JPS6311630B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6311630B2
JPS6311630B2 JP109779A JP109779A JPS6311630B2 JP S6311630 B2 JPS6311630 B2 JP S6311630B2 JP 109779 A JP109779 A JP 109779A JP 109779 A JP109779 A JP 109779A JP S6311630 B2 JPS6311630 B2 JP S6311630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
transmission line
transformer
partial discharge
gis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP109779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5593073A (en
Inventor
Masami Ikeda
Tamotsu Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5593073A publication Critical patent/JPS5593073A/ja
Publication of JPS6311630B2 publication Critical patent/JPS6311630B2/ja
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  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電力系統の部分放電測定方法に係
り、特に気中送電線にガス絶縁密閉開閉器と変圧
器とが一体接続される系に好適な測定方法に関す
る。
ガス絶縁密閉開閉器(以下GISという)の一端
に、ガス−油壁貫ブツシングを介して、変圧器が
接続され、GISの他端は気中送電線に接続され
る。かかる電力系において、GISあるいは変圧器
の内部絶縁診断のために内部部分放電を測定する
が、その際気中コロナその他のノイズが気中送電
線より侵入するので、気中送電線側を開路する必
要があつた。すなわち、変圧器内部の部分放電
は、通常変圧器ブツシングのPDコンデンサタツ
プあるいは変圧器巻線中性点で測定され、約
100pcの測定値である。これに対し、前記気中送
電線より侵入する気中コロナや雑音は104〜105pc
に達し、内部の部分放電より100〜1000倍大きい
からである。従つて、GISあるいは変圧器の内部
放電を測定するには、気中送電線を開路し、内部
部分放電により発生するパルスを10〜50μs幅のパ
ルスに変換して測定していた。しかしながら測定
の都度気中送電線を開路するのは煩雑であり、又
常時監視し重大事故を未然に知り適切な対応策を
取ることが難かしい。
本発明は、GISあるいは変圧器を気中送電線に
接続したまま、内部の部分放電を検出する方法を
提供するものであり、以下図面により詳細に説明
する。第1図は本発明の一実施例を示し、第2図
はその動作を説明するための波形図である。図に
おいて、1は変圧器の高圧巻線、2は鉄心、3は
高圧リード、4はガス−油ブツシング、5はGIS
で内部の遮断器、断路器その他の装置は省略され
ている。又6は気中ブツシング、7は気中送電線
でありこれらは主送電路を形成する。10〜14
は内部放電検出部を構成し、10,12は同軸ケ
ーブル、11は遅延回路、13は差動増幅器、1
4はデイスプレイ装置である。気中ブツシング6
のコンデンサ端子から同軸ケーブル10により第
1の入力が遅延回路11を通り差動増幅器13に
入力する。他方ガス−油ブツシング4のコンデン
サタツプから同軸ケーブル12により第2の入力
が差動増幅器に入力する。遅延回路11は第1の
入力を遅延させ、気中送電線よりの信号(雑音)
に関し、前記第1、第2の入力が同相で差動増幅
器13に入力するようにする。すなわちGIS5の
長さlを伝搬する時間Tlだけ遅延させる。差動
増幅器13はコロナ信号から約0.1μsのパルスを
成形し、少なくとも0.3μs離れた2個のパルスを
識別できる分解能を有するものとする。なお同軸
ケーブル10,12は同じ長さのものとするが、
長さが異なるときは遅延回路で調整すればよい。
従つて気中送電線側からの信号に関し差動増幅器
13は出力を生じない。
一方変圧器から発生する内部部分放電パルスに
ついて考えると、同軸ケーブル12に入力するパ
ルスと、GISを通り同軸ケーブル10を経由する
際にTl、遅延回路でTl合計2Tl遅延したパルスと
が差動増幅器13に加わる。ここでGISにおける
伝搬について説明する。特別に長い管路気中送電
の場合を別にして、GISの長さは約100mであり、
GIS内のパルス伝搬速度は約250m/μsである。
従つてGISの中を伝搬するに要する時間Tlは約
0.4μsであり前記2Tlは0.8μsとなる。差動増幅器
13の分解能を0.3μsとしたので、2Tl離れた2個
のパルスは相殺されることなく出力され、デイス
プレイ装置に表示される。この関係を第2図に示
す。第2図のaは同軸ケーブル10の入力、bは
同軸ケーブル12の入力、cは遅延回路11の出
力、dは差動増幅器13の出力を各各表わし、A
群は気中送電線に誘導したコロナパルスの場合
を、B群は変圧器内部に発生した場合を各々示し
ている。A群に示すようにaのパルスは遅延回路
11でTl遅延されcに示すようにbパルスと同
相になるので差動増幅器13で相殺される。一方
B群にあつてはGISを伝搬してTl遅れたaのパル
スは遅延回路でさらにTl遅延され、bのパルス
とは2Tlの位相差となり、差動増幅器13はdに
示すような出力を生ずる。すなわち気中送電線か
らの気中コロナやノイズは相殺されるが、変圧器
内部からのものは、見かけ上2倍の頻度になるも
のの相殺されずに、デイスプレイ装置に表示され
る。
本発明を実施した実器による実験の結果、
10000pc以上の気中コロナが発生する気中送電線
路を接続したままで、100pc以下の変圧器内部部
分放電の検出に成功した。以上の説明では、GIS
の両端部で検出する例を述べたが、GIS内で十分
離れた所に取り付けた2個のコンデンサから検出
し、遅延回路11の遅延時間を該2個のコンデン
サ間の伝搬時間Tl′に相当するものとしてもよい
ことはいうまでもない。
以上述べたように、本発明によれば変圧器等を
送電線に接続した状態で、変圧器内部における部
分放電を測定できるので随時監視し易く、送電系
統の保守を容易にし、その信頼性を著るしく高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は第1図の動作を説明するための波形図であ
る。 4……ガス−油ブツシング、5……GIS、6…
…気中ブツシング、10,12……同軸ケーブ
ル、11……遅延回路、13……差動増幅器、1
4……デイスプレイ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 気中送電線に開閉器を介して変圧器が接続さ
    れる電力系の部分放電測定方法において、気中送
    電線側に設けた検出端部より遅延回路を介した第
    1の入力と、変圧器側検出端部よりの第2の入力
    とを差動増幅器に加え、差分を検出表示するよう
    構成し、前記気中送電線からの入力に対し、前記
    第1、第2の入力が同相になるように前記遅延回
    路の遅延時間を定めることを特徴とする部分放電
    の測定方法。 2 気中送電線側の検出端部と、変圧器側の検出
    端部とを、又はそのいずれか一方を、絶縁密閉開
    閉器内に設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の部分放電測定方法。
JP109779A 1979-01-08 1979-01-08 Partial discharge measuring method Granted JPS5593073A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP109779A JPS5593073A (en) 1979-01-08 1979-01-08 Partial discharge measuring method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP109779A JPS5593073A (en) 1979-01-08 1979-01-08 Partial discharge measuring method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5593073A JPS5593073A (en) 1980-07-15
JPS6311630B2 true JPS6311630B2 (ja) 1988-03-15

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ID=11491976

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JP109779A Granted JPS5593073A (en) 1979-01-08 1979-01-08 Partial discharge measuring method

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121984U (ja) * 1984-07-16 1986-02-08 株式会社明電舎 内部放電検出装置
KR100473626B1 (ko) * 2002-10-31 2005-03-11 한국전기연구원 미소 부분방전 측정장치

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Publication number Publication date
JPS5593073A (en) 1980-07-15

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