JPS6311578Y2 - - Google Patents

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JPS6311578Y2
JPS6311578Y2 JP15107882U JP15107882U JPS6311578Y2 JP S6311578 Y2 JPS6311578 Y2 JP S6311578Y2 JP 15107882 U JP15107882 U JP 15107882U JP 15107882 U JP15107882 U JP 15107882U JP S6311578 Y2 JPS6311578 Y2 JP S6311578Y2
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JP
Japan
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unit member
core material
layer
hollow part
door gasket
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JP15107882U
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JPS5955386U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案の冷蔵庫のドアガスケツトに係わり、更
に詳しくはガスケツト本体を構成する各々の単位
部材の第一層の中空部の下方に形成された第二層
の中空部の両端部に嵌挿する芯材に特徴を有する
冷蔵庫のドアガスケツトに関する。
従来冷蔵庫のドアガスケツトに要求される点は
種々あるが、中でも要求されるのはシール性能で
ある。この要求を満たす為に例えば第7図に示す
如く矩形状に形成されているガスケツト本体1を
構成するドア側に位置する単位部材Aと上部に位
置する単位部材Cの溶着箇所イと上記単位部材A
と下部に位置する単位部材Bの溶着箇所ロ、及び
ヒンジ側に位置する単位部材Bの中央箇所ハを高
くする工夫が成されており、逆に上部に位置する
単位部材Cとヒンジ側の単位部材Bの溶着箇所
ニ、及び下方に位置する単位部材Dとヒンジ側に
位置する単位部材Bの溶着箇所ホを相対的に低く
する工夫が成されている。
この工夫を満足させる為に上記単位部材A,B
はその高さh1を第8図のに示す如く高くし、単
位部材C,Dの高さh2はそれに比して第8図の
に示す如く低く形成し、これを互いに矩形に溶着
するに際しては次のようにしている。即ち単位部
材Aと単位部材Cを溶着するに際しては低い方の
単位部材Cの端部をより高くふくらませて単位部
材Aの端部に突き合わせて溶着し、同様に単位部
材Aと単位部材Dの溶着箇所ロも同様に単位部材
Dの端部をふくらませて単位部材Aの端部に突き
合わせて溶着していた。他方低い箇所ニに於いて
は単位部材Cの端部に対し単位部材Bの端部が突
き合うように単位部材Bの端部を低く押えて溶着
していた。単位部材Bと単位部材Dの溶着箇所ホ
も同様に単位部材Bの端部を低く押えて溶着して
いた。さてこのように各々の単位部材A,B,
C,Dの端部を高くしたり低くしたりして溶着す
る為に従来は各々の単位部材の2番目の中空部の
両端部にスポンジ体の芯材を嵌挿してその要請に
こたえるようにしていた。ところがスポンジの反
発弾性は小さいので溶着箇所の高い方、即ち単位
部材の端部をふくらませる場合と、低い方即ち単
位部材の高さを低く押える場合の両方を同一の芯
材により同時に満足させるような反発弾性を得る
ことができなかつた。その為に溶着時に、単位部
材の種類に応じて別々の金型を使用しなければな
らず、又芯材も溶着箇所に応じて別々のものを入
れて溶着していた。その為に多くの金型を要する
と共に溶着作業に手数がかかつた。又上記芯材を
各々の単位部材A,B,C,Dの2番目の中空部
に嵌挿する際に、スポンジ体は長手方向に対して
腰が弱いので嵌挿しにくく、作業能率の向上を図
ることが困難であつた。
本考案は述上の点に鑑み成されたものでありそ
の要旨とする所は、少くとも第一層の中空部と、
その第一層の中空部に対して非連通なるものの、
その下方に接続される第二層の中空部2を有する
単位部材A,B,C,Dの各々の端部を互いに溶
着して全体形状四辺形の形と成す冷蔵庫のドアガ
スケツトに於いて、上記単位部材の第二層の中空
部の両端に軟質塩化ビニールにて形成された弾復
元力に富むパイプ形状の芯材を嵌挿した冷蔵庫の
ドアガスケツトであつてその目的とする所は、
冷蔵庫のガスケツトを構成する4本の単位部材を
矩形に溶着するに際し共通の金型等を用いること
ができるようにして溶着の作業性を著しく改善す
るにあり、又芯材を各々の単位部材の2番目の
中空部に嵌挿する作業を容易にできるようにする
にあり、総じてドアガスケツトの生産性を格段に
向上するにある。
次に添付図面に従い本考案の実施例を詳述す
る。
第1図はドアガスケツト本体1を構成する各々
の単位部材A,B,C,Dは各々第一層の中空部
の下に、その第一層の中空部に対して非連通なる
ものの、第二層の中空部2が一体的に接続され、
その第二層の中空部2の両端部に嵌挿する為の芯
材3の一つの例を示したものである。即ち当該芯
材3は軟質塩化ビニールを用いて円錐状に形成し
たものであり、例えば長さを3cm〜5cm程度、直
径を略1cm程度に形成し、次第に先細の形状にし
てある。そしてその成型法は例えば熱硬化性を有
するPVCペーストレジンの中に、熱した型棒を
突き差してPVCペーストレジンを熱により型棒
のまわりに硬化付着せしめ、次いでこの周面に
PVCペーストレジンが付着した型棒を乾燥機の
中に入れて高温に熱して上記PVCペーストレジ
ンを更に硬化せしめて脱型するデイツプイング成
型法にて成型する。次いで第2図は他の芯材3を
示したものであり、上記第1図に示した芯材3と
実質的に同一のものであるが一方から他方にかけ
て同径のパイプ形状を有し、押し出し成型法によ
り加工したものを順次一定長に切断して芯材3と
したものである。さてこのようにして形成した芯
材3の用い方を第1図に示したものにより説明す
ると、先ずガスケツト本体1を構成する各々の単
位部材A,B,C,Dの第2層の中空部2に嵌挿
する。その嵌挿する場合に本考案はガスケツトを
構成する軟質塩化ビニール製のパイプなので長手
方向u−wに対しては腰が強く、第2層の中空部
2の端部にスムースに嵌挿することができ嵌挿作
業の能率を向上させることができる。次いで単位
部材Aに対して単位部材Cを溶着する場合につい
て説明する。(単位部材Aと単位部材Dも同様で
ある)この場合前述したように、ドア側に位置す
る単位部材Aの上部イ及び下部ロは高く保持しな
ければならないから低い方の単位部材Cの方を高
くして高い方の単位部材Aの端部に突き合わせ
る。この場合、嵌挿した芯材3は弾復元力に富む
ので低い方の単位部材Cの端部を第5図に示す如
く背のびしてふくらませることができるから高い
単位部材Aの端部に一致させて突き合かすことが
できる。この場合単位部材Aの端部はその必要な
高さを保つた範囲内で適宜金型によつてその高さ
を制約される。それ故に同一の芯材を用いた上で
同一の金型を用いて上記の溶着を行なうことがで
きる。次いでヒンジ側に位置する単位部材Bと上
部に位置する単位部材Cを溶着する場合について
説明する。(単位部材Bと単位部材Dの場合も同
様である。)この場合は前述したようにヒンジ側
に位置する単位部材Bの上部ニ及び下部ホは低く
する必要があるので高い方の単位部材Bの端部を
押さえて低い方の単位部材Cの端部に合わせて突
き合わせる。このように高い場合には、芯材3は
軟質塩化ビニールを用いてパイプ形状に形成して
あるので形状変化の許容範囲が大きいのでの許容
範囲内に於いては押圧することにより高い方の単
位部材Bの端部を低い方の単位部材Cに合わせて
溶着することができる。
以上詳述した如く本考案は、冷蔵庫のドアガス
ケツトに於いて、ドアガスケツト本体1を形成す
る各々の単位部材A,B,C,Dの2番目の中空
部2の両端部に軟質塩化ビニールにて形成された
弾復元力に富むパイプ形状の芯材3を嵌挿した冷
蔵庫のドアガスケツトなので冷蔵庫のドアガス
ケツト本体1を構成する4本の単位部材A,B,
C,Dを矩形に溶着するに際し共通の金型等を用
いることができるようになり、それにより溶着の
作業性を著しく改善することができ、又芯材3
を各々の単位部材A,B,C,Dの2番目の中空
部2に嵌挿する作業が容易にできるようになり、
総じて生産性を格段に向上させることができる冷
蔵庫ドアのガスケツトを提供する等種々の利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は円
錐形状の芯材の断面図、第2図は円筒形状の芯材
の断面図、第3図は各々の単位部材の平面図、第
4図は一部破断部を含むガスケツト本体の平面
図、第5図は、芯材を嵌挿した状態の単位部材の
側面図、第6図は溶着の一例を示す平面図、第7
図は従来のドアガスケツトの平面図、第8図の
は第7図のX−X線に沿う断面図、第8図のは
Y−Y線に沿う断面図を示している。 1……ガスケツト本体、2……第2層の中空
部、3……芯材、A,B,C,D……単位部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少くとも第一層の中空部と、その第一層の中
    空部に対して非連通なるものの、その下方に接
    続される第二層の中空部2を有する単位部材
    A,B,C,D、の各々の端部を互いに溶着し
    て全体形状四辺形の形とする冷蔵庫のドアガス
    ケツトに於いて、上記各々の単位部材A,B,
    C,Dの第二層の中空部2の両端部に軟質塩化
    ビニールにて形成された弾復元力に富むパイプ
    形状の芯材3を嵌挿したことを特徴とする冷蔵
    庫のドアガスケツト。 (2) 上記芯材3の形状を先端に行くに従い次第に
    細くなるように形成した円錐形状としたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の冷蔵庫のドアガスケツト。 (3) 上記芯材3の形状を円筒形のパイプ形状とし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の冷蔵庫のドアガスケツト。 (4) 上記芯材3をデイツプイング成型法により成
    型することを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の冷蔵庫のドアガスケツト。
JP15107882U 1982-10-05 1982-10-05 冷蔵庫のドアガスケツト Granted JPS5955386U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15107882U JPS5955386U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 冷蔵庫のドアガスケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15107882U JPS5955386U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 冷蔵庫のドアガスケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955386U JPS5955386U (ja) 1984-04-11
JPS6311578Y2 true JPS6311578Y2 (ja) 1988-04-04

Family

ID=30334891

Family Applications (1)

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JP15107882U Granted JPS5955386U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 冷蔵庫のドアガスケツト

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JPS5955386U (ja) 1984-04-11

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