JPS63113979A - 光ディスク装置の欠陥管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は光ディスク装置に於ける欠陥ブロックの代替機
構に特徴をもつ光ディスク装置の欠陥管理方式に関する
。

（従来の技術） 従来、光ディスクのような〜Ｖ　ＯＲＭ（Ｗｒｉｔｅ　
０ｎｃｅ　ｒｅａｄ　ｆｆ１ＬＩｌｔｉｐ１８）デバイ
スに対するデータ管理は、第５図（ｂ）に示すように、
ＷＯＲＭメディアのデータ領域をユーザデータ領域（Ｕ
Ａ）と、代替情報テーブル領域及び代替データ領域をも
つ管理データ領域（ＳＡ）とに区別し、欠陥ブロック（
データが正常に占込めないブロック等）が発生する度に
、上記管理データ領域（ＳＡ）内に設けた管理テーブル
の更新処理を行ない、又、読出し時には常に上記管理テ
ーブルの値を参照しながらデータの読出しを行なうため
、通常の読出し処理時には、テーブル参照時間分、又、
欠陥管理を行なっていた場合には、２回シーク分の無駄
な処理時間（平均シーク距１’ｉｌｔ；１／２フルシー
ク分）×２回分の処理時間を要するとい・　う欠点があ
った。

（発明が解決しようとする問題点） 上＞ｉＬしたように、従来では欠陥管理のためのシーク
動作による無駄な処理時間が介在し装置全体の処理能力
低下の大きな要因となっていた。

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、欠陥管理に伴
う無駄なシーク動作を無くし、装置全体の処理速度を高
速化できる光ディスク装置の欠陥管理方式を提供するこ
とを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段及び作用）本発明は、記
憶媒体上に、ＷＯＲＭデバイス内に持つバッファメモリ
のサイズを単位として同サイズ内に少なくとも１個の代
替ブロックを用意し、欠陥発生時に同欠陥ブロックを上
記代替ブロックと関連付けて欠陥ブロックを代替ブロッ
クが代替する構成としたもので、これにより、通常発生
し易い欠陥ブロックに対して発生する、正常データ領域
から代替処理領域へのブロック代替処理、及びその逆の
ブロック代替処理に伴う無駄なシーク動作を無くし、エ
ラー発生時の処理を高速化できる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図（ａ）乃至（Ｃ）、及び第５図（ａ）はそれぞれ
本発明の詳細な説明するための図である。第１図＜ａ）
に於いて、１１は第５図（ａ）に示す記憶媒体上のユー
ザデータ領域（ＵＡ）に読み毎きされるデータを複数ブ
ロック分（最大ｎブロック分）貯えるバッファメモリで
ある。同図（ｂ）及び（Ｃ）はそれぞれ上記ユーザデー
タ領［（ＵＡ）上に割付けられる上記バッファメモリ１
１のサイズ（ｎブロック分）に対応した大きさのデータ
領域（以下バッファサイズ領域と称す）を示したもので
、同図（ｂ）は、バッファサイズ領域１２ｍ毎に１個の
代替処理用ブロック（ＳＢ）を設けた例、同図（Ｃ）は
、バッフ７サイズ領域１２（２）毎に２個の代替処理用
ブロック（ＳＢ）が設けた例がそれぞれ示されている。

即ち、第１図（ｂ）に示すバッファサイズ領域１２（１
）にはｎ−１個のユーザデータ用ブロック（ＵＢ）に対
して１個の代替処理用ブロック（ＳＢ＞が用意され、同
図（Ｃ）に示すバッフ７サイズ１ｊｌｉ域１２（２）に
はｎ−２個のユーザデータ用ブロック（ＵＢ）に対して
２個の代替処理用ブロック（ＳＢ、８Ｂ）が用意される
。

尚、第５図（ａ）に於いて、ＳＡはＣＲＣエラー以外の
エラーのためにブロックアクセスができないとき、及び
バッファサイズ領域１２毎に用意された代替処理用ブロ
ック（ＳＢ）が不足したとき等に使用（アクセス）され
る、代替ブロック領域と代替情報テーブル領域を含む管
理データ領域である。

第２図は本発明の一実施例に於ける１個のユーザデータ
用ブロック（ＵＢ）の構成を示すもので、ここでは各ブ
ロック毎に、同ブロックが欠陥ブロックとなったとき代
替処理用ブロック（ＳＢ）を指定するための代替ヘッダ
部が設けられる。具体的には、図示するように、１個の
ユーザデータ用ブロック（ｔＪＢ）が、ユーザデータの
アドレス位置を表わすブロックヘッダ部３１と、ユーザ
データを記憶するユーザデータ部３２と、ユーザデータ
に対するエラーコレクションコードを記憶するエラーコ
レクションコード部３３と、このブロックの内容に異常
が生じた際に同ブロックを代替する先の代替ブロックア
ドレスを記憶する代替ヘッダ部３４とにより構成される
。尚、上記代替処理用ブロック（ＳＢ）は上記ユーザデ
ータ用ブロック（ＵＢ）とは別個のアドレス体系をもっ
て管理される。

第３図及び第４図はそれぞれ上記一実施例の動作を説明
するためのもので、第３図は書込み処理を示すフローチ
ャート、第４図は読出し処理を示すフローチャートであ
る。

ここで上記各図を参照して一実施例の動作を説明する。

１）、データ書込み処理 先ず、第３図に示すフローチャートを参照してデータの
書込み処理動作を説明する。

上位の装置（ホスト側のデバイス）より送出された複数
ブロックの書込みデータは最大ｎブロックをもってバッ
ファメモリ１１に貯えられた後、所定の書込み処理によ
って記録媒体上のユーザデータ領域（ＵＡ）に書込まれ
る（第３図ステップ８１　）。

このデータブロックの書込みが終了したならばその処理
が正常終了しているか否かを６１　ａするための書込み
チェックを行ないく第３図ステップＳ２）、正常ならば
そのデータブロックに対する書込み処理を終了し、次の
ブロック書込みに備える。

又、上記書込み処理に於いて異常を検出したときは、そ
の異常の生じた欠陥ブロックの代替ヘッダ部３４に代替
先のブロックアドレス、即ち自己ブロックが含まれるバ
ッファサイズ領域内の代替処理用ブロック（ＳＢ）を指
定するアドレスが書込まれ、（第３図ステップＳ３）、
続いて上記欠陥ブロックに書込まれたデータがバッファ
メモリ１１より再度読出されて同データが上記欠陥ブロ
ックの代替ヘッダ部３４で指定される代替処理用ブロッ
ク（ＳＢ）に書込まれる（第３図ステップＳ４）。

この代替処理用ブロック（ＳＢ）へのデータの書込みが
終了したならばその処理が正常終了しているか否かを確
認するための書込みチェックを行ないく第３図ステップ
Ｓ５）、正常ならばそのデータブロックに対する書込み
処理を終了し、次のブロック書込みに備える。

又、この書込み処理に於いて異常を検出したときは、そ
の異常の生じた欠陥ブロック（代替処理用ブロック（Ｓ
Ｂ））に代えて管理データ領域（ＳＡ）に再度代替処理
を実施して同領域内の代替ブロックに上記同様のデータ
を書込み、そのデータブロックの書込み処理を終了する
（第３図ステップ８Ｇ）。

２）、データ読出し処理 次に、第４図に示すフローチャートを参照してデータの
読出し処理動作を説明する。

上位の装置の指定に従いユーザデータ領域（ＵＡ）より
読出されたユーザデータ用ブロック（ＵＢ）のデータは
バッファメモリ１１に貯えられた後、エラーコレクショ
ンコード部３３の内容をもとにエラーチェックされ（第
４図ステップ８１１゜８１２）、読込みエラーが発生し
なければ、上記バッファメモリ１１に貯えられたデータ
を上位の装置に転送してそのブロック読出し処理を終了
する。

又、上記読出し処理に於いて異常を検出したときは、そ
の異常の生じた欠陥ブロックの代替ヘッダ部３４に記憶
されているブロックアドレスに従う代替処理用ブロック
（ＳＢ）よりデータを読出して同データをバッファメモ
リ１１に占込み、バッファメモリ１１のデータを書換え
て同データを上位の装置に転送し、そのブロック読出し
処理を終了する（第４図ステップ５１４）。

上述した如く、ユーザデータ用ブロック（ＵＳ）の欠陥
に対してユーザデータ領ｔｉｆｆｉ　（ＵＡ）内の対応
する代替処理用ブロック（ＳＢ）が代替することにより
、従来行なわれていた［平均１／２フルシークを２回実
施する処理時間］を省いて欠陥処理を含むブロックデー
タのリード／ライト処理を高速化でき、低速Ｉ１０の処
理性能を向上できる。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、記録媒体上に管理
データ領域とユーザデータ領域を形成し所定サイズのブ
ロック単位でデータを読み書きする礪構と上記記録媒体
上で読み書きされる複数ブロックのデータを貯えるデー
タバッファと上記記録媒体上の欠陥ブロックを検出する
手段とを有してなる光ディスク装置に於いて、上記ユー
ザデータ領域に上記データバッファのサイズを単位に少
なくとも１つの代替ブロックを割付ける手段と、上記ユ
ーザデータ領域へのデータ内込み時に欠陥が検出された
とき同欠陥ブロックを対応するバッファサイズ内の代替
ブロックに置換える手段とを有してなる構成としたこと
により、欠陥管理に伴う無駄なシーク動作を無くして装
置全体の処理速度を高速化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図はそれぞれ本発明の詳細な説明するた
めのもので、第１図はバッファメモリと、ユーザデータ
領域上に於ける上記バッファメモリのサイズに対応した
大きさのデータ領域のブロック構成を示す図、第２図は
一実施例に於ける１個のユーザデータ用ブロックの構成
を示す図、第３図は上記実施例に於ける霞込み処理のフ
ローチャート、第４図は同読出し処理のフローチャート
、第５図（ａ）（ｂ）は記録媒体上に於けるユーザデー
タ領域と管理データ領域との関係を本発明による方式と
従来の方式とで対比して示す図である。 １１・・・バッファメモリ、１２・・・バッファサイズ
領域（ｎブロン９分のデータ領域）、３１・・・ブロッ
クヘッダ部、３２・・・ユーザデータ部、３３・・・コ
レクションコード部、３４・・・代替ヘッダ部、ｔＪＡ
・・・ユーザデータ領域、Ｓ△・・・管理データ領域、
ＵＢ・・・ユーザデータ用ブロック、ＳＳ・・・代替処
理用ブロック。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２図 第３図 （ａ） 第５ （ｂ） 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、記録媒体上に管理データ領域とユーザデータ領
   域を形成し所定サイズのブロック単位でデータを読み書
   きする機構と上記記録媒体上で読み書きされる複数ブロ
   ックのデータを貯えるデータバッファと上記記録媒体上
   の欠陥ブロックを検出する手段とを有してなる光ディス
   ク装置に於いて、上記ユーザデータ領域に上記データバ
   ッファのサイズを単位に少なくとも１つの代替ブロック
   を割付ける手段と、上記ユーザデータ領域へのデータ書
   込み時に欠陥が検出されたとき同欠陥ブロックを対応す
   るバッファサイズ内の代替ブロックに置換える手段とを
   具備してなることを特徴とする光ディスク装置の欠陥管
   理方式。
2. （２）、上記記録媒体上のデータブロックそれぞれに代
   替先ヘッダ部を設け、欠陥検出時に同ブロック内の代替
   先ヘッダ部に代替先ブロックアドレスを書込む特許請求
   の範囲第１項記載の光ディスク装置の欠陥管理方式。
3. （３）、上記欠陥ブロックが対応するバッファサイズ内
   に用意された代替ブロック数を越えるとき、その代替ブ
   ロックを上記管理データ領域に置く特許請求の範囲第１
   項記載の光ディスク装置の欠陥管理方式。