  ; e)約35乃至50%の二酸化ケイ素(SLO2)  
;f)O乃至約3%の五酸化リン (P2O3); 及び、 g)0乃至約5%のケイ酸ジルコニウム(ZrSLOa
 ) ヲ含す。
本発明に係る失透性・亜鉛−マグネシウム−バリウム−
アルミニウムーケイ酸塩・ガラス・フリットが、重量基
準で、0乃至約0.5%の五酸化リン及び0乃至約1%
のケイ酸ジルコニウムを含む場合、結晶化速度が高まる
。この特定のフリットは、流動に対し高い耐性を看する
誘電体インキを得ることが望ましい場合に、有用である
本発明の更に好ましい失透性・ガラスφフリット配合物
は、重量基準で、約17乃至23.5%(7)ZTIO
;約17乃至23.5%(7)l’i0.約5乃至10
%のBaO;約8乃至11%のAjtzOs;及び39
乃至43%の5LO2を含む。
本発明のインキにおける失透性・亜鉛−マグネシウム−
ストロンチウム−アルミニウムーケイ酸塩・ガラス・フ
リットは、重量基準で、a)約15乃至25%の酸化亜
鉛(ZnO);b)約10乃至25%の酸化マグネシウ
ム(Mgc); C)約3乃至12%の酸化ストロンチウム(SrO) 
 ; d)約5乃至20%の酸化アルミニウム(M2O3) 
 ; e)約35乃至50%の二酸化ケイ素(SLOp)  
;f)0乃至約3%の五酸化リン(P2O3);及び、 g)0乃至約5%のケイ酸ジルコニウム(ZrSLO4
)を含む。
本発明の好適な失透性・亜鉛−マグネシウム−ストロン
チウム−アルミニウムーケイ酸塩・ガラス・フリットは
、重量基準で、約17乃至23゜5%のZlo:約17
乃至23.5%のMgc;約3乃至10%のS、O;約
7乃至11%の/V=(h;約38乃至43%のSLO
□:0乃至約2%のP205 ;及び0乃至約2%のZ
r5LOtを含む。
ガラス・フリットは、通例、種々の酸化物を細粉化し、
これを適切な比率で十分に混合し、及びこの混合酸化物
を、例えば空気中1450乃至1600℃で熔融するこ
とにより調製される。
集積回路の製造に適した独立型基体は、約65乃至10
0重量%の本発明に係る失透性・ガラス・フリット、及
び約35重量%までの適宜のセラミック充填材を含む。
多層回路構造体、特に集積回路構造体を製造するため、
アルミナのような前′記独立型基体または他の適切な基
体が、本発明に係る誘電体インキと併せて使用される。
回路構造体の基体には、本発明のインキから作製される
誘電体層により離隔された、少なくとも2層の、銅のよ
うな導体のパターン化層が含まれる。誘電体層は、パタ
ーン化導体層(複数)を接触させるための導体で充填さ
れたビア(via )を含む。誘電体層は、約65乃至
100重量%の本発明に係る失透性・ガラス・フリット
、及び約35重量%までの、好ましくは約5乃至26重
量%までの適宜のセラミック充填材を含む。
殆どの用途に関し、本発明のインキは、失透性ガラス・
フリット及び適宜の有機ビヒクルのみで構成され得る。
しかし、独立型基体の製造のようなある種の用途に関し
て、あるいは膨張係数が、例えばアルミナの従来の基体
に密接に調和する誘電体材料を提供するために、約30
重量%までの従来のセラミック充填材がインキ中に含め
られる。
本発明のインキは、好ましくは、約5乃至15重量%の
充填材を含む。本発明に関し適切なセラミック充填材に
は、アルミナ(M2O3)、ニケイ酸バリウムニマグネ
シウム(Ba Mg25L207 )、ニホウ酸二マグ
ネシウム(Mg2 B20S ) 、ケイ酸ジルコニウ
ム(ZrSLOa ) 、ケイ酸二マグネシア(2Mx
OSLOり 、五ケイ酸二マグネシアニアルミ+ (2
t’SgO2/V203 5SLOt) 、フルミン酸
マグネシウム(M3/V204) 、及びこれらの混合
物を含む。本発明に関する好適な充填材は、アルミナと
ニケイ酸バリウムニマグネシウムとの、ff1l比率約
2:1、及び更に好ましくは、アルミナ基体上に多層構
造体を形成するために誘電体インキ中に失透性・亜鉛−
マグネシウム−バリウム−アルミニウムーケイ酸塩・ガ
ラス・フリットが使用される場合に重量比率的4:1の
混合物である。
本発明のインキを調製する際に、ガラス・フリット、及
びもし存在するならば充填材が、約1乃至5マイクロメ
ートルの粒径に細かくされる。この固体粒子が、を槻ビ
ヒクルと合せられ、十分に混合され、インキに調製され
る。有機ビヒクルは、インキにスクリーン印刷特性を与
え、窒素中もしくは空気中で即ち炭素質残渣を残さない
で清浄焼失する様に選択される。
有機ビヒクルは、例えばセルロース誘導体、特にエチル
セルロース;合成樹脂例えばポリアクリレート群、ポリ
メタクリレート群、ポリエステル群、ポリオレフィン等
の樹脂結合剤の、適宜溶剤溶液である。好適な結合材は
、ポリ(インブチルメタクリレート)である。一般に、
本明細書中に記載されている型のインキに使用されてい
る従来からの溶剤が使用可能である。好適な市場入手可
能な溶剤には、例えばパイン油、テルピネオール、ブチ
ル・カルピトール・アセテート、テキサスφイーストマ
ンーカンパニー(Texas Eastl!lan C
o1Ilpany )から商標テキサノール(Texa
nol )の名で入手可能な2,2.4−トリメチル−
1,3−ベンタンジオール・モノイソブチレート等が含
まれる。ビヒクルは、適切には、約5乃至255重量の
樹脂結合剤を含む。しかし、インキのレオロジーを調節
するために、有機ビヒクルになお一層の溶剤を添加する
ことが必要とされる場合もある。
従って、有機ビヒクルは約2乃至25重量パーセントの
樹脂結合剤を含み得る。ビヒクルは、また、適切に約0
.5乃至10重量%、好ましくは約1乃至3重量%の、
例えばいずれもアクゾ・ケミ−・アメリカ(AKZOC
hemie America )から、アーミーン・オ
ー(Armeen O)として入手可能のオレイルアミ
ン又はデュオミーン9テイー・ディー・オー(Duoo
+een TDO)として入手可能な高分子nN−アル
キル−1,3−ジアミノプロパン・ジオレエート等の適
宜の界面活性剤を含む。
前記樹脂結合剤は、単独で、あるいは2種もしくはそれ
以上の組合せで使用され得る。所望ならば、樹脂材料に
適宜の粘度調節剤を添加することができる。上記調節剤
は、例えばエヌ・エル・インダストリーズ(NL In
dustrles )から商標チクサトロール(Thl
xatrol )の名で入手可能なひまし油誘導体であ
ることができる。使用されるビヒクルに拘らず、インキ
の均質化を最大限にすることが重要である。従って、混
合は、混合と共に分散を高度せん所作用に付す従来の装
置により適切に行なわれる。
本発明の誘電体インキは、従来からの手段、即ちスクリ
ーン印刷、はけ塗り、噴霧塗装等、好適にはスクリーン
印刷により基本構造体に塗布される。一般に、当該技術
分野における慣行俣して、貫通ピンホールの可能性を最
小限に止めるため、数回にわたる個別的な乾燥及び焼成
をされた誘電体層が使用される。また、該インキは、剥
離テープに塗布され、乾燥され、基体に層として適用さ
れることもできる。また、該層は、剥離表面上で焼成さ
れ、移され、独立型基体として使用され得る。例えば射
出成型のような他の従来からの独立型基体形成法も使用
され得る。
インキの被覆物は、約65乃至100、好ましくは約7
4乃至約95重量%のガラス・フリット、及び約35重
量%まで、好ましくは約5乃至26重量パーセントのセ
ラミック充填材を含む誘電体層を形成するため、空気中
で100乃至125℃、10乃至20分間乾燥され、窒
素中で850乃至950℃で5乃至15分間焼成される
本発明のインキは、焼成の際、ガラス・フリットが70
0℃を超える温度で多孔性を残存させる利点がある。約
600℃で軟化し緻密化するガラス・フリットを含む従
来のインキと比較して、本発明のインキは、炉内で実質
的な余分の時間を備え、ここでガスがフリット中に浸透
し、ビヒクルからの炭素質材料の最後の残渣を除去し得
る。こうして、高密度誘電体材料が製造される。焼成の
間に炭素質残渣の除去に利用し得るこの余分の時間に依
り、当該技術分野で認識されている、硝酸バリウムのよ
うな酸素発生成分を本発明のインキ中に含ませることも
、乾燥されたインキを、前述の米国特許第4,619,
836号明細書に記載されている酸化もしくは還元プラ
ズマに曝すことも必要とされない。
前記の利点に加えて、本発明のインキにより得られる誘
電体層は、良好な機械的強度、及びガラス軟化温度が焼
成温度に近いことに因る卓越した温度安定性を有してい
る。更に、意味のある大きな改質イオンの存在が無いた
め、本発明のインキから形成される誘電体層は、フラッ
クス浸透に対しとりわけ耐性を有することが利点である
。もし大きな改質イオンが存在すれば、酸化鉛及び酸化
ビスマスのような、類似の大きさのフラックス−イオン
に対してガラス構造中にサイトを与え、ガラスの特性を
変えてしまう。これらの材料は、繰返し焼成の後、及び
炉の雰囲気中に存在し得る還元剤の存在下で、遊離金属
に転換され、回路の短絡の原因となる導電性を与える。
本発明に係る誘電体層中へのフラックスの浸透を更に抑
制するのは、900℃を超える繰返し焼成において安定
な、この層の結晶のミクロ構造が有する耐火性である。
本発明のインキにより形成される独立型基体は、従来の
アルミナ回路基板と同様に、広範囲の用途において有用
である。
次の実施例により、本発明を明らかにするが、本発明が
、この中に記載されている詳細事項に限定されることは
、全く意図されていないことを理解され度い。実施例に
おいて、特に断りのない場合は、全ての部及び百分率は
重量基準であり、全ての温度は摂氏(”C)温度である
実施例 1 ガラスが、下記成分を秤取し、混合し、及び白金容器の
中で、空気巾約1550”で熔融することにより調製さ
れた。この融成物が、0.01インチの間隙を有する乾
燥対向回転鉄製メタル・ローラーにより冷された。各配
合物の膨張係数が、石英ガラス膨張針を用いて測定され
た。ガラスの膨張係数は、αとして与えられ、900’
で測定ZnO16,3517,4420,OB  21
.81 21.81Mg0    10.43 22.
49 17゜60 19.25 1B、50BaO10
J9  5J8  9J8  5.88  7.84N
120s    18.65  849  9.48 
 9J8 10.68sio=    42.1g  
42JO39,5239,8839,17P20S  
 1.00  2.00  2.00  2.00  
1.00インキは、最初に、融成物を冷すことにより形
成された薄いガラス・リボンを、約5マイクロメートル
の平均粒径を得るためにボール・ミル中で細粉化するこ
とにより調製された。ガラス配合物は、個別的に、アル
ミナとニケイ酸バリウムニマグネシウムを成分とする、
約3マイクロメートルの平均粒径のセラミック充填材、
及び1%の界面活性剤デュオミーン・ティー・ディー・
オーをも含有する、デキサノール中でのポリ(イソブチ
ルメタクリレート)の20%溶液から成る有機ビヒクル
と合せられた。インキの組成割合は、ガラス67.7%
、アルミナ5.8%、ニケイ酸バリウムニマグネシウム
3.9%、及び有機ビヒクル22.6%であった。
インキの成分は、スクリーン印刷に適した滑らかなペー
ストを得るため、最初手動混合され、次いで3本ロール
−ミルで混合された。適正なレオロジーを確保するため
に必要な、追加の溶剤が加えられた。インキは、夫々白
金箔上に印刷され、125°、約15分間空気乾燥され
、次いで窒素中で約900’、10分間焼成された。第
2の誘電体層が、第1の誘電体層上に同様に印刷され、
焼成された。配合りのガラスを含有する誘電体層は:、
900″で84の膨張係数(α)を有していた。
実施例 2 銅導体インキが、発明の名称「厚膜導体インキ」米国特
許出願番号第914.303号明細!(1986年10
月2日出願)に従って調製された。
このインクには、3マイクロメートル平均粒径を存する
銅粉76.9部;酸化亜鉛9.09%、酸化カルシウム
30.40%、酸化アルミニウム18.28%、及び二
酸化ケイ素42.23%を含む失透性ガラス・フリット
7.7部を含んでいた。
これら固体成分は、有機ビヒクル15.4部と混合され
た。この有機ビヒクルは、ビヒクル基準で、夫々濃度1
7%と3%の湿潤剤ヒポチオレート100 CIIyp
othlolate 100)とアーミーン争オーを付
加的に含有する、デキサノール中でのエチルセルロース
の6%溶液から成る。このインキは、スクリーン印刷に
適したペーストを得るために、最初手動混合され、次い
で3本ロール・ミルにより混合された。適正なレオロジ
ーを確保するために必要とされる、追加の溶剤が加えら
れた。
この銅インキが同じ幅の間隔をあけて離隔された、37
5マイクロメートル幅の一連の離隔平行線路を形成する
ために、従来のアルミナ板上に印刷された。この銅イン
キは、空気中で、125°、15分間乾燥され、窒素中
で、9QO”、10分間焼成された。ガラス配合物りを
含む実施例1の誘電体インキが、この上に印刷され、乾
燥され、焼成された。開口部、またはビアが、銅導体の
一部分の上の誘電体層内に残された。
鋼ビア充填インキが、次の様に調製された。酸化亜鉛2
1.89(i、酸化マグネシウム16.5%、酸化バリ
ウム7.8%、二酸化ケイ素39.2%、酸化アルミニ
ウム10.7%、五酸化リン1. 0%及びケイ酸ジル
コニウム3.0%から成る失透性ガラス・フリット、及
び酸化バリウム51.59%、酸化カルシウム12.5
8%、酸化ホウ素15.62%、及び二酸化ケイ素20
.21%から成るガラス状態のガラス・フリットが夫々
別々に調製され、約3マイクロメートルの粒径にされた
。平均粒径3マイクロメートルの銅粉65%、失透性ガ
ラス・フリット14%、及びガラス状態のガラス・フリ
ット4%から成る固体成分が、手動により十分に混合さ
れた。
この固体成分が、湿潤剤として17%のヒポチオレート
100及び3%のアーミーン・オーを付加的に含有する
、デキサノール中でのポリ(インブチルメタクリレート
)の20%溶液から成る有機ビヒクル17部と混合され
た。このインキは、スクリーン印刷に適したペーストを
得るため、最初手動混合され、次いで3本ロール・ミル
で混合された。適正なレオロジーを確保するために必要
な、追加の溶剤が加えられた。このビア充填インキは、
発明の名称「厚膜銅ビア充填インキ」、米国特許出願番
号第914,296号明細書(1986年10月2日出
願)に記載されている。
このビア充填インキが、誘電体層内のスペースに印刷さ
れ、空気中で、125@、15分間乾燥され、窒素中で
、900@、10分間焼成された。
誘電体/鋼とア充填層の厚みは、15マイクロメートル
であった。誘電体/鋼ビア充填層の堆積が、45マイク
ロメートルの誘電体層の最終的厚みを形成するため、3
回繰り返された。銅導体インキの第2の層が、この誘電
体層上に、一部が前記銅とア充填物に接触する様に堆積
され、焼成された。
この手順が3回繰り返され、4層の埋設銅層を有する銅
を基本の多層デバイスが得られた。この多層回路を完成
させるために、全体で25回の焼成を要した。
この構造体が、銅層に作られた電気的接点を通してバイ
アスされた。短絡及び接触の喪失の形跡は、何れの銅層
においても何ら観察されなかった。
実施例 3 下記組成の別の失透性ガラスが調製され、実施例1の方
法を用いて、熱膨張係数が測定された。
ガラス配合(%) Zn O22,7218,29 Mg O20,0522,35 BaO8,1311,15 /V203      9.78     12.05
SLO241,3438,18 P20S       0      0基準アルミナ
基体のα(900” )−79,8゜失透性ガラス・フ
リットF及びGを用いたインキが、実施例1で記載され
たのと同様の方法を用いて調製された。失透性ガラス・
フリットFを用いたインキは、次の組成を有していた。
ガラス・フリットF71.68%;ニケイ酸バリウムニ
マグネシウム1.16%;アルミナ4.46%;Crz
03(着色材)0.19%;デキサノールミ00部中エ
チル・セルロース6部を15.5%;テキサノール10
0ルミチクサトロール10部を0゜97%;テキサノー
ル5.81%;及びデュオミーン・ティー・ディー・オ
ー(界面活性剤)0゜23%。
フリットF及びGを用いた誘電体インキが、従来のアル
ミナ基体上に印刷され、空気中で、125@、15分間
乾燥された。この乾燥されたインキ層は、次いで窒素中
で、900’、10分間焼成された。
配合物F及びGから調製された誘電体インキは、P2O
5及びZr SL O4の両方共存性しないため、実施
例1の誘電体インキより更に高い結晶化速度を有してい
る。高い結晶化速度を有するガラスを用いて調製された
誘電体インキは、より高い結晶含量を有する。これらの
誘電体インキは、多層回路製造に用いられる多重焼成の
間、流力に対しより一層の耐性を有している。加えて、
高い結晶化速度は、更に誘電体層中でのあわの形成をも
低減せしめる。
実施例 4 下記組成の失透性ガラスが調製され、実施例1の方法を
用いて、熱膨張係数が測定された。
ZTIO22,7224,7121,15IISg0 
    2G、05    20.05   22.0
OS、 O4,777,408,98 #20g     10.39    7.98   
7.49SLO242,0739,8838,38P2
05                2.00基準ア
ルミナ基体のα(900” )−79,8゜失透性ガラ
ス・フリットJを含有するインキが実施例1で記載され
たのと同様の方法を用いて調製された。このインキは、
固体77%及び有機ビヒクル23%を含んでいた。固体
は、フリットJ91.5%、ニケイ酸バリウムニマグネ
シウム1゜5%及びアルミナ7%を含んでいた。有機ビ
ヒクルは、デキサノール100重量部中エチルセルロー
ス6重量部を66.5%、デキサノール100重量部中
チクサトロール10重量部を4.1%、テキサノール2
9.4%、及びデュオミーンφティー・ディー・オー1
,0%を含んでいた。このインキは、次いで実施例1で
記載された条件を用いて、アルミナ基体上に印刷され焼
成された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)重量基準で、約15乃至25%の酸化亜鉛;
    約10乃至25%の酸化マグネシウム;酸化バリウム及
    び酸化ストロンチウムから成る群から選ばれる約3乃至
    12%の酸化物;約5乃至20%の酸化アルミニウム;
    約35乃至50%の二酸化ケイ素;0乃至約3%の五酸
    化リン;及び、0乃至約5パーセントのケイ酸ジルコニ
    ウム;を含む失透性ガラス・フリット約50乃至約75
    重量パーセントと、 b)約30重量パーセントまでの適宜のセラミック充填
    材と、及び c)約15乃至30重量%の適宜の有機 ビヒクルを含む多層集積回路製造用誘電体インキ。
JP62248195A 1986-10-02 1987-10-02 多層銅回路用誘電体インキ Pending JPS63120777A (ja)

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US91430286A 1986-10-02 1986-10-02
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US087,584 1987-08-20

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08337042A (ja) * 1987-04-06 1996-12-24 Shigumatsukusu:Kk パターン形成用シート及びパターン形成固定方法
CN109825127A (zh) * 2019-03-27 2019-05-31 佛山市利德嘉陶瓷制釉有限公司 一种低矿化剂免水洗黄色陶瓷墨水色料及其制备和应用方法

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