JPS63118503A - ボイラ制御装置 - Google Patents

ボイラ制御装置

Info

Publication number
JPS63118503A
JPS63118503A JP61262781A JP26278186A JPS63118503A JP S63118503 A JPS63118503 A JP S63118503A JP 61262781 A JP61262781 A JP 61262781A JP 26278186 A JP26278186 A JP 26278186A JP S63118503 A JPS63118503 A JP S63118503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
steam
temperature
thermal stress
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61262781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2677787B2 (ja
Inventor
幸穂 深山
庫本 篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17380510&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS63118503(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP61262781A priority Critical patent/JP2677787B2/ja
Priority to US07/116,582 priority patent/US4841918A/en
Priority to DE8787116312T priority patent/DE3784011T2/de
Priority to EP87116312A priority patent/EP0266771B1/en
Publication of JPS63118503A publication Critical patent/JPS63118503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2677787B2 publication Critical patent/JP2677787B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B35/00Control systems for steam boilers
    • F22B35/18Applications of computers to steam boiler control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はボイラ系統において、耐圧部の寿命消費を管理
しつつブランドを運用するに好適なボイラ制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
第4図は従来のボイラ起動制御装置の系統図である。同
図において、1はボイラ火炉炉壁を構成する水壁、2は
バーナ、3は水壁1へ給水を行なうボイラ給水ポンプで
ある。4は気水分離器であり、給水が水壁1で加熱され
ることにより生じる気水混合物を蒸気と水分に分離する
。5は気水分離器4からの蒸気を過熱する過熱器、6は
給水ポンプ3からの給水を予熱する節炭器、7は発′&
L機に連結されるタービンである。
8は過熱″a5とタービン7どの間に介在し、過熱器5
かもタービン7への蒸気量を加減するタービン加減弁で
ある。
9は気水分離器4カ′−らの蒸気をコンデンサ等へ逃が
す過熱器バイパス弁である。この過熱器バイパス弁9は
、起動時に低温の蒸気が多量に過熱器5に流入して、過
熱器5の出口の昇温を妨げている場合に、そのような低
温蒸気を逃がして過熱器50通過蒸気量を減少させ、過
熱器5の出口の蒸気温度を上昇させる機能を有する。
10は過熱器5出口からの発生蒸気をコンデンサ等へ逃
がすタービンバイパス弁である。このタービンバイパス
弁10は、当該発生蒸気がタービン7に通気可能な程度
まで昇温、昇圧していない状態等でタービン加減弁8を
全閉した場合、発生蒸気を逃がす機能を有し、さらに、
タービン7へ通気後であっても、通気蒸気流量が小さい
場合には、燃料投入量による蒸気圧力制御が困難になる
ので、この領域において発生蒸気を逃がすことにより蒸
気圧力制御にを与する機能を有する。
11は過熱器5かもタービン7へ供給される蒸気の圧力
を検出する蒸気圧力検出器、12は当該蒸気の目標とす
る圧力、即ち目標蒸気圧力を設定する蒸気圧力設定器、
13は蒸気圧力設定器12に設定された値と蒸気圧力検
出器11で検出された値との差を演算する減算器である
。14.15は減算器13で演算されて出力される圧力
偏差信号を比例積分する比例積分器である。16は関数
発生器であり、蒸気圧力検出器で検出された値を入力し
、この値に対応した予め定められている値を出力する。
この関数発生器16からの出力信号は、蒸気圧力を適圧
とするためのタービンバイパス弁10の開度を指令する
開度指令信号となる。17は同じく蒸気圧力検出器11
で検出された値を入力し、この値に対応した値を出力す
る関数発生器である。この関数発生器17からの出力信
号は、過熱器5の昇温を妨げる大量の低温蒸気を排出す
るための過熱器バイパス弁9の開度を指令する開度指令
信号となる。
18は端子18a、18b及び切換片18 cを備えた
信号切換器であり、端子18 aは比例積分器14に、
端子18 bは関数発生器16に、切換片18 cはタ
ービンバイパス弁10にそれぞれ接続されている。19
は高信号選択器であり、比例積分器15の出力信号と関
数発生器17の出力信号とを比較し、大きな方の信号を
過熱器バイパス弁9に出力する。旬はバーナ2に対する
燃料供給を制御する燃料流量調節弁、21はバーナの点
火本数に合わせて燃料流量調節弁加の開度を設定する開
度設定器である。
ここで、上記装置の動作を第5図(al〜(e)に示す
タイムチャートを参照しながら説明する。第5図(a)
は時間経過に対する燃料投入量の変化、第5図(b)は
時間経過に対する過熱器バイパス弁5の開度の変化、第
5図(C)は時間経過に対するタービンバイパス弁10
の開度の変化、第5図(d)は時間経過に対する蒸気圧
力の変化、第5図(e)は時間経過に対する過熱器出口
蒸気温度の変化を示す。時刻1oは点火時刻、時刻t、
は昇圧完了時刻、時刻t2は昇温完了時刻、時刻t3は
タービン通気時刻である。ま九、poは初期蒸気圧力値
、plは昇圧目標値である。
時刻t0における点火後、バーナ2の点火本数は段階的
に増加され、これに応じて開度設定器21かもの開度信
号により燃料流量調節弁加の開度が制御され、燃料投入
量は17図(a)に示すように段階的に増加する。一方
、信号切換器18は蒸気圧力が昇圧目標値p、に達する
以前には、その切換片18 cが端子18 bに切換え
られた状態にある。したがつて、タービンバイパス弁1
0の開度は、蒸気圧力検出器11で検出される蒸気圧力
が昇圧目標値p、に達するまでは、その蒸気圧力に対応
する関数発生器16の出力により制御され、結局、当該
蒸気圧力により一義的に決定される。関数発生器16は
目標値p1への昇圧過程の蒸気圧力変化率が適当な値と
なるように設定される。さらに、タービンバイパス弁1
0は第5図(C)に示すように、昇圧完了点t1以降は
信号切換器18の切換片18 cが端子18 aに切換
えられ、比例積分器14の(,1号により増加する蒸気
圧力を逃がすようにその開度が制御される。
また、蒸気圧力が低い間は蒸気の飽和温度が低く、過熱
器5に気水分離器4から低温の蒸気が供給されるため、
関数発生器16の出力信号は過熱器バイパス弁9の開度
を大きくする信号となり、これにより、低温の蒸気を逃
がし、過熱器5を通過する蒸気量を減らして過熱器5の
出口蒸気温度を上昇させる。
蒸気圧力が昇圧目標値p、に達した後には、前述のよう
に、タービンバイパス弁10の開度は蒸気圧力設定器1
2に設定された昇圧目標値p、と蒸気圧力検出器11で
検出された実際の蒸気圧力との圧力偏差信号を比例、積
分した信号により、第4図(C)に示すように制御され
る。さらに、昇圧完了時刻t1以後において、蒸気圧力
がタービンバイパス弁10で逃がしきれないように高く
なった場合、比例積分器15の出力信号も大きくなるの
で、高信号選択器19はその出力信号を選択し、過熱器
バイパス弁9の開度を増加して蒸気を逃がし、蒸気圧力
の上昇を抑える。
201は熱応力監視装置である。周知の通りボイラ等に
発生する熱応力は、その容器、配管の内外面のメタル温
度差に依存し、その肉厚が大であるほど、内部流体の温
度変化が急であるほど犬となり、その寿命消費の面で厳
しい条件となる。この観点から過熱器5出ロヘツダと気
水分離器4(またはドラム)がボイラにおいて熱応力管
理上置も着目すべき部位として知られている。このよう
な部位の発生熱応力を監視する必要性は良く知られ、従
来までに種々の熱応力測定法が開発されている。
これらの熱応力測定法のうち、正確さの点では歪みゲー
ジを貼りつける方法等が優れているが、ボイラプラント
に恒常的に設置する計測手段としては内部流体温度、圧
力等の計測信号を受けて、熱応力を算出する手法(宮垣
、程塚「ボイラ熱応力監視装置」日立評論第65巻6号
P 391 、昭58−6参照)が耐久力、取り扱いの
容易さの面で優れており、もっばらこの方法が実用に供
されている。
従来技術として、監視した熱応力を制御へ反映させる構
想は、第12図に示す主蒸気温度予測適応制御がある。
本例も上述の宮垣、程塚「ボイラ熱応力監視装置」K紹
介されたもので、将来の熱応力予測値に基づいて、将来
の主蒸気温度設定値を決定し、将来の主蒸気温度予測値
との偏差で燃料投入量を補正するという発想である。本
例の主蒸気温度の予測手法は基本的に物理モデルにより
、その考え方は、藤井ほか「カルマンフィルタを用いた
ボイラの蒸気温度予測制御」計装、増刊号P113昭5
8に述べられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
さて、このような従来装置には以下に挙げる2昇温、昇
圧パターンの設定が困難である。ここで、最適の昇温・
昇圧パターンとは、ボイラにおける厚肉部の熱応力発生
を抑えながら、昇温。
昇圧を最短時間で行う起動態様をいう。ところで、一般
に、ボイラ装置において最も重要な厚肉部は過熱器5の
出口ヘッダと気水分離器4(またはドラム)であるから
、最適の昇温、昇圧パターンとは、換言すれば、過熱器
5の出口ヘッダの熱応力に影響を与える過熱器5の出口
蒸気温度の変化率(以下、昇温率という。)と、気水分
離器4(またはドラム)の熱応力に飽和温度変化を介し
て影響を与える蒸気圧力変化率(以下、昇圧率という。
)とを、発生熱応力の抑制上許容される変化率制限値い
っばいに維持する態様であるということができる。
このような観点から、前述の従来装置をみると、従来装
置において昇温率および昇圧率は関数発生器16.17
の設定により調整されるが、これらの設定は実缶の起動
試験を繰返す必要があって面倒である上、さらに、起動
の際、点火時刻【。における蒸気圧力(初期圧力)が1
4 !実施時と異なる蒸気圧力である場合、計画の昇温
率および昇圧変からずれる事態を生じる。このようなず
れの悪影響を防ぐため、従来装置における関数発生器1
6.17は、どのような初期圧力の起動であっても、昇
温、昇圧のどの過程においても昇温率、昇圧率がその制
限値を越えないことを目安に設定される。この結果、そ
の昇温、昇圧パターンは最適の昇温、昇圧パターンから
犬きく外れたものとなり、起動時間は最適な昇温、昇圧
を行なった場合と比べかなり負い時間となる。
(2)  第’1’O図、第)1″図に示す従来装置で
は、プラントの寿命管理が困難である。前述のようにこ
の装置においても熱応力監視機能により起動過程の厚肉
部発生熱応力を把握でき、一連の起動・停止を経た後、
その熱サイクルにおける熱応力値の変化幅、継続時間よ
り寿命消費を算出することは可能である。しかしながら
、プラントの寿命管理の究極的な目的は、起動停止等の
ある一連の運用に対し、状況に応じて、例えばある程度
寿命消費を覚悟して急速な起動を要する場合と、極力寿
命消費を抑える起動を要する場合とで、そのケースに割
り当てた寿命消費値どうりの起動を実現するよう運用方
法を柔軟に使い分けることにある。
この観点で従来装置はある運用を行なった事後において
寿命消費値を知ることを可能とするのみで、その都度の
起動等に際して寿命管理方針に従かった運用を実現する
という要求に対しては全く無力である。
(3)第12図に示す従来装置では、第10図、第11
図に示した装置に比し、熱応力の将来挙動を燃料投入量
に反映させる改善が試みられているが、この装置には熱
応力予測制御の発想はあっても(2)項で述べた状況に
応じて、割り当てられた寿命消費を実現する柔軟な起動
運用を実現するという機能が期待できない。
(4)第10図〜第12図の従来装置に共通の欠点とし
て、起動損失の低減が困難であることを指摘できる。前
述のボイラ装置において、ある与えられた昇温率、昇圧
率で起動を行なう場合、燃料流量調節弁Iを通過させる
投入燃料量、過熱器バイパス弁9の開度およびタービン
バイパス弁10の開度の組合わせは一義的に決まるもの
ではない。即ち、例えば多量の燃料をバーナ2に投入し
て過熱器バイパス弁9およびタービンバイパス弁10か
も多量の蒸気を抜き出す組合わせが存在する一方、その
逆の組合わせも存在するのである。これらの組合わせの
うちで、与えられた昇温率、昇圧率を維持することがで
きるとともに、燃料流量調節弁孔の開度を厳低とするこ
とができる3者の組合わせが、同一起動時間を達成する
うえで最も起動損失の少ない操作である。
しかしながら、従来装置では、過熱器バイパス弁9、タ
ービンバイパス弁10および燃料流調弁孔を協調して操
作する機能がないため、起動損失を低減させるには、開
度設定器21、関数発生器16.17をそれぞれ個別に
調整する以外に方法がない。そして、実際上、これらを
前述の最適な昇温率、昇圧率を維持しつつ、しかも起動
損失が最低になるように調整することは、はとんど不可
能に近いことである。
〔問題点を解決するための手段〕
要するに本発明はボイラ等において、耐圧部内の流体の
温度、当該耐圧部の発生熱応力値を計測。
算出もしくは推定する機能と、耐圧部内の流体の温度も
しくは温度変化率を制御する機能を有するプラントにお
いて、そのプラント固有の温度変化率と発生熱応力極大
値との関係式、並びに発生熱応力極大値と当該熱サイク
ル完了後の寿命消費値の関係式をそれぞれ求め、これら
の関係式を用いて、ある寿命消費値を割り当てられた起
動運用について流体漏if化率を逆算し、これを目標値
として流体温度の変化率を制御することにより達成され
る。流体温度変化率目標値を積分して流体温度目標値と
して流体温度制御を行なっても同様の効果が得られる。
〔作 用〕
本発明において流体温度変化率と熱応力極大値の関係、
熱応力極大値と一熱サイクルにおける寿命消費値の関係
の把握がポイントとなるが、前者は流体温度の変動があ
った後、熱応力が極太に達するまでに熱容量、、熱伝導
等に起因する大きな遅れがあるし、後者は、本質的に一
熱サイクルが完結してその履歴を考慮しないと求められ
ない。従がってこれらの両関係式を物理的法則に基づい
て連立微分方程式等で記述する(物理モデル)方式で取
り扱うことは非常に繁雑かつ困難である。−方で、これ
らの関係式を応用する立場で考えると、プラントの起動
はその耐用期間中に千回のオーダーに達するのが通例で
あるから、かかる両関係式は平均として正確であればよ
く、個々のケースの不確定な要因による誤差の影響は、
回を重ねる毎に打ち消し合っていく性質のものであれば
問題にしなくて良い。このような立場の応用には実績デ
−タの蓄積から関係式を求める(統計モデル)方式が最
適である。
統計モデルとしては種々の手法があるが、線形回期モデ
ル方式が簡単で有力な方法であり、その考え方を以下簡
単に述べる。なお、統計モデルに関しては、実計ほか「
多変量解析法」日科技連出版1971年、赤池ほか「ダ
イナミックシステムの統計的解析と制御」サイエンス社
1972年等に詳しく述べられていることを付記する。
時点1(i=1・・・N)において変数の組(xI。
yi)が得られた場合、Xとyとの関係式を下式の形に
仮定すると、以下の手j1で式中のパラメータbOr 
 blを決定できる。
y == 1)Oeb I X        ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・(1)(1)式の両辺
の対数をとって流形化すると下式を得る。
10gY= logbo+ b、x     −−−−
−・−・・・−・・−(2J(2)式に各時点のxlを
代入し、対応するlog ylとの差を61として定義
する。
a+ = log b(1+ bl xI−log y
i  +++++++m (3)各白点のεi の総和
Sを定義する。
・・・・・・・・・・・・(4) 本発明の目的には、(4)式のSの値を最小とするよう
にbo、b、を決定すればよい。従がって、(4)式を
Log F)(1* blで偏微分して0とおいた次の
2方程式を満たすbo、b、を決定することに帰着する
・・・・・・・・・(6) 連立方程式(5)、 (6)は容易に解けて次の結果を
得・・・・・・・・・(7) ・・・・・・・・・(8) 以上の方法に従がってb6ab1 を決定するとき、X
とyとの性質上、相関性が強い場合は(4)式のSを十
分小さな値にすることが可能となって(1)式の仮定が
有効となる。本発明への応用については昇温率と熱応力
極大値、熱応力極大値と寿命消費量の関係双方について
強い相関性が知られており、この手法の適用は妥当であ
る。
以上の議論を裏付けるため、昇温率と熱応力極大値、熱
応力極大値と寿命消費量の関係の物理的メカニズムにつ
いて簡単に説明する。
ボイラ耐圧部の発生熱応力は、耐圧部内面の突起部等の
応力集中の発生する部位で問題となるが、これらの部位
の熱応力値は、耐圧部を魚眼円筒とみなして算出した内
面熱応力値に応力集中定数を乗じて評価すれば良いこと
が知られている。また、かかる内面熱応力は次式で示さ
れる周方向の成分が通常大となり、厚肉部の熱応力管理
の主旨からはこれに着目する必要がある。
ここに、 σθ :周方向熱応力  E:ヤング率α :綜膨張係
数   シ:ポアンン比Tav:厚内部平均メタル温度 T1:厚肉部内面メタル温度 このうちTavはメタル厚肉内部に存在するから、(9
)式の結論として熱応力値は肉厚方向のメタル温度差に
依存すると考えてよい。
厚肉部内部の熱移動は伝導により、基本的に7IJ工の
方程式を満たす。ここでは、議論を簡単にするために軸
対称−次元で考えると次式を得る。
ここに、 k:熱伝導率    C:比熱 W:比重量     r:半径方向距離T:メタル温度 メタル厚肉部を同心円状の層に分け、各層毎に集中定数
化すると、その中心から第1番目のセクションについて
、  (10)式より下式が導かれる。
・・・・・・・・・・・・(11) ここに、 Δr :同心円状の層の厚さ また、添字iは第Nセクションの値であることを示す。
ここで、代表的な例として、メタル厚肉部が温度平衡の
状態にあり、内部を流れる流体から温度変化が伝わるケ
ースを考える。この場合はTI+l 。
Tlが等しく、Tt−tより温度変化が伝播するので(
11)式は次式に変化する。
(12)式は一次遅れ特性を示す微分方程式であり、七
の遅れ時定数τ。は下式に示される。
ラプラス変換により(12)式は下式に変換できる。
ここに、 Sニラプラスの演算子(時間微分演算を示す)また変数
の肩記号*はラプラス変換した値であることを示す。
(14)式の関係を用いれば、メタル厚内部内の第Nセ
クションの温度T)lは内面温度T0を用いて下式で表
わせる。
(9)式よりメタル厚肉部発生熱応力は、メタル内部と
内面の温度差で評価できることは前述のとおりであるが
、その温度差をΔTとすると(15)式より下式の性質
が導ける。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(16)上式の
展開は二項定理によっている。
(16)式の分子Sの高次の項は内面温度T0の高次微
分を与えるが、物理的性質上T0の変化はなめらかであ
るので高次微分係数は0とみなせ、2次以上の項は無視
できる。従って(16)式は次式に帰着する。
N次遅れ    ゲイン温度の変化率 (1力式の意味するところは、熱応力値を支配するメタ
ル温度差は内面メタル温度変化率の高次遅れ特性を持つ
ということであって、メタル温度差の漸近値は流体温度
変化率(P#温率ンに比例することが証明された。これ
は熱応力極大値を昇温率との関係で整理することの妥当
性を裏付けている。
同様に、熱応力極大値より寿命評価を行う手法は、既に
本出願人が提案した「ボイラ負荷制御装置」(特願昭5
8−116201号)の明細書中に詳述しであるので、
ここでは省略するが、その当然の帰結として両者には強
い相関関係があり、寿命消費量を熱応力極大値との統計
的関係式で整理することの妥当性が裏付けられる。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例である。51はプラント62
かも蒸気温度、蒸気圧力等の計at++ rt号63を
入力し、蒸気温度変化率実績値52と厚肉部の熱応力極
太実績値53を算出する第1の手段である。脂は情報団
を受けて一熱サイクルの完了後、寿命消費実績値犯を算
出する第4の手段である。65は情報53、54を保存
する記憶装置、68は当該起動に割り当てられた寿命消
費量指令67を受け、記憶装置団のデータを参照して6
7に対応する熱応力極大制限値57を算出する熱応力極
大πす限値其出部であって、弱、68を合わせて第5の
手段69となる。斜は情報詔、53を保存する記憶装置
、聞は熱志力極大制限値57を受け、記憶装置8のデー
タを参照して57に対応する昇温軍制限値59を算出す
る昇温率制限値算出部であって、シ、56を合わせて第
3の手段71となる。
印は昇温率制限値59、計測信号63を受けて弁開度等
の操作信号61を算出する第2の手段、62は制御対象
のプラントであって、ω、620部分は第2図に詳細を
示す。第2図の構成は「ボイラ起動制vJJ装置」(特
願59−145932号)に詳述されている。
図中の5は過熱器5からの蒸気の温度を検出する蒸気温
度検出器である。局は第18図(d) K示す昇圧目標
値p、を設定する昇圧目標値設定器、nは昇温完了時に
おける過熱器5の出口蒸気温度を設定する昇温目標値設
定器である。沼は気水分離器4の厚肉部の熱応力を抑制
するための飽和温度変化率制限値を設定する飽和温度変
化率制限値設定器、四は過熱器5の出口ヘッダの厚肉部
の熱応力を抑制するための昇温率制限値を設定する昇温
率制限値設定器である。閏は変化率目標値演算装置であ
り、蒸気圧力検出器11および蒸気温度検出器5の検出
値、各設定器26.27.28.29に設定された各設
定値を入力し、これらの値に基づいて所定の演算、制御
を行なって得られた昇温率目標値信号aおよび昇圧率目
標値信号すを出力する(この変化率目標値演算装置間の
構成および動作については後述する。なお、次に述べる
最適操作量演算装fi131および補正操作量演算装f
132についても同じ。)。31は最適操作量演算装置
であり、蒸気圧力検出器11および蒸気温度検出器5の
検出値と、変化率目標値演算装置Iで信られた昇温率目
標値信号aおよび昇圧率目標値信号すとに基づき、かつ
、所定の数式にし次がって演算、制御を行ない、その結
果得られた燃料流量調節弁開度指令信号C2、過熱器バ
イパス弁開匿指令信号d2およびタービンバイパス弁開
度指令信号e2を出力する。
友は蒸気圧力検出器11の検出値を入力してこれを微分
し、実際の昇圧率を演算する微分器、おは微分器あで得
られ次昇圧率と昇圧率目標値信号aとを比較し、その偏
差である昇圧率偏差信号fを出力する減算器である。又
、36は蒸気温度検出器5の検出値を入力してこれを微
分し、実際の昇温率を演算する微分器、あは微分器36
で得られた昇温率と昇温率目標値係号すとを比較し、そ
の偏差である昇温率偏差信号gを出力する減算器である
32は補正操作量演算装置であり、さきに入力した最適
操作量演算装置31からの各開度指令信号ctsdtr
e2を、偏差信号f、gに基づき所定の演算、制御によ
り補正し、補正された開度指令信号CI。
d、t、、rを出力する。
第1の手段の作用はプラント計測信号を取り込み、耐圧
部内部流体条件より、流体−耐圧部メタル間の熱伝達、
耐圧部メタル内の温度分布、軸。
反径、接線方向の熱応力成分を算出することである。第
4の手段の作用は耐圧部内部の流体温度がある着目点(
通常は停止時の条件をとる)から変化し再び着目点の値
に復帰する一熱サイクル(通常は起動−負荷運用−停止
の区間)において、第1の手段により算出した熱応力の
3成分の差(主応力差)の変化幅(正の極大と負の極太
の差)より当該部位の疲労による寿命消費を、3成分の
二乗和の平方根(相当応力)の極大値とその後の時間経
過によりクリープによる寿命消費を算出し、両者の和に
より当該部位のかかる一熱サイクル中の寿命消費を算出
することである。第1の手段、第4の手段の作用の詳細
は前述したように既公開の特願57−223939号「
ボイラ応力監視装置」。
%′lA38−116201号「ボイラ負荷制御装置」
明細薔中及び日立評論誌第団巻6号1’ 391 rボ
イラ熱応力監視製置」記事中に詳述されている。
第3の手段および第5の手段は前述の(71,(81式
により、それぞれ記憶装置8.65に保存されたデータ
を用いて(1)式のパラメータbO*blを決定する。
本実施例は(1)式のyを知ってXを求める場合に相当
し、以上のように求めたパラメータを第3の手段、第5
の手段でそれぞれbSo m b31 l bSo I
 bst(添字の左側が手段を示す)と与えれば下式の
作用を行うことになる。
(第5の手段) (第3の手段) 第2の手段は第3の手段による昇温率制限値59を受け
るが、本信号は寿命管理対象部位毎に必要であり、本例
では過熱器ら出口ヘッダ、気水分離器4について算出を
行なう。ただし、後者内の流体は亀和状態の気水混合物
であり、飽和温度と飽和圧力は物理的に1対1対応する
上、測定精度、制御性等の観点から温度よりも圧力の方
が取り扱い容易であるため昇圧軍制限値として信号を受
は渡しする。
第2の手段の動作は「ボイラ起動制御装置」(特願昭5
9−145932号)の明細書中に述べた通りであって
、プラントの状態に応じて、信号59により与えられた
昇温率、昇圧率制限値許容範囲内の最短時間起動を燃料
投入量最低の条件下で弁開度等のプラント操作i(最適
操作鉦)を算出することにより起動制御を行なう。
さらに、第2の手段の最適操作量算出積度を向上するた
め、同じく筆者の発明であるパラメータ適応制御機能を
持つ「ボイラ起動制御装置」(特願昭60−28204
2号)を用いてもよい。かかる発明の動作はパラメータ
適応機能以外は特願昭59−145932号の装置と同
様である。
本発明の他の実施例として第2の手段のみ、筆者の発明
である「ボイラ起動制御装置」(特願昭61−0768
01号)を適用することも有力である。
かかる場合のm20手段の構成を第3図に示す。
本例の第2の手段の動作は当該明細誓中に述べたので省
略するが、この場合カルマンフィルタ、最適レギュレー
タ理論の適用が可能な構成となり、プラントが最適条件
で運用されることが、評価関数(目的に応じて設定可)
を最小にするという形で明確に保証される長所がある。
〔発明の効果〕
本発明には以下の効果がある。
(1)、厚肉部の発生熱も力を制限値内に抑制するに必
要な昇温率、昇圧率をプラントの状況に応じて把握可能
である。
(2)、既願の起動制御装置(特拡昭59−14593
2号、特願昭60−282042号、特願昭61−07
6801号のいずれか)と組み合わせることにより、熱
応力抑制上許容される最も急速な起動が実現できる。
(3)、任意に与えた厚肉部の寿命消費許容値内の起動
を行うに必要な発生熱応力の許容値をプラントの状況に
志じて把握可能である。
(4)、前記(1)、 (2)、 (3)項を組み合わ
せることにより、任意に与えら、れた厚肉部の寿命消費
割り当値相幽の最も急速な起動が実現でき、プラントの
寿命管理上置も経済的な連用が可能となる。
(5)、前記(4)項を実現する際に、さらに燃料投入
量最低の条件を実現することが可能で、プラントの運転
経費管理上置も経済的な運用か可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図ならびに第3図は本発明の実施例に係る
ボイラ制御装置の系統図、第4図ならびに第6図は従来
のボイラ制御装置の系統図、第5図は従来のボイラ制御
装置のタイミングチャートである。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ボイラ耐圧部位の蒸気温度変化率と発生熱応力値を
    計測もしくは算出する第一の手段と、当該部位の蒸気温
    度もしくは蒸気温度変化率を制御する第二の手段を有す
    るボイラ系統において、第一の手段により得た各時点の
    蒸気温度と発生熱応力の数値の組を記憶装置に保存し、
    記憶装置に保存された数値の組より蒸気温度変化率と発
    生熱応力極大値との関係式を求め、かかる関係式を用い
    て、予め設定、もしくは、その都度与えられる発生熱応
    力極大値の制限値以下に当該部位を維持するに必要な蒸
    気温度変化率の制限値を求め、かかる蒸気温度変化率制
    限値もしくは、これを積分したその時点の蒸気温度目標
    値を第二の手段に指令する機能の第三の手段を有するこ
    とを特徴とするボイラ制御装置。
JP61262781A 1986-11-06 1986-11-06 ボイラ制御装置 Expired - Lifetime JP2677787B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61262781A JP2677787B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 ボイラ制御装置
US07/116,582 US4841918A (en) 1986-11-06 1987-11-04 Boiler control system
DE8787116312T DE3784011T2 (de) 1986-11-06 1987-11-05 Kesselregelsystem.
EP87116312A EP0266771B1 (en) 1986-11-06 1987-11-05 Boiler control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61262781A JP2677787B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 ボイラ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63118503A true JPS63118503A (ja) 1988-05-23
JP2677787B2 JP2677787B2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=17380510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61262781A Expired - Lifetime JP2677787B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 ボイラ制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4841918A (ja)
EP (1) EP0266771B1 (ja)
JP (1) JP2677787B2 (ja)
DE (1) DE3784011T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0269801A (ja) * 1988-09-05 1990-03-08 Babcock Hitachi Kk ボイラの起動支援装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0439765B1 (de) * 1990-01-31 1995-05-03 Siemens Aktiengesellschaft Dampferzeuger
US5279263A (en) * 1993-02-05 1994-01-18 Elsag International B.V. Cascaded steam temperature control applied to a universal pressure boiler
US5419285A (en) * 1994-04-25 1995-05-30 Henry Vogt Machine Co. Boiler economizer and control system
US5452687A (en) * 1994-05-23 1995-09-26 Century Controls, Inc. Microprocessor-based boiler sequencer
US8251297B2 (en) * 2004-04-16 2012-08-28 Honeywell International Inc. Multi-stage boiler system control methods and devices
US8230825B2 (en) * 2008-03-10 2012-07-31 Knorr Jr Warren G Boiler control system
CN102721036B (zh) * 2011-03-29 2014-04-16 厦门鸿益顺环保科技有限公司 具有自适应三分控制功能的水煤浆锅炉供汽工程系统
US20140075941A1 (en) * 2012-09-14 2014-03-20 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Power generating apparatus and operation method thereof
CN103267684B (zh) * 2013-05-08 2015-12-23 广东电网公司电力科学研究院 一种电站锅炉承压元件寿命损耗获取方法及系统
JP6245738B2 (ja) * 2013-11-05 2017-12-13 三菱日立パワーシステムズ株式会社 蒸気タービンの起動制御装置及び起動方法
JP6295062B2 (ja) 2013-11-07 2018-03-14 三菱日立パワーシステムズ株式会社 蒸気タービンプラント起動制御装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1551049A1 (de) 1967-03-15 1970-07-30 Siemens Ag Einrichtung zur Regelung der Beheizung von Dampferzeugern
SE376961B (ja) * 1967-09-11 1975-06-16 Svenska Maskinverken Ab
JPS4933002A (ja) * 1972-08-04 1974-03-26
CH632331A5 (de) * 1978-10-03 1982-09-30 Sulzer Ag Verfahren zum anfahren eines zwanglaufdampferzeugers.
JPS5722339U (ja) 1980-07-15 1982-02-05
JPS58116201U (ja) 1982-02-01 1983-08-08 東京電音株式会社 複合抵抗器
DE3401948C2 (de) * 1983-01-21 1986-01-16 Evt Energie- Und Verfahrenstechnik Gmbh, 7000 Stuttgart Verfahren zum Betrieb von Dampferzeugern
JPS59231604A (ja) * 1983-06-14 1984-12-26 Hitachi Ltd 火力発電プラントの運転制御方法
JPH0665921B2 (ja) 1984-07-16 1994-08-24 バブコツク日立株式会社 ボイラ起動制御装置
JPH063281B2 (ja) 1984-09-22 1994-01-12 電源開発株式会社 負荷対応型伝熱管付き流動層装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0269801A (ja) * 1988-09-05 1990-03-08 Babcock Hitachi Kk ボイラの起動支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE3784011D1 (de) 1993-03-18
JP2677787B2 (ja) 1997-11-17
EP0266771A3 (en) 1989-12-20
EP0266771A2 (en) 1988-05-11
DE3784011T2 (de) 1993-07-22
EP0266771B1 (en) 1993-02-03
US4841918A (en) 1989-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4558227A (en) Method of controlling operation of thermoelectric power station
CN103557511B (zh) 一种电站锅炉主蒸汽温度全程控制方法
US8140296B2 (en) Method and apparatus for generalized performance evaluation of equipment using achievable performance derived from statistics and real-time data
US5410883A (en) Control system for plant
JPS63118503A (ja) ボイラ制御装置
CN102374518B (zh) 使用动态矩阵控制的蒸汽温度控制
CN102011615A (zh) 用于控制湿气分离再热器的方法和设备
CN1016457B (zh) 热交换器的控制系统
Prasad et al. Plant-wide predictive control for a thermal power plant based on a physical plant model
CN113031565B (zh) 一种火电机组一次调频功率响应性能预测方法及系统
US4549503A (en) Maximum efficiency steam temperature control system
US4061533A (en) Control system for a nuclear power producing unit
EP0170145A2 (en) Apparatus for controlling starting operation of boiler
EP0165675B1 (en) Apparatus for measuring thermal stress of pressure-tight tube
US3981444A (en) Method for starting a steam-heated heat exchanger by regulating the pressure of the heating-steam
JPS6410722B2 (ja)
Polton et al. Quantitative feedback theory design of valve position control for co-ordinated superheater control of main steam temperatures of power plant boilers
Campos-Salazar Design of a Linear-Quadratic Regulator for the Control of an Oil-Heating Tank
Ray et al. Design of a practical controller for a commercial scale fossil power plant
JPH11182209A (ja) プラントの運転制御装置
JPH04148101A (ja) 給水調節弁切替時の蒸気ドラム水位制御方法
FI119075B2 (fi) Menetelmä, järjestelmä ja ohjausyksikkö kattilan ruiskutusta varten
JPH08303210A (ja) 火力発電プラントの自律適応最適化制御システム
Krüger et al. A new control system for minimising start-up costs for boilers and stress calculation for steam turbines
JPH01300101A (ja) ボイラ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term