JPS6311663Y2 - - Google Patents

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JPS6311663Y2
JPS6311663Y2 JP42780U JP42780U JPS6311663Y2 JP S6311663 Y2 JPS6311663 Y2 JP S6311663Y2 JP 42780 U JP42780 U JP 42780U JP 42780 U JP42780 U JP 42780U JP S6311663 Y2 JPS6311663 Y2 JP S6311663Y2
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JP42780U
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電動機等の保護継電器として、過電
流、逆相、欠相等を検出する三相継電器の試験装
置に関するものである。
最近の受電設備に三相継電器を多数使用する例
が多く、設置に際して一般に行われている試験方
法は水抵抗三台とサイクルカウンタを組み合せた
もので行つているが、その調整は2名が水抵抗、
リレーに1名と合計3名が必要であり、またポリ
製の水抵抗に30A程度流すと数台のテストで水が
湯に変り調整が困難であると同時に一台当りの所
要時間が相当にかかり、特に定期点検のように限
られた時間内のテストは大変であつた。
この考案はこれらの点に鑑みて考案されたもの
で、各相調整及び三相同時調整が簡易、迅速に行
え、かつ被試験三相継電器の接点メータ状態を容
易に確認でき、その上限時特性もパルスカウンタ
で読み取れる極めて便利な三相継電器の試験装置
を提供することを目的としたものである。
以下この考案の一実施例を図について説明する
と、三相交流電源1の出力側に接続した三相の線
路R1,S1及びT1を相互にY接続した三台の単相
摺動形変圧器2,3,4夫々の入力側に接続し、
この間の線路R1,S1及びT1にはノーヒユーズブ
レーカー5、相転換器6、相回転表示灯7を夫々
設け、上記単相摺動形変圧器2,3及び4夫々の
出力側に接続したY形三相摺動形変圧器8の出力
側には線路R2,S2及びT2を接続し、これらの端
部に三相電圧出力端子9を設けている。またこれ
らの線路R2,S2及びT2に接続せしめた三相絶縁
変圧器10の出力側には線路R3,S3及びT3を接
続し、これらの端部には三相電流出力端子11を
接続している。上記三相絶縁変圧器10の出力側
にはR,S及びT相各相に二つの端子を有し、電
圧切替スイツチ12で電圧を切換できるようなな
つている。また上記線路R3,S3及びT3夫々には
単相スイツチ13を有し、任意の相を欠相できる
ものである。三相電圧出力端子9及び三相電流出
力端子11側の線路R2,S2,T2及び線路R3,S3
T3には夫々電圧計14及び電流計15を着脱自
在に設けている。また上記線路R2,S2及びT2
は、これらの各線路を開閉する電磁開閉器16が
設けられている。
また上記線路R1及びT1に接続せしめたトラン
ス17の二次側からは被試験物たる三相継電器内
部の補助リレーに供給する100Vの単相交流補助
電源出力端子18、全波整流回路19を介して
100Vの直流補助電源端子20、及びパルスカウ
ンタ及び接点閉路表示回路21を介して三相継電
器の接点回路用端子22を夫々取り出している。
このパルスカウンタ及び接点閉路表示回路21
には、接点回路用端子22の一方と直列にネオン
ランプ23を接続せしめ、被試験物たる三相継電
器の接点回路の開閉状態をこのネオンランプ23
で確認できるようになつている。またこの回路2
1にはパルスカウンタ24を有し、メインスイツ
チ25をオンすることによりカウンタを開始し、
このパルスカウンタ24と直列に接続した開閉器
26の閉路によつて停止する。この開閉器26は
メイク測定用の接点26aとブレイク測定用の接
点26bとを有し、これらの接点の開閉は三相継
電器の接点回路の閉路により動作する補助リレー
27に規制されている。また三相継電器の接点回
路のメイク、ブレイク夫々の限時特性を測定でき
るよう、各スイツチにオフ、メイク、ブレイクの
各接点を有する多連切替スイツチ28を有してお
り、この多連切替スイツチ28の各スイツチは上
記補助リレー27、開閉器26及び上記電磁開閉
器16の開閉を規制するリレー29に夫々直列に
接続されている。また上記ネオンランプ23と補
助リレー27とは接点回路用端子22の一方に対
し相互に並列となつているが切換スイツチ30を
設けて、ネオンランプ23側か補助リレー27側
のどちらか一方へ回路を選択するようになつてい
る。また上記リレー29は自己保持回路を有し、
これと直列に接続したメインスイツチ25のオン
により動作し、電磁開閉器16が各線路R2,S2
及びT2を閉路する。このリレー29と上記多連
切替スイツチ28との間には上記開閉器26と共
動する開閉器26′を設け、限時特性測定時にお
いて上記多連切替スイツチ28をメイク又はブレ
イク接点に接続しているときは、被試験物たる三
相継電器の接点回路の開閉によつて補助リレー2
7が動作し、開閉器26′のメイク測定用の接点
26′a又はブレイク測定用の接点26′bが開
き、これによつてリレー29の動作が解除され
て、電磁開閉器16が各線路R2,S2及びT2を開
路するものである。なおメインスイツチ25をオ
フにすることによつても同様に各線路R2,S2
びT2が開路する。
この考案は以上の構成であり、三相電圧出力端
子9及び三相電流出力端子11を被試験物たる三
相継電器の端子に夫々接続し、メインスイツチ2
5をオンにして電磁開閉器16を閉じる。そして
単相摺動形変圧器2,3,4によつて各相を調整
し、電源電圧又は負荷側のインピーダンスの不平
衡に対処する。そして三相摺動形変圧器8によつ
て三相を同時調整し、電圧計14及び電流計15
で、電圧、電流値をチエツクし乍ら所望の電圧、
電流を求めることができる。また三相絶縁変圧器
10は変流器二次側の接地と相互干渉のないよう
絶縁トランスを使用し且つ高調波の影響を防ぐた
め△−Y巻線を採用している。また最小動作電流
測定時は低電圧を使用するのが調整し易く、限時
特性測定時は二倍の電圧を使用して三相摺動形変
圧器8の回転角度を少なくして調整できるように
この考案では電圧切替スイツチ12を設け、これ
らの場合の電圧を選択できるようになつている。
さらに被試験物たる三相継電器の接点のメイク状
態を確認するには、接点回路用端子22を三相継
電器の接点端子に接続し、切替スイツチ30をネ
オンランプ23側に接続すれば、三相継電器内の
接点がメイクした際これと直列に接続されたネオ
ンランプ23が点灯する。
さらに限時特性測定にあたつては、切替スイツ
チ30を補助リレー27側に接続し、多連切替ス
イツチ28をオフ接点からメイク接点に切替る。
そしてメインスイツチ25をオンにすると電磁開
閉器16によつて線路R2,S2及びT2が閉路され
ると同時にパルスカウンタ24でカウントが開始
される(なお開閉器26は常時メイク測定用接点
26aが閉路している)。そして三相継電器の接
点がメイクされると補助リレー27が動作して開
閉器26はブレイク測定用の接点26bが閉路
し、メイク測定用の接点26aが閉路する。この
メイク測定用の接点26aの開路によつてパルス
カウンタ24はカウントを停止し、動作時間が測
定できる。この開閉器26のメイク測定用の接点
26aの開路と共動して開閉器26′のメイク測
定用接点26′aも開路し、電磁開閉器16も開
路する。次に接点回路のブレイクの動作時間測定
にあたつては、まず多連切替スイツチ28をブレ
イク接点に切替る。そしてメインスイツチ25を
オンにすると電磁開閉器16が閉路するとともに
パルスカウンタ24でカウントが開始される。そ
の際補助リレー27は三相継電器内部の接点が閉
路されているため動作しており、開閉器26はブ
レイク測定用接点26bが閉路されている。そし
て三相継電器内部の接点がブレイクされると補助
リレー27への通電が止まり、開閉器26のブレ
イク測定用の接点26bが開路し、メイク測定用
の接点26aが閉路する。これによりパルスカウ
ンタ24はカウントを停止し、動作時間が測定で
きる。
以上の如くこの考案は、電動機等の保護用の三
相継電器の諸試験を実施するための種々の装置を
備えたものであり、単相摺動形変圧器2,3,4
によつて各相毎に電圧調整が行え各相のバランス
を整えることができるとともに、三相摺動形変圧
器8によつて三相の電圧の同時調整が行えるた
め、必要な電圧、電流を極めて容易に取り出すこ
とができる。またトランス17によつて三相継電
器内部の接点回路に電源を供給し、かつこの接点
回路の閉路をネオンランプ23等の表示素子で確
認できる極めて便利な試験装置である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はこの
考案のブロツク図、第2図はこの考案の回路図で
ある。 なお図中1は三相交流電源、2,3,4は単相
摺動形変圧器、8は三相摺動形変圧器、9は三相
電圧出力端子、10は三相絶縁変圧器、11は三
相電流出力端子、16は電磁開閉器、17はトラ
ンス、21はパルスカウンタ及び接点閉路表示回
路、22は接点回路用端子、23はネオンラン
プ、24はパルスカウンタ、25はメインスイツ
チ、26は開閉器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三相交流電源1を接続せしめる線路R1,S1
    びT1を夫々自体の入力側に接続せしめた三台の
    単相摺動形変圧器2,3,4をY接続し、これら
    の変圧器2,3,4の出力端をY形の三相摺動形
    変圧器8に接続し、この三相摺動形変圧器8の出
    力端を線路R2,S2及びT2を介して三相電圧出力
    端子9に接続し、上記線路R2,S2及びT2に接続
    した三相絶縁変圧器10の出力側を線路R3,S3
    及びT3を介して三相電流出力端子11に接続し、
    上記線路R1及びT1に接続したトランス17の二
    次側に、三相継電器内部の接点回路に接続する接
    点回路用端子22を設け、かつこの端子22の一
    方と直列に上記接点回路の閉路表示素子を設けた
    ことを特徴とする、三相継電器の試験装置。
JP42780U 1980-01-09 1980-01-09 Expired JPS6311663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP42780U JPS6311663Y2 (ja) 1980-01-09 1980-01-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP42780U JPS6311663Y2 (ja) 1980-01-09 1980-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56102475U JPS56102475U (ja) 1981-08-11
JPS6311663Y2 true JPS6311663Y2 (ja) 1988-04-05

Family

ID=29597271

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JP42780U Expired JPS6311663Y2 (ja) 1980-01-09 1980-01-09

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JPS56102475U (ja) 1981-08-11

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