JPS63117359A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPS63117359A
JPS63117359A JP61263395A JP26339586A JPS63117359A JP S63117359 A JPS63117359 A JP S63117359A JP 61263395 A JP61263395 A JP 61263395A JP 26339586 A JP26339586 A JP 26339586A JP S63117359 A JPS63117359 A JP S63117359A
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JP
Japan
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tape
cassette
drum
movement
housing
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JP61263395A
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JPH0581983B2 (ja
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Satoshi Kikutani
敏 菊谷
Osamu Zaitsu
修 財津
Hideaki Yoshio
英明 吉尾
Akio Konishi
章雄 小西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to EP19870300914 priority patent/EP0232161B1/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・ 産業上の利用分野 本発明は例えばビデオテープレコーダーや、回転ヘッド
式ディジタルオーディオテープレコーダーの如き、トラ
ンスデユーサ−を内蔵するテープガイドドラムに、テー
プカセットより引き出したテープを巻回して走行させ、
信号を記録あるいは再生する記録再生装置に関するもの
である。
従来の技術 近年、この種の装置としては、ビデオテープレコーダー
(VTR)が普及率を高めているが、ポータプルVTR
あるいはカメラ一体型VTRなど、室外での機動性のあ
る装置使用を考える場合には、その重量もさることなが
ら、装置自体の大きさに課題が残されている。
しかしながら、この種の装置におけるメカニズムの大き
さは、テープカセットよシテープを引き出し、テープガ
イドドラムに巻回させるという装置原理から、テープガ
イドドラムの直径、および、そのまわりを回動するテー
プ巻回手段の回動範囲さらに使用されるテープカセット
のサイズの三者によシ、その基本平面寸法が決定されて
しまう。
例えばベータ方式のVTRに採用された“Uローディン
グの例を模式的に示した第14図を用いて説明すると、
第14図に示すように、テープガイドドラム101はテ
ープカセット102に対して所定位置に配される。その
後、テープカセット102の前面に架張されたテープ1
03′をテープカセット102に設けた開口部104内
に挿入されたポスト105により引き出される。すなわ
ち、そのポスト106が植立されたローディングリング
106が矢印107の方向へ回動し、その回動に伴なっ
てテープ103が引出され7テープ103つテープパス
を形成するものである。この場合、テープカセット10
2とテープガイドドラム101との距離もさることなが
ら、仮にこれらを近接させる様、設計しても、テープ巻
回手段であるポスト106やローディングリング106
の回動範囲は所定量常に必要とし、これらメカニズム全
体を包む筐体部(図示せず)を含む装置全体の小型化に
大きな制限を与えている。
このように、仮に、テープガイドドラムとテープカセッ
トの相対位置をよシ近接した位置に配して設計したとし
ても、テープガイドドラムのまわシに回動し、テープを
巻回させるポスト等よりなるテープ巻回手段の回動範囲
を必要とし、それをも加えた寸法が、筐体部に包まれた
装置全体の寸法となってしまう。
これに対し、テープガイドドラムのまわりに回動し、テ
ープカセットよシ引き出したテープをチー・プガイドド
ラムに巻回させるテープ巻回手段を有し、テープ巻回手
段が所定角度回動した後に、テープ巻回手段の回動軌跡
内に筐体部もしくはその筐体部に連動する進入部材を進
入させたシ、さらにこの動作に加えて、テープカセット
よりテープを引き出すためにテープ巻回手段が挿入され
るテープカセットの開口部内に、テープガイドドラムを
進入させる動作をも行わせ、結果として筐体部をも含む
装置全体の小型化を図る事が考えられる。
発明が解決しようとする問題点 これらを実現するためには、少なくともテープガイドド
ラムが載置されるドラム載置部と、ドラム載置部を主と
して覆う筐体部との間で相対移動させると同時に、テー
プカセットが載置されるカセット載置部を主として覆う
筐体部と間でも筐体部間の相対移動を行わせる必要があ
る。さらにテープカセットの開口部内にテープガイドド
ラムを進入させる動作をも加える場合にはドラム載置部
とカセット載置部間の相対移動をも行わせる必要がある
。この様に所定の相対位置を保ちつつ、複数の相対移動
を同時に行わせる際には、移動の過程で移動方向の寸法
誤差や筐体部の剛性確保が困難な場合の筐体部の変形等
によシ移動負荷が変動し、円滑なる移動が極めて困難で
、時には移動が不可能になるとゆう問題点があった。そ
してこれは移動方向長さに対して、移動方向に垂直な方
向長さの長い筐体部および載置部を同時に相対移動させ
る際には特に大きな問題であった。
本発明はこのように相互に関連をもって、相対移動を行
なう複数組の相対移動体を、極めて円滑に相対移動動作
を行なわせんとするものであって、次の様な手段により
構成される。
問題点を解決するだめの手段 すなわち、上述の問題点に対し、本発明は、テープカセ
ットを載置するカセット載置部と、テープガイドドラム
を載置するドラム載置部と、前記カセット載置部と前記
テープカセット載置部との近接、離間方向を案内する載
置部案内手段と、前記カセット載置部に対応して設けら
れる第1筐体部と、前記ドラム載置部に対応して設けら
れる第2筐体部と、第1筐体部と第2筐体部とが前記載
置部案内手段の案内方向とほぼ同一方向に近接、離間す
べく案内する筐体部案内手段と、前記カセット載置部或
は前記ドラム載置部と第1筐体部或は第2筐体部との間
を、前記ドラム載置部と前記カセット載置部との近接、
離間方向に於て主として係合する係合手段と、第1、或
は第、2筐体部のいずれか一方に軸支され、前記筐体部
案内手段の案内方向にほぼ垂直な、一方の延長上位置に
於ける第1および第2筐体部の相対移動量を他方の延長
上位置に伝達する移動量伝達手段とを有することを特徴
とするものである。
作   用 すなわちカセット載置部とドラム載置部、およびそれぞ
れに対応して設けられる第1筐体部と第2筐体部とが、
それぞれ載置部および筐体部案内手段により所定方向に
案内され、その案内手段間の案内方向のづれや2寸法誤
差等による相対移動過程の負荷の変化も、ドラム或いは
カセット載置部と第1或は第2筐体部の間を近接、離間
動作方向に於いて、主として係合する係合手段を介して
連結することにより、この方向に垂直な方向の移動を許
容することにより補償する。そして、さらに広い内部空
間を有し、比較的剛性の高い構造を採りにくい筐体部間
には移動量伝達手段を設は筒内部案内手段の案内方向に
ほぼ垂直な両方の延長上の筐体部間の相対移動量を同一
にすることにより、筐体の変形をまねくことなく、相互
に関連をもって移動する複数の相対移動過程を円滑に移
動させることが可能となる。そして結果として装置全体
の小型化を実現するものである。
実施例 以下、本発明の第1の実施例を、図面を用いて詳細に説
明する。
第2図〜第4図は、本発明の実施例における記録再生装
置に使用されるテープカセットを示すものである。第2
図は上面よシ観た斜視図であり、テープカセット1に内
蔵されるテープ4は両端を一対の供給および巻取リール
2,3(第3図参照)に係止および巻回され、さらに第
2図中−点鎖線で示す如く、テープカセット1の一対の
カセットポスト8により前面に架張される。そして、そ
の前面に架張されるテープ4′はテープカセット1の不
使用時には回動により前面および裏面よシそれぞれ覆う
前蓋6および裏蓋6により覆われている。
第3図は第2図に示したテープカセットトを1800反
転して見た斜視図であり、テープカセット1の下面11
には前面に架張されるテープ4′の内側にポスト等を挿
入してテープ41をテープカセット1より引き出すべく
開口部7が設けられる。そしてテープカセット1が本実
施例の装置に使用される際には、装、置に設けられ、テ
ープカセット1の装置への装着動作により前蓋6の側面
部5′に当接し、前蓋6を回動させる蓋開放手段(図示
せず)が第4図に側断面図を示す如く前蓋5を開放させ
る。
なお裏蓋6は前蓋5の一部に設けられる支点支持部6〃
により軸支されているとともに、テープカセット1の開
口部7を構成する両側の側面部7′に設けられているカ
ム案内溝部7′式一端が案内されて回動し、結果的に前
面に架張されるテープ4′には当接することなく第4図
中−点鎖線で示される所定軌跡を描いて開放される。そ
して、この前蓋6卦よび裏蓋6の開放時には第4図に示
す如く、はぼテープカセット1の厚さに相当する高さま
で全面的に開放され、ポスト等(図示せず)あるいは後
述するテープガイドドラム9(第1図参照)の開口部7
への進入する余地を形成するものである。
次にこのテープカセット1を使用した実施例の基本動作
を第6図および第6図を用いて説明する。
第6図はテープカセット1を装置に装着した状態を構成
的に示した平面図である。すなわち第4図で示した状態
に前蓋6.裏蓋6が開放されると同時にテープカセット
1の前面に1対のカセットボスト8により架張されるテ
ープ4′の内側の開口部7にはテンションポスト10、
S2ボスト12、T1ボスト13、T2ボスト14、T
3ボスト16゜T4ポスト1e、Tsボスト17、T7
ボスト19および、キャプスタン21が挿入される。一
方、前面に架張されるテープ4′を介して、開口部7と
対向する側には、テープガイドドラム9、S1ボスト1
1、T6ボスト18、およびピンチローラ−20が位置
している。
そして、テープカセット1が装着載置されるカセット載
置部であるカセット基板24(第7図参照)に対応する
第1筐体部22と、テープガイドドラム9を載置するド
ラム載置部であるドラム基板25(第7図参照)に対応
する第2筐体部23とは相互に図上Aだけ離間した位置
にある。この後、テンションポスト10、S1ポスト1
1、S2ポスト12、T6ボスト18、T7ボスト19
およびピンチローラ−2oはそれぞれ、矢印10’、1
1’。
12’、 1 B’、 19’、 20’ノ方向にそれ
ぞれ第5図上−点鎖線で示す位置への移動を開始する。
これと同時にテープガイドドラム9も、矢印9′方向に
移動し、かつ、テープガイドドラム9のまわシに回動し
、テープ4を引き出す主たるテープ巻回手段であるTI
、T2.T3ポスト13 、14.15がT5 、T6
ボスト16.17とともに矢印9′方向に移動しつつ矢
印13′の方向に回動する。そしてテープガイドドラム
9も第6図に示す一点鎖線で示す位置まで前面に架張さ
れるテープ4の架張位置を越えて開口部T内に進入する
訳であるが1、その間に第1および第2筐体部22およ
び23の相対位置は図上Aに示される位置に保たれたま
まである。そして第6図上−点鎖線で示すテープガイド
ドラム9の移動位置に来る際にはT1ポスト13、T2
.T3ボスト14,15がテープガイドドラム9が移動
した事により得られるテープガイドドラム9と第2筐体
部23との空間内をテープガイドドラム9のまわりに所
定軌跡を描いて回動する。一方T4およびT5ボス)1
6,17はテープガイドドラム9に対する所定回動位置
で停止している。そして結果として各ポスト10〜19
およびテープガイドドラム9により供給リール2よシ巻
取リール3に至る。第6図上実線で示すテープ4のテー
プパスが形成されるものである。−方テープガイドドラ
ム9のまわりを主たるテープ巻回手段であるT1.T2
.T3ボスト13,14゜16が所定角度回動するまで
は、少なくとも第2筐体部23は第1筐体部22との相
対位置をAで示される状態に保たれるが、TI、T2.
T3ボス)13,14.15が回動を完了して後、ある
いは、所定角度回動し、その回動を妨げない位置まで回
動および移動した後に、図上Bで示す量だけ第1筐体部
22との相対位置を縮め、近接、し、それによりテープ
ガイドドラム9のまわシのT1゜T2.T3ボスト13
,14,15の回動軌跡内に進入する位置まで移動する
。そして結果として装置全体のサイズは、テープ巻回手
段の回動軌跡の大きさに影響されることなく小型化が計
れるものである。
次に第6図、第6図を用いて既に説明した第1の実施例
における基本動作に対して、それを実現する具体構成例
について第1図および第7図〜第11図を使って詳細に
説明する。
なおテンションポスト、S2.T6.T7、ポストそれ
ぞれ10,12,18.19およびピンチローラ−20
の移動方法は回動レバー(図示せず)上に載置し、その
回動により移動させたり、またS1ボスト11はドラム
基板(第9図)上に載置固定する等の、周知の従来技術
により容易に実現可能なので、本発明に関連する要部の
実施例についてのみ説明する。
第7図、第8図は主としてテープカセット1を載置する
カセット載置部であるカセット基板24と、主としてテ
ープガイドドラム9を載置するドラム載置部であるドラ
み基板25との相対移動と、カセット載置部に対応する
第1筐体部22とドラム載置部に対応する第2筐体部2
3との相対移動を所定のタイミングづれをもって行なわ
せる実施例を示すものであって、第7図は構成部品の分
解斜視図であり第8図はその平面図である。第7図およ
び第8図において、カセット基板24にはテープカセッ
ト1の他に供給リール台26、巻取リール台27、キャ
プスタン21等のテープカセット1に内蔵されるテープ
4を走行駆動する構成部品が載置されかつ主としてこれ
らを覆うべく設けられる第1筐体部22が直接あるいは
間接的に結合されている。一方、ドラム基板25には主
としてテープガイドドラム9や後述するT1〜T6ポス
ト13〜17やローディングリング69等よシ構成され
るテープ巻回手段が載置され、それらを主として覆う第
2筐体部23とは相互に相対移動が可能になっている。
第1筐体部22には凹部22’が、第2筐体部23には
凸部23′が他方を図示していないが両側に設けられ両
者の保合により、筐体部案内手段を構成し、第1.第2
筐体部の相対移動方向を案内している。またカセット基
板24にはシャフトホルダー28.29により固定保持
されるガイドシャツ)30.31がそれぞれ取付けられ
、そのガイドシャフト30.31にドラム基板26に固
定されるスライダー32.33が挿入され摺動自在に保
持され、結果としてカセット基板24とドラム基板26
が一定方向に相対移動可能に案内される。このカセット
基板24とドラム基板25の間にはウオームギア部34
と一体化される平歯車36と、この平歯車36と歯合し
、第1カム溝37が設けられる第1ガムギア36と、第
1カムギア36と歯合する第2カム溝39を有する第2
カムギア3@と、さらに係合ピン40、および42をそ
れぞれ第1カム溝37および第2カム溝39に係合させ
る位置に植立させた第1部分ギア41.および第2部分
ギアが、それぞれ、回動自在にカセット基板24の裏面
に軸支されている。さらにカセット基板24には、ロー
ディングラック44が第1カムギア36の下部に位置す
るよう固定されており、またドラム基板25と厚さ方向
に重複しない位置においてモーター47が固定されてお
り、モーター47にはウオームギア34と噛合するウオ
ーム48が設けられている。
また第1部分ギア41はドラム基板26に固定されるス
ライダー32のラック部と噛合しており、第2部分ギア
43は一端が第2筐体部23の取付部46に固定されカ
セット基板24とドラム基板26の間に位置する筐体ラ
ック46と噛合している。従って第2部分ギア43は筐
体ラック46とは歯車部分の歯幅方向と、歯高方向には
所定の相対位置づれが生じても筐体ラック46のラック
長手方向の保合は維持される。カセット基板24に固定
されるローディングラック44はドラム基板26に軸支
されるピニオンギア49に噛合しており、ピニオンギア
49の回転は同じくドラム基板26に軸支され一体化さ
れたギア50.61からギア52を経由してテープガイ
ドドラム9のまわりを回転するローディングギア63に
噛合することにより伝達される。以上の構成例での動作
について主として第8図を用いて説明すれば第6図で説
明したテープカセット1がカセット基板24に装着され
た時にはテープガイドドラム9、カセット基板24、ド
ラム基板26、第1筐体部22、第2筐体部はそれぞれ
実線で示す相対位置にある。
その後、モータ47に電力を供給することにより、ウオ
ーム48を回転させ、ウオームホイール34および平歯
車36を介して、第1カムギア36が反時計方向に回転
する。それに伴ない、第1カム溝37に係合ピン4oを
介して係合する第1部分ギアが第1カム溝37のカム形
状に応じて反時計方向に回転し、噛合するスライダー3
2のラック部が移動し、スライダー32と一体化される
ドラム基板26がカセット基板24との間でガイドシャ
ツ)32.33に案内されつつ相対近接動作を行なう。
一方ドラム基板26とカセット基板24との間の近接動
作により、カセット基板24に固定されるローディング
ラック44とドラム基板26上に軸支されるピニオンギ
ア49との間に相対移動が起こり、結果として、ローデ
ィングギア63(第7図)を回転させることによる、後
述のテープガイドドラム9のまわシのテープ4の巻回動
作をドラム基板26とカセット基板24との近接動作に
平行して同時に行なうことが可能となる。−方、第1カ
ムギア36に噛合する第2カムギア38上に形成される
第2カム溝39は第2カムギア38が第8図上時計方向
に回転しても、その回転当初はそのカム溝の回転半径は
変化することなく一定であり、第6図で一点鎖線で示し
だTI、T2゜T3ポストそれぞれ13,14.15の
回動位置を越え、少なくともその回動動作を第2筐体部
23が妨げない所定の回動位置まで回動するまでは、第
2カム溝と係合ピン42により係合する第2部分ギア4
3を回動させることなく停止させている。
そしてTI、T2.T3ボスト13,14.15を含む
テープ巻回手段が最終回動位置を含む所定回動位置まで
回動した後に対応するタイミングで、第2カム溝39が
その回転半径を減少させ、第2部分ギア43を図上反時
計方向に回転させ、それと噛合する筐体ラック46を移
動させ、結果として第1筐体部22と第2筐体部23と
の近接動作をカセット基板24とドラム基板25の近接
動作に遅れて開始させて、最終的に、第1部分ギア41
、スライダー32、ドラム基板264第2部分ギア38
、筐体ラック45、第2筐体部23、テープガイドドラ
ム9、ビニオンギア48、ギア60゜51.52が、そ
れぞれ第8図上−点鎖線で示す位置まで移動する。なお
、第2筐体部23をテープ巻回手段の回動軌跡内に進入
させる開始タイミングをテープ巻回手段の最終回動位置
への回動の後に設定する場合には、第2カムギア38の
回転が完了することにより第2筐体部23の近接、進入
動作が完了するまで第1カム溝の回転半径形状を第1部
分ギア41を所定角度回転させた後、停止させるべく、
一定に保ち回転させることにより実現できる。
次に第9図、第10図、第11図を用いてドラム基板2
5に載置されるテープ巻回手段の実施例について詳細に
説明する。第9図はドラム基板26に載置され、構成さ
れる部品の分解斜視図である。
第10図は巻回動作途中の側面図、第11図は巻回動作
完了時の平面図である。第9図において、テープガイド
ドラム9をドラム基板26に所定角度傾斜させて保持さ
せるドラムホルダ54は、ドラム基板25に対し、所定
方向に所定量傾斜して固定されておシ、このドラムホル
ダ64の上面54aには2個のガイドローラ66が回転
自在に支持され、またセンターピン56を中心に少許移
動可能なローラープレート67が1個のガイドローラ6
8を回転自在に保持して、とめられている。
この3個のガイドローラ65.68は概ね菱形を成して
おシ、テープガイドドラム9に第10図に示す如く所定
角度傾斜して設けられ、ローディングギア63と固定一
体化されるローディングリング69のV溝部59aに係
合し、テープガイドドラム9のまわシにローディングリ
ング59およびローディングギア63を回動自在に保持
している。
なおローディングギア63は既述の如くギア62゜51
.50を介してピニオンギア49に噛合しておシ、ロー
ディングラック44との相対移動により回転するもので
ある。
ローディングリング59はT1ポスト14.T2ポスト
16、T3ポスト16を植立させるメインボード60を
、ボート支点ピンθ1を中心に回動自在とし、メインボ
ートバネ68により時計方向に附勢した状態で保持して
いる。さらにローディングリング69はメインボー)6
0の後方に、T4ポスト16、Tsボスト17を植立さ
せたサブボート62をサブボートガイド59bにより摺
動および回動自在に案内する構成を有しておりサブボー
ト62はサブボートバネ63によりメインボー)60お
よびローディングリング69側に附勢されている。ロー
ディングリング69は第10図で示すようにドラム基板
26に対して傾斜しているが、サブボートガイドssb
はその回転によりサブボート62をドラム基板26に対
する角度を変えずに単に高さを変更可能な様にその傾斜
方向が設定されている。サブボートストッパー64はテ
ープ4をテープガイドドラム9へ巻回するローディング
過程でサブボード62の先端部62aと当接して、サブ
ボート62を、サブボートガイド5sbO回動に伴なっ
てその高さを変更させながら回転させ、その位置決めを
行なうべく、ドラム基板26に固定されている。またメ
インボートストッパー66はストッパープレート66と
ともにメインボート6oの位置決めを行なうもので、S
1ボスト11を植立させ、S2ポスト12(第6図参照
)を案内位置決めするS2ボストガイド67とともにド
ラム基板26に固定される。
次に以上の構成によるテープ4のテープガイドドラム9
への巻回動作について説明する。先に述べた如くドラム
基板25とカセット基板24との相対移動によジローデ
ィングギア53とともにローディングリング69が回転
する。回転当初はメインボート60はメインボートバネ
68によシ反時計方向に回動附勢され、またサブボート
θ2もサブボートバネ63により、メインボート60側
にサブボートガイド69b上を移動して附勢されており
、第9図に示した如くテープカセット1の開口部7内に
相互に近接したまま回動を開始し、前面に架張されるテ
ープ4′をテープカセット1よシ引き出してゆく。そし
て、やがてサブボート62の先端部62aがサブボート
ストッパー64に当接して、そのローディングリング6
9と一体となっての回動が阻止される。さらにローディ
ング69が回動することによシ、サブボートガイド59
aがサブボートバネ63に抗して回動し、第10図に二
点鎖線で示す高さの変更を行なうとともに第11図で示
す如き、位置へと回動する。その間、メインボート6o
に植立されるTI、T2.T3ボス)13,14.15
は第6図上で一点鎖線で示した位置を移動するが、本実
施例ではドラム基板26がカセット基板24と近接動作
中であり、第2筐体部23は第1筐体部22との近接動
作は開始しておらず、何んらローディングリング59お
よびTI、T2.T3ポスト13,14,15の回動は
妨げられない。ローディングリング69がさらに回動す
るとやがて、メインボー)60の突起部60a(第9図
参照)がメインボートストッパー65の一端に設けられ
た凸部65aの右側面部esbに当接する。その後さら
にローディングリング69が回動してゆくとメインボー
ト60は、ボート支点ビン61を中心にメインボートバ
ネ68に抗して反時計方向に回動し、やがてメインボー
)60の突起部60 aはメインボートストッパー66
の凸部86aの右側面esbから上側面65cに移動す
る(第11図参照)。これによりメインボー)60はロ
ーディングリング69上で回動し、T1ポスト13はテ
ープガイドドラム9に近接し、同時にメインボート6o
はメインボートスイッパ65とストッパープレート66
により位置決めされる。一方、S2ボスト12の移動は
周知の技術で容易に可能であるので図示しないが、例え
ば、ドラム基板26とカセット基板24との近接動作に
連動するリングアーム(図示せず)上に植設されるS2
ポスト12をS2ポストガイドθ7にガイドされながら
第11図で示す位置へ移動させ結果として第11図に示
す如くテープ4のテープガイドドラム9への巻回を終了
するものである。この後、あるいはメインボート6oと
ともにローディングリング69が所定角度回動して、そ
の回動を妨げぬ位置まで回動した後に、既述の如く、第
2筐体部23が第6図に示すようにテープ巻回手段であ
るローディングリング69、メインボート60、TI、
T2.T3ポスト13,14.16等の回動する時の回
動軌跡内に進入して来るものである。また、テープ4の
テープガイドドラム9への巻回を解くさいには既述の逆
の動作を取るのは自明であり、第1.第2筐体部22.
23の離間動作の後、ドラム基板26とカセット基板2
4の離間動作を行なうものである。なお第2筐体部23
とテープガイドドラム9との間を通過するT3ポスト1
5とT4ポスト16との間に架張されるテープバス中の
テープ4の長手方向は第2筐体部23とほぼ平行に設定
されるとともに、ローディングリング59のテープ4巻
回動作をほぼ終了する回動位置における第2筐体部と対
向する半径は)1イ”#: −トロ0.TI  、T2
 、T3ポスト、13゜14.15の回動軌跡より充分
小さく設定されており、ともに第2筐体部23のテープ
ガイドドラム9への近接距離(第6図上Bで示される)
を太きくし、結果として装置全体の小型化に貢献してい
るものである。
次に第1図を用いて第1筐体部22と第2筐体部23と
の相対移動機構について説明する。第1図に於て、既述
の様にテープカセット1を載置するカセット基板24に
対応して設けられる第1筐体部22には凹部22′が設
けられており、その凹部22′はテープガイドドラム9
を載置するドラム基板25に対応して設けられる第2筐
体部23の凸部23′と係合することにより筐体部案内
手段を構成し、両者の相対移動方向を・案内している。
まだ、第1筐体部の底面部には、カセット基板24に載
置されるテープカセット1の底面にほぼ平行な平面内で
回動し、かつ相互に噛合する平歯車71゜72が支軸6
9.70によって取り付けられている。一方、第2筐体
部23には筐体部案内手段により案内される筐体部の案
内方向(第1図上矢印84の方向)に垂直な方向(第1
図上矢印86の方向)の延長上位置に於て、平歯車71
.72とそれぞれ噛合する移動量伝達ラックs8a、s
ebが設けられており、平歯車71.72と移動量伝達
ラック68a 、sebとで第1及び第2筐体間の矢印
84方向の移動量を矢印86の延長上の位置間で伝達す
る移動伝達手段を形成している。即ち既述のごとく第2
筐体部と一体化される筐体ラック45が矢印84の方向
に移動する場合、平歯車72が両筒体部22.23間の
相対移動量に比例して回転すると同時に、それに噛合す
る平歯車71も同量回転し、平歯車71と噛合する移動
量伝達ラック86aによって矢印86の方向の第1゜第
2筐体部間の相対移動量が一致し、両側の移動量の差が
生じることによる移動負荷の増大を招くことなく円滑全
相対移動を可能とするものである。
次に本発明による第2の実施例を、模°式的平面図であ
る第12図、第13図を用いて説明する。
第12図、第13図は第1.第2筐体部73.74がそ
れぞれ離間、近接した状態を示すもので、理解を容易と
するため、第1筐体部73の上部および第1図等に示し
たテープガイドドラム9.ドラム基板25.カセット基
板24等の第1.第2筐体部に対応した内蔵物を取り除
いて移動量伝達手段を主体として示したものである。す
なわち第12図、第13図に示していない他の構成部品
等については第1図等で示した第1の実施例と同様であ
るので説明は割愛する。
第12図、第13図において第1筐体部73と第2筐体
部74は、第1筐体部73内に主として装着されるテー
プカセット1の底面1′(第3図参照)とほぼ平行に設
けられる第1筐体部73の底面部73a上に植立される
ガイド軸75と第2筐体部74の左右両側にそれぞれ設
けられるガイド長孔部76とが係合することによシ、図
上矢印86の方向に近接、離間する際の筐体部案内手段
を形成している。第1筐体部了3の底面部73a上には
底醋73 aにほぼ平行な面内で軸8oにより軸支され
回動する複数の回動体79a 、79bが、設けられ両
者間は軸790 、79dを介して回動自在に連結する
連結レバー81により、その回動量が伝達される。さら
に回動体79a 、79bの端部には連結軸7aa、y
sbが植立され、図上、矢印86に垂直な方向に延長し
た位置において第2筐体部73に設けられた長孔部77
&、77bと係合している。ここで注意すべきは回動体
79a。
79bの位置及び連結レバー81や第1筐体部74との
保合位置等の各部の寸法は回動体79a。
79bが回動する際に、回動に伴なって第1筐体部74
の長孔部77a 、77bの矢印86方向の移動量、す
なわち第2筐体部74が矢印86に垂直方向の延長上の
位置での移動量が同一となる様定められている。
以上の構成で、第12図に示す第1.第2筐体部73.
74が離間した状態から、例えば第1図に示した第2筐
体部74に係止された筐体ラック46が近接方向に駆動
された場合には、回動体79a。
79bがそれぞれ矢印82.83の方向に同時に回転し
、長孔部77a 、77bを介して第1筐体部73との
相対位置を縮め、第13図に示す第1゜第2筐体部73
.74間の近接状態となるものである。なお、第13図
よりの離間動作では上述と逆の動作となることは自明で
ある。
発明の効果 以上の如く本発明によればカセット載置部、ドラム載置
部、およびそれぞれに対応して設けられる第1筐体部、
第2筐体部がそれぞれ相互に関連をもって近接、離間動
作を行なうさいにも、広い内部空間を有し、比較的剛性
の高い構造を採シにくい筐体部においても変形による移
動負荷を増加させることなく、複数の相対移動体組を極
めて円滑に移動させることが可能となる。そして特に筐
体部案内手段の案内方向にほぼ垂直な方向延長上の両位
置における第1.第2筐体部間の相対移動量を相互に伝
達する移動量伝達手段を、テープカセットの底面と平行
な平面内で相互に係合しつつ回動する複数の回動体を用
いて行なうことにより装置の薄型化をも同時に実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における要部の筐体部構
造を示す分解斜視図、第2図〜第4図は本発明の実施例
に適用されるテープカセットで、第2図はその上面より
見た斜視図、第3図は裏面より見た斜視図、第4図個所
面図、第6図〜第11図は第1の実施例に関するもので
第5図、第6図11ともに基本動作を説明するための模
式的平面図、第7図は装置全体の要部を構成する部品の
分解斜視図、第8図は同要部の平面図、第9図は他の要
部を構成する部品の分解斜視図、第10図は同側面図、
第11図は同平面図、第12図、第13図は第2の実施
例の筐体部構造要部を示す平面図。 第14図は従来例を示す平面図である。 1・・・・・・テープカセット、4・・・・・・テープ
、7・・・・・・開口部、8・・・・・・カセットポス
ト、9・・・・・・テープガイドドラム、13・・・・
・・T1ポスト、14・・・・・・T2ポスト、16・
・・・・・T3ポスト、22.73・・・・・・第1筐
体部、23.74・・・・・・第2筐体部、24・・・
・・・カセット基板、26・・・・・・ドラム基板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 ドラム基板、 第7図 ロープオングギY 第8図 躬lL本部 第14図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テープカセットを載置するカセット載置部と、テ
    ープガイドドラムを載置するドラム載置部と、前記カセ
    ット載置部と前記テープカセット載置部との近接、離間
    方向を案内する載置部案内手段と、前記カセット載置部
    に対応して設けられる第1筐体部と、前記ドラム載置部
    に対応して設けられる第2筐体部と、第1筐体部と第2
    筐体部とが前記載置部案内手段の案内方向とほぼ同一方
    向に近接、離間すべく案内する筐体部案内手段と、前記
    カセット載置部或は前記ドラム載置部と第1筐体部或は
    第2筐体部との間を、前記ドラム載置部と前記カセット
    載置部との近接、離間方向に於て主として係合する係合
    手段と、第1、或は第2筐体部のいずれか一方に軸支さ
    れ、前記筐体部案内手段の案内方向にほぼ垂直な一方の
    延長上位置に於ける第1および第2筐体部の相対移動量
    を他方の延長上位置に伝達する移動量伝達手段とを有す
    ることを特徴とする記録再生装置。
  2. (2)移動量伝達手段は、前記テープカセットの底面と
    平行な平面内で相互に係合しつつ回動する複数の回動体
    よりなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    記録再生装置。
JP61263395A 1986-02-03 1986-11-05 記録再生装置 Granted JPS63117359A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61263395A JPS63117359A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 記録再生装置
DE8787300914T DE3779668T2 (de) 1986-02-03 1987-02-02 Aufnahme- und/oder wiedergabegeraet.
US07/010,958 US4803574A (en) 1986-02-03 1987-02-02 Arrangement of recording and/or reproducing apparatus
EP19870300914 EP0232161B1 (en) 1986-02-03 1987-02-02 Arrangement of recording and/or reproducing apparatus
CN87100518A CN1015139B (zh) 1986-02-03 1987-02-03 记录和(或)重放装置
KR1019870000836A KR910000346B1 (ko) 1986-02-03 1987-02-03 기록재생장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61263395A JPS63117359A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63117359A true JPS63117359A (ja) 1988-05-21
JPH0581983B2 JPH0581983B2 (ja) 1993-11-17

Family

ID=17388899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61263395A Granted JPS63117359A (ja) 1986-02-03 1986-11-05 記録再生装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171070A (ja) * 1983-03-18 1984-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置
JPS6196562A (ja) * 1984-10-17 1986-05-15 Clarion Co Ltd テープレコーダーのパックローディング機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171070A (ja) * 1983-03-18 1984-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置
JPS6196562A (ja) * 1984-10-17 1986-05-15 Clarion Co Ltd テープレコーダーのパックローディング機構

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JPH0581983B2 (ja) 1993-11-17

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