JPS6311396Y2 - - Google Patents

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JPS6311396Y2
JPS6311396Y2 JP17511584U JP17511584U JPS6311396Y2 JP S6311396 Y2 JPS6311396 Y2 JP S6311396Y2 JP 17511584 U JP17511584 U JP 17511584U JP 17511584 U JP17511584 U JP 17511584U JP S6311396 Y2 JPS6311396 Y2 JP S6311396Y2
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JP
Japan
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armature
main body
plate
rotating
hub
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JP17511584U
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JPS6189528U (ja
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車用空気調和装置の冷媒
圧縮機等に使用される電磁クラツチに関するもの
である。
(従来技術及びその問題点) 従来、例えば自動車用空気調和装置の冷媒圧縮
機等に使用される電磁クラツチに使用されるアー
マチユアは通常一枚の円板で、該円板の同心円上
に位置して周方向に間隔を存して複数個の円弧状
孔を穿設して外部より内部に磁束が直接通過する
のを防止していたが、相隣り合う円弧状孔の間の
ブリツジ部(連結部)から磁束が漏洩するという
不都合があつた。かかる不都合を解消すべく、ア
ーマチユアを一定の間隙を保つ同心状の内外2枚
のプレートによつて構成した電磁クラツチが実公
昭48−15646号に記載されているように公知であ
る。しかしながらこの従来例においては、アーマ
チユアの内外プレートを板ばねと橋架板とで連結
保持する構成のため、前述の磁束の漏洩は解消で
きたものの、各プレートは金属製であるためその
作動音即ち回転主体への吸着音が大きく、騒々し
いという不都合があつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、ア
ーマチユアにおいて励磁コイルによつて発生する
磁束の漏洩と回転主体への吸着音即ち作動音を
夫々低減させるようにした電磁クラツチを提供す
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成ために本考案においては、機関
等の駆動源により回転駆動される回転主体と、該
回転主体に相対して配置したアーマチユアとを励
磁コイルの磁気回路に包含し、該励磁コイルへの
通電によつて前記回転主体に前記アーマチユアを
吸着して前記回転主体と前記アーマチユアとを一
体に回転させることにより、前記アーマチユアと
圧縮機等の従動機器の回転軸に連結したハブ等を
介して前記従動機器の回転軸を回転可能とする電
磁クラツチにおいて、前記アーマチユアのプレー
トを2極ごとに同心状且つ互いに間隙を介して分
離した複数枚のプレートに分割構成し、反回転主
体側に前記アーマチユアと対向させて保持板を設
けると共に前記アーマチユアと前記持板との間に
非磁性弾性部材を介装させ、これら3者を板ばね
で前記ハブに連結保持した構成としたものであ
る。
(考案の実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図において、1は図示しない機関等の駆動
源により回転駆動される回転主体で、該回転主体
1はプーリ2、励磁コイル3を内蔵するコ字形断
面をもつ環状鉄心4及び軸受5から構成されてい
る。前記プーリ2は前述の駆動源りVベルト(図
示せず)を介して駆動されるようになつている。
該プーリ2の円板部2′には周方向に例えば2本
のスリツト6,7が穿設され、非磁性部を形成し
ている。前記励磁コイル3は図示しない外部電源
に接続されており、その外部を環状鉄心4、プー
リ2、後述するアーマチユア8を包含するジグザ
グ状の磁気回路9(第1図中破線で図示)が取り
囲んでいる。上述の回転主体1の回転軸心部には
ハブ10を介して圧縮機等の従動機器(図示せ
ず)の回転軸11が前記軸受5によつて前記回転
主体1に対して回転自在に嵌合されている。該回
転軸11の外方端はナツト12によつてハブ10
に螺着されている。
前記回転主体1の外方には該回転主体1と一定
の間隔gを介してアーマチユア8が対設されてい
る。該アーマチユア8は間隙13を介する同心状
の内外2枚のプレート14,15に分割構成され
ている。このアーマチユア8の反回転主体側には
アーマチユア8と略同径円板状の銅など金属製の
保持板16がゴム等の非磁性弾性部材17を介し
て前記アーマチユア8全面に亘つて装着されてお
り、該アーマチユア8の内プレート14がリベツ
ト18aによつて保持板16に固着されている。
該保持板16は前記ハブ10と略均一面とされ、
該保持板16の内周面と前記ハブ10の外周面と
の間には所定間隔を存している。一方、該保持板
16の外方には、一端が前記保持板16の外周部
にリベツト18bによつて固着され他端がリベツ
ト18cによつてハブ10に固着された略長方形
のばね板19が径方向に沿い且つ周方向に所定の
間隔を存して複数本装着されている。前記リベツ
ト18bはアーマチユア8の外プレート15から
前記ばね板19までを共に固着している。つま
り、アーマチユア8の内プレート14はリベツト
18aによつて、同外プレート15はリベツト1
8bによつて夫々保持板16に固着され、該保持
板16はリベツト18cよつてハブ10に固着さ
れていることになり、斯くしてアーマチユア8は
ばね板19によつてハブ10に固着されているこ
とになる。各ばね板19の一端は前記アーマチユ
ア8の外径よりもやや短めに設定され、回転時に
じやまにならないようになつている。
尚、前記内プレート14のプーリ2への吸着面
14a及び外プレート15のプーリ2への吸着面
15aの所定部位及び前記間隙13はアーマチユ
ア8の回転主体1への吸着時に前記プーリ2のア
ーマチユア側端面2aと接触するように設定され
ており、前述のジグザグ状の磁気回路9が形成さ
れるようになされている。
(作用) 次に上記構成の電磁クラツチの作用を説明す
る。
駆動源から図示しないVベルトによつて回転駆
動されている回転主体1において、励磁コイル3
に通電されると磁気回路9に磁束が生じ、これに
よつてアーマチユア8が回転主体1に吸着し、回
転主体1の回転をアーマチユア8から保持板1
6、板ばね19、ハブ10の経路で回転軸11に
伝達し、該回転軸11の回転によつて圧縮機等の
従動機器が作動開始する。このときアーマチユア
8の内外プレート14,15の間に介在する間隙
13即ち非磁性部は周方向に全周に亘つて形成さ
れているため、磁気回路9における間隙13を囲
す磁束の流れが他に漏洩することなく前記回路9
の通りに進む。又アーマチユア8の吸着作動時の
衝撃は非磁性弾性部材17により緩和されるから
衝撃音が低減される。
尚、上記実施例においては本考案を4極の電磁
クラツチに適用した場合について説明したが、こ
れらに限られることなく、6極以上のものについ
てもその趣旨は変わるものではない。
(考案の効果) 以上詳述した如く本考案によれば、機関等の駆
動源により回転駆動される回転主体と、該回転主
体相対して配置したアーマチユアとを励磁コイル
の磁気回路に包含し、該励磁コイルへの通電によ
つて前記回転主体に前記アーマチユアを吸着して
前記回転主体と前記アーマチユアとを一体に回転
させることにより、前記アーマチユアと圧縮機等
の従動機器の回転軸に連結したハブ等を介して前
記従動機器の回転軸を回転可能とする電磁クラツ
チにおいて、前記アーマチユアのプレートを2極
ごとに同心状且つ互いに間隙を介して分離した複
数枚のプレートに分割構成し、反回転主体側に前
記アーマチユアと対向させて保持板を設けると共
に前記アーマチユアと前記保持板との間に非磁性
弾性部材を介装させ、これら3者を板ばねで前記
ハブに連結保持したので、アーマチユアの回転主
体への吸着音が低減されると共に、励磁コイルか
ら発生する磁束の漏洩が防止され且つ磁束が複数
回アーマチユアのプレートを通るので、アーマチ
ユアの回転主体への吸着特性が強まる等の効果が
あり、又組付けも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した電磁クラツチの縦断
面図、第2図は第1図に示すアーマチユア及び保
持板の一部切欠正面図を示す。 1……回転主体、3……励磁コイル、8……ア
ーマチユア、10……ハブ、14,15……アー
マチユアのプレート、17……非磁性弾性部材、
19……板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関等の駆動源により回転駆動される回転主体
    と、該回転主体に相対して配置したアーマチユア
    とを励磁コイルの磁気回路に包含し、該励磁コイ
    ルへの通電によつて前記回転主体に前記アーマチ
    ユアを吸着して前記回転主体と前記アーマチユア
    とを一体に回転させることにより、前記アーマチ
    ユアと圧縮機等の従動機器の回転軸に連結したハ
    ブ等を介して前記従動機器の回転軸を回転可能と
    する電磁クラツチにおいて、前記アーマチユアの
    プレートを2極ごとに同心状且つ互いに間隙を介
    して分離した複数枚のプレートに分割構成し、反
    回転主体側に前記アーマチユアと対向させて保持
    板を設けると共に前記アーマチユアと前記保持板
    との間に非磁性弾性部材を介装させ、これら3者
    を板ばねで前記ハブに連結保持したことを特徴と
    する電磁クラツチ。
JP17511584U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPS6311396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17511584U JPS6311396Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17511584U JPS6311396Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6189528U JPS6189528U (ja) 1986-06-11
JPS6311396Y2 true JPS6311396Y2 (ja) 1988-04-04

Family

ID=30732719

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17511584U Expired JPS6311396Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237294Y2 (ja) * 1985-06-24 1990-10-09
JPH0674815B2 (ja) * 1987-05-15 1994-09-21 株式会社日立製作所 電磁クラッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6189528U (ja) 1986-06-11

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